『東京グール』リゼの謎が気になる!考察まとめ【ネタバレ注意】

2017年7月29日更新

『東京グール』の始まりを担い、物語の重要なキーパーソンであるリゼこと、神代利世。赫子の特殊性、謎の組織Vや父親と噂される”鯱”との関係、死亡説の真偽など。リゼに関する数多くの謎、そしてその考察についてまとめてみました。

リゼのプロフィール

東京グール リゼ

リゼこと神代利世は、主人公・金木研の想い人であり、喰種化の原因を作った張本人。物語の始まりを担う重要なキーパーソンの一人です。眼鏡をかけた妖艶な容姿、趣味は読書という理知的な雰囲気の、喫茶「あんていく」の常連客でした。

しかしそれは表向きの顔で、本性は奔放かつ貪欲です。無差別に人を襲って食欲を満たすことから、CCGには「大喰い」と呼ばれ、同族からも恐れられています。

物語序盤、彼女は共通の趣味を持つカネキと知り合い、騙して捕食しようとしたところで鉄骨落下事故に遭遇します。2人が病院に搬送された後、嘉納教授の思惑で赫包を摘出され、カネキへと移植。リゼの赫包によってカネキが半喰種化し、全ての物語が動き始めました。

リゼの赫子

リゼの赫子は、「甲赫」に強く「尾赫」に弱い特性を持ち、腰の周辺から展開される「鱗赫」。鱗に覆われた触手を彷彿とさせる形状をしており、強烈な一撃を繰り出すパワー、高い再生力が特徴です。

しかし、高い再生力を生むRC細胞の結合のしやすさは、同時に結合力の弱さに繋がります。他の4種類より脆いという弱点になるため、再生力を超える傷を負った場合、深刻なダメージになってしまいます。

さらに、ヤモリ曰く、リゼの赫子は”鱗赫の中でも特別”なのだとか。カネキがヤモリの拷問を受けた際、その異常な再生力が強調されており、鱗赫の特徴が顕著に現れました。しかし、特別な理由は不明のままなので、今後明らかになる謎の一つだと思われます。

正体はVの元メンバー!深まる謎…

東京グール

Vと言えば、詳細な目的や構成員さえも不明であり、数ある喰種組織の中でも特に謎が多いと言われている存在です。以前は「あんていく」の芳村、現在は芥子という幹部が所属し、CCGの旧多二福や有馬貴将との関係がほのめかされていました。

隻眼の梟(エト)によると、Vは裏で世界を支配しているとのことですが、何とリゼがその元メンバーだったと判明!しかし何らかの理由で脱走しており、回想の旧多の台詞によると、”子産み”として扱われていたらしいことが明らかになっています。

そして現在、VはCCGの創始者であり、現トップの和修家そのものと確定したようです。”子産み”とは一体何か、リゼがVを脱走した理由や和修家との関係など。彼女に関する謎については、少しずつ明かされているように見えて、増々深まっていくばかりですね…。

鯱は実の父親?

鯱とは、6区の元リーダーであり、23区の喰種収容所「コクリア」から脱走したSSレートの喰種です。実は名を”神代叉栄”と言い、リゼと同じ”神代”姓を持つこと。彼女の過去を回想して、「愚娘めがッ」と発言したため、実の父親ではないかと噂されていました。

一方で、イトリによれば”神代利世”は偽名であり、その名を持つ喰種は存在していないのだそうです。さらに、鯱の赫子は尾赫であり、遺伝傾向にある赫子の種類が違うことなど。これらの要素から、親子関係にあるとしても、”血の繋がり”を疑問視する声が多くあります。

そして後に、鯱はVから脱走し、行き倒れていたリゼを保護して育てた人物と判明。現在のところは、あくまでも義理の親子であり、名前は鯱から与えられたと考えられているようです。

リゼは生きている?

リゼは鉄骨落下事故後、実は嘉納によって生かされており、半喰種を生み出すための赫包培養器として扱われていたことが判明。四方蓮示が救い出した後、無力化を図るため極度の飢餓状態にされ、コンテナの中で監禁されています。

それ以降、リゼ本人の様子は確認できず、続編の『:re』に名前と回想のみ登場しました。V幹部・芥子曰はく、「これ以上出歩かれるのはかなわない」とのこと。”出歩く”ということは、彼女が何かしらの行動を起こす、あるいは起こしていることを示唆しているのでしょうか。

さらに、全ての発端である事故も、「ピエロ」所属の宗太による作為的なものだったとわかっています。生存が確認された以上、再び物語の中枢に関わることは間違いないので、今後の動向に注目したいですね。

リゼの名言

一方を捨てでも、何かを守らなくちゃいけない時があるの。

ヤモリの拷問による苦痛に絶望しつつも、抵抗するどころか殺してくれと言い出すカネキ。その根底には、他人に優しいだけの人生を送り、そして死んだ母親の「優しい人であれ」という教えがありました。

リゼは、何も拒絶せず傷付けないことは、優しさではなく”弱さ”だと言います。それは、全てを抱えてもがく内に、守れたはずのものさえ失うことに繋がるから。母親と同じ道を辿ろうとする姿を厳しく糾弾し、カネキが強さを手に入れるきっかけにもなりました。

それで良いのよカネキ君。生きるというのは他者を喰らうこと。食べて……。

主人公、金木研のその後を決定付けた、作中でも特に重要なシーンの台詞です。運命を受け入れる覚悟を決め、リゼの力を喰らおうとするカネキに対して、喰種としての生き方を諭します。

他者を傷付け、喰らうことでしか生きられないと言われる喰種。しかし、人間であれ喰種であれ、一人も傷付けることなく生きている人はいないでしょう。カネキだけでなく、読者(視聴者)もハッとさせられる真理かもしれませんね。

リゼの声優は?

花澤香菜

リゼの声優を担当しているのは花澤香菜です。

もとは、幼稚園の頃から子役として活動しており、2003年に『LAST EXILE』ホリー・マドセイン役で声優に初挑戦しました。2007年に本格的な声優デビューを果たし、2012年にはソロ歌手としての活動を始めるなど、多方面に渡って着実にキャリアを重ねてきました。

主な出演作は、『<物語>シリーズ』千石撫子役や『デュラララ!!』園原杏里役、『PSYCO-PASS サイコパス』常守朱役など多数。美しく澄んだ癒し系の声質が特徴で、主役・ヒロイン級のキャラを多彩に演じ分け、「担当するだけでキャラの人気が上がる」とまで言われる人気声優です。