トト子、おそ松兄弟を振り回す凶暴ヒロインから目が離せない!

2017年7月6日更新

赤塚不二夫の生誕80周年を記念して製作されたアニメ『おそ松さん』。みんなの憧れのトト子は、超絶かわいいルックスでありながら凶暴性を兼ね備えたヒロインです。今回は、そんなトト子の魅力に迫ってみます。

元祖凶暴なヒロイン・トト子

赤塚不二夫の生誕80周年を記念して製作されたアニメ『おそ松さん』。成人した『おそ松くん』をパロディや下ネタ、ブラックなギャグ満載で描いた本作は、赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』を原作としたテレビアニメとしては3作目にあたり、2015年10月から2クールで放送され大ブームとなりました。

そんな『おそ松さん』のヒロインがトト子です。六つ子たちが憧れる美少女であり、フルネームは弱井魚魚子(よわい・トトこ)。原作及び前作では“ファイティング弱井”というリングネームのボクサーの兄が居ることが描かれ、兄譲りのパンチで六つ子たちを叩きのめす凶暴ヒロインです。

本作でも超絶かわいいルックスとは反対に「得意技はボディブロー」とアニメの公式サイトで明記され、暴力シーンが度々登場します。さらに、主役の座を賭けたマシンレースでは恐ろしい形相で放送禁止用語を叫びながら激走し、トト子のセリフには規制のピー音が多用されました。

トト子の声優は?

トト子の声を務めたのは、遠藤綾(えんどう・あや)です。山形県出身で、1980年2月17日生まれ。声優やナレーターとして活動しています。

高校卒業後、親と交流のあった野沢那智が主宰する養成所パフォーミング・アート・センターに入学し、声優への道を歩み始めました。

声優デビューは2002年で、『ワンだー・エディ』や『魔王ダンテ』に出演。そして、2005年『おくさまは女子高生』堀口かすみ役で初のレギュラー出演を果たします。その後、『らき☆すた』高良みゆき役で知名度を上げ、『セキレイ』松役、『マクロスF』のシェリル・ノーム役なども代表作となりました。

プライベートでは、2013年に結婚し自身のブログで報告しています。

『ひみつのアッコちゃん』と似てる!

トト子(平成版『おそ松くん』)

お下げ髪にリボンを結び、カチューシャスタイルのトト子。『ひみつのアッコちゃん』の主人公・加賀美あつ子にそっくりと言われ、赤塚不二夫公認サイトでも「瓜二つなのはご愛嬌」とされています。

ひみつのアッコちゃん

2人のキャラクターの酷似を指摘された赤塚が反論したことがあるそうですが、その一方で赤塚は生前「トト子=アッコ」という趣旨の発言をしたらしいと伝えられています。またトト子が「ひみつのアッコちゃん」に成り済まし無銭飲食をしようとするも失敗に終わったエピソードもあるのだとか。

トト子のコスプレ姿がかわいすぎてつらい

『おそ松さん』でのトト子ちゃんのファッションは、濃いピンクのセーターとチェックのプリーツミニスカート姿が基本ですが、作品中で様々なコスプレを見せてくれます。文句なしにかわいいスタイルもあれば、バイオレンスなトト子らしい変身もあります。

それでは、該当のシーンをピックアップしてご紹介していきましょう。

サンタコスプレ

11話の「クリスマスおそ松さん」では、サンタコスプレを見せてくれました。

ナース姿

17話にて。手術を控えた十四松に寄り添う、白衣の天使トト子。

くノ一装束

19話の時代劇コント「時代劇おそ松さん」では、「くノ一」として忍装束姿を披露しました。

最強のスケバン

20話の学校コント「スクール松」では最強のスケバンとして登場し、へそ出しセーラー服にスカジャンを羽織り、竹刀を手にしています。

COMPLEX

24話で、“嫉妬”という感情を知らないトト子は、親から「じゃあコンプレックスはわかる?」と訊かれ、「ビーマイベイベー?」と答えました。そして、すかさずアーティスト「COMPLEX」のコスプレを。

チアガールスタイル

25話にて。センバツ大会に21世紀枠で出場した松野家の応援に駆け付けた、チアガール姿のトト子。一緒に居るのは、地下アイドルの橋本にゃーです。

え、1話で死んだの?

『おそ松くん』の第1話は人気アニメのパロディを詰め込み何かと物議を醸し、製作委員会の判断によりDVD1巻に未収録となりました。今や幻となったその回で、なんとトト子はいきなり死亡しています。

舞台はBL制の「私立おそ松学園」で、乙女ゲーム風のキャラクターデザイン。赤塚不二夫財閥の六つ子は、FUJIOの頭文字Fを取り「F6」と呼ばれ、これは「F4」が登場する『花より男子』が元ネタだとか。

兄弟のBLシーンや、四男・一松がアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場する紋章風のペンダントを着けているというネタなどを盛り込み、イケメンF6に言い寄られたトト子は幸せのあまり鼻血を噴き出して死んでしまいました。

しかし、『進撃の巨人』のパロディである巨人チビ太から逃げる際には、ちゃっかり生き返っていたとか。

実家は魚屋!甲殻類アイドルになる

トト子の実家は魚屋で、「魚魚子」という名前の由来はここからきているようです。自分のかわいさに絶大な自信があり、有名になってチヤホヤされたい願望が強い女の子。

そうして、実家のお店のPRも兼ねて、魚系アイドルとしてデビューします。デビューライブのチケットを強制的に六つ子たちに購入させ、魚をモチーフにした微妙な衣装でライブを行いました。

その後、トト子の衣装は半魚人のようなコスプレに発展します。さらに、迷走はエスカレートし「甲殻類アイドル」としてシャコ風の衣装を披露します。しかしその時“レンタル彼女”に夢中になっていた六つ子たちから無視され、怒ったトト子は六つ子を得意のボディブローで瞬殺しました。

女としての危機感を覚え婚活に励む?!

アイドルとしてご近所からチヤホヤされていたトト子でしたが、自身のアイドルグッズは全く売れません。さらに、地下アイドル・にゃーちゃんが婚約したり、同級生が子育てしている話を聞いて女として危機感を覚えるようになりました。

そこで、おしゃれして婚活パーティーに出かけます。希望の結婚相手は「石油王」で、まさに理想的な人が現れお付き合いをしますが、魚をバカにされ石油王をボコボコにしてしまい、ジ・エンド。たとえ贅沢三昧の生活をおじゃんにしても、魚への愛は決してブレないトト子でした。

『大人になったおそ松くん』では誰と結婚したの?

『大人になったおそ松くん』は、「サッポロ黒ラベル」と『おそ松くん』のタイアップ広告記事で、六つ子が35歳になった姿を描き、1993年にビッグコミックに掲載されました。

六つ子たちは、おそ松が平凡なサラリーマン、チョロ松が警察官、十四松が医者と、それぞれニートから脱出しています。トト子は結婚し1児の母となりもうすぐ2人目も生まれる予定ですが、結婚相手は取り巻きだった六つ子からではなく、単なるモブキャラだったようです。

しかし、過去に六つ子全員と付き合ったことがあることを回想し、傍らに居る長男には六つ子の面影が……。元祖凶暴ヒロインであり、世の男性を手玉に取る悪女でもあったトト子です。