『ハンター×ハンター』ヒソカ=モロは果たして最強キャラなのか!?

2017年7月6日更新

物語序盤から強烈なインパクトを与え最強キャラの呼び声の高いヒソカ=モロ。『ハンター×ハンター』も1998年連載開始から20年が経とうとしています。新たなキャラが次々に生まれましたがヒソカは未だ最強なのでしょうか!?

ヒソカ=モロのプロフィール

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

出典: festy.jp

『ハンター×ハンター』のメインメンバー4人に勝るとも劣らない人気を誇るヒソカ。物語序盤に登場し強烈なキャラクターと強さで他者を圧倒しました。通常はオレンジとも赤ともつかない髪を後ろに流し、右目の下に星、左目の下に涙型のペイントとまるでピエロのような出で立ちをしています。特殊加工したトランプを武器に用い、身に着けている服の胸にトランプのマークを入れるほどの徹底ぶり。

身長187cm、体重91kg、6月6日生まれのB型。年齢、出身その他、一切の素性が明かされていません。分かっているのはメイクを落とし髪を下ろした素顔がびっくりイケメンなこと!

ヒソカ

自ら“気まぐれで嘘つき”と評するように人を騙すことにかけては天才的な才能を見せ、戦いの中でも言葉巧みに敵を操り翻弄します。人を殺すことに快楽を感じる殺人狂で周りにいる人間を無差別かつ無関心に殺しますが、ゴンやキルアのように自分が見込んだ者には手出ししません。これはゴンやキルアが成長過程にあって、これからどんどん飛躍するのを見越してのことです。

今殺すのは勿体ない!!能力がMAXになるまで楽しみにとっておきたいのです。お気に入りのオモチャを見つけ、そのオモチャを自分の手で破壊する。または破壊するところを想像する・・・ヒソカが何より興奮するポイントです。

ヒソカの念能力は?

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

ヒソカは変化系の念能力の使い手。現在披露されている技は以下の2つですが、人を欺くのを得意としているので隠れた大技を持っているかもしれませんね。ちなみに技の名前は子供の頃好きだったお菓子をヒントに名づけたようですよ。

伸縮自在の愛(バンジーガム)

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

出典: shoutry.com

言葉どおり、伸びたり縮んだりくっついたり離れたり自在に変転。変化系の能力を用いて自分のオーラを伸縮性(ゴム)と粘着力(ガム)のあるものに変化させます。唯一制限といえるのは、体から離して使う時10mまでしか伸ばせないこと。戦闘向きの能力ではないように思われがちですがそこは使い方次第です。

ガムの粘着力で敵目がけてトランプを無数に飛ばしたり、敵方の攻撃をガムの粘性で受け止めるもしくはゴムの弾力で跳ね返すこともできます。また敵の体にガムをつけて引き寄せたり(敵は逃げられなくなります)、先に飛ばした物にゴムの弾性で自身を引き寄せ超高速移動を実現したり。

複雑な技は攻撃パターンを相手に悟られやすく、使えば使うほど優位性がなくなるという弱点がありますが、そこへいくとバンジーガムは極めてシンプル!攻撃するにしろ何かに利用するにしろ多種多様すぎて先読みすることができません。まさに知能の高いヒソカ向きの技と言えるでしょう!

薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

オーラをあらゆる物質に変化させ見た目上そっくりに仕立てる技です。表面だけ見ると本物と見紛うほど精巧なので騙したり誤魔化したりできますが、そこはあくまで二次元の話。手で触ると別物だとバレてしまう“薄っぺらな技”なんです。

ヒソカは切断された腕をバンジーガムでくっつけ、切断線にドッキリテクシチャーで作った傷のない肌を被せ、あたかも腕が元通りになったかのように見せかけたことがあります。実際に傷を治すワケではありませんが心理戦に用いれば効果的ですよ。“まるで本物のように見せかける”、ドッキリテクスチャーもヒソカのためにあるような技ですね。

どうしてハンターになったのか

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

出典: kntym.com

ヒソカはどうしてハンターになったのでしょう?その物語の序盤でわかります。ハンター試験会場で協会会長のネテロから問われ、こう答えたのです。

“資格を持ってると色々便利だから。例えば人を殺しても免責になる場合が多いしね。”

気持ちいいくらい潔いですね。ハンターライセンスって付加価値がすごいんです!公共機関を無料で利用できたり一般人では得られない情報を手に入れることができたり。身分証明としても絶大な威力を発揮します。ゴンは保証人なしで即日1億円の融資を受けたことがあるんですよ。

しかしハンターになるには、まずライセンスを手に入れるのが至難の技です。毎年数万人といわれる志願者の中から合格できるのはたったの数人、合格者が出ない年だってあるくらいなんです。

ヒソカには痛覚がないの?

