2018年11月30日更新

ニュート・スキャマンダー、ファンタビ主人公を徹底解剖!ハリーとの共通点とは

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社会現象ともなった「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品「ファンタスティック・ビースト」シリーズ。この記事では、ハリー・ポッターとの比較も込みで、「ファンタビ 」の主人公ニュート・スキャマンダーの魅力に迫ります。

「ハリポタ」スピンオフの主役ニュート・スキャマンダーのプロフィール

「ファンタスティック・ビースト」シリーズとその主人公とは?

世界的大人気ファンタジー小説にして、一大社会現象となったJ・K・ローリングによる「ハリー・ポッター」シリーズ。 ホグワーツ魔法魔術学校を舞台に、ハリー・ポッターと仲間たちが学校生活の一方で巨悪に立ち向かう全7巻からなるこの小説は、映画化もされました。 そんな「ハリー・ポッター」シリーズの世界には、「ニュート・スキャマンダー」という魔法動物学者が存在します。 ハリー・ポッターが生まれる約80年前の1897年。魔法使いの家系に生まれたニュート・スキャマンダー(本名:ニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー)は、魔法動物学者であり、魔法界のベストセラー本『幻の動物とその生息地』の著者です。 若き日のニュートが主役を務める作品。それが、「ハリー・ポッター」シリーズのスピオンフ、「ファンタスティック・ビースト」シリーズなのです。

ニュートを演じるのは、英国人俳優エディ・レッドメイン

エディ・レッドメイン
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このシリーズで主人公のニュート役を演じるのは、イギリス人俳優のエディ・レッドメインです。ニュート役の候補には、マット・スミスやニコラス・ホルトの名前も挙がっていましたが、最終的にエディに決定しました。 ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで美術史を専攻していたエディは、2006年の『ザ・デンジャラス・マインド』で俳優デビュー。2012年に公開された『レ・ミゼラブル』のマリウス・ポンメルシー役で、世間的な知名度が一気に向上します。 また、2014年に日本でも公開された『博士と彼女のセオリー』で第87回アカデミー賞主演男優賞を受賞し、翌2015年の『リリーのすべて』でも同賞にノミネートされるなど、その確かな演技力が高く評価されている俳優です。

ニュート・スキャマンダーはどんな性格?

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 エディ・レッドメイン
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エディ・レッドメイン演じるニュート・スキャマンダーは、ホグワーツにある4つの寮の中ではハッフルパフに所属していました。 ハッフルパフの寮生には、忍耐強く勤勉で、慈愛に満ちた心を持ち、他者に対して寛容かつ献身的に接するという特徴があります。 若き日のニュートはこれらの特徴を見事に兼ね備えた青年で、劇中でもほとんど怒りを見せる場面はなく、唯一怒りを見せるのも自分ではなく、魔法動物に危機が迫った時のみ。それ以外では、困っている動物や人間に対しても優しく接する姿が印象的です。 ただし、ニュートもハリーやダンブルドアと同じく、必要であれば規則を無視する傾向があります。さらに、どんな相手に対しても言うべきことはきっちり言うことができるなど、穏やかなだけでなく、勇敢な人物として描かれています。 このように、数多くの美点をもつニュートですが、周囲からは基本的には変わり者だと思われていたようです。また、ニュート自身も同じ人間より動物に囲まれている方が幸せだと感じている、一風変わった人物ではあります。 そういった部分については、彼の経歴をより深く掘り下げていきながら紹介していきます。

母は魔法動物のブリーダー

ニュートは幼い頃から魔法動物に関心が持てる環境で育っています。彼の母親は、鷲と馬を融合させたような容姿をもつ魔法動物・ヒッポグリフのブリーダーだったからです。そのため、一般的な家庭よりも幼い頃から魔法動物に親しめる環境で育ったのでした。 このヒッポグリフは「ハリー・ポッター」シリーズの小説や映画でも登場しています。特にシリーズ3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の劇中では、ある重要な活躍をみせているので、未見の人はぜひチェックしてみてくださいね。

ホグワーツ時代のニュート【退学していた?】

ダンブルドア ファンタビ ファンタスティックビースト
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魔法使いとしての素質が認められたニュートは、1908年にホグワーツ魔法魔術学校に入学。先述の通りハッフルパフに所属し、魔法動物の学習に力を注ぎます。 しかし、彼が愛する魔法動物が人に危害を及ぼす事件が発生。 当時、変身術の教授だったアルバス・ダンブルドアはニュートを守ろうとしましたが、ダンブルドアの奮闘も虚しく、ニュートは退学処分になってしまいます。

