2017年7月6日更新

『終わりのセラフ』クルル・ツェペシは結局どうなったのか?【ネタバレ注意】

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『終わりのセラフ』クルルがかわいい!

  2015年に放送されたアニメ『終わりのセラフ』。未知のウイルスに大人の人口が激減し吸血鬼に支配されてしまった世界で、人間と吸血鬼が残酷な戦いを繰り広げる物語です。 そんな『終わりのセラフ』の中で、日本を統治する吸血鬼の女王がクルル・ツェペシです。 吸血鬼の血を引く貴族のうちの第3位始祖。常に女王らしい不遜な態度をとり、かわいいルックスからは象像できない圧倒的な力を持つ上級貴族の吸血鬼です。 吸血鬼の特徴である尖った耳と鋭い犬歯、赤色の瞳を持ち、薄いピンク色の髪をツーサイドアップにしたヘアスタイルで、肩や胸元などを露出したロリっ娘風の服装。見た目は幼い少女ですが、実は数百年もの長い年月を生きています。 一つ目のコウモリのような生き物を連れていて、これはアルカーヌという名前です。

クルル・ツェペシの目的は?

  クルルは吸血鬼の女王でありながら、人間側の「終わりのセラフ」の研究に関与していました。 この研究は、かつて日本で最大の勢力を誇っていた宗教呪術組織の百夜教が、百夜孤児院の子どもたちを被験者として実験していた最大禁忌の研究です。百夜教は大規模破壊呪術兵器を完成させようとしていました。 本来ならば、吸血鬼を脅かす力となり得る百夜孤児院の子どもたちを皆殺しにするところ、クルルは彼らを生かし助ける行動をします。何らかの目的があり「終わりのセラフ」を手に入れたがっているようですが、 詳細はまだ明らかになっていません。

クルルとミカエラの関係は?

  百夜ミカエラは百夜孤児院で暮らしていた少年で、彼の親友・百夜優一郎やほかの孤児院の子どもたちと共に吸血鬼の地下都市で囚われの身となっていました。 ある時、ミカエラたちは地下都市からの脱出を試みますが、吸血鬼のフェリドに見破られ失敗。優一郎ひとりはなんとか脱出できたものの、ミカエラは瀕死の重傷を負い、ほかの子どもたちは命を落とします。 そこでミカエラを助けたのが、女王クルル。自分の血をミカエラに与え、吸血鬼として復活させました。以降、ミカエラはクルルの配下となり、決して人間の血を飲もうとしないミカエラに自身の血を分け与え続けています。 孤児院の仲間を殺した吸血鬼に激しい恨みを持つミカエラですが、彼女にだけは感謝の気持ちがあるようです。

クルルと阿修羅丸は家族?

  阿修羅丸は、百夜ミカエラの親友である百夜優一郎が持つ吸血鬼を倒すための特殊武器「鬼呪装備(きじゅそうび)」に宿っている鬼です。この阿修羅丸は、元はアシェラ・ツェペシという名の吸血鬼でした。 クルルが、かつて何らかの事情で失踪した兄のアシェラ・ツェペシを長年探していることが小説版で語られているため、阿修羅丸が兄ということになりそうです。

クルルはどうなった?生きてるの?

  名古屋空港での決戦時、柊暮人率いる日本帝鬼軍は「終わりのセラフ」実験を試みます。吸血鬼を凌駕する強大な力の天使が召喚された混乱の中、クルルは部下のフェリド・バートリーらから「終わりのセラフ」に関わった裏切り者として攻撃を受けます。 アニメではフェリドらに倒された後の生存までは触れられていません。しかし、漫画版ではクルルは捕えられ生きている様子が描かれており、その後の展開に注目です。

クルルの声優は?

  クルルの声を務めたのは、声優や歌手として活躍している悠木碧(ゆうき・あおい)です。 悠木碧は、千葉県出身で、1992年3月27日生まれ。元々は子役として4歳で芸能界入りし、映画やテレビドラマ、バラエティ番組『やっぱりさんま大先生』や『あっぱれさんま大先生』にも出演していました。 声優デビューは、2003年、小学5年生の時だったそうです。その後、2008年にテレビアニメ『紅』の九鳳院紫役で初めてヒロインを演じ、声優のマネージメントを主とするプロ・フィットへ移籍してからは、女優よりも声優の仕事が多くなっていきます。   『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公・鹿目まどか役で知られるほか、『夢色パティシエール』天野いちご役、『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズの立花響役なども代表作です。 歌手としては、本人名義でシングル『ビジュメニア』やアルバム『イシュメル』を発表。また、声優・竹達彩奈とのユニット「petit milady」としても活動しています。