2017年7月6日更新

『ハンター×ハンター』念能力の登場!「天空闘技場編」を詳しく見ていこう!

大人気作品『ハンター×ハンター』天空闘技場編は少年闘士のズシとその師匠・ウイングに出会い、主人公のゴンが念を習得していきます。因縁のあるヒソカや裏ハンター試験も登場する天空闘技場編を詳しくご紹介していきます。

「天空闘技場編」ってなに?

主人公のゴン=フリークスとキルア=ゾルディックは、クラピカやレオリオとヨークシンシティで再会することを約束して別れます。そして、修行と小遣い稼ぎのために天空闘技場に挑戦し、最上階を目指して進んで行くストーリーを「天空闘技場編」と言います。

単行本で5巻から7巻に当たるこの話は、ゴンたちがズシとウイングに出会い念能力を教わることが大きな出来事です。また戦闘の描写がより細かくなって、ストーリーの面白さを引き立てていきます。ファンの間でも人気の高いパートです。

天空闘技場ってなに?

地上251階・991mという世界第4位の高さを持つタワー。それが天空闘技場です。1日4000人もの人々が集まり対戦を行う格闘技場で、「野蛮人の聖地」とも呼ばれています。観客動員数はなんと年間10億を超える人気施設です。

全員1階からスタートして1対1で対戦していくシステムで、相手に勝てばファイトマネーをもらって上の階へ進むことができます。上の階に行くほどファイトマネーは高く、観客の間では誰が勝つかを予想してギャンブルが行われているようです。

1〜200階

このクラスはまだ挑戦者も多いので対戦相手が抽選で決められます。10階ごとにクラス分けがされていて勝てばクラスが上がり、負ければ下がるシステムです。

タワーの中には宿舎が完備されていて、100階を超えると個室が用意されるようになっています。もらえるファイトマネーは1階で152ジェニー(缶ジュース1本分)、50階で5万ジェニーほど。100階を超えると100万、150階にもなると1000万にまで跳ね上がります。

200階〜

ここまで来るとファイトマネーはもらえず、名誉による闘いとなります。全ての武器の使用が認められる上、念を扱える能力者であることが大前提であるため戦闘は困難を極めます。

戦闘は申告制で、90日の戦闘準備期間で好きな日に戦闘を行います。一度闘うと再び90日間を与えられ、10勝するとこのクラスをクリアできるのです。しかし戦闘準備期間を超えてしまったり、10勝する前に4敗したりすると失格になってしまいます。

念能力を得ていない者の多くは死に至り、運が良くても手足を失うほどの熾烈な闘いです。しかしオーラの攻撃にあてられて念に目覚める者も少なくないため「200階の洗礼」と皮肉って呼ばれています。

フロアマスター

200階クラスで10勝することができるとフロアマスターとの闘いが待っています。21名の最高位闘士230階から250階をそれぞれ占有している21人の最高位闘士で、フロアマスターと対戦して勝利するとその階のフロアマスターになることができるのです。

また2年に1度開かれる「バトルオリンピア」に出場して優勝すると、タワーの最上階が自分の家になります。

ズシ、ウイングとの出会い

最上階を目指して順調に進むゴンとキルアは、心源流拳法師範代のウイングとその門下生ズシに出会います。ズシと対戦したキルアはその強さに自分の兄、イルミとの共通点を見つけました。そして200階にさしかかった時にウイングから念を教わることとなり、ズシとキルアは念能力者であると知るのです。

ウイングはぼさぼさの髪にメガネをかけた青年で、普段はのんびりした温厚な性格をしています。強化系能力者で、師匠のビスケからは「念の覚えは悪いが教えるのに向いている」と称されていました。実はゴンの裏ハンター試験の試験官でもあります。

ウイングの下で修行をしている少年がズシ。柔道着を見につけ、語尾に「~ッス」を付ける特徴的な話し方をします。劇場版第二作『HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-』ではフロアマスターをしている描写がありました。

「念」の習得

念とはオーラという生命エネルギーを操る能力のことを言います。肉体の精孔(しょうこう)から発せられるこの存在はあまり一般に知られてはおらず、戦闘をはじめ芸術分野などにも応用されている力であるそうです。

オーラを体にまとう「纏(テン)」、疲労回復に用いる「絶(ゼツ)」、より多くのオーラを生み出す「練(レン)」、オーラを自在に操る「発(ハツ)」の4つを四大行と言います。これが念の基本であるとされているのです。

このほかにも応用として物にオーラをまとわせる「周(シュウ)」や自分のオーラを隠す「隠(イン)」など様々な技が生み出されています。また念能力には強化系や放出系などの系統があり、生まれ持った性質によって習得できる技が変わってくるのです。

強敵との闘い

ヒソカ打倒を目標に修行を重ねているカストロは、200階クラスで戦闘を行う強化系能力者。フロアマスターに一番近い人物であると称されるほどの実力者です。ヒソカに対戦を申し込むものの、分身を見破られて敗れ去りました。

義足のギドは同じく強化系能力者で、独楽を使って戦闘を繰り広げます。対戦したゴンは一度は惨敗しますが、念の修行を積み重ねて見事リベンジを果たしました。

ハンター試験編でヒソカに借りを作ったゴンは、それを返すために戦闘に挑みました。序盤から熾烈な闘いを繰り広げ、ヒソカの高度な攻撃を食らいながらも右ストレートを打ち込みます。これでゴンはプレートの一件のわだかまりを解消することができました。

しかし実力差は圧倒的。負けじとゴンも食らいついていきますが、最後はヒソカのTKO勝利となりました。ヒソカは「大した成長だ。でもまだまだ。次はルールなしの外の世界でやろう。命をかけて」と言い残します。この言葉を機に、ゴンは一層修行に励むのでした。