「ファンタビ3」をネタバレ考察!ダンブルドアの秘密や血の誓いなど明かされた謎たちを解明
「ファンタビ」シリーズ第3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。クリーデンスの本当の出自やダンブルドアとグリンデルバルドの血の誓いの秘密、闇落ちしたクイニーのその後など、前作からの多くの謎は解決されたのでしょうか? この記事では、そんな謎に満ちた本作のあらすじや疑問をネタバレありでじっくり解説していきます。 ※この記事には、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の結末までのネタバレがあります。鑑賞後に読むことをおすすめします。
「ファンタビ3/ダンブルドアの秘密」のネタバレなしあらすじ
タイトル | 『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』 |
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原作 | J・K・ローリング |
キャスト | ニュート・スキャマンダー役/エディ・レッドメイン アルバス・ダンブルドア役/ジュード・ロウ ゲラート・グリンデルバルド役/マッツ・ミケルセン |
前作「黒い魔法使いの誕生」での出来事から数年後の1930年代。闇の魔法使いグリンデルバルドは、魔法界を支配しようと動き出していました。彼の魔の手が忍び寄っていることを知ったダンブルドアは、ニュートに助けを求めます。 ダンブルドアからある任務を託された彼は、助手のバンティ、兄のテセウス、リタ・レストレンジの異父兄であるユスフ、教師のユーラリー、そして人間のジェイコブとチームを結成し新たな冒険に出かけることに。 彼らは旅の途中でさまざまな魔法動物と出会いながら、グリンデルバルドの信奉者たちと戦いを繰り広げます。 そんな中、ダンブルドアに隠された魔法ワールド最大の秘密が明らかになるのです。
「ファンタビ3/ダンブルドアの秘密」をネタバレ解説
ここからは、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の内容を起・承・転・結に分けてじっくり解説していきます。鑑賞後の振り返りとして読んでみてくださいね。
【起】ダンブルドア陣営結成!
どこかの竹林にやってきたニュート・スキャマンダーは、そこである魔法動物の出産を目にします。それは魔法界で「神獣」とされる「キリン」でした。赤ちゃんキリンが産まれ、ニュートが近寄ろうとしたとき、何者かが彼らを攻撃します。クリーデンスをはじめとするグリンデルバルドの手下たちが、キリンを狙っていたのです。 その後、親キリンは命を落とし、赤ちゃんキリンは彼らにさらわれてしまいました。うなだれるニュートの前に姿を現したのは、もう1頭の赤ちゃんキリン。産まれたのは双子だったのです。その1頭を抱えたまま、ニュートは意識を失ってしまいますが、彼の連れてきていた魔法動物ワイバーンが彼らを安全な場所へと運びました。 そのころダンブルドアは、グリンデルバルドによる魔法界と人間界への危機をどうにか食い止めたいと考えていました。そこで彼は、ニュートとその兄テセウス、呪文学教授のラリー、名門魔法族の末裔ユスフ、ニュートの助手のバンティ、そしてマグルのジェイコブをチームとして招集します。 ダンブルドアが言うには、キリンを手に入れたグリンデルバルドは今や未来を見ることができるとのこと。そこで彼らには、「誰も全貌を知らない計画」を実行してもらうと言うのでした。
【承】ダンブルドア陣営に訪れる数々のピンチ
まずユスフが、グリンデルバルドの拠点であるヌルメンガード城に向かいます。仲間になりたいという彼に対して、グリンデルバルドはクイニーに開心術を使わせ、それが本心か確かめました。そしてユスフが純血であることも相まって、彼を迎え入れます。 その後、ほかのメンバーはドイツで行われる国際魔法使い連盟の会合に潜入します。そこでニュートは連盟の代表であるフォーゲルにダンブルドアからの伝言を伝えますが、彼はそれを無視してグリンデルバルドを罪に問わないことを宣言するのでした。 またジェイコブは、会合でクイニーがグリンデルバルドの側にいることを目の当たりにして動揺。ダンブルドアからもらったおもちゃの杖を振りかざしてしまいます。ラリーの助けでなんとかその場から逃げ出したものの、彼の行動は「マグルが魔法使いを暗殺しようとした」とされてしまいます。 その結果、人間界の支配を掲げるグリンデルバルドを国際魔法使い連盟の次期代表に推す世論を生み出してしまいました。
