2020年5月26日更新

『NARUTO -ナルト-』木ノ葉隠れの里の上忍一覧

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『NARUTO -ナルト-』上忍とは

『NARUTO -ナルト-』の世界では忍者の地位を上忍・中忍・下忍というようにランク分けされています。さらに忍者が請け負える任務にもS~Dランクまでで分類されていて、高い地位に居る忍ほど高いランクの任務が請け負えます。 今回紹介する“上忍”の忍達はこの分類では最高ランクに位置し、またS、Aランクの任務を請け負うということのできる実力者たちです。 ここでは作中で主要キャラとして登場した上忍たちを紹介、解説していきます。 ※本記事では『NARUTO -ナルト-』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

はたけカカシ

6代目の火影を務め、主人公ナルトの師匠でもあります。また12歳の頃に上忍になったという木の葉隠れきっての天才忍者です。常に覆われている左目の額当て下には“写輪眼”という特殊な力を持っている眼が隠されていて、他の忍術をコピーすることなどができ、“コピー忍者のカカシ”としてその名を轟かせています。 非常に仲間を重んじることで知られていますが、元々は仲間ではなく任務を優先する性格でした。その背景には父サクモが仲間を優先し任務を放棄したことで自殺に追いやられたことがありましたが、うちはオビトとの出会いによって現在の性格が形成されました。 第四次忍界大戦後、綱手の後任として六代目火影に任命されるものの、写輪眼や雷切を失ったこともあり「自分が火影でいいのか」と躊躇していましたが、波の国で起きたテロ事件を経て決意を固め、火影に就任します。 「BORUTO」では既に火影の座をナルトに譲っており、彼をサポートしています。ボルトたちのアカデミー卒業試験では試験管を務め、彼らの甘い展望を批判して打ちのめしますが、競い合うことを止めて全員一丸となって向かってきたボルトたちのチームワークを評価して、全員を合格にしました。

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マイト・ガイ

ロック・リー、日向ネジ、テンテンが所属する第三班を担当する上忍です。「青春」が口癖で戦闘やライフスタイルにまでその姿勢は貫かれています。現在は上忍のマイト・ガイですが、元々はアカデミーの入学試験に落ちてしまうなど決して才能には恵まれていませんでした。 しかし“努力”と“根性”で体術のスペシャリストと呼ばれるまでに自身の能力を高めることに成功しました。教え子のロック・リーの志に胸を打たれ、彼を立派な忍者に育て上げようと決意したという経緯があり、彼が50%の確率で死んでしまうという手術を受けなければいけない時には「もしお前が死んだら自分も死んでやる」と言って愛弟子を励ましました。 第四次忍界大戦で、うちはマダラとの戦闘において八門遁甲の最後の門「死門」を開き、「夜ガイ」という最終奥義を使用した代償で右足が不自由になり、その後は車椅子生活を余儀なくされます。 右足が使えなくなっても、新たな努力の余地ができたと前向きに捉えており、トレーニングは欠かしていません。リハビリを兼ねてアカデミーで体術の指導をしており、片足ながら現役の忍を圧倒するなど、その実力は健在です。

猿飛アスマ

三代目火影・猿飛ヒルゼンの息子で第十班アスマ班を担当する上忍です。大柄体格と髭面、そしてヘビースモーカーということもあり常に咥えている煙草が特徴的です。 火の国の大名を護衛するために集められた12名の精鋭集団”守護忍十二士”にかつて選ばれていたということもあり実力はかなりのものがあります。 アスマの班は同期の他の班よりもとりわけ連帯感が強く、奈良シカマル、山中いの、秋道チョウジの教え子3人にお揃いのピアスを授けるほどで、特にシカマルとは仲が良く、一緒に将棋を打っている描写などもあります。

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猿飛(夕日)紅

犬塚キバ、日向ヒナタ、油女シノが所属する第八班を担当する上忍です。“木ノ葉一の幻術使い”の異名を持ち、作中でも得意の幻術で敵を翻弄する様子が描かれています。作中では非常に女性らしく描かれているキャラクターで、同じく上忍の猿飛アスマと2人で居る所を見られた際には頬を赤らめながら否定するという場面もありました。 その猿飛アスマとは物語が進むと恋人になっていて、後にアスマの子を妊娠しています。第四次忍界大戦後は猿飛の性を名乗り、アスマとの間に生まれた娘のミライを育てていました。 やがて成長したミライは中忍となり、「BORUTO」においては火影護衛などの任務についています。紅は既に引退して隠居しているようで、かつての教え子である油女シノらの相談に乗っている様子が描かれました。

