ファンジョンミンの魅力!映画、ドラマ、ミュージカルで活躍する韓国屈指の演技派俳優!

2017年7月6日更新

韓国を代表する実力派俳優のファンジョンミン。『ユア・マイ・サンシャイン』や『国際市場で逢いましょう』など話題作への出演が相次ぎ、日本でもドラマ『アクシデント・カップル』で一躍人気沸騰しました。またミュージカルでもめざましい活躍をみせる多才な魅力に迫ります。

ファンジョンミンのプロフィール

ファンジョンミョン

ファンジョンミンは1970年9月1日生まれ、韓国の慶尚南道馬山市出身の韓国人俳優です。

血液型はO型。身長180cm、体重75Kgとすらりとしたスタイルの持ち主で、特技は運動、とくにバスケットボール、そして楽器演奏です。ケウォン芸術高等学校演劇映画科をへて、ソウル芸術大学演劇科卒業と、早くから映画演劇の勉強を重ねてきた実力派です。1990年、映画『将軍の息子』のイム・グォンテク役で俳優デビューしました。

初期はミュージカルで知名度を上げた!

ファンジョンミン

1994年には、『地下鉄1号線』の洗濯板役で舞台デビューも果たします。舞台上での確かな存在感は高く評価され、『地下鉄1号線』は、1995年、1997年、2000年と何度も再演されています。舞台での活躍は、やがてミュージカルにおける才能を開花させ、人気ミュージカル俳優としての地位を確立しました。

『ナイン』

ファンジョンミン「ナイン」

『ジーザス・クライスト スーパースター』(1997年)や『キャッツ』(1999年)などブロードウェイ系の有名ミュージカルに出演を続け、ついに代表作のひとつになったのが2008年の『ナイン』です。女優15人に対し、男性俳優はファンジョンミンただ1人という作品の中で、浮気者の天才映画監督であるグイードを演じています。過去と現在を行き来するという大胆な設定も話題になりました。

『ウェディング・シンガー』

ウェディングシンガー

アダム・サンドラーとドリュー・バリモアが主演した同名映画のミュージカル版です。韓国では2009年に上演され、大ヒットしました。1980年代を背景に結婚式の披露宴歌手とウェイトレスの恋を描く物語で、ファンジョンミンは、サンドラーが扮した主人公のロビー・ハートを演じました。相手役はパク・コニョンです。明るく前向きなロマンチック・コメディーで、ファンジョンミンの演技力と歌唱力は改めて高く評価されました。       

映画『ユア・マイ・サンシャイン』で青龍映画賞の男優主演賞を受賞!

ユアマイサンシャイン

映画俳優としての人気を決定づけたのが、2005年の映画『ユア・マイ・サンシャイン』です。HIVに冒されたヒロインと、彼女を支え、愛し続ける男の奇跡を描いた実話に基づいたラブストーリーは大ヒットしました。主人公を演じたファンジョンミンは、本作で、栄えある青龍映画賞の男優主演賞を受賞し、名実ともに実力派人気俳優の仲間入りを果たしました。

ドラマ『アクシデント・カップル』に主演し日本でも知名度を上げる

アクシデントカップル

とりわけ日本における人気を決定づけたのが、連続ドラマの『アクシデント・カップル』です。ファンジョンミンにとって初のドラマ出演だった本作は、韓国では2009年に全16話が放送され、高視聴率を記録しました。郵便局員の素朴な男と人気女優がわけあって偽装結婚、しかし二人は互いを本当に愛し合うようになってしまうというロマンチック・コメディーです。

アクシデントカップル

どこか間抜けで、しかし愛さずにはいられない主人公・ドンベク役を演じたファンジョンミンと、ヒロインのハン・ジスを演じたキム・アジュンの不器用なカップルぶりが、その後放送された日本でも人気になりました。

映画『新しき世界』で二度目の男優主演賞を受賞

2013年の映画『新しき世界』において、ファンジョンミンは新たな境地を切り開く演技をみせ、二度目の青龍映画賞男優主演賞に輝きました。警察への忠誠と、犯罪組織の兄弟の絆の間で揺れる潜入捜査官の姿を描くクライム・ストーリーです。ファンジョンミンは、元北大門組組長であるチョン・チョンを凄みのある存在感で熱演しています。

妻は舞台女優のキム・ミヘ

キムミヘ・ファンジョンミン

ミュージカル・舞台女優のキム・ミヘと7年間の交際を経て、2004年に結婚しました。出会いのきっかけも、1999年のミュージカル『キャッツ』での共演でした。2006年には長男も誕生し、大変な愛妻家として知られています。

「今でもとても愛しているが、その時はほとんど狂っている程度だった。今でも家内を思うとときめく。子供を産んでお腹も出てきてシワもできたがそれも大丈夫だ」

主演映画『国際市場で逢いましょう』が韓国歴代2位の大ヒット

2014年公開の映画『国際市場で逢いましょう』は観客動員数1410万人を記録し、韓国映画史上歴代2位の大ヒット作となりました。監督は前作の『TSUNAMI-ツナミ-』(2009年)も大ヒットに導いた実力派ユン・ジェギュンで、主人公は監督自身の父親がモデル。韓国苦難の歴史を庶民の視線から切々と描いて、観客の涙を誘いました。第52回大鐘賞で作品賞はじめ10部門を独占しました。

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朝鮮戦争、ベトナム戦争に巻き込まれながら、激動の時代を家族のために必死に生き抜いた一人の男、主人公ドクスを感動的に演じきったファンジョンミンも同大鐘賞主演男優賞を受賞しています。相手役のヨンジャは、実力派のキム・ユンジンが演じました。

続く主演映画『ベテラン』も高評価を受ける!

2015年には、財閥の横暴に切り込んだアクション映画『ベテラン』にも主演しました。本作で、ファンジョンミンはタイトルのベテラン刑事に扮し、財閥三世との激しい攻防を繰り広げます。様々な妨害を受けながらも、捜査に執念を燃やしていく迫真の演技が話題になりました。

ファンジョンミンの今後

『哭声』

哭声

2016年5月12日公開のナ・ホンジン監督による『哭声』は、謎の連続事件を柱に、様々な人物の思惑が交差する緻密なストーリーです。韓国を代表する演技派俳優クァク・ドウォン、チョン・ウヒとの初共演が、すでに話題を集めています。ファンジョンミンは、霊媒師(ムーダン)のイルグァンに扮しています。

『オケピ!』

ファンジョンミン

ミュージカルでの活躍も際立っています。2015年12月には話題作『オケピ!』に主演し注目を集めたばかり。脚本は三谷幸喜で、日本での初演の際には同役柄を真田広之が演じました。オケピ、つまりオーケストラ・ピットを舞台に、ミュージカルの舞台裏を描きます。ファンジョンミンは主人公のコンダクターを堂々と演じ、さすがの貫禄をみせました。『オケピ!』再演の噂もあり、次回作への期待が高まっています。

『アシュラ』

悪人同士が壮絶な戦いを繰り広げる映画『アシュラ』が2017年3月4日に公開されます。映画『背徳の王宮』(2015)のチュ・ジフンや、映画『私の頭の中の消しゴム』(2004)・『神の一手』(2014年)のチョンウソンらと共に、ファンジョンミンも私欲のために悪事に手を染める市長パク・ソンベ役で出演します。