ザクの魅力。量産型にして至高のモビルスーツ大解剖【ガンダム】

2017年7月6日更新

『ガンダム』の世界では欠かせないモビルスーツ・ザク。ジオン公国軍の主力機として様々な局面で活躍し、地球連邦軍を苦しめてきた、あの緑の量産型機体です。今回は、ガンダムと並んで特に有名なザクを、徹底的に解剖して分かりやすく紹介します!

ジオン軍量産型モビルスーツ・ザクⅡ

量産型ザクⅡ

ジオン公国軍の主力量産型MSで、ジオン系MS胸中の特徴となる頭部のモノアイ(一つ目)カメラ、右肩のシールド、左肩のスパイクという特徴を持っています。

主要武装は専用の120mmマシンガン(ザク・マシンガン)もしくは280mmバズーカ(ザク・バズーカ)で、対艦船用近接兵器のヒートホークも装備しています。

左肩のスパイクは格闘時にタックルに利用。右肩のシールドは右側面に向けて固定装備されますが、防御よりも流れ弾対策の外部装甲に近い使い方となっています。

ザクの性能

ザクⅡ性能

すべてのモビルスーツの基礎とも言えるのがザク最大の特徴です。

汎用性が非常に高く、オプション武器・装備も多彩で、様々な局面に合わせてカスタマイズされた機体のバリエーションが多く作られています。

シャア専用ザク

シャア専用ザク

正式名称は指揮官用ザクⅡで、主に中隊長以上の士官が搭乗しています。

量産型は緑色で統一されていますが、指揮官はパーソナルカラーの塗装が許されており、シャア専用ザクは赤に塗装ています。それ故「赤い彗星」の異名で呼ばれているのです。

大きな特徴となるのは、頭部の角「指揮通信用ブレードアンテナ」。小隊長仕様のMSに搭載される機能の一つです。シャア専用ザクは量産型に比べ、性能が底上げされていますが多少の欠点もあります。例えば燃料タンクの増設は行われましたが、稼働時間は旧型のF型より短いといった点です。

その他のいろいろなザク

先行量産型ザク(A型)

MS-05A

ザクⅠの問題点を改修し、最初に完成した型で近接戦用武装が標準装備となっています。

初期量産型ザクⅡ(C型)

MS-06C

右肩のシールドと左肩のスパイクが装備され、携行武装にヒートホークが追加されています。

量産型ザクⅡ (ザクⅡF型)

MS-06F

C型の耐核防備用三重複合装甲と放射線遮蔽液を取り除いたのがF型で、機動性は大きく向上されています。

陸戦型ザクⅡ(ザクⅡJ型)

MS-06J

宇宙用の装備を取り除いた陸戦仕様機で「地上用」と呼ばれています。

ザクⅡFS型

MS-06FS

ガルマ・ザビ専用機として知られています。頭部に4門のバルカン砲を装備されています。

後期生産型ザクⅡ(ザクⅡF2型)

MS-06F2

地球降下作戦後のデータを元に改良されたザク。機体の軽量化が図られています。

ザクⅡ最終生産型(ザクⅡ改、ザクⅡFZ型)

MS-06FZ

統合整備計画の適用により生産された機体。ドムのようなホバリング走行ができます。

指揮官用ザクⅡ(ザクⅡS型)

MS-06S

指揮官やベテランパイロット用に推進力を30%増加さているが、燃料タンクの増設がないために稼働時間が短くなっています。

ザクに似てる?グフ

グフ

グフはザクⅡ(陸戦型仕様)の格闘能力を強化した改良型です。似通ったフォルムを持つグフですが、頭部のデザインはかなり異なっています。

細かい箇所では隊長機の印となる角が全機についていて、両肩ともに丸形のアーマーでスパイクの1本が内側に反り返っています。また、特に武装も大きく違っていて、代名詞となる伸縮式の電磁鞭のヒート・ロッドが固定武装として右腕部に内蔵されています。

デザイン裏話

ザク/デザイン

ザクは、富野由悠季がスケッチしたデザインを基に、ガンダムをデザインした大河原邦男の自宅にあった背広とガスマスクを参考にして作成されたんだとか。大河原は、1968年に公開された『バーバレラ』に登場する宇宙服をモチーフにしたと語っています。

また当時はスポンサーの許可を取って作成されるのが慣例でしたが、なぜかザクだけはクレームなく、すぐに許可が下りているという経緯があります。