「ナルト」写輪眼(しゃりんがん)とは?能力・開眼条件と万華鏡写輪眼の違い、持ち主の忍一覧
『NARUTO-ナルト-』写輪眼とは
写輪眼とは『NARUTO-ナルト-』に登場する特殊能力の1つ。目が赤く変色し、忍術・幻術・体術といった忍が使う技の全てをコピーすることができるなど、さまざまな力が付与されます。 写輪眼はうちは一族のみにしか発現しない「血継限界」のため、基本的にはうちはの血縁しか扱えません。血継限界とは遺伝によってのみ伝わる能力のことです。 ただし、写輪眼はうちは一族であれば誰もが使えるわけではありません。特定の条件を満たして初めて開眼する力です。 その条件とは“深い愛情を覚えたあと、失意に飲まれたり、無力にさいなまれたりする”こと。簡単にいえば、自分にとって大切な人を失うことによって発動するのです。 実際に準主人公であるサスケが、白(ハク)との戦いにおいて、仲間を守れない無力感により写輪眼を開眼させています。 しかし、写輪眼の発動条件には例外も。それはすでに開眼した写輪眼を移植することです。失った眼球の代わりとして、写輪眼を移植すれば、うちは一族でなくともその能力を扱うことができます。
写輪眼の種類
通常の写輪眼は、瞳に浮かぶ巴(ともえ)の数が1つ、2つ、3つと増えるにつれて洞察力や動体視力が高まっていきます。さらに写輪眼が変異すると、上位種である「万華鏡写輪眼」と呼ばれるものになります。 万華鏡写輪眼の開眼条件について、作中ではイタチが「最も親しい友を殺すこと」、マダラが「最も親しい者の死を経験すること」と語っています。カカシとオビトがリンの死をきっかけに開眼したように、大切な人を喪う極度の精神的ショックが引き金になると考えられます。 扱える者はうちは一族のなかでも、ごくわずか。万華鏡写輪眼を開眼させたものは例外なく、悲しい過去を背負っています。また、能力を使うほど視力が落ち、最後は失明へ向かうという大きな代償もあります。一族の他者の万華鏡写輪眼を取り込むと、視力が低下しない「永遠の万華鏡写輪眼」へと変化させることができます。 万華鏡写輪眼は術者それぞれに固有の能力を宿すのも特徴です。たとえば、うちはイタチの「月読(ツクヨミ)」は万華鏡写輪眼を使った幻術ですが、イタチ以外はその術を扱えません。
写輪眼の能力・技

写輪眼には術者に関わらず、基本的な能力が複数、備わっています。ストーリー序盤では主に相手の動作を見切って記憶するなど、高い洞察力が特徴として描かれました。 ストーリーが進むと、目が合った相手を幻術にかけることも基本能力ということが発覚します。写輪眼を使った特殊な幻術はいくつかあるのですが、なかでも特に強力なのが「イザナギ」です。 イザナギは相手ではなく自分自身にかける幻術。一定時間、自分にとって都合の良い出来事は現実になり、悪い出来事は幻にできるという技です。 たとえば、戦闘中にダメージを負っても、それは幻として無効化できます。いわゆるチート級の技。それだけにイザナギを使用した写輪眼は失明するリスクがあります。 リスクを恐れなければ無敵に近い技ですが、対抗するための技も存在します。それが「イザナミ」です。 イザナミは相手を特定の時間軸でループさせる幻術。ループする条件は“自分に都合のいい結末を選ぶ”ことです。つまり、イザナミにかかった状態で、イザナギを使用しても、その出来事が起きる直前に戻されてしまいます。 ストーリーでは実際にイザナギとイザナミがぶつかることはありませんでしたが、どちらも写輪眼の究極ともいえる技です。
輪廻眼との関係は?
輪廻眼は、写輪眼・白眼・輪廻眼の三大瞳術では崇高であり最強とされ、所有者は創造神や破壊神と言われるほど。 忍の始祖である六道仙人が最初に開眼した、伝説上の眼とされていました。 写輪眼や白眼は遺伝ですが、輪廻眼の場合は、うちはのチャクラと千手のチャクラが融合すると開眼すると言われています。
写輪眼を持っている忍一覧
うちは一族の血継限界として現れる写輪眼ですが、その眼の所有者はうちは一族だけではありません。 開眼したうちはの眼を奪ったり、死を感じた者から託されたり。 そういった忍も含めてご紹介します。
はたけカカシ

木ノ葉に属し、主人公ナルトたちの教師として登場しました。左目の写輪眼は、少年時代の仲間だったうちはオビトから託されたものです。 「写輪眼のカカシ」や「コピー忍者のカカシ」として他国にその名が広がっています。万華鏡写輪眼として、対象を異空間へ飛ばす「神威(カムイ)」を開眼させました。 ただし第四次忍界大戦の終盤で写輪眼を失い、その後は写輪眼に由来する術が使えなくなっています。大戦後は写輪眼を持たないまま、六代目火影に就任しました。
うちはサスケ
木ノ葉で育ったうちは一族の末裔。 うずまきナルトの親友であり、永遠のライバルです。 万華鏡写輪眼は「天照(アマテラス)」と「炎遁・加具土命(カグツチ)」、さらに永遠の万華鏡写輪眼として「完成体須佐能乎(かんせいたいスサノオ)」を開眼させます。
うちはイタチ
うちは一族であり、サスケの兄、更にはサスケが成長するための重要人物になります。 幻術を得意とした木ノ葉の抜け忍であり、物語の終盤まで活躍します。 万華鏡写輪眼は「天照(アマテラス)」、「月読(ツクヨミ)」、「須佐能乎(スサノオ)」が扱えます。
うちはオビト