シズネ

五代目火影・綱手のお供、秘書でもある上忍です。医療忍術スペシャリストとして知られる綱手の弟子ということもあり医療忍術の能力は高いものがあります。 少々天然なところがあり、たびたび「あひィー」という変わった口癖を発することがあります。ちなみにトントンという名前の子豚を飼っています。

奈良シカク

右目の上と右頬にある傷が特徴的な奈良シカマルの父親の上忍です。妻のヨシノには頭が上がらなく、息子のシカマルにも呆れられる始末です。 かなり頭の切れる人物として知られ、上忍班長として火の国大名との会議に出席したり、第四次忍界大戦では忍連合軍の指揮を任されるなどしていて、将棋でも息子のシカマルには負けません。

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秋道チョウザ

秋道チョウジの父親の上忍です。息子のチョウジ以上の体格を持ち、性格もその体躯に見合って大らかなものがあります。 秋道一族が使用する体を通常の数倍の大きさに変える”倍化の術”はファンの間でも有名な忍術ですが、チョウザが使用すると体が家よりも大きくなってしまい、パワーは大幅に増すものの相手からの攻撃を受けやすくなってしまうという欠点もあります。

山中いのいち

山中いのの父親でかなりの親バカとして知られています。奈良シカク、秋道チョウザと共に猪・鹿・蝶というフォーメーションを結成していました。 前線に登場することは少ないですが情報収集や情報伝達を得意としており、作戦において重要な役割を担っている上忍です。

油女シビ

油女シノの父親の上忍です。無表情で寡黙な印象のシビですが、息子の体が毒に侵された際には駆けつけて解毒をするなど我が子を思う様子も描かれています。 また、名前が度々変わっていることでも知られていて、アニメの当初やカードダスでは”ゲン”と呼ばれたり、表記されたりということもありました。

日向ハナビ

日向ヒナタの妹で、ボルトとヒマワリの伯母。彼らを溺愛しており、「お姉さん」と呼ばせています。伊豆野ワサビ、雀乃なみだ、鉄ツバキ(筧スミレの後任)が属する第十五班の担当上忍。 ヒナタよりも才能があったため、日向一族の跡取りとなるべく幼い頃から厳しい英才教育で育てられました。自身も、姉の代わりに「日向家を守らねばならない」という使命感と運命に囚われていましたが、ナルトの影響を受けて変わっていくヒナタを見ているうちに考えを改め、運命などではなく自分の意思で日向家を継ぎます。 成長すると、あっけらかんとした性格で軽いノリが目立つようになりますが、教え子に指導するときは、自分がそう育ったからか熱血でスパルタな一面も見せます。

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伊勢ウドン

結乃イワベエ、メタル・リー、雷門デンキが属する第五班の担当上忍。少年時代は木ノ葉丸、モエギと一緒に行動しており、下忍になってからも共にエビス班の一員でした。 子どもの頃は鼻水を垂らし、いつもボーっとした表情をしていましたが、大人になってからは真面目で精悍な顔つきになっています。ただ、鼻水を啜る癖は残っているようで、鼻水を形態変化させて操る「ハナミズキ」という術を得意としています。 忍者学校時代落ちこぼれだった経験から、自分と同じように試験に何度も落ちて焦っているイワベエたちに、親身になってアドバイスを送っていました。

春野(うちは)サクラ

うちはサスケの妻で、サラダの母親。五代目火影・綱手の弟子であり、現在は木ノ葉の医療現場の責任者を務めています。 かつては元第七班の一員として、カカシの下でナルト、サスケと共に任務をこなしていました。第四次忍界大戦後は、任務以外でも医療分野の発展のため行動しており、心に傷を負った子供たちのケアをする「子ども診療室」の設立に尽力していました。 サスケが里を不在にすることが多く、またその理由も口外できないため、一時期サラダを悩ませてしまうことがありましたが、現在は仲の良い家族関係を築いています。 緻密なチャクラコントロールが可能で、綱手から怪力の体術と医療忍術、口寄せのナメクジを引き継いでおり、さらには彼女以外使用できなかった「百豪の術」を習得するにまで至りました。