想い人はリタ・リストレンジ

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リタ・レストレンジ #ファンタビ

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ホグワーツ時代から周囲からは浮いた存在だったニュートですが、親しかった人もいます。 それが、同学年でスリザリン出身のリタ・レストレンジ。彼女もある事情から学校では浮いた存在だったため、ニュートとは非常に親しい間柄でした。 しかし、ニュートが学校を去った後は疎遠になってしまいます。 「魔法使いの旅」ではニュートが彼女の写真を大事にしている様子も見られましたが、「黒い魔法使いの誕生」でリタが本格的に登場した際には、彼女はニュートの実兄・テセウスの婚約者になっていました。

魔法省の役人に

学校を退学したニュートは、ダンブルドアの計らいでイギリス魔法省職員として就職します。 最初は魔法生物規制管理部の屋敷しもべ妖精転勤室に配属され、非常に退屈な日々を送っていましたが、2年後の動物課への異動が彼の転機となり、様々な魔法動物の知識を活かしてどんどん昇進していったのでした。 また、後に彼は狼人間登録簿の作成もしており、これは狼人間について多く言及されることとなる小説第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でも登場します。 彼の功績は後世に色濃く影響を残していることから、いかにニュートが魔法動物学の分野で重要な人物かがわかりますね。

『幻の動物とその生息地』を執筆

ニュートは、ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書でもある大ベストセラー『幻の動物とその生息地』の執筆者でもあります。 彼は魔法界の出版社オブスキュラス出版社より、著書の執筆を勧められます。 当時安月給で働いていたニュートは、自分の好きな魔法動物を探して本が書け、かつそれでお金が稼げるという利点からこの話に乗り、長期休暇などを利用しながら5大陸100ヶ国を訪問。時には抗う魔法動物を撃退しながら、観察を続けていきます。 また、1926年にはニューヨークでトランクに入っていた魔法動物を逃してしまいます。これが原因で、魔法世界と非魔法世界を巻き込んだ大騒動に発展。数々の試練を乗り越えたニュートは、その翌年1927年に『幻の動物とその生息地』を出版したのでした。

ニュートの家族は?

ティナ ファンタビ ファンタスティックビースト
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ニュートは、ニューヨークで出会ったティナことポーペンティナ・ゴールドスタインと後に結婚します。著書を出版してからも研究職を続けているため、ティナとペットたちに囲まれながら生活しているそうです。 また、後に生まれた孫ロルフは、小説5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』から登場する大の魔法動物好きな魔女ルーナ・ラブグッドと結婚。二人はニュートのひ孫でもあるローカンとライサンダーという名の双子に恵まれます。 また、「黒い魔法使い」には闇祓いをしている実兄のテセウスが登場しています。

ハリー・ポッターとの共通点は?

ハリーポッター
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「ハリー・ポッター」シリーズの主人公・ハリーと、「ファンタスティック・ビースト」の主人公・ニュート。両作品の主人公としてしばしば比較されるこの二人には、ホグワーツ出身という以外にもいくつかの共通点があります。 特に印象的なものとしては、先述の通り必要に応じて規則を破ることも厭わない性格と、ダンブルドアから多大な信頼を寄せられている点が挙げられるでしょう。 そんなダンブルドアが信頼する二人には、「勇敢である」「弱者を守ろうとする」「権威を求めない」などの共通点があります。 ハリーもニュートも自分では権威を求めてはいないものの、ハリーは後に闇祓い局局長に就任し、ニュートも魔法動物学者として名を馳せるようになるので、ダンブルドアは彼らの魔法使いとしての将来性も見抜いていたのかもしれません。 いずれにせよ、二人とも心優しく勇敢であり、最終的には魔法界で偉業を成し遂げることなどが共通点といえるでしょう。

ニュート・スキャマンダーの今後が楽しみ!

グリンデルバルド ファンタビ ファンタスティックビースト
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「ファンタスティック・ビースト」シリーズでは、ゲラート・グリンデルバルドが闇の魔法使いとして暗躍します。 しかし、グリンデルバルドは1945年にダンブルドアとの決闘の末、破れるということが明かされています。このことから、ニュートがグリンデルバルドを倒すわけではないということは明らかです。 前作の主人公・ハリーが宿敵・ヴォルデモート卿を倒す「選ばれた男の子」だったのに対し、ニュートが物語の中で果たす役割についてはまだまだ謎に包まれているのです。 「黒い魔法使い」の劇中ではまたしても大変なトラブルに巻き込まれていたニュートですが、これから彼には一体どんな冒険が待ち受けているのでしょうか? 今後を楽しみに待ちたいと思います。