2018年12月5日更新

ネタバレ!「ファンタスティック・ビースト2」の謎を完全解説&考察

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「ファンタスティック・ビースト2」には「ハリー・ポッター」シリーズで描かれた人物や出来事の謎・秘密が解明されるような展開が数多く待ち受けています。この記事では、その謎や秘密を徹底解説しています。

「ファンタスティック・ビースト2」の謎・秘密を徹底解説!【ネタバレ注意】

2018年11月23日に公開された『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』。本作では、「ハリー・ポッター」シリーズの「死の秘宝 PART1」「死の秘宝 PART2」で描かれた人物や出来事の謎が解明されるような、ファンの想像を絶する展開が描かれました。 そして、そこからまた新たに広がる謎……。本記事では、「ファンタビ2」で明かされた謎と秘密を徹底解説していきます。

ナギニが蛇であること、それは悲しき呪い!

『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』 ナギニ,クラウディア・キム
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「ハリー・ポッター」シリーズでは、ヴォルデモートの忠実な側近として存在感を放っていた蛇・ナギニ。「死の秘宝」においてネビルによって殺害されましたが、「ハリー・ポッター」シリーズでは、その過去や生い立ちは謎に包まれたままでした。 母親を探すためにサーカス団で働いていたクリーデンス。そこで出会った蛇……ではなく絶世の美女がナギニであることが、本作で明らかになります。サーカスでは、人間より劣る種族マレディクタスとして虐げられていました。 マレディクタスとは、親から子へと遺伝する呪いを持って生まれた女性のこと。この種族は、動物に変身できる一方、いずれ変身した動物のまま人間の姿に戻れなくなる悲しき運命を背負っていました。 本作の舞台となる1927年では、大蛇へと変身しても元の姿へと戻れる状態でしたが、「ハリポタ」シリーズで私たちが目にしていたナギニは、すでに人間の姿に戻れなくなっていたのです。

ダンブルドアとグリンデルバルドが直接対決できないわけ

ダンブルドア ファンタビ ファンタスティックビースト
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まず、ダンブルドアとグリンデルバルドの関係性について、新しい情報が明かされました。 ダンブルドアが彼に恋心を抱いていたことをご存知の方は多いかもしれません。しかし、グリンデルバルドはダンブルドアの妹アリアナの死に関わっており、それに加えてマグルに対する考えの不一致から、二人の間には確執が生まれました。 本作でダンブルドアは「みぞの鏡」を見ますが、そこに写っていたのはグリンデルバルドでした。そこから、まだ恋心が完全には失われていないことが伺えます。ダンブルドアがすぐにグリンデルバルドについて手を打たなかったのは、この恋心が原因だと思われていましたが、そこには他にも事情があったのです。 それは、二人が交わした「破れぬ誓い」。これは、誓いを結んだ二人のうちのどちらかがそれを破れば、二人とも命を落とすという血の呪いです。「ハリポタ」シリーズの「謎のプリンス」で、セブルス・スネイプとマルフォイの母親のナルシッサが同じことをしていましたね。 ダンブルドアとグリンデルバルドは、近い将来、お互いが対立することを青年期に想定していました。そうなった時のために、「お互いが戦わない」という破れぬ誓いを立てていたのです。つまり、グリンデルバルドがダンブルドアをすぐに、そして直接に始末しないわけは、ここに起因していました。

グリンデルバルドがクリーデンスを利用した背景

グリンデルバルド ファンタビ ファンタスティックビースト
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自分はダンブルドアに直接攻撃ができない。そう考えたグリンデルバルドは、自分の駒となって彼を破滅させる存在を探すことにしたのです。それが、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で描かれた、オブスキュラスの捜索でした。 グリンデルバルドは魔法省の闇祓いに扮して孤児のクリーデンスにそれを探させていました。彼も、途中まではクリーデンス自身がオブスキュリアル(オブスキュラスを生み出す魔法族の子供)とは気付けなかったのです。なぜなら、本来オブスキュリアルは体が蝕まれているため、10歳前後で命を落としてしまうからです。 しかし、クリーデンスがそうであると知った時、グリンデルバルドはわざと彼を「裏切る」ことで動揺させ、オブスキュラスを発生させました。10歳を優に超えている彼に、類稀なる魔法の力を感じたグリンデルバルドは、彼をダンブルドアとの決闘に利用しようと考えました。「ファンタビ2」では、クリーデンスが自分の下にくるように仕向けます。

ダンブルドアの妹、アリアナはオブキュラスだった?

