2018年1月22日更新

パク・チャヌク監督おすすめ映画ランキングトップ7

©Marechal Aurore/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

韓国映画界の鬼才パク・チャヌク監督。復讐3部作が大ヒットとなり、その名を世界に広めることとなりました。今回は、2000年代韓国映画界を牽引したパク・チャヌクの映画をおすすめ順にご紹介します。

韓国を代表する映画監督パク・チャヌク

パク・チャヌク

出典: openers.jp

1963年8月23日生まれ、ソウル育ちのパク・チャヌク。西江大学校哲学科に在籍している間に「西江映画共同体」を結成。映画評論家としても活動しています。

1992年に『月は…太陽が見る夢』で初監督。1997年に『3人組』、1999年に『審判』を撮影。続く2000年の『JSA』が大ヒットしました。

そして"復讐3部作"と呼ばれる3本の作品、2001年に『復讐者に憐れみを』、2003年に『オールド・ボーイ』、2005年には『親切なクムジャさん』を立て続けに発表し、どの作品も大ヒットとなります。

親切なクムジャさん

この内『オールド・ボーイ』は大絶賛を受け、カンヌ国際映画祭では審査員特別グランプリを受賞しました。『親切なクムジャさん』は公開後2週間で300万人を動員。

韓国を代表する映画監督の1人でありながら、脚本家、映画プロデューサーでもある人物です。

7位:ちょっと不思議な恋愛模様

自分をサイボーグだと信じている少女ヨングンと、彼女に恋をするイルスンの恋を描いたロマンティック・コメディ。ヨングンをイム・スジョンが、イルスンをRainが演じています。

第57回ベルリン国際映画祭でアルフレード・バウアー賞を受賞。韓国で2006年7日に公開され初登場1位の売上を記録しました。

6位:吸血鬼になってしまった神父の禁断の愛

エミール・ゾラの『テレーズ・ラカン』に影響を受けて撮影されたという2009年の映画。

ソン・ガンホが演じるのは、カトリックの神父サンヒョン。サンヒョンはワクチン開発の為の人体実験に死を覚悟して参加。輸血により一命は取り留めたものの、吸血鬼になってしまいます。更にサンヒョンは、シン・ハギュンが演じる幼なじみガンウの妻テジュ(キム・オクビンが演じる)と出会うのですが、2人は惹かれ合い禁断の深い関係に。

重く深い話でありつつも、ユーモアも織り交ぜられた映画になっています。ソン・ガンホはこの映画の為に10kgの減量をしたそうです。

2009­年カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞しました。

5位:模範囚クムジャさんの真の目的とは

"復讐三部作"は完結作から紹介します。子供を誘拐した罪で13年服役することになるクムジャを、国民的美人女優のイ・ヨンエが演じました。

自分の子供を人質にとられ、身代わりで罪を被り刑務所に入ったクムジャ。彼女は模範囚で、囚人たちから相談を受け悩みを解決してあげていました。いつもにこやかで「親切なクムジャさん」と呼ばれるようになった彼女。しかし彼女の目的は、真犯人への復讐だったのでした__。

2005年7月29日に公開され、3ヶ月で350万人の観客を動員。イ・ヨンエは第38回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞、第26回青龍映画賞で主演女優賞を受賞しました。

この作品自体も第26回青龍映画賞で最優秀作品賞を受賞しているんです。

4位:18歳の誕生日、包まれていたのは鍵でした

パク・チャヌクが監督、ウェントワース・ミラーが脚本を担当し2013年公開されたアメリカ合衆国・イギリスの映画です。

パク・チャヌク初のハリウッ­ド作である本作は、サスペンス。"人間ではない存在の三部作"として前述の『サイボーグでも大丈夫』、『渇き』、そしてこの『イノセント・ガーデン』が製作されたという経緯を持ちます。

大きな屋敷に暮らしているインディア・ストーカー(ミア・ワシコウスカ)。彼女の誕生日に父はいつも庭にプレゼントの靴を隠して探させました。18歳の誕生日、プレゼントの包みの中身は靴ではなく鍵でした。そして父が交通事故で急死。

母(ニコール・キッドマン)と葬儀に参列すると、そこへずっと音信不通だった叔父のチャーリー(マシュー・グード)が現れます。そして次第にチャーリーに惹かれていくインディア。周りでは次々の人が消えていき、謎が謎を呼ぶ展開を見せる作品となっています。

3位:38度線で発生した射殺事件の謎

韓国で2000年に公開された、南北の兵士達の交流を描いた作品。JSAとは38度線上の共同警備区域を表しています。ここで射殺事件が起こるのですが、南北の兵士たちは互いに食い違う内容を証言するのでした。

事件の真相を探るために派遣されたイ・ヨンエが演じる女性将校・ソフィーが、謎をといていきます。

第38回大鐘賞で最優秀作品賞・最優秀主演男優賞、第21回青龍賞では最優秀作品賞を獲得しました。

2位:娘を誘拐された父の復讐

"復讐三部作"の1作目となるのがこの作品です。

シン・ハギュンが演じるリュは聾唖の青年。イム・ジウンが演じる姉は腎臓病にかかっており、治療の為腎臓をリュは欲しています。恋人のペ・ドゥナ演じるヨンミと共に社長の娘を身代金目的で誘拐しますが、不慮の事故で娘が溺死してしまいます。

ソン・ガンホが演じる殺された娘の父親・ドンジンの復讐劇が独特のトーンで描かれた傑作となっています。

1位:日本の漫画を映画化

最後に紹介するのは"復讐3部作"2作目となる傑作『オールド・ボーイ』。この映画の原作は日本の漫画、『ルーズ戦記 オールドボーイ』が元になっています。1996年から1998年に「漫画アクション」で連載された、土屋ガロン・嶺岸信明の漫画を、舞台を中国に変え多少設定を変更して作られています。

主人公は、突然誘拐された、チェ・ミンシクが演じる平凡な男オ・デス。私設刑務所に15年間監禁されある日解放されたデスが、何故こんな目にあったのか謎を解き明かす5日間が描かれています。

2013年にはスパイク・リー監督によってリメイクも作られました。