1:大学に通いながら声優の養成所にも通っていた
2:本名のまま1998年にデビュー
3:『七人のナナ』で初のアニメレギュラーを獲得
4:『超変身コス∞プレイヤー』では主演を飾る
5:金田朋子と声優ユニットを組んでいたことも
6:『ふたりはプリキュア Splash Star』のチョッピ役に抜擢
7:新房昭之が監督を務める作品の常連に
8:声優ユニット「N±」としても自主活動していた
9:『這いよれ! ニャル子さん』で第7回声優アワード歌唱賞を受賞
10:2015年に病気が発覚
11:約3か月の闘病の末、死去
12:松来未祐おすすめアニメ10選
2003年『D.C. 〜ダ・カーポ〜』(鷺澤頼子)
CIRCUS製作のアダルトゲーム『D.C. 〜ダ・カーポ〜』を原作としたテレビアニメ作品です。原作は18禁恋愛アドベンチャーゲームですが、全年齢版のアニメ、漫画、小説、コンシューマーゲームなどのメディアミックス作品が数多く展開されました。 ヒロインの一人である鷺澤頼子を松来未祐が演じています。外出が苦手で人と騒ぐことがあまり好きではないという内気なキャラクターが松来未祐の声にとてもマッチしています。
2004年『蒼穹のファフナー』(羽佐間翔子)
オリジナルアニメとして企画・制作された作品です。舞台は近未来でファフナーと呼ばれるロボットに少年少女達が乗り込み自分たちが住む島を守るために戦うという物語です。OVAや劇場版や第二期が放送される程の人気作品です。内容としては、少年少女達がロボットに乗って戦うというロマン溢れるファンタジーというよりは、リアリスティックでシリアスな物語となっています。 羽佐間翔子はファフナーに乗る少年少女達と同年代ですが、肝臓に持病を持っており、思うように学校にも通えないという環境で育ちました。そのため、おとなしい性格ですが、芯の強いキャラクターです。主人公の真壁一騎や他の仲間にも様々な影響を与えるキーパーソンです。
2006年『ふたりはプリキュア Splash Star』(チョッピ)
ふたりはプリキュアシリーズの三作品目です。海原市立夕凪中学校に通う日向咲と美翔舞の前に、花の精・フラッピと鳥の精・チョッピが現れ、奪われてしまった泉の郷の七つの泉を取り戻して欲しいと頼みます。2人は「伝説の戦士プリキュア」に変身し、世界を支配しようとするアクダイカーンやその手下と精霊達の願いを叶えるべく戦う物語です。 松来未祐が担当するチョッピは美翔舞のパートナーです。普段は携帯電話のような姿に変身しています。日向咲とフラッピのコンビと力を合わせてアクダイカーンとその手下達と戦っていきます。
2007年『さよなら絶望先生シリーズ』(藤吉晴美)
久米田康治の漫画『さよなら絶望先生』を原作としたアニメ作品です。シリーズとして3期、その他OVAも販売されています。 松来未祐は、藤吉晴美という運動能力抜群のキャラクターを演じています。しかし、運動にはあまり興味がなく自ら同人誌を作成する程のオタクキャラです。登場人物の中でも常識人で大人しい性格。ただし、メガネや猫耳に強いこだわりがあるなど、オタク関連の話題が絡むと強烈なキャラクターに変貌します。
2007年『ハヤテのごとく!』(鷺ノ宮伊澄)
「週刊少年サンデー」に連載された畑健二郎による漫画『ハヤテのごとく!』原作とするアニメ作品です。作中にはパロディネタが数多く登場し、ブラックジョーク寄りのコメディから、ラブコメディなどが展開されています。 松来未祐が演じる鷺ノ宮伊澄は黒髪ロングヘアーの和服美少女。状況に流されやすく、面倒ごとを起こすこともしばしばありますが、とても声と性格のマッチした魅力感じるキャラクターです。
2007年『ひだまりスケッチ』(吉野屋先生)
蒼樹うめ作の4コマ漫画作品の『ひだまりスケッチ』を原作としたアニメシリーズです。4期まで放送されました。 主人公のゆのは高校の門前にあるアパート「ひだまり荘」に入居することになるところから物語は始まります。ゆのと隣室に住む同級生の宮子をはじめとした「ひだまり荘」に住むメンバーの日常を描いた作品です。 吉野家先生は美術の授業を担当する女性教師です。ゆのと「ひだまり荘」での隣人である宮子の1年と2年の時の学級担任を務めます。授業自体はいい加減ですが、教師としての意識が非常に高く、生徒からも名物教師として認定されています。自作のコスプレ衣装で授業を行うなど個性の強いキャラクターを松来未祐が演じています。
2009年『まりあ†ほりっく』(志木絢璃・与那国さん)
遠藤海成作の漫画を原作としたアニメ作品。ミッション系(カトリック)の女子校を舞台に、百合趣味の少女と女装したドS少年を巡るラブコメディです。「月刊コミックアライブ」にて2006年8月号〜2015年1月号まで連載され、原作は全14巻、アニメは2シーズン放送されました。 高等部の生徒会長で人の気持ちをよく察せるしっかり者の美少女である志木絢璃と学生寮である天の妃第二女子寮の頼れる番犬、酢昆布大好き「与那国さん」を松来未祐が担当しています。
2010年『それでも町は廻っている』(嵐山雪美、ジョセフィーヌ)
石黒正数作の漫画を原作としたアニメ作品。通称『それ町』。主人公の嵐山歩鳥の日常を中心に描いてゆく日常コメディー作品です。 この作品で松来未祐は、嵐山歩鳥の母である嵐山雪美と見た目が完全に狸である嵐山家の飼い犬ジョセフィーヌを演じています。
2013年『這いよれ!ニャル子さん』(クー子)
逢空万太作のライトノベルのアニメ作品です。本作におけるラブコメは「ラブクラフトコメディ」の略と作者が説明しています。ラブクラフトとは1800年代後半のアメリカ人作家ハワード・フィリップス・ラブクラフトのことで、彼が創作した神話「クトゥルー神話」を元ネタとしてキャラクターやアイテムにパロディ要素を盛り込んだ作品です。 クー子は、「クトゥルー神話」に登場する架空の神格クトゥグアがモデルとなっています。ヒロインであるニャル子に深い愛情を抱いており、ことある後に愛情表現を行い、返り討ちにあっています。
2015年『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(アンナ・錦ノ宮)
赤城大空作のライトノベルが原作のアニメ作品です。「公序良俗健全育成法」成立により、日本から下ネタが失われた時代の物語。 アンナ・錦ノ宮は主人公の狸吉が通う時岡学園高等部の生徒会長。容姿端麗・頭脳明晰・品行方正のため、狸吉が時岡学園に進学するキッカケとなった憧れの人物です。ただし、価値観は歪んでおり「愛のために行う行為は全て正しく、正しい行為のためならば何をしても良い」と信じています。狸吉に恋心を寄せていますが、本人のスペックの高さからとんでもない行動をとることもある個性的なキャラクターを松来未祐が演じています。