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

そんなケガして痛くないの?もしかして痛覚がないんじゃないの?と思うことありませんか?ヒソカのケガと言えば両腕を切られたカストロ戦。捻挫や骨折じゃなく切断ですからね。普通だったら悲鳴が上がりますね。

天空闘技場にて、リベンジに燃えるカストロの分身(ダブル)に翻弄されます。本体とコピーの2体に挟まれ一瞬の躊躇のうちに右腕を切断されてしまいました。

“ちょっとやる気、出てきたかな”

腕を切断されてかえって冷静になったようです。切断された右腕の皮をムシャ、カストロも観客もドン引きです。更には左腕まで切断されてしまいました。痛がるどころか自分の肉をたべてしまったのです。ヒソカの行動は予想をはるか超えてますね。

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

また、グリードアイランドでゴンの“お願い”を受けてイベントに参加した時のこと。ゴン、キルアとチームを組んでのドッヂボール対抗戦です。と言っても、相手はゲームマスターのレイザーとレイザーが作り出す14人の悪魔たち。相手はボールに念を込めた念弾を撃ち込んでくるのです!

レイザーの念弾はボート一隻を破壊するほどの威力です。それを至近距離で投げ込まれたら堪ったものではありません。体の一部を硬化させる「硬」を使えば体を傷つけることなく試合を続けることができますが、ヒソカはバンジーガムを使ってレシーブするためにそのままの指でボールを掴もうとしました。そして、

“「硬」じゃなくても指2本で済んだ”

と発言するのです。愛するゴンのため、そして何より体を痛めつける価値のある対決に興奮していたのではないでしょうか。楽しさと痛みの感覚が麻痺するのか、それとも本当に痛覚がないのか。ヒソカならどちらでもアリな気がします。 

ゴンが大好き

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

出典: nichi-man.com

ヒソカは主人公ゴンのことが大のお気に入り!ハンター試験会場で早くもゴンの才能を見出し「君も合格。いいハンターになりなよ。」(9話)って試験官でもないのに言いきっていました。彼がゴンのことをどれだけ思っているか、作中で発している言葉で追ってみましょう。

“今のキミはボクに生かされている。キミがもっと殺しがいのある使い手に育つまでキミはずっとボクに生かされているのだよ。”
引用:puul.jp

四次試験でヒソカが自分のプレートをゴンにあげた時に放った言葉です。ゴンに対する気持ちが凝縮されていますね。ゴンは今からもっと熟すはずの青い果実だからそれまでは生かしておくそうです。生かすも殺すもヒソカの裁量なんですね。

“ゴンはボクの獲物だ。手出ししたらただじゃおかないよ”

独り占めしたい!独占欲も愛の一つの形でしょうね。これはギタラクルがゴンを狙っていることに気付いてヒソカが言った言葉です。青い果実が成長するのを楽しみに待っているため、他の人間に殺させる訳がありません。

ヒソカ・ゴン『HUNTER×HUNTER』

出典: festy.jp
“ボク達は相性いいよ。性格が正反対で惹かれあう。とっても仲良しになれるかも。”
引用:koryamata.jp

どこからどう聞いても愛の告白にしか聞こえません。ゴンの実力を認め対戦相手になることを承諾したヒソカの言葉です。

“いい!!!キミすごくいいよ!!!その瞳(め)!!その表情(かお)!!その心意気!!ああ今すぐキミを壊したい・・・。”

ついに出ました!!ゴンはヒソカの望み通り殺しがいのある使い手に育ったのでしょうか。青い果実が熟した時、自らの手で握り潰してしまうのでしょうか。

“カンペキに勝つ だろ?ゴン”

自分には何のメリットもないドッヂボールの試合にゴンの助っ人として参戦中、手の指を骨折しながらもゴンの無茶な要望を叶えてやろうという愛情?友情?です。どちらにしても大好きなことには変わりありません。

ヒソカは本当に強いのか

カストロ『HUNTER×HUNTER』

『ハンター×ハンター』で最強説が囁かれるヒソカですが実際のところどうなんでしょう?

これまでの戦いを振り返ってみます。彼が初めて姿を見せたのは287期が集うハンター試験会場でのこと。主人公バンたちの目の前で次々に人を殺し、血に飢えた奇術師の存在感を強く示しました。受験者、試験官たくさん殺しましたが戦った相手は名前を挙げる必要もないような格下ばかりでしたね。という訳で、戦いの舞台を天空闘技場に移します。

“予知しよう、君は踊り狂って死ぬ”(54話)

「分身(ダブル)」の使い手・カストロ登場!ダブルは本人そっくりな姿かたちをもう一体作り出す技です。映写ではなく実体を伴うため2人のカストロが出現、攻撃力が2倍になります。ヒソカがオモチャと認める通り、カストロは今までの対戦相手とは段違いの実力をもっていました。

ダブルに手こずり両腕を失うほど苦戦しましたが、カストロの弱点を見破ってからは巧みな話術と技で翻弄し、バンジーゴムをくっつけた13枚のトランプを全身に喰らわせて止めを刺したのです。カストロは“踊り狂って死”んでしまいました。

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

ヒソカいわくカストロの敗因は「容量(メモリ)のムダ遣い」。強化系の能力をもつカストロが強化系と相性の悪い具現化系(コピー人間を作る)と操作系(全く同じ動きをさせる)に注力したため、念能力を使い切ってしまったようです。高度な技を駆使したのに残念!

