2017年7月6日更新
映画『ソードアートオンライン -オーディナルスケール-』あらすじ・キャラクター紹介【SAO】
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SAOファン待望の映画『劇場版 ソードアートオンライン -オーディナルスケール-』
川原礫の大ベストセラー『ソードアートオンライン』。仮想現実(VR)のゲームを舞台にした内容は人気を博し、2012年にTVアニメ化、放送されました。ファンの間では略して「SAO」という略称で親しまれている人気シリーズです。
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は、原作者の川原礫が描き下ろしたオリジナルストーリーで2017年に公開予定。TV版の仮想現実から拡張現実(AR)へと舞台を移し、さらにスケールの大きな内容になりそうです。
映画『ソードアートオンライン オーディナルスケール』のあらすじ
TVアニメ『ソードアート・オンライン』をおさらい
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
TV版は「ソードアート・オンライン」を始めとする仮想現実のゲームが舞台。「ソードアート・オンライン」は2022年の近未来に配信サービスが開始された最新型オンラインRPGです。ユーザーが1万人を越える人気ゲームでしたが、開発者の茅場晶彦によって、ユーザー達はゲームからの自発的ログアウトを禁止されてしまいます。
彼らはゲーム内でボスを倒してクリアしないと現実世界に戻れないどころか、ゲーム内の死はそのまま現実世界の死に直結する異常事態に。主人公のキリトは、自らと他ユーザーたちを救うべくボスを倒す旅に出るのでした。
TV版から2年後を描く『劇場版 ソードアートオンライン -オーディナルスケール-』
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は、TV版から2年後の世界を描いています。前作とは違い拡張現実、つまりコンピューターによって拡張された現実世界で行われるゲーム「オーディナル・スケール」が新たな舞台です。
「オーディナル・スケール」は、最新の拡張現実型情報端末である「オーグマー」を装着してプレイする専用のRPG。現実世界でプレイできる手軽さから爆発的な人気となり、キリトの恋人アスナもすでにユーザーとなっていました。キリトもこのゲームに参戦しようとするところから物語は始まります。
「満足度が高い」と話題な『オーディナルスケール』の感想を紹介
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
様々な映画評価サイトでも高評価の嵐を巻き起こしている本作の感想をファンの人たちが多数投稿しています。その中からいくつかご紹介します!
映像美と熱い展開に圧倒されたファンが多数いる模様
軽い気持ちで劇場版SAOを観に行ったら、なにあれむっちゃヤバかったんだけど!むっちゃヤバかったんだけどー!「なんだかんだで初期のアインクラッド編が一番好き」な人が悶絶しそうな展開でござった……。
— けいろー (@Y_Yoshimune) 2017年2月18日
SAOの映画観に行ってきたのでその感想。
— アクア (@Aqua_242) 2017年2月23日
とにかく戦闘シーンが迫力あって凄い。
作画も崩れず滑らかだったけどエフェクトが物凄く綺麗で鮮やかだったのが印象的で流石A-1だなぁ、と思った。
音楽も神秘的な感じで良かった。
ストーリーは相変わらずって感じだったけど嫌いじゃない。
また映画続編を期待するファンの声も。
SAOを見てきた感想だけど、とにかく「動く」ね。
— 叔母Q (@ObaCune2525) 2017年2月24日
戦闘がやっぱり凄い。
映画を見て戦闘シーンに感動するとは思わなかった。
なんか続いてく雰囲気だったし、期待してます。
キリトとアスナのラブラブっぷりに思わず…
SAO映画見た感想
— 頑張るおじさんtukasaです (@moto_tukasa) 2017年2月23日
お前らはよ結婚しろよ(#^ω^)
映画『ソードアートオンライン -オーディナルスケール-』のキャラクター紹介
キリト(声: 松岡禎丞)
©2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
現実世界の名前は桐ヶ谷和人。「ソードアート・オンライン」の主人公です。
早くに両親を亡くし、叔母夫婦と共に暮らしていますが、自らの出生から仮想世界に安らぎを求める孤独な少年でした。「ソードアート・オンライン」内の呼び名は「黒の剣士」。実力はあるものの、嫌われ役を買って出たため精神的に追い詰められることもありましたが、結果としてゲームをクリアに導きます。
