2017年7月6日更新

【おそ松さん】長男おそ松は頼れるクズ?6つ子のリーダーの素顔に迫る

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『おそ松さん』 おそ松 編集記事 サムネイル

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長男・おそ松!松野家6つ子のリーダー

2015年10月から2016年3月までテレビ東京で放送されていたアニメ『おそ松さん』。松野家の6つ子、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松が主人公です。 原作では小学生の設定でしたが、『おそ松さん』では20歳を過ぎた成人男性となっています。 全員ニートのような状況の個性的な6つ子の笑える日常を描いたストーリーです。 特におそ松は長男という事もあり、1番兄貴らしくてまともかと思いきや、クズ発言のオンパレード!兄弟の中で一番大人なはずなのに長男らしくはない突拍子の無い発言が目立ちます。行動力もなくリーダーとしての役目を全く果たす事が出来ない笑えるおバカさんであり、ギャンブル好きな所にも人間身があって人気を呼んでいます。 本記事ではアニメ『おそ松さん』の長男おそ松について紹介します。 ※アニメ『おそ松さん』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

6つ子の基準として設定!故に影が薄い……

おそ松は他の兄弟と比べて、オーソドックスな基本型の容姿をしています。服装も他の兄弟が固有の私服を着ている一方で、おそ松は松パーカーやツナギといったお揃いの服以外、ほとんど着用しません。 2期の第2話・Bパートの「超洗剤」の回では、デカパン博士が発明した「超洗剤」によって、6つ子の外見が透明になってしまいました。 兄弟たちは見分けをつけるために絵の具でお互いの顔を描いてみますが、おそ松の顔だけ“キャラが薄い”、“特徴が無い”といった理由で、弟たちから思い出してもらえません。悩んだ結果、おそ松の特徴である「バカ」「クズ」「ゴミ」「エロい」を思い出して描いてみると、わりといつも通りのおそ松が出来上がったのでした。

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おそ松はギャンブルが意外と強い?オーラス知らずのおそ松!

ギャンブルが大好きなおそ松。中でもパチンコと競馬に熱中していて、弟たち全員の財布でパチンコに行き全てスッてしまうほどのギャンブル狂です。弟たちもギャンブルはしますが、おそ松はギャンブル以外にこれといった趣味を持たないため、特にギャンブル好きのイメージが定着しています。 ギャンブル、特に競馬に強いおそ松ですが、回によっては負けることもあり、勝つ時と負ける時の差が激しいようです。6つ子同士で麻雀をした際には、押して押して押しまくる戦術(ただし守備力は皆無)のために、「オーラス知らずのおそ松」の異名を獲得しました。

『おそ松さん』第1期24話では八つ当たり、家に残り続ける

第1期・最終話の1話手前である24話・Bパート「手紙」は、おそ松を除く他の弟たちがついに自立して家を出る、というストーリーです。 最初に三男・チョロ松の就職が決まり松野一家でお祝いをしますが、おそ松だけはずっと不機嫌でした。そしてトド松に声を荒げたり十四松を蹴り飛ばすなど、弟たちに八つ当たりを始めてしまいます。 その後も、次々と自立していく弟たち。しかしおそ松だけは彼らを見送る事もなく、家に1人残り続けるのでした。この回のおそ松は多くの場面で後ろ姿、表情がわからないという意味深な描写で描かれています。 6つ子の中でも特に表情豊かなおそ松ですが、「手紙」の回では一変してほとんど笑顔を見せることがないので驚きです。視聴後、次の最終話が気になって仕方なかった視聴者は少なくないでしょう。

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クズ発言の連発!しかし松野家扶養家族選抜面接には合格?