しかし、ここで疑問なのが、そもそもなぜグリンデルバルドはオブスキュラスにこだわっていたのか、ということです。ここから考えられるのは、彼は既にオブスキュラスに遭遇していて、その威力を知っていたことです。 実は、グリンデルバルドが今まで出会ったなかで、クリーデンスのようにオブスキュリアルになり得た人物がいました。それは、アルバス・ダンブルドアの妹アリアナです。オブスキュラスの宿主の共通点に「精神的・肉体的な虐待を受けた魔法族の子供」というものがあります。 アリアナは、マグルに魔法を使っているところを見つけられて攻撃を受けたことをきっかけに精神が脆くなり、破壊的になって“抑えられない力”を暴発させるようになった、という過去があります。そして、その力によって母親であるケンドラ・ダンブルドアを殺してしまいました。このアリアナが暴発してしまった力というのが、オブスキュラスだと考えられるのです。 彼女がマグルに襲われたのは、6歳のとき。年齢的にもオブスキュリアルであったことへの辻褄が合うのです。さらに、彼女が不慮の事故で亡くなる14歳まで「生き延びられた」のは、ダンブルドア家の血に流れる強い魔力のおかげだと考えられます。 これこそが、まさしく「ファンタビ2」で明かされたクリーデンスの正体の裏付けとなるのです!

クリーデンス・ベアボーンズの正体は、アウレリウス・ダンブルドア

クリーデンス ファンタビ ファンタスティックビースト
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「ファンタビ2」のメインテーマは、クリーデンスのアイデンティティを探す旅でした。誰もが「彼が一体何者なのか」ということを本作で突き止めようとします。そんな中、彼がレストレンジ家の人間ではないのか、という疑惑が浮上。 しかし、彼の本当の正体はダンブルドア家の人間、アウレリウス・ダンブルドアだったのです。 この、アウレリウスという人物は、シリーズ史上、未だかつて登場したことのない存在でした。しかし、クリーデンスがダンブルドア家の人間である証に、ピンチの時に不死鳥が彼の元に現れているのです。さらに、先述のアリアナがオブスキュリアルである可能性が高ければ、長く生きられた彼女と同じダンブルドア家の血を引き継ぐクリーデンスが生き延びている理由にもなります。 ただ、ここで生まれた新たな謎が。それは、クリーデンスの親です。「ファンタビ」一作目で彼の義母だったメアリーは、「お前の母は魔女だった」と話していたことから、彼が魔法族の子供であることはわかっていました。 しかし、本作で明かされたリタ・レストレンジの秘密によると、彼の母親は航海中に息子を取り替えられてしまった人物です。そして、ダンブルドア家の子供だとしても、アルバスの母ケンドラは1899年に亡くなっています。さらに父パーシバルはそれよりも前に、アズカバンに収監されていました。クリーデンスがこの二人の子供であることは、考えられないのです。 さらに、仮にケンドラの息子だとすると、1899年以前に生まれてなければなりません。すると彼は「ファンタビ2」の時代1927年には、30歳以上になっていないと辻褄が合わないのです。一体彼はどの、ダンブルドアの子供なのでしょう!?

「ファンタスティック・ビースト2」は驚愕の展開の連続だった!

ファンタビ ファンタスティックビースト
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ダンブルドアとグリンデルバルドの関係、ナギニの過去と呪い、クリーデンス・ベアボーンズの正体など、「ハリポタ」ファンにとって驚きの展開の連続となった本作。しかし、明かされた謎はほんの一部でしかありません。 魔法ワールドのさらなる謎や秘密は、今後公開が予定されている「ファンタスティック・ビースト」シリーズで、明らかになることでしょう。