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『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』あらすじ、キャスト、評価は?【ハリーポッター新作】

2017年7月6日更新

世界的大ヒットを記録したハリーポッターシリーズ映画ですが新スピンオフ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を制作しています。ホグワーツ魔法魔術学校の教科書「幻の動物とその生息地」を基に映画にした作品で全3部作の予定です。今回は気になる公開日、内容、キャスト候補者をまとめてみました。

『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』はハリポタシリーズ最新作

ホグワーツ魔法魔術学校の教科書『Fantastic Beasts and Where to Find Them(幻の動物とその生息地)』にインスパイアされたハリーポッター・スピンオフ3部作の制作が発表されていましたが、この第一作の全米公開日が2016年11月18日になったと製作するワーナー・ブラザース社が発表しました。

また邦題も『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と決定!ほとんど国が原題を採用したなか、日本を含む12カ国が独自のタイトルを採用したそう。

ハリポタの世界の70年前の話【あらすじ】

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

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1926年のアメリカでは人間界・魔法界との関係の悪化、さらに闇の魔法使いグリンデンバルドの脅威にさらされていました。そんな中やってきたのが魔法動物学者のニュートです。彼の革のトランクには保護したたくさんの魔法動物が詰め込まれていましたが、そのうちの一匹が逃亡。その過程でノー・マジ(非魔法使い)であるジェイコブのトランクと取り違えてた末に街に放たれてしまいます。一部始終を見かけた元闇払い(闇の魔法使いに対抗する魔法使い)のティナと妹のクイニー、さらにジェイコブも巻き込み魔法動物を探しに行くことになるのです。

本記事の一番最後に衝撃的なネタバレを含めた内容を記述しているので、気になる方はご覧ください。

舞台はアメリカ・NY。ポスタービジュアルがかっこいい!

ホグワーツはイギリスの魔法学校ですが、アメリカ版ホグワーツにあたる学校が登場するとの情報も。

ツイッターで行われた質疑応答セッションで「アメリカの学校」の名前を尋ねられたローリングは「その情報はじきに発表されます」と答えた。

2016年6月に解禁された新ビジュアルにはニュート・スキャマンダー演じるレディ・レッドメインがニューヨークの人通りを見下ろしています。

スーツケースがカギ?

エディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーのスーツケースは魔法の道具になっていて、危険な魔法動物を入れた状態でスイッチを押すと、中身が魔法使い以外には見えなくなるというもののようです。

今回のストーリーの発端は、スーツケースから魔法生物が逃げ出したことになるようですので、スーツケースが本作を通じて重要なアイテムになっています。

映画のもとになってるホグワーツの教科書とは

幻の動物とその生息地

『幻の動物とその生息地』(『Fantastic Beasts & Where to Find Them』)は、『ハリー・ポッター』シリーズで登場する書籍です。 ホグワーツ魔法魔術学校で使われる教科書で、魔法生物に関する基礎知識や、約80種の魔法生物の生態と危険度を示してあります。著者は魔法生物研究者ニュート・スキャマンダー(という設定でもちろんJ・K・ローリングです)。

ニュート・スキャマンダー

1897年生まれ。ホグワーツ卒業後、魔法省に入省。「魔法生物規制管理部」「屋敷しもべ妖精転勤室」「ドラゴンの研究および制御室」などで働く。1947年「狼人間登録簿」、1965年「実験的飼育禁止令」を作成。1979年、マーリン勲章勲二等を授与される。現在はポーペンチナ夫人とペットのニーズル(ホッピー、ミリー、モーラー)と共に暮らしている。

主人公のスキャマンダーのプロフィールです。本名はニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー。ハリポタ1巻は1991年の設定なのでその70年前となると、1921年。彼は大体24歳くらいの姿で登場することになりそう。

ちなみに彼の孫で同じ魔法生物学者のロルフ・スキャマンダーは、あの不思議ちゃんことルーナと結婚しています。

現実でも売られていた!

ちなみにこの教科書、2001年にイギリス、アメリカ、日本などで副読本として実際に本屋で発売されていました。

ハリーが使った複製品という設定であるため、”ハリーが書きこんだ落書き”も再現されています。みなさんの中でも「持ってる!」という方は多いのではないでしょうか?