おそ松は長男らしからぬ発言を連発するクズの中のクズです。 20話では無職上等という特攻服をきたクズ番長のおそ松が登場。夢なんか持ってるんじゃないだろうなと格下のヤンキーたちを罵り、斬新な特攻服をきたカラ松とともにくだらないバトルを繰り広げました。 また4話の松野家扶養家族選抜面接では、扶養選抜に入れてもらおうと面接官の母に媚びて真面目ぶった回答をします。しかし母は「あざとい、母さん側に寄せてこられても気持ちよくない」とバッサリ。 これを聞いたとたんにおそ松のクズっぷりが爆発し「一生親のスネをかじって生きていたい」、「毎日ご飯が出てきて勝手に洗濯される日々を過ごしたい」、「何もやりたくない」と耳を疑うようなクズ発言を連発します。 結果的に松野家扶養家族選抜面接では、このおそ松のわがままさが母に気に入られ合格という結果になりました。

実は頼れる?十四松の恋を応援

普段は弟たちにいたずらをしたりちょっかいを出し、うざがられる存在。 しかし9話では恋する十四松を素直に応援し、結果的に失恋してしまった彼に対して背中を押してあげる兄らしい一面をみせました。 またおそ松とカラ松の長男次男のペアが、チョロ松たち弟から助けを求められすぐに助けに向かったという兄弟愛を感じられるホッコリしたエピソードもあります。 クズな長男なりにも弟達を優しく見守っていて、実は頼れる兄貴だったりします。

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イケメンに変身!F6バージョンがかっこいい

F6バージョンとは、『おそ松さん』の主人公達がイケメン6人組になったら?というようなストーリーです。とても人気がありスマホケースや缶バッチ、抱き枕カバーなどが発売されると即売り切れになるほど。 F6の「F」は赤塚不二夫のイニシャルからとっています。 ルックスの良い高校生達のストーリーで、 おそ松は赤髪のイケメン!ウインクで何でもお断りが出来きてしまうほどの完璧ボーイです。テーマカラーは赤で、『おそ松さん』よりもリーダーのような雰囲気があり落ち着いたイケメンになっています。

おそ松さんが女子に?じょし松“おそ子”バージョンも必見

『おそ松さん』の女子バージョンで、友達という設定です。 声優はそのままで、おそ子はOL系女子になっていて、姉御肌で本編同様リーダーです。肉食系女子やそれに騙される男が嫌いで、沢山の不満を放つことがあります。 しかし言動から見ると、自らも肉食系女子ですが彼女自身に自覚はないように思われます。

長男おそ松の名言や名セリフを紹介

一松が心配なんだよね、こんな性格じゃ仕事は一生無理でしょう。

一松には仕事が出来るはずが無いとドヤ顔で決めているような発言で、一見イラっとしますが、本当は誰よりも一松の中身を理解しての発言だった事でしょう。

本当はずっとスネをかじって生きていたいだけだよ

4話の松野家扶養家族選抜面接で母に言った一言でしたが、誰もが長男であるおそ松がそんな事を言い出すなんて!と思った事でしょう。結果的にこの正直な気持ちが母の母性本能に刺さったらしく、扶養家族面接に合格することができました。

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はぁ~うるさいなあ。何時だと思ってんの?まだ10時だよ

朝10時に家に電話がかかってきて、おそ松が言ってしまった一言。ニートとして生きているため、普通の人の感覚とはかなりずれてしまって出た言葉なのでしょう。

おそ松を演じる声優は櫻井孝宏

長男おそ松の声を担当する声優は、櫻井孝宏(さくらいたかひろ)です。1974年生まれで愛知県出身。「薄顔イケメン」で話題の声優です。 2015年8月にはレッドカーペットを歩いた2人目の声優という快挙を達成しています。『デジモンアドベンチャー』ではテントモンの声を演じて話題になり、『金色のガッシュベル』では高嶺清麿(たかみねきよまろ)の声を演じ人気を得ました。

普段はクズだけど、いざとなると頼もしいおそ松がかっこいい!

そのいい加減で雑な性格ゆえに、弟たちを振り回すことも多い松野家の長男・おそ松。あまりのクズエピソードに“長男どころか人としてどうなの?”と思ってしまうような場面もありますが、根は思いやりのある裏表のない人物です。 また、おそ松はいざとなった時には長男としての力量を発揮し、弟たちを牽引してくれます。こうした頼もしさもおそ松の魅力です。 一方で弟たちが自立しようとすると反発するなど意外な場面もあり、おそ松自身も弟たちに依存していた一面も垣間見えました。 こうしたギャップも、おそ松の人気の理由かもしれません。手に負えない部分もありますが、こんな兄がいたら毎日退屈することなく楽しそうですね。