【転】明かされる「ダンブルドアの秘密」
そのころクリーデンスはダンブルドアに接触し、彼から真実を聞き出そうとします。なぜ弟である自分を捨てたのかと詰め寄るクリーデンス。 そこへ不死鳥が現れ、オブスキュラスに蝕まれた彼に死期が迫っていることを知らせます。それを見たダンブルドアは、彼は確かにダンブルドア家の人間だと認めますが、自分の弟ではないと言うのでした。 最後の作戦を実行する前に、ダンブルドア陣営は彼の弟アバーフォースが営むパブに集まります。そこでダンブルドアは、弟に彼の息子の存在を知らせました。クリーデンスの正体は、実はアバーフォースの息子だったのです。 翌日、ホグワーツの「必要の部屋」に集まったチームの面々は、ダンブルドアから最後の作戦を聞かされます。バンティが用意した5つのトランクは、1つが本物のニュートのトランクで、その中にキリンが入っています。ほかはダミーですが、全員誰が本物を持っているのか知りません。 彼らはそれぞれトランクを手に、ブータンで行われる国際魔法使い連盟代表選挙に向かいます。グリンデルバルドが手に入れたキリンが、人の本質を見抜く力を使って代表にふさわしい人物を選ぶことになっていました。
【結末】グリンデルバルドの思惑が明らかに
ブータンでダンブルドア陣営は、グリンデルバルドの手下たちに邪魔されながら、選挙会場にキリンを届けるべく奮闘。ジェイコブ、ラリー、テセウスのトランクはダミーだったことがわかります。 グリンデルバルド側についたかと思われていたユスフは、油断していた手下たちを攻撃し、ラリーとテセウスに合流しました。そしてニュートはトランクを持って選挙会場へ急ぎますが、途中でグリンデルバルドの手下ヴィンダに捕まり、魔法でトランクを焼かれてしまいました。 会場ではキリンがグリンデルバルドの前に跪き、彼が代表に選ばれます。魔法族が人間界を支配下するべきだと言う彼は、その場にいたジェイコブに磔の呪文をかけました。これには聴衆も驚き恐怖をいだきますが、彼の支持者たちは熱狂。 しかしそこへクリーデンスが現れ、自分を騙し、多くの人を殺害してきたグリンデルバルドは代表にふさわしくないと異を唱えます。グリンデルバルドは彼に攻撃魔法を放ち、クリーデンスも応戦します。そこへダンブルドアが防御の呪文を使い、クリーデンスを守りました。それと同時に、ダンブルドアとグリンデルバルドの「血の誓い」は破られます。 そんななか、ニュートはグリンデルバルドを選んだキリンはすでに死んでおり、魔法で死体を動かしていただけだと告発します。告発の証拠がないと反論するグリンデルバルドでしたが、そこにバンティがやってきて、自分が持っていたトランクを渡しました。 実はそれこそが本物のトランクで、キリンが入っていたのです。そして彼が連れてきたキリンが代表を選び直すことになりました。 やり直しの結果、サントスが次の国際魔法使い連盟代表に選ばれます。そしてグリンデルバルドは逃亡。兄とともにブータンにやってきていたアバーフォースは、ようやく息子と対面し、彼を家に連れて帰ることにしました。 その後、ニューヨークのジェイコブの店でクイニーとジェイコブの結婚式が行われます。ニュートはそこでティナと再会するのでした。
「ファンタビ3」で明かされた「ダンブルドアの秘密」まとめ【ネタバレ注意】
真実①:クリーデンスはアバーフォースの息子だった