エディ・レッドメイン演じる主人公、ニュート・スキャマンダー

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

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『レ・ミゼラブル』などに出演し、『博士と彼女のセオリー』ではアカデミー賞主演男優賞を受賞した俳優エディ・レッドメインが主演のスキャマンダー役に決定しました。

人気若手実力派俳優を主演にしたということは、前シリーズとは違った毛色になるということでしょうか…?またスキャマンダーのほかに2人のアメリカ人少女と2人のアメリカ人少年がメインキャストになる予定だそうです。

また本編には、エディ・レッドメインが自身の俳優人生が終ると思ったシーンがあるそうです。それは魔法動物の求愛のシーン。野鳥の求愛を何度も観察して、ものすごく恥ずかしいダンスを披露しました。

レッドメインは大英帝国勲章受章も!

エディ・レッドメインはイギリスのエリザベス女王から俳優としての功績を認められ大英帝国勲章を授与されました。

その時に彼は報道陣に以下のようにコメントしています。

僕は自分が夢中になれるものに取り組むことができて、とても幸運だと思う。自分が好きなことを仕事にできるなんて、とても恵まれていると感じる。滅多にないことだから
引用:eiga.com

また、受賞については「信じられないほど光栄なこと」と話し、その喜びを語りました。

宮野真守がニュートの吹き替え版声優を担当

宮野 真守

本作の日本語吹き替え版で主人公・ニュートの吹き替えを担当するのは宮野真守です。宮野は前作に当たる『ハリー・ポッター』シリーズのパーシー・ウィーズリーの吹き替えも担当していました。

宮野は1983年生まれの声優です。2008年には第2回声優アワード主演男優賞、TAF東京アニメアワード声優賞を受賞しています。主な代表作に、『DEATH NOTE』の夜神月や、『機動戦士ガンダム00』の刹那・F・セイエイなどがあります。

2016年11月に公開された動画では、宮野真守が声を担当した、吹き替え版予告編が公開されました。宮野演じるニュートの声が聞けます!

ヒロイン、ティナ(ポーペンテイナ)にはキャサリン・ウォーターストン!

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

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(画像右) ヒロイン・ティナ役にはキャサリン・ウォーターストンが選ばれました!彼女は1980年3月3日生まれのイギリス出身の女優。映画『インヒアレント・ヴァイス』(2014年)、『ラブストーリーズ コナーの涙』ドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」などに出演しています。

キャサリンは今回ティナ(正式名ポーペンテイナ)という重要な役を演じるという。この魔女は、ローリング著「ハリー・ポッター」シリーズの人気キャラクターたちとは異なり、アメリカで魔力をふるっている。彼女は、幻獣を探して記録する旅の道中でニューヨークに立ち寄り、エディ扮する魔法生物学者ニュート・スキャマンダーと出会うのだ。

ティナの吹き替えは伊藤静が担当。

伊藤 静

ヒロイン、ティナの吹替えを担当するのは、声優の伊藤静です。アニメ声優としても大変活躍していますが、映画の吹き替えキャストとしての一面も持っています。

同じくファンタジー大作の『ナルニア国物語』では、主人公兄妹の末っ子であるルーシイの大人になった姿の吹き替えを担当しています。

代表的な作品には、『ハヤテのごとく!』の桂ヒナギク役や、有名アニメ『クレヨンしんちゃん』のナナコお姉さん役などがあり、2016年には声優アワードにて助演女優賞を受賞しています。

「ファンタビ」その他のキャスト

クイーニー - アリソン・スドル

『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』 アリソン・スドル

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スキャマンダーが姉と同じくNYで出会うとされる、ティナの妹クイーニー役にシンガーソングライター、アリソン・スドルが抜擢されました。クィニーは相手の思考や記憶を読み取る開心術の使い手です。

スドルは2006年ころから「A Fine Frenzy」という名などで活躍してきたミュージシャン。近年は「Transparent」などドラマを中心に女優としての活動もしています。本作が映画デビュー作です。

ジェイコブ - ダン・フォグラー

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 ダン・フォグラー

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スキャマンダーのライバル役「ジェイコブ」にダン・フォグラーが選ばれました。工場労働者のジェイコブ。ニュート・スキャマンダーとの出会いによって魔法界との深い関わりを持つようになります。