中忍の頃、神無毘橋の戦いで仲間のカカシとリンを守ろうとする中で写輪眼を開眼しました。 その直後、岩に押しつぶされて致命傷を負ったオビトは、残った左目の写輪眼を同班だったカカシに託し、死んだものとされていました。 その後リンの死を目の当たりにして、万華鏡写輪眼を開眼。カカシと同じ「神威(カムイ)」を使いますが、カカシが対象を異空間へ飛ばす使い方を得意とする一方、本来の所有者であるオビトは自分の体を異空間へすり抜けさせ、攻撃を無効化することもできます。
うちはマダラ
木ノ葉の隠れ里創設時のうちは一族の長であり、後にイタチが属する「暁」の創設者です。 親友であり、初代の火影でもある千手柱間との戦いで千手の細胞を得たマダラは後に輪廻眼をも開眼させます。 輪廻眼と写輪眼の特徴をあわせ持つ「輪廻写輪眼」は、大筒木カグヤと、十尾の人柱力となった後のうちはマダラが開眼しています。なお、サスケの左目は六つの勾玉が浮かぶ輪廻眼で、輪廻写輪眼とは区別されます。
うちはシスイ
「瞬身のシスイ」という異名を持つ忍で、万華鏡写輪眼の開眼者とされています。 最強幻術であり、シスイの技のひとつである「別天神(コトアマツカミ)」は、使用すると十数年は再び使用できないほど。 ダンゾウに片目を奪われてしまい、今後自らの眼による争いが起きないように、信頼していたイタチにもう片方を託してこの世を去ります。
うちはイズナ
うちはマダラの弟であり、兄と共に写輪眼と万華鏡写輪眼を開眼させて一族を束ねるようになります。 千手扉間(千手柱間の弟)との戦いで致命傷を負い、マダラが助け出して離脱しますが、命を落とします。 イズナの死後にその両目をマダラが受け継ぎますが、この話はイタチやオビトにより歪曲されて語られます。
志村ダンゾウ
木ノ葉の暗部の養成部門「根」を率いた人物です。 普段は包帯で隠している右目は、うちはシスイの万華鏡写輪眼、右腕には千手柱間の細胞と数々の写輪眼が移植されています。 他者の眼を利用し、うちは一族の中で禁術とされている「イザナギ」を扱います。
うちはサラダ
うちはサスケと春野サクラの娘で、続編『BORUTO-ボルト-』のメインキャラクターのひとりです。外伝『NARUTO-ナルト- 外伝 ~七代目火影と緋色の花つ月~』で、父サスケとの再会をきっかけに写輪眼を開眼しました。 『BORUTO-ボルト-』第1部の終盤では、ボルトを救ってほしいとサスケに涙ながらに頼んだ場面で万華鏡写輪眼を開眼しています。本人は当初その開眼に気づいていませんでしたが、第2部にあたる『BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』では能力を自覚して戦いに挑みます。うちは一族の写輪眼は、次の世代へと確かに受け継がれているのです。
『NARUTO-ナルト-』写輪眼についてよくある質問
写輪眼はどうすれば開眼しますか?
うちは一族の者が大切な人への深い愛情を知り、喪失や無力感による強い失意を味わったときに開眼するとされています。サスケは、白(ハク)との戦いで仲間を守れない状況に追い込まれて開眼しました。
写輪眼と万華鏡写輪眼の違いは何ですか?
写輪眼は相手の動きを見切る洞察力や術のコピー、瞳術による幻術といった基本能力を持つ眼です。万華鏡写輪眼はその上位種で、最も親しい者の死などの極度のショックで開眼し、天照や月読、神威といった術者ごとの固有能力を使えます。
うちは一族以外でも写輪眼は使えますか?
開眼済みの写輪眼を移植すれば、うちは一族以外でも能力を扱えます。オビトから左目を託されたはたけカカシや、シスイの眼などを移植した志村ダンゾウがその例です。
写輪眼を使いすぎるとどうなりますか?
万華鏡写輪眼は使うほど視力が落ち、最終的には失明へ向かいます。一族の他者の万華鏡写輪眼を取り込んで「永遠の万華鏡写輪眼」にすると、視力の低下を防げます。
続編『BORUTO-ボルト-』で写輪眼を使うのは誰ですか?
サスケの娘・うちはサラダが写輪眼を受け継いでいます。外伝で写輪眼を開眼し、『BORUTO-ボルト-』第1部の終盤では万華鏡写輪眼も開眼しました。続編の『BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-』は月刊連載が続いています。
写輪眼は『NARUTO-ナルト-』の世界で最強クラスの能力

ここまで写輪眼について説明してきました。写輪眼は『NARUTO-ナルト-』のなかでも、独自の要素が多い能力です。 とくに幻術は同じ写輪眼でしか対処のできない技もあるため、実力者であっても何もできずにやられてしまうことがあります。 写輪眼を開眼するには過酷な条件をクリアする必要がありますが、その能力は作中でも屈指の強さを誇ります。