次のお相手はグリードアイランドのゲームマスター・レイザー。ヒソカvsレイザー、行ったのはバトルではなくドッヂボールの試合です。カード集めのために島にやってきたゴンとキルアは、レイザーを倒せばレアカードがゲットできるという情報を得ます。イベントに参加するには頭数と優秀な人材が必要となります。

そこでゴンはヒソカをスカウト!大好きなゴンに誘われて断るはずがありません。こうして慣れないドッヂボールの試合に臨むことになるのです。“レイザーと7人の悪魔たちチーム”と“ゴン&キルア&ヒソカその他助っ人5人チーム”の試合が始まりました。

ヒソカ『HUNTER×HUNTER』

出典: lineq.jp

レイザーはゲームマスターを任されるだけあって桁違いの念能力保持者!レイザーと悪魔たちのパワーで次々と場外に弾き飛ばされリタイヤ続出。ゴンまでもが被弾し外野に回されることに。レイザーが放つボールには念が込められおり(念弾)、その威力は一撃でボート一隻を粉々にできるほどなのです。

とても受け止められたものではないのに、完璧に負かして勝つ!というゴンの言葉を守るために取らなくていいはずのボールを受け止め、指の骨をポキポキに折って試合を続けたのです。最後はバンジーガムを使ったヒソカのレシーブでレイザーに打ち勝つことができました。そんなに苦労せずとも勝てる試合なのに、ゴンの言葉に付き合うなんて・・・やっぱり狂っているようです。

グリードアイランドの製作者の1人であるレイザー。14体の念人形を作り出す能力はかなりのものです。そんなレイザーに指を骨折したとはいえ勝利したのですから。「硬」を使えば骨折も防げたでしょうね。

レイザー『HUNTER×HUNTER』

しかしこの後まさかの行動にでます。キメラアント編で戦わないのです。クロロを追いかけてたから気付かなかった?世間のニュースに疎い?彼の行動はなかなか読めないようです。

大事な場面で登場しなかったことでヒソカの実力を疑う声が大きくなってしまいました。キメラアント編の敵キャラといったらカストロ、レイザーの比じゃないですものね。残念ながら格下相手にいくら戦っても強さの証明にはなりません。

しかしヒソカの目的はクロロとの決闘だったようです。クロロとの勝負はどちらかが死ぬことで勝負がつくはずだったものの、結果的にどちらも生き残りました。ヒソカの強さはクロロ戦が一通り落ち着いてから検討した方がいいかもしれませんね!

ヒソカ=モロの声優は誰?

ヒソカの声を担当したのは1999年フジテレビ版の郷田高橋広樹、2011年日本テレビ版の浪川大輔の2人の声優です。

1999年フジテレビ版・高橋広樹

高橋広樹

高橋広樹は1974年9月7日生まれの声優・俳優・歌手です。子供の頃に憧れたのは“プロレスラー”、未だその名残りが見られ筋肉を鍛えるのを趣味としています。雑誌で見かけた記事をきっかけに東京アナウンス学院放送演技科に入学することを決めました。

1994年『マクロス7』の金龍役でデビュー、2002年岸尾だいすけ、鈴村健一らとともに声優ユニット「謎の新ユニットSTA☆MEN」を結成しています。役の幅は広く、年齢層は少年から中年までキャラクターは二枚目から三枚目まで対応可能。洋画吹き替えの仕事も多く、『トップガン』『バットマン ビギンズ』ともにイケメンな主役を演じてています。

アニメでは『家庭教師ヒットマンREBORN!』のスクアーノ役や『テニスの王子様』の菊丸英二役他多数ありますが、2011年日本テレビ版『HUNTER×HUNTER』ではパリストン役で登場していますよ。

2011年日本テレビ版・浪川大輔

浪川大輔

出典: townwork.net

1974年4月2日生まれ、東京都出身の浪川大輔。声優デビューは僅か8才の時。洋画における有名子役のほどんどの吹き替えを担当したといっていいくらい多くのメジャー作品に出演しています。

『ターミネーター2』(フジテレビ版)のジョン・コナー、『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカー、『E.T.』の主役エリオット、『グーニーズ』のマイキー、『ネバーエンディング・ストーリー』バスチアン、挙げたらきりがないですね。

子役の仕事を多数こなしながらも、中学時代は卓球で東京都ベスト16、高校時代はハンドボール東京都代表に選ばれる等充実した学生生活を送っていました。他に『君に届け』の風早翔太役、『アルスラーン戦記』のナルサス役があります。