1976年生まれのアメリカの俳優・声優で、代表作には『燃えよ!ピンポン』『カンフー・パンダ』など。

クリーデンス - エズラ・ミラー

スキャマンダーが旅の途中で出会う魔法使いクリーデンス(Credence)役にはエズラ・ミラーが抜擢。1992年のアメリカの俳優で『ウォールフラワー』『少年は残酷な弓を射る』の演技が印象的でした。スーパーマンやバットマンが属するDCコミックのヒーロー"ザ・フラッシュ"役にも選ばれていて、今かなり勢いのある若手です。

ちなみに「Credence」は「信用」という意味。

グレイヴス - コリン・ファレル

『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』コリン・ファレル

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アメリカの魔法使いグレイヴス(Graves)役にコリン・ファレルが選出。彼は1976年生まれアイルランド出身の俳優。個性派として出演作では存在感を示し、代表作には『マイノリティ・リポート』『マイアミ・バイス』『ヒットマンズ・レクイエム』など。

「墓」の意味である「Grave」を名前に持っていることから不気味な予感がします。

チャスティティ - ジェン・マレー

北アイルランドの女優ジェン・マレーの出演が決定したとのことです。2008年からTVシリーズや映画に出演してきた彼女。

役名は「Chastity」と発表されました。「純潔」「清純」といった意味を持つこのキャラクターは一体どのような人物なのでしょうか。

メアリー・ルー - サマンサ・モートン

1977年生まれのイギリスの女優、サマンサ・モートンも参戦。映画『ギター弾きの恋』、『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』で2回オスカーノミネートされた実力派女優です。メアリー・ルー(Mary Lou)という役名が公表されています。

モデスティ - フェイス・ウッド-ブラグローヴ

モデスティ(Modesty)」という少女役に一般オーディションが開催されました。集まった約1万4000人もの候補から抜擢された、フェイス・ウッド-ブラグローヴ(Faith Wood-Blagrove)。役柄の詳細は不明ですが、ハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンのように大ブレイクとなるのか楽しみです。

モデスティは「内なる強さと平静さ」を持つ少女とのことで、「人の心の内を見て理解する能力がある」と、役柄が説明されている

ちなみに「Modesty」という言葉の意味は「謙遜」や「慎み深さ」。

ナーラック - ロン・パールマン

『ヘルボーイ』などで知られるアメリカ人俳優・ロン・パールマンがゴブリン役で出演。

エディ・レッドメイン演じるニュートが情報を集める際に訪れる、酒場の店主でありギャングのゴブリン、ナーラックを演じます。

ヘンリー・ショー・シニア - ジョン・ヴォイト

1938年生まれ、1978年の映画『帰郷』でアカデミー賞主演男優賞、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した名優ジョン・ヴォイトの出演も決定。ジョン・ヴォイトはアンジェリーナ・ジョリーの父としても知られています。

彼が演じるは、ニューヨークで大きな力を持っているマグルの新聞王、ヘンリー・ショー・シニアです。

セラフィナ - カーメン・イジョゴ

1974年生まれ、映画『グローリー/明日への行進』『パージ:アナーキー』などに出演しているカーメン・イジョゴの出演も決定しました。

演じるはアメリカの魔法省であるMACUSAの代表、セラフィナです。

ジェンマ・チャン

1982年生まれ、映画『エグザム』『エージェント:ライアン』、ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』などに出演しているジェンマ・チャンの出演も決定しました。

役名や詳細はわかっておりません。

続編出演が決まっているジョニー・デップが出演?!

『パイレーツ・オブ・カリビアン』などで知られるジョニー・デップですが、実はこの『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』第1作に出演しているというのです。

第二弾で演じることが確定してるのが魔法使いのゲラート・グリンデルバルド。あのダンブルドア校長と戦ったことでも知られる有名な闇の魔法使いです。本作の舞台がグリンデルバルドがヨーロッパを席巻していた時代であることから、少なからず顔を出すシーンはありそうです。

ジャック・スパロウの他にも、『シザー・ハンズ』のエドワード・シザーハンズや、『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のスウィーニー・トッドなど数々の超個性的なキャラクターを演じてきたジョニー・デップ。

第1作のどのシーンで映っているのか、そして第2作にどう影響するのか大注目です。

監督はハリーポッターシリーズの後半4作を担当したデイビット・イェーツ

この新ハリーポッターシリーズの監督を務めるのは、イングランド出身のデイビット・イェーツです。

デイビット・イェーツは、映画『ハリー・ポッター』シリーズの後半4作品の監督をした人物。 ・『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007) ・『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009) ・『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010) ・『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)

脚本はハリーポッターの作者J・K・ローリング

J・K・ローリング

原作者J・K・ローリングが本作でなんと脚本家デビュー。

プロデューサーのデヴィッド・ハイマン氏は早速ローリング氏の脚本を絶賛。かなり期待してしまいます!

