月野うさぎの恋人、地場衛
セーラ戦士のピンチに駆けつけるタキシード仮面こと地場衛。多くの女性ファンが一度は彼に恋をしたことでしょう。
主人公月のうさぎの恋人である彼は、作品の初期こそクールでちょっぴり意地悪な性格に描かれていました。そんなタキシード仮面も話数を重ねるごとに温厚で面倒見の良い、ファンのよく知る性格へと変化していったのでした。
元カノは火野レイ?!
タキシード仮面の恋人といえばもちろんうさぎという印象を持っている方も多いでしょう。しかし実はアニメ版の初期には地場衛と火野レイがデートをしている場面が描かれていました。
ただこれはレイの片思いで、“まもちゃん”への積極的なアプローチのシーンが過去にあったというだけのようです。
前世はプリンス・エンディミオン
その存在が謎でもあるタキシード仮面、前世ではゴールデン・キングダムという地球と太陽を守護星に持つ王国の王子、プリンス・エンディミオンでした。
前世では月の王国の王女であるプリンセス・セレニティ(月野うさぎ)との恋が成就することはありませんでしたが現代に地場衛として生まれ変わり、未来ではうさぎの夫となりクリスタル・トーキョーの王キング・エンディミオンとなりました。
タキシード仮面のキザな名言
美しいセーラームーンに涙は似合わない
キザなセリフが似合うタキシード仮面。数あるアニメの中でこんなセリフが似合うキャラクターは彼くらいかもしれませんね。
セーラームーン、また太ったな!重いぞ!
うさぎを抱き上げ颯爽と飛び立つシーンが印象的なタキシード仮面。カッコイイ描写の中にお茶目さが感じられる彼らしい一言です。
さらばだ
音楽や登場シーンのみならずこのセリフも彼を象徴する名言ですね。
タキシード仮面の必殺技
サイコメトリー
自らの手で触れることにより様々な事を感じ取れという能力。指先から発せられるオーラパワーによって傷の治療を行ったり、敵にダメージを与えたりします。
タキシード・ラ・スモーキング・ボンバー
サイコメトリーの力が覚醒し生まれた必殺技。手から爆弾を放って攻撃します。
タキシード仮面/地場衛の声優は?
古谷徹/美少女戦士セーラームーン
1992年から1997年に放送されたアニメシリーズでタキシード仮面を演じたのは古谷徹。神奈川県出身、1953年7月31日生まれ、青二プロダクション所属の声優です。
富野由悠季監督の大ヒットシリーズ『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役を始め、伝説のスポ根アニメ『巨人の星』の星飛雄馬役などで知られる国民的声優。往年の名作のみならず『ONE PIECE』のサボ役や『銀魂』のエリザベス(江蓮)役など近年でも絶大な人気を誇る作品のアニメにも参加しています。
野島健児/美少女戦士セーラームーンCrystal
2014年から放送が開始されている『美少女戦士セーラームーンCrystal』でタキシード仮面を演じているのは野島健児。 1976年3月16日生まれ、東京都出身、青二プロダクション所属の声優です。
『学園戦記ムリョウ』の村田始役や『シスター・プリンセス』の海神航などが代表作に挙げられる実力派声優。ちなみに父の野島昭生、兄の野島裕史も声優をしています。
タキシード仮面をを演じてきた俳優
様々なメディアミックスが行われてきた『セーラームーン』。ミュージカル、ドラマなどタキシード仮面は数々の俳優によって演じられています。
望月祐多/ミュージカル
1994年から1998年に上演されたミュージカルで、タキシード仮面を担当したのが望月祐多。神奈川県出身、1967年3月14日生まれの俳優です
『セーラームーン』ミュージカルで最も長くタキシード仮面役を担当した望月祐多、映画『仮面ライダーJ』の瀬川耕司/仮面ライダーJ役を務め、ドラマ、舞台、アニメなど幅広く出演しています。
城田優/ミュージカル
2003年から2004年に上演されたミュージカルでタキシード仮面を担当したのが城田優。東京都出身、1985年12月26日生まれ、ワタナベエンターテインメント所属の俳優です。
ドラマ『ROOKIES』の新庄慶役や『天地人』の真田幸村役などで知られる城田優。俳優としての活躍のみならずアーティストとして出演作の主題歌を担当し、さらには演出、監督もこなすなどマルチな才能を発揮しています。
渋江譲二/実写ドラマ
2003年に放送されたドラマでタキシード仮面を担当したのが渋江譲二。長野県出身、1983年3月15日生まれ、ジャパンミュージックエンターテインメント所属の俳優です。
ドラマ『ホタルノヒカリ』の田所潤平役や『貧乏男子 ボンビーメン』の砂川貴之役などで知られ、コンスタントにドラマや映画に出演を続けています。