2019年12月6日更新

【NARUTO】はたけカカシの活躍を振り返り、魅力を解説!人望・実力・権威、すべてを備えた上忍

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ナルト

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『NARUTO-ナルト-』 はたけカカシの魅力を解説!火影も務めた実力者

『NARUTO-ナルト-』の主人公・ナルト、そしてサスケとサクラを育て上げた上忍、はたけカカシ。誕生日は9月15日のおとめ座で血液型はO型。マイペースな性格で、遅刻常習犯ですが、仲間思いで人望は厚い人物です。 左目を額当てで覆い、顔の下半分もマスクで覆っています。5歳で下忍、6歳で中忍、12歳で上忍になった木ノ葉隠れきっての天才忍者。暗部(暗殺戦術特殊部隊)に所属していたことがあり、左腕にはその証の刺青があります。 今回は、彼の活躍を振り返りながらその魅力に迫っていきたいと思います!

ナルトの先生として圧倒的存在感

カカシは主人公うずまきナルトの師でナルト、うちはサスケ、春野サクラの第七班を担当する教官です。 任務を行う上でチームワークが大事だと主張し、僅かながらも絆を見せたナルト達を試験に合格させます。ちなみにナルト達の班が初めての合格チームで、彼らを試験に合格させるまでは全ての班を落としてきたようです。 また、第1回の『週刊少年ジャンプ』内で行われた人気投票では、ナルトの16729票をはるかに上回る22692票で1位になりました。その後の人気投票で常に上位に鎮座していました。

闇を抱える原因となったカカシの少年期

はたけカカシは少年期、後の四代目火影である「波風ミナト」を教官とするミナト班に所属。班員はうちはオビトと、のはらリン。性格が真逆のカカシとオビトは良くいがみ合う関係でした。 ナルトたちの教官を務めるカカシは遅刻魔として有名ですが、少年期のカカシは真逆の性格。ルールをとても大切にする厳しい性格で、よく遅刻するオビトをたしなめる側でした。この厳格さは、父「はたけサクモ」が掟を破り仲間を優先した結果、悲惨な末路を辿った過去から来ているようです。 そして、カカシはミナト班での任務遂行中にオビトとリンを失ってしまいます。(オビトは後に死んでいなかったことが判明)カカシは2人の喪失が原因で心に深いトラウマを負ってしまうのです。

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オビトとのエピソードはみんなが涙した

第三次忍界大戦で当時13歳だったオビトは敵に連れ去られたリンの救出より、任務の遂行を優先したカカシに激高。「木ノ葉の白い牙を尊敬している」「仲間を大切にしない奴はクズ」とカカシの心情に変化をもたらす言葉を残し、1人で救出に向かいました。 しかし追ってきたカカシに助けられる事となり、その際にオビトを守って左目を負傷。オビトは2人を守る覚悟を決めると同時に写輪眼が開眼し、目には見えない敵を目視し、撃退します。 カカシと共にリンを救う事はできましたが、敵の術に嵌り、カカシを庇ったオビトは瀕死の状態に。残された左目の写輪眼を「上忍祝いのプレゼント」としてカカシの左目に移植させました。

アニメで描かれたカカシの暗部時代

「冷血のカカシ」と恐れられた暗部時代

暗部時代のカカシの活躍は、原作中では詳細が語られていません。アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』にて、アニメオリジナルストーリーとして描かれています。 オビトとリン、2人の仲間を失ったカカシは悲しみのどん底にいました。四代目火影となったばかりのミナトは、そんなカカシを自身直属の精鋭部隊「暗部」に入隊させます。ミナトはカカシの抱える闇を晴らしたいと思い、自身の側に置いておくことにしたようです。 暗部で実力を発揮しはじめたカカシは、容赦なく敵を葬る姿から「冷血のカカシ」と呼ばれ、部隊長を担うまでに。しかし、暗部を引き継いだ三代目火影ヒルゼンは、このまま暗部にいてもカカシの闇が晴れることはないと考えます。そして、暗部での任を解き、担当教官となることを命じるのです。

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ヤマトとうちはイタチの上司だったことも

カカシの部隊には、「ヤマト」と「うちはイタチ」が所属していたことがあります。 ヤマトはもともと暗部養成組織「根」に所属しており、任務でカカシの命を狙ったことも。その任務がきっかけで暗部へと異動になり、カカシの部隊に配属されることになります。 うちはイタチは11歳という暗部最年少でカカシの部隊に入隊。13歳で別部隊の隊長となるまでカカシのもとで活躍します。その後、うちは一族を皆殺しにして里を抜けることになるのです。

「コピー忍者」ことカカシの得意な術は?