前作でグリンデルバルドは、クリーデンスがアルバス・ダンブルドアの弟だと言いました。衝撃の発言でしたが、この真偽については多くの人が疑問を抱いており、本作でその真相が明らかになりました。 実はクリーデンスは、アルバスの弟アバーフォースの息子だったのです。 アルバスとグリンデルバルドが出会い親交を深めていた夏、アバーフォースもまた村の娘と出会い恋に落ちました。しかしあるとき彼女は突然姿を消し、妊娠していたという噂も。アバーフォースはその後、彼女の行方をつかむことはできず、子どもがいたのかどうかについても、なにもわからないままでした。 本作でクリーデンスと対面したアルバスは、彼と戦ったときに不死鳥が現れたのを見てクリーデンスがダンブルドア家の人間であることを認めます。アバーフォースの事情を知っていた彼はクリーデンスのことを弟に話し、ようやく父と息子は会うことができたのです。 オブスキュリアルであるクリーデンスに残された時間は短いかもしれませんが、最後のときを本当に自分を愛してくれる父と過ごせるのは、しあわせなことに違いありません。
真実②:アリアナはオブスキュラスの持ち主
謎に包まれた存在だったダンブルドアの妹アリアナ。彼女はクリーデンスと同じくオブスキュリアルだったことが本作で明かされました。 原作の『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、彼女が6歳のときマグルの少年たちに魔法を使っているところを見られてしまい、彼らに襲われたとダンブルドアは語っています。そのことがきっかけでアリアナは魔法を使うことを恐れるようになり、オブスキュラスを宿してしまったのです。 精神的に不安定で魔力をコントロールすることができなかった彼女は、あるときオブスキュラスの暴走を起こし、それに巻き込まれて母が命を落としてしまいます。その後はホグワーツを卒業したアルバスが彼女の世話をして暮らしていました。
原作とは違うアリアナの死の原因
ある夏、アルバスはグリンデルバルドに出会い、常に行動をともにするようになります。アバーフォースは兄がアリアナをないがしろにしていることに怒り、ついにケンカをしてしまいます。 彼らはお互いに杖を抜き、兄弟ゲンカは激しい戦いに発展。グリンデルバルドは笑って見ているだけでした。そこへ止めに入ろうとしたアリアナが、“どちらかの”魔法に当たって命を落としてしまったのです。 原作では、彼女はアルバス、グリンデルバルド、アバーフォースの3人の決闘を止めようとして“誰かの”呪いに当たったとされていますが、映画ではよりダンブルドア兄弟の罪悪感が強調されています。
考察①:闇落ちクイニーはどうなった?
前作でティナの妹でジェイコブの恋人であるクイニーは、グリンデルバルドの思想に共鳴し、彼に付いて行ってしまいました。 クイニーが、愛するジェイコブを置いてまでグリンデルバルドに付いて行ったのは、そもそもジェイコブと結婚したかったから。彼女がノー・マジと魔法使いの交際や結婚を禁じていた当時の魔法界に失望し、グリンデルバルドの甘い罠にはまったのも頷けます。 しかし本作の早い段階で、彼女はグリンデルバルドの本当の目的、そして彼の恐ろしさに気づきます。グリンデルバルドは彼女の開心術を利用しようとしていましたが、クイニーはそのことにも気づいていたのです。 彼女はグリンデルバルドからクリーデンスやユスフの心を覗けと指示されていましたが、彼らの本心の「すべては伝えない」ことで怪しまれずにグリンデルバルド陣営に留まりました。そして彼女はブータンでジェイコブに再会し、彼にすぐ逃げるように警告します。 最終的に彼らは危機を回避し、クイニーはジェイコブと結婚式を挙げました。
考察②:なぜ「血の誓い」は解消された?
ダンブルドアとグリンデルバルドは、「お互いに攻撃し合わない」という血の誓いを立てていました。本作ではその誓いが破られましたが、それはいったいなぜだったのでしょうか。 グリンデルバルドがクリーデンスを攻撃しようとしたとき、ダンブルドアはとっさに防御の魔法を使いました。第三者であるクリーデンスが戦いに交わったことで、お互いの呪文がかち合い、誓いは破られたのです。 さらに、誓いを立てたときのダンブルドアであれば、この場面で攻撃の魔法を使っていたかもしれません。しかし彼は過去の自分の行いを恥じ、人として成長したからこそ、グリンデルバルドを攻撃するのではなく「クリーデンスを守る」ことを優先したのではないでしょうか。 ダンブルドアのそうした変化が、誓いを無効にしたのかもしれません。
考察③:ティナはなぜ出演しなかった?