「ローリングは素晴らしい脚本を書いたんだ」「まだ初期段階だよ。デヴィド・イェーツが監督をして、来年に撮影を開始するんだ。とても楽しみにしているよ」

小説家"から"脚本家"への挑戦!

今回製作された『ファンタスティック・ビースト』には原作小説がないため、J・K・ローリングは初めて“脚本家”として自身で脚本を執筆する事になりました。すなわちローリングは描き出す世界を、一から脚本家として作りあげて行ったのです。

ハリーポッターシリーズに続いてプロデューサーを務めたデイヴィッド・ヘイマンは、本作の創作過程を通じてローリングのさらなる“進化”を感じたと言います。とは言え、優れた小説家が優れた脚本家とは限らないと言うデイヴィットは、最初は不安な気持ちがあった事を明かしています。

しかし何といっても勤勉なローリング。ある時先の展開を知るため簡単なメモを求められた際には、なんと3日で100ページ以上の脚本を書いてきたそうです!ディヴィットは「彼女に任せて大丈夫」と確信を抱くことができたと言います。

才能溢れるにも関わらず周囲への気遣いも出来謙虚で、とにかく勤勉なローリング。脚本家としての今後の活躍にも大いに期待が高まります。

『ファンタスティックビースト』の気になる感想・評価は?

iwawawawah ハリポタは全作見てるけど特別ファンってほどでもなく、特にシリーズ後半は個人的にワクワク感に欠けて飽きてしまっていたので、続編なんだってくらいの認識で期待値低めで鑑賞。が、結果とっても楽しめました!程よく笑えてワクワク、ハラハラできて。すごく良かったです。人間界での話だけど世界観は変わらなくて、ついニヤニヤ。魔法動物も愛らしい。 そしてIMAX映像キレイ〜!劇場で3D鑑賞おすすめ。
southpumpkin 全く期待していなかった分、予想外に面白かったので星を4にしました。3.5でもいいかな、と思ったのですが、鑑賞後の興奮をそのままに残しておきたいので…。一人の魔法使いがイギリスからアメリカにやって来ます。彼のトランクには魔法動物がたくさん詰まっていました。 少年少女にはぴったりの映画です。一生かかっても思いつかないようなアイディアの魔法動物がウジャウジャ出てくるので、一ミリも飽きません。親御さんの方が目をキラキラさせちゃうかも。映画ライト層にもぴったりです。登場人物、特にメインの四人組がとってもキュート。ああ〜〜、ニュート好き〜〜、クイニーきゃわあ〜〜、というTweetをすることができます。 さて問題のハリポタ好き(僕です…)にとってですが、これがスマッシュヒット。さすが我らが神、JKローリングが脚本を担当しただけあります。世界観を全く壊すことなく、ハリーポッターの世界を映画で再現しています。もしかしたら劇場版ハリポタよりもハリポタらしいかもしれません。グリンデンバルドの名前は出てくるし、それよりもニュートの想い人がレストレンジ一家の人だったとは!!グリンデンバルドとダンブルドアの話も間違いなく描かれるであろう続編が気になる…。そもそもハリーポッター本編でも出てきた呪文がたくさん出てくるのがとっても嬉しい。しかしさすがは神による脚本、いくつか知らない呪文もあったりして、ファンを揺さぶってきます。 ところで映画好きにとってどうか、と言われたら正直微妙かもしれません。魔法動物パートから一転、物語の大筋はかなりダークなファンタジーです。このあたりの雰囲気とデイビット・イェーツの作風とがマッチし、良い感じになるのかと思いきや、こちらの大筋が不完全燃焼。やや魔法動物パートに時間を割きすぎた感があります。続編での燃焼を期待したい。