忍・体・幻術全てに秀でており、実力は木ノ葉の上忍の中でも随一。他国の忍や暁のメンバーにも実力が知られています。 カカシは写輪眼によって他人の術を真似することができるため、「コピー忍者」の異名を持ち、1000種以上の術を使うことが可能です。しかし技を使用するには体力を多く消費するため戦闘不能になるという欠点があるようです。 綱手や自来也からも次期火影の器と言われており、その後昏睡状態の綱手の後任に推薦されるほど。口寄せの術では嗅覚に優れた忍犬を口寄せし、追尾・探索任務にも力を発揮しています。

雷切(らいきり)

カカシが自身で編み出したオリジナル忍術で、術の正式名称は「千鳥(ちどり)」。片手に電撃をためて、その電撃により敵を貫く技です。カカシがこの術で敵の雷遁を斬ったことから「雷切(らいきり)」と呼ばれるようになりました。カカシの代名詞とも言える術ですね。

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雷遁・紫電(らいとん・しでん)

第四次忍界大戦後、写輪眼を失ったカカシが雷切の代わりに考案した術。近接技という性質上カウンター攻撃に弱い雷切は、敵の攻撃を見切れる写輪眼ありきの忍術でした。そして、その弱点を克服すべく開発した術が紫電です。紫色の電撃を伸ばしたり、手刀にまとわせたりと非常に使い勝手の良い術になります。

万華鏡写輪眼(まんげきょうしゃりんがん)

写輪眼の進化系となる瞳術。うちは一族の中でも開眼したものは数える程しかいません。万華鏡写輪眼には固有の能力があり、その能力は能力者によって異なります。カカシの場合は、視界にとらえた対象を空間ごと異空間に移動させる「神威(かむい)」という非常に強力な能力でした。

マイト・ガイとの対戦成績は?

同じ木ノ葉の上忍のマイト・ガイとは同期で、ガイいわく「永遠のライバル」だそうです。戦績はほぼ互角だそうですが、中にはじゃんけん勝負も含まれているので正確な成績とは言えませんね。カカシが全く相手にしていないため、実際の実力がどうなのかは不明です。 しかし、六代目就任の際に、火影は信頼できる部下を持つべきと諭され、カカシが思い立った人物はガイでした。ガイとの交流はまだ続いているようです。

ただ六代目火影としては影は薄め?

第四次忍界大戦終結より1年後、綱手の後任として六代目火影となります。 『NARUTO』の小説秘伝シリーズのひとつ、『カカシ秘伝』ではカカシの能力である写輪眼も雷切も失い、弱体化したことへの引け目や不安から就任を保留していました。しかし、波の国で発生した事件を経て覚悟を決め就任を受け入れたことが描かれています。 能力を失い、前戦に出ることはなかったため影の薄い火影と思われがちですが、数年に渡り里の復興を指揮したと言われています。

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はたけカカシの名言を紹介!

「忍者の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる……。けどな!仲間を大切にしないやつはそれ以上のクズだ」

カカシがナルトたちにチームワークの大切さを教えた一言です。サバイバル演習の中で、ナルトたちはカカシの言いつけを守らず、仲間を優先してルールを破ってしまいます。しかし、カカシはその判断をしたメンバーを褒めるのです。カカシはルールと仲間のどちらを優先するか試したのでした。 そして、このセリフはもともとオビトがカカシに対して言ったセリフです。この言葉は、掟やルールを優先していたカカシの考え方にとても大きな影響を与えました。カカシを語るうえでは外すことの出来ない名言中の名言ですね。

「オレの仲間は絶対殺させやしなーいよ!」

ナルトたち第七班が元忍刀七人衆の1人「再不斬(ザブザ)」と対峙した時のカカシのセリフです。 上忍同士が放つ鋭い殺意に完全に呑まれてしまい、体の震えが止まらない第七班メンバー。そんなメンバーに対して、カカシは安心させるかのように微笑みかけながら「安心しろ。お前たちはオレが死んでも守ってやる。オレの仲間は絶対殺させやしなーいよ!」と声を掛けます。 仲間を第一に考え、二度と仲間を死なせないというカカシの想いが表れた名言ですね。

カカシを演じた声優は井上和彦!

『NARUTO』ではたけカカシ役を務めた井上和彦(いのうえかずひこ)、1954年3月26日生まれ。神奈川県横浜市出身。O型。 艶のある声が特徴的で、落ち着いた二枚目の大人の男性を演じる事が多いようです。映画の吹き替えも多く、コミカルな演技も得意とされています。 声優デビューは1973年の『マジンガーZ』。1976年、『キャンディ・キャンディ』のアンソニー・ブラウン役が初のレギュラー作品です。 『NARUTO』でカカシ役を演じていますが、その他にも『名探偵コナン』の白鳥任三郎(2代目)や『美味しんぼ』の山岡士郎、『夏目友人帳』のニャンコ先生など数多く出演されています。

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カカシの活躍は『BORUTO-ボルト-』でも見られる!今後にも注目

『NARUTO -ナルト-』の人気キャラクターはたけカカシについて振り返ってきました。圧倒的な実力もさることながら、仲間を想いでクールなところも魅力のひとつ。そして、心に深い傷を負うほどに悲惨な過去を持つという一面も、キャラをより一層引き立たせていますね。 続編である『BORUTO』でも登場シーンが話題となっているカカシ。今後のカカシの活躍がとても楽しみです!