本作でティナは終盤にちらりと顔を見せただけでした。彼女がほとんど登場しなかった理由はなんだったのでしょう。 ティナは前作の後、アメリカ闇祓い局の局長になりました。彼女はその立場上の問題と忙しさから、今回の計画に参加することができなかったのかもしれません。あるいはダンブルドアと面識がないので、彼のチームに招集されなかったという可能性もあるのではないでしょうか。 もしかすると、前作でニコラス・フラメル にアドバイスを与えたユーラリー・ヒックスのように、影で動いていたのかもしれません。だとすれば、次作以降にその内容が明らかになることに期待したいですね!
考察④:ヘルムートって一体何者?
本作で存在感を見せたヘルムートは、ドイツ闇祓い局の局長です。本来ならばグリンデルバルドと対立する立場にあるはずの彼ですが、実はグリンデルバルドの忠実な手下でした。 彼だけでなく、国際魔法使い連盟の代表であるフォーゲルもグリンデルバルドに従っていました。このことから、魔法界で権力をもつ人物たちのなかにも彼の信奉者は多くいることや、大衆から支持される彼の力を恐れて、グリンデルバルドを止められない政治家の存在が見えてきます。 ヘルムートは謎の多い人物ですが、本作での活躍ぶりからして今後のシリーズにも登場する可能性は高いのではないでしょうか。
「ファンタビ3/ダンブルドアの秘密」の登場人物・キャスト
ニュート・スキャマンダー役/エディ・レッドメイン
ダンブルドア陣営の筆頭としてグリンデルバルドに挑み、彼の企みを見事阻止したニュート。本作でも持ち前の魔法動物への知識を生かし、兄・テセウスのピンチを救っています。 また、彼のトランクに恋人ティナの写真が貼られていたのも印象的でした。次回作以降は、ニュートとティナの恋模様もさらに描かれるのではないでしょうか。
アルバス・ダンブルドア役/ジュード・ロウ
個性豊かなデコボコチームを編成し、グリンデルバルドの戦いに挑んだアルバス・ダンブルドア。本作ではかつてはグリンデルバルドに恋をしていた、という描写が直接的に描かれました。 「血の誓い」のために長年直接対決をしてこなかったダンブルドアとグリンデルバルドですが、その「血の誓い」が3作目で破られることに。1945年の対決に向けた、彼の攻防には目が離せません。
ゲラート・グリンデルバルド役/マッツ・ミケルセン(ジョニー・デップ)
本作からキャストが代わりマッツ・ミケルセンが演じたグリンデルバルド。物語冒頭から伝説の魔法動物・キリンを容赦なく殺害し、残酷で冷徹な側面をあらわにしました。 2作目ではクイニー含め信奉者を集め、3作目でも世界中を巻き込んで民衆を熱狂させた彼でしたが、ニュートたちの活躍により思惑がばれ、その場を逃げるように去ります。 ヴォルデモート卿と匹敵するほど最強で最悪の魔法使いと言わしめた彼は、これからどのように挽回していくのでしょうか。
ジョニー・デップが降板した理由は?
