モビルスーツ、ミノフスキー粒子...これだけ覚えよう!ガンダム用語9選

2017年7月6日更新

膨大な設定と世界観が広がるガンダムシリーズには数多くの専門用語が存在しています。「一度は耳にした」なんて人も多いであろうガンダム用語ですが、どんな意味があるのか分かっていないストーリーに入り込めません。今回は必須なものだけをきっちり解説します!

『ガンダム』サーガの膨大な世界観

ガンダムの世界観は膨大ですが、その根幹を支えているものの一つが「地球環境破壊」というファクターです。

この世界では地球の人口が90億人を超えており、すでに環境の悪化に歯止めが利いていません。そして"地球の生物が生息できるか"が危ぶまれる状況まで追い詰められていました。

地球は国連の承認によって、統一国家“地球連邦”となっていて、その運営を任せられた地球連邦政府は地球環境破壊を止めるべく、壮大なプロジェクトである「宇宙移民計画」を立案し実行します。連邦政府はスペースコロニーを作り、宇宙移民計画は開始されました。

しかし50年後に突然の中断を余儀なくされます。その当時から、宇宙と地球では住む人々の身分格差は広がり始めていたのでした。

宇宙移民者は水や食料、それに空気を作り出さないといけない一方、地球の人間は豊富な資源による安全で安定した生活を送っていて、当然ながら地球に対しての宇宙移民の不満がわき上がっていました。

そして、宇宙と地球の格差に業を煮やした政治家のジオン・ズム・ダイクンにより、宇宙移民者たちはサイド3を拠点に「ジオン共和国」として独立を宣言します。

しかし地球連邦政府から多大な反発を受けている最中に、ダイクンは原因不明の死を遂げてしまいます。そして地球連邦とジオン共和国の戦争が勃発していくのです。

1:一年戦争

当初の宇宙移民の真の独立を掲げていたジオン公国でしたが、ダイクンの死後は、実際はザビ家による地球の支配へとその目的が変わっていくのでした。

ザビ家が支配するジオン公国の行った政策は、コロニーの月面都市グラナダの制圧、サイド1、2、4への急襲での住民のガス兵器による虐殺、サイド2のコロニー1基を地球に落下させるなど、地球連邦に未曾有の被害をもたらしました。

この出来事は“一週間戦争”と呼ばれ、全人類110億人のうち28億人が死亡しています。

テロ行為とも言えるこの暴挙によって、地球連邦軍は立ち上がり、これより一年に渡って戦争が続けられる事になります。これを"一年戦争"と呼びます。

2:ジオン公国

ジオン公国は、地球周回軌道上で、地球から最も遠い月の裏側に位置するサイド3に本拠を置くスペースコロニー国家です。

首都はズム・シティ。元首は公王のデギン、政府の首班はダルシア首相という形式をとっていますが、実際は公王の子息であるギレン・ザビが総帥として国政の実権を握っています。

総人口は1億5000万人におよび、主な産業に製造業として地球連邦向けの輸出を行うも、資源が不足している事もあって、その開発に多大な資金を投じています。

国家の資源枯渇に対する恐怖、それを克服するため、豊富な資源を持つ地球と対立していきます。

3:ア・バオア・クー

ア・バオア・クーは、元々ルナツーやソロモンと同様に資源採掘用にアステロイド・ベルトから運ばれ、ラグランジュポイントのL2に配置された小惑星です。

一年戦争前にジオン公国がもう一つの小惑星と結合させられ、その半年後には宇宙要塞化工事が完了し、円盤状と錘状を結合させたキノコのような独特の形状を持った宇宙要塞へと変貌しました。

4:スペースコロニー

宇宙移民計画で建造された巨大な居住地で、内壁には家や道路、人口の川などが作られ、人が生活を営んでいます。

一つのスペースコロニーには約2000万人以上が住んでいますが、限られた資源の中で居住者たちは工夫して暮らしています。

5:ニュータイプ

スペースコロニーでの生活には常に危険と背中合わせです。宇宙からの放射線被害や、開戦後にはミノフスキー粒子によるレーダー障害による近代機器の不全など、五感に頼る機会が増えていました。

人類は宇宙という過酷な環境での生活に適合した結果、進化という形でニュータイプと呼ばれる新しい人類を誕生させました。

ニュータイプは、人並み外れた直感力と洞察力により、人間以上の空間認識能力があります。また彼らは独特の脳波を持っていて、ニュータイプ同士でのテレパシーによる意思疎通、気配による探知能力など、様々な能力を発揮することができるのです。

ただし、彼らはあくまで直感力と洞察力が優れた人間であり、超能力者ではありません。

6:モビルスーツ

モビルスーツ(MS)とは、国力で劣るジオン公国が地球連邦軍に対抗するべく開発した、人型の兵器の名称のことです。主に汎用性を重視した兵器で、戦闘はもちろん作業ロボットとしても活躍しています。

機体毎に様々な特徴を持っているMS。戦争では主力兵機としてジオン公国と地球連邦の双方が投入しました。"『機動戦士ガンダム』における戦争とは、モビルスーツ同士による戦闘"と言い換えることもできるほどに、物語の重要な要素としてはたらきます。

7:ガンダム(RX-78)

ガンダムとは、地球連邦軍が開発した試作モビルスーツ(MS)の中の1機で、主人公アムロ・レイの搭乗機として知られる機体の名称です。

頭部にあるV字型ブレードアンテナ、人間の目を模した複眼式センサーカメラが最大の特徴で、他のMSとは比較的人間に近いフォルムを持っています。

開発当初は最新技術が投入され、装備する小型ビーム兵器は初めて実用化された兵器です。

そのビーム兵器は、ザクなどのMSを一撃で撃破できる戦艦クラスの破壊力を持つ兵器・メガ粒子砲と同等レベルの破壊力を実現しています。

ザクを遙かに上回る運動性、強大な破壊力を持つ携帯メガ粒子砲ビーム・ライフルにより、戦場では圧倒的な戦果を挙げていて、連邦軍内部では「ガンダム神話」を生み出しました。

8:サイコミュ

フラナガン機関で開発された「サイコ・コミュニケーター」の略称です。無線誘導が不可能なミノフスキー粒子散布下における空域で、精密な誘導兵器の遠隔制御を補うために開発されたシステムであり、一年戦争末期にジオン公国軍が技術を確立しました。

パイロットの高いニュータイプ能力によっては超常現象を引き起こします。一部では“未知の可能性を秘めた危険な技術”として認識されているようです。

代表的な兵器にはビット、ファンネル、フィン・ファンネルなどがあります。

9:ミノフスキー粒子

ミノフスキー粒子とは、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉内の核融合反応で副産物としてできる素粒子の名称です。

発見者はトレノフ・Y・ミノフスキー博士で、彼が提唱した「ミノフスキー物理学」は、素粒子物理学に終止符を打ち、兵器開発の発展に大きく貢献しています。

主な使用として通信やレーダー、誘導弾などを機能不全にする戦法に多く使用されます。核反応炉、ビーム兵器であるメガ粒子砲、I・フィールドによるバリアーなど様々な機器に搭載され散布されます。