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奈良シカマル

「めんどくせえ」が口癖のマイペースな忍。木の葉の里内で見てもチャクラ量や体術は平均程度であり、戦闘タイプではありませんが、IQテストでは200点以上を叩き出すなど、参謀タイプとして活躍しています。ナルト世代では最も早く中忍に昇進した忍で、状況判断や洞察力に優れています。 猿飛アスマ率いる第10班のメンバーで、コンビネーションを得意とした戦闘スタイルをとっています。その中でもシカマルは指揮をとっており、持ち前の頭脳と状況判断能力で幾度となく窮地を脱していました。 第四次忍界大戦以降はテマリと結婚。シカダイという子をもうけています。家庭内ではテマリの尻に敷かれている、いわゆる恐妻家なところがあるようで、息子共々彼女を恐れているようです。里では火影となったナルトをサポートする、No.2のポストについており、彼の大きな支えとなっています。 主な使用忍術は奈良家に代々伝わる「影忍術」。影のないところでは真価を発揮できませんが、一度ハメてしまえば強力な効果を発揮します。不利な状況下にあってもすぐさま作戦を構築し、優位をとることができる彼は里内屈指の実力者と言えるでしょう。

奈良テマリ

奈良シカマルの妻でシカダイの母親。五代目風影・我愛羅の姉で、元々は砂隠れの里の忍でしたが、シカマルとの結婚を機に木ノ葉隠れの里に移住しました。 中忍試験編で初登場し、第三次試験の本選ではシカマルと対戦します。追い詰められて絶体絶命の状況に陥ったものの、シカマルがチャクラ切れで棄権したため辛勝しました。その後、ナルトが2年間修業している間に上忍にまで上りつめます。 上忍になってからは、後進の育成や木ノ葉との掛け渡し役も務め、中忍試験の打合せなどでシカマルと顔を合わせることが多くなり距離が縮まった模様。サバサバした性格で気が強く、結婚後は夫を尻に敷いており、シカマルとシカダイから恐れられています。

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山中いの

サイの妻で山中いのじんの母親。シカマル、チョウジと共にアスマ率いる元第10班の一員でした。サクラとは幼馴染みで親友の関係。 活発で明るく、女の子らしい性格で、幼い頃のサクラからは憧れの対象でした。アカデミー時代からサスケに好意を抱いていましたが、雰囲気の似たサイにも気のある素振りを見せ、かわい子ぶるなど、基本的にイケメン好きな一面があります。 山中一族に伝わる秘伝忍術「心転身の術」を使用して、相手の精神に潜り込んで体を操ることができ、戦闘においては、シカマル、チョウジとの猪鹿蝶による抜群の連携を見せます。また、「NARUTO」の第2部からはサクラほどではありませんが、医療忍術も使えるようになりました。 「BORUTO」においては、実家の花屋を継ぎつつも、木ノ葉の感知部隊の中心人物としても活躍しています。

猿飛木ノ葉丸

うずまきボルト、うちはサラダ、ミツキが属する第7斑の担当上忍。三代目火影・猿飛ヒルゼンの孫であり、猿飛アスマの甥にあたる人物です。語尾に「~コレ」とつけるのが口癖。 かつては火影の孫として見られることへの不満から、祖父や周囲に反抗し、いたずらや脱走を繰り返していましたが、対等に接してくれるナルトと出会ったことで心を入れ替え、火影を目指すようになります。 「BORUTO」ではナルトの息子であるボルトの担当上忍となり、手を焼きながらも自分と似た境遇の彼を温かく見守っていました。ナルトから受け継いだ「螺旋丸」を次は木ノ葉丸がボルトに教え、継承しています。 また、以前はナルト同様影分身を必要としていましたが、現在は完全にマスターし、片手で螺旋丸を扱えるようになりました。口寄せの術は祖父から猿、ナルトから蝦蟇を引き継いだため2種類の契約を結んでおり、他にも火遁や雷遁、封印術など多彩な術を扱います。

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風祭モエギ

奈良シカダイ、山中しの、秋道チョウチョウが属する第10班の担当上忍。元々は猿飛木ノ葉丸、伊勢ウドンと共に行動しており、エビス班の紅一点でした。 成長し上忍となった今でも、木ノ葉丸やウドンとの交流は続いており、同じく上忍で同性の日向ハナビとも仲が良い様子。担当している下忍3名のマイペースな言動にはいつも苦労しており、事あるごとに焼肉をせがまれている様は先代第10班の担当上忍猿飛アスマに重なる部分があります。 本来は初代火影の千手柱間か、彼の細胞を移植された者にしか使えない「木遁」を使用できるようですが、作中では1度も使われていません。