「ファンタビ3」から、グリンデルバルドはマッツ・ミケルセンが演じることになりました。彼は映画『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)や、ドラマ『ハンニバル』(2013年〜2015年)などで知られています。 前任のジョニー・デップは、彼のDV疑惑を報じた英『The Sun』誌を相手取った名誉毀損裁判に敗訴したため、本シリーズから降板することに。その後すぐに後任候補としてミケルセンの名前が挙がり、正式に決定しました。 物語の重要人物であるグリンデルバルド役を引き継ぐにあたって、彼は「ジョニー・デップの演技をコピーしないこと」を意識し、独自のグリンデルバルドを演じていくと意気込みを語っています。
クリーデンス・ベアボーン役/エズラ・ミラー
前作では共に行動していたマレディクタスの女性ナギニの制止にも関わらず、グリンデルバルド陣営の仲間入りを果たしてしまったクリーデンス。 本作ではダンブルドアと対決し、そこで自らの出自に関する重大な秘密を知ることになります。このことでグリンデルバルドの洗脳から目が覚めたクリーデンスは、オブスキュラスによる衰弱に耐えつつ、必死にダンブルドアとグリンデルバルドとの戦いに応戦します。 これまで謎とされてきた彼の正体がようやく本作で明らかになりましたが、オブスキュリアルである彼の安否はどうなるのでしょうか。
ユーラリー・“ラリー”・ヒックス役/ジェシカ・ウィリアムズ
「ファンタビ3」では、アメリカにある魔法学校「イルヴァーモーニー魔法魔術学校」が重要な舞台になるといわれています。 そこで前作で顔を見せたイルヴァーモーニーの呪文学教授ユーラリー・ヒックスが再登場し、大きな役割を果たす模様。演じるのは、前作から続投のジェシカ・ウィリアムズです。 2作目では、ユーラリーが魔法の本でニコラス・フラメルと会話し、ニュートを助けるよう促していました。3作目ではマグルのジェイコブとタッグを組み、ダンブルドア陣営の強力な一員としての役割を果たしています。
ティナ・ゴールドスタイン役/キャサリン・ウォーターストン
「ファンタビ1」「ファンタビ2」と、ニュートたちと共に冒険を続けてきたティナは、本作でアメリカ合衆国魔法議会の闇祓い局長になったことが明かされます。そのためか、「ファンタビ3」での出番は終盤の数シーンのみ。 ティナが出演しなかった理由は、次回作以降で明らかになるのでしょうか。
「ファンタビ」シリーズのあらすじをおさらい【振り返る】
本シリーズの主人公は、「ハリポタ」で登場した教科書『幻の動物とその生息地』の著者である、ニュート・スキャマンダーです。彼は魔法生物の研究家であり、作品ごとに新しい生き物たちがたくさん出てくるのも魅力の1つ。 3作目の最新情報を紹介する前に、これまでに公開された2作品の内容を振り返りたいと思います。
1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)
舞台はアメリカ。ニュート・スキャマンダーは研究でアリゾナに向かう途中、ニューヨークに訪れます。しかしそこで自分の魔法のトランクから魔法生物が脱走!しかもノーマジ(人間)であるジェイコヴにそれを見られてしまいます。 闇祓いのティナ・ゴールドスタインがこれを取り締まり、ニュートはアメリカ合衆国魔法議会に連行されてしまうのです。 時を同じくして、ニューヨークでは原因不明の事故が多発。魔法保安局長官であるパーシバルがこれを追っていくと、少年クリーデンス・ベアボーンがこれに関係していると推測されました。そしてニュートと仲間たちが、この事件に巻き込まれていきます。
2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)
1作目のラストで逮捕された闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドが脱獄。そして彼の目的が、前作で生き延びてヨーロッパに逃亡したクリーデンスであることがわかると、魔法省はニュートに渡航許可をする代わりに、クリーデンスの捜索を命令します これにニュートは背きますが、秘密裏にダンブルドアからこれをお願いされ、しぶしぶ引き受けることに。 その頃パリのサーカスに身を隠していたクリーデンスは、ナギニという女と行動を共にしていました。しかし彼らはグリンデルバルドに見つかってしまいます。そこから、とあるキャラクターやクリーデンスの知られざる過去が次々に明かされていくのです。
「ファンタビ3/ダンブルドアの秘密」の謎をネタバレ解説しました
2作目のラストでは、グリンデルバルドに打ち勝つ重要なアイテムをゲットしたニュート(とニフラー)。 本シリーズは1926年から1945年を描くもので、45年は「ハリポタ」史で言うなればダンブルドアがグリンデルバルドを決闘で打ち負かした年です。結末は既に分かっていますが、それまでに何が起きたのかを知るのが楽しい、「ファンタビ」シリーズ。 3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で明かされた謎をチェックして、今後さらにパワーアップしていく「ファンタビ」シリーズを楽しみましょう。