2017年7月6日更新

『こち亀』両津勘吉・日本一有名な警察官がいろいろヤバすぎる

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こち亀

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両さんの愛称で親しまれる両津勘吉

『こち亀』の主人公両津勘吉は、両さんの愛称で親しまれている下町育ちの豪快なキャラクターを持つ警察官です。サンダル履きに腕まくり、という独特の制服の着こなしや、その破天荒すぎる言動で派出所の仲間たちや商店街の人々をはちゃめちゃな騒動に巻き込んでいきます。

両津勘吉って何歳?

両さんって一体何歳?というのは誰もが気になるところですが、こちらは諸説あるようです。

不明で年を取らない?

『こち亀』133巻には、登場人物の全員が年齢設定が不明であるという解説があります。漫画の世界には現実の世界を超越した時間が存在している、ということを両津勘吉自ら話しています。

連載初期は順調に加齢

連載当初は、36歳の設定であり、開始から数年間は1年ずつ加齢していました。

勤務年数から考えると30代半ば

プロフィール設定では、19歳で警察学校を卒業後15年以上勤務をしている、とあるのでそれから考えると35歳前後だと考えられます。

ギャンブルとお酒が大好き

非常に多趣味な両津勘吉ですが、なんといってもギャンブル好きで有名です。競馬に始まり、競輪・競艇・パチンコとなんでもござれ状態です。そのためいつもお金が無い状態で、商店街の人たちにも借金のしており、良く逃げ回っている姿が見られます。 第61巻では、中川にこれまでにギャンブルにつぎ込んだ金額を計算してもらい、その総額が億単位になること知り、驚愕していました。このことで深く反省し競馬のやり方を本命狙いに変えたようですが、やめる気が一切ないところがすごいですね。 また両津勘吉は、お酒も大好きです。なんでもバケツ一杯ぐらいの量を一気飲みできるくらいの実力の持ち主なんだとか。両さんくらいの酒豪になるとグラスに注ぐ、などという優雅なことはせず、樽ごとやドラム缶ごと飲むのが日常茶飯事。 凄まじい飲酒量のため、大原部長からは、バッカスの生まれ変わりだと言われ、バッカス両津という異名を持つことになりました。

ゴキブリ並みの生命力を持つ

その超人的な身体能力は、ゴキブリ並みとも言われている両津勘吉。数々の危険な目にあい、命を落としてもおかしくないような状況で、傷一つ負わない、ということも珍しくありません。富士山から亀有まで数時間で戻ってきた逸話を持ち、どんなものを食べても平気な顔をしている最強の胃袋を持っています。

リョーツGPXって何?

腐りかけの食べ物が一番美味い、と豪語している両津勘吉ですが、その強靭な胃袋や免疫力には秘密がありました。それは、両津の体の中には、ほかの人には特別な抗体が存在していたのです。その名も「リョーツGPXワクチン」。どんな病原菌でもやっつけてしまえる最強の抗体を両津勘吉は体内に持っていたのです。

両さんの年収は?

警察官としての収入

両津勘吉の警察官としての年収は、手取り30万円ほどと、それにボーナスを加えて、大体600万円前後です。しかし、度重なる問題行為のため大幅に減給されているので、両さんの手元に入って来る金額はどのくらいなのかわかりません。

サイドビジネスでの収入

両津勘吉はお金儲けの話が大好き。さまざまなサイドビジネスに手を出しては痛い目を見ています。しかし、成功して大金を得ることもしばしば。 まず、両津勘吉の副業と言えば、親戚が経営している寿司店、超神田寿司店で板前のアルバイトです。板前の腕はかなりのもので、その収入がボーナスが300万円だというのだから驚きです。 アルバイトの他にもさまざまな分野で起業をしていて、経営コンサルタントをはじめ類まれなる商才を見せています。一時的に、その商才で事業を成功に導き、莫大な収入を得るも、その欲深さからすぐに経営不振に陥ってしまい、結局元の状態に戻る、ということを繰り返しています。

負債がありすぎる

ギャンブル好きであるためか、破天荒すぎる生き方のためか、両津勘吉には多額の負債があります。中川の算出によると、ギャンブルで失敗した金額の合計は億単位。これだけでもすごいですが、これはギャンブルだけの場合なので、知人からの借金や、破壊してしまったものなどを合わせると気が遠くなるほどの額でしょう。 両津勘吉がこれまで破壊してきたものの中には、その賠償額が億を越えるものが多数あります。本物の戦車を使用してサバイバルゲームを楽しもうとして戦車を破壊した時には4億円の賠償額であり、他にも人工衛星や飛行船など莫大な賠償額のものを破壊しています。

結婚しそうになったことがある

いい年の両津勘吉ですから、結婚してもおかしくはないはずですが、本人は結婚にはあまり興味がないようです。しかし、そんな両津にもこれまで、結婚しそうになったことはあったのです。

秋元麗子誘拐事件

誘拐されてしまった麗子を救出してくれたら麗子と結婚させてやる、と麗子の父に言われた両津勘吉でしたが、賞金は欲しいが結婚はしたくない、ということを父の前で口にしてしまい、怒らせてしまいます。しかし、後ほど結婚すれば莫大な資産の後継になれると気づき、目の色を変えます。 必死で麗子を救出した両津勘吉に最初は感激の色を見せていた麗子でしたが、資産狙いの思惑がばれ、早々と婚約破棄となりました。

纏との結婚騒動

擬宝珠纏(ぎぼしまとい)の祭りで太鼓を叩く姿に一目惚れしてしまった両津は、後日同じ派出所にやってきた纏を見て有頂天になります。男勝りな性格で乱暴者である纏は、両津に何かにつけて反発し、二人はライバルのような関係になりますが、纏も密かに両津に惹かれていました。 そして結婚へと話は急展開していきますが、結婚報告の席で、二人が血縁関係であり、なんと又従兄妹であることが判明してしまうのです。家族や周囲の猛反対にあい、結局この結婚話はなかったことになってしまいました。

実は戸籍を2つ持っている

両津勘吉には、もうひとつの名前があります。つまり、二つの戸籍を持っているのです。なぜそのようなことになったのかというと、超神田寿司でのアルバイトが関係しています。警察官の副業は認められていないため、超神田寿司での板前の仕事をすると気にはもう一つの戸籍である、浅草一郎という名を使用しています。

両津勘吉の声優

アニメ『こち亀』で両津勘吉を演じている声優は、ラサール石井です。1996年から2004年に放送されたアニメ『こち亀』と、8年ぶりに復活する今作でも声優を務めることが決まっています。またアニメ『こち亀』以外にも、舞台版『こち亀』でも両津勘吉を演じ、ラサール石井の両さんは各方面で大絶賛となりました。 ラサール石井は、コントグループ「コント赤信号」でデビューし、コメディアンとして芸能活動をスタート。その後は、数々のクイズ番組でその博識ぶりを披露し、お笑い界きってのクイズ王、インテリ芸人として活躍しています。声優業への挑戦以外にも、数年間に渡りかねてからの第一志望であった東大を受験し続けるなど、60歳を過ぎても新しい分野の開拓を怠らないとは素晴らしいですね。