監督のインタビューによると、キリトはそれまで見せなかったヘタレな部分も出てくるとのこと。TV版とは違う彼の魅力をスクリーンで見ることができそうです。
アスナ(声:戸松遥)
©2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
現実世界の名前は結城明日奈。「ソードアート・オンライン」内でも現実世界でもキリトの恋人で、「閃光」という呼び名を持つ少女です。エリートコースを歩むだけの人生に嫌気がさし、兄から「ソードアート・オンライン」を借りた事で仮想世界にとらわれてしまいました。
キリトとはゲーム上で結婚し、現実世界でも彼と結婚することが最終目標になっているほど彼にほれ込んでいます。一方で剣の実力もかなりのもので、細身の剣であるレイピアを使いこなします。今回の舞台となるRPG「オーディナル・スケール」は彼女が先にプレイし、キリトがそれに影響されてプレイする、という展開。彼女のアクションも期待できそうです。
ユイ(声:伊藤かな恵)
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キリトを「パパ」、アスナを「ママ」と慕う幼い少女。その正体は、「ソードアート・オンライン」に組み込まれているメンタルヘルスのカウンセリング専門のAI(人工知能)です。AIながらも感情表現が豊かで、キリトの通う学校の研究成果によって現実世界でも限定的に接することが可能となっています。
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』ではどのような役回りになるか不明ですが、さらに成長した彼女の姿を見ることができるでしょう。
リーファ(声:竹達彩奈)
©2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
キリトの妹(実際は従妹)で、本名は桐ヶ谷直葉(きりがや すぐは)。現実世界では全国クラスの剣道の腕前を持ちます。キリトがアスナを救うためにプレイしたRPG「アルヴヘイム・オンライン」(「ソードアート・オンライン」とは別のRPG)に参加し、そこでお互いの素性に気づかないまま彼に手を貸すことになります。
一時はキリトに恋愛感情を抱いたこともありましたが、キリトとアスナの絆の深さを知り、現在は兄妹として良好な関係を築いている模様。「アルヴヘイム・オンライン」では金髪緑眼のポニーテールのアバターを使っていましたが、劇場版では現実世界の黒髪黒瞳のルックスで登場するようです。
シリカ(声: 日高里菜)
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
現実世界の名前は綾野珪子。「ソードアート・オンライン」ユーザーの一人でゲーム内ではモンスターを使役する「ビーストテイマー」として活躍し、小竜ピナを使い魔として連れています。ピナが彼女をかばって死んだ時にキリトに蘇生方法を教えてもらって生き返らせたことから、キリトを兄のように慕っています。
「ソードアートオンライン」から生還した後は、「アルヴヘイム・オンライン」でリーファとも知り合い意気投合。劇場版でもピナと共に活躍しそうです。
シノン(声:沢城みゆき)
©2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
シノンは現実世界の名前は朝田詩乃と言う名前の現役の女子高生。11歳の時に強盗事件に遭い、母を守るために犯人から銃を奪って射殺した、という壮絶な過去があります。
それから銃器に対してPTSDを抱くようになった彼女は、トラウマ克服のために仮想世界のシューティングゲーム「ガンゲイル・オンライン」のプレーヤーになります。その時知り合ったキリトにゲームシステムや武装についてレクチャーし、彼との出会いによって過去を克服していきます。
今回は現実世界でどのように銃器と接するのか注目です。
リズベット(声:高垣彩陽)
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
現実世界の名前は篠崎里香。「ソードアート・オンライン」ゲーム内では鍛冶屋を経営し、武器を鍛え上げる腕前も抜群の少女。キリトの使用する剣も彼女によって鍛えられました。
アスナの親友であり、アバターの外見がアスナの趣味でカスタマイズされていましたが、劇場版では彼女も現実世界のルックスで登場する様子です。
クライン(声:平田広明)
現実世界の名前は壷井遼太郎。「ソードアート・オンライン」のユーザーであり、キリトとは大の親友です。三枚目な性格で女好きですが、その実力は本物。友人6人で構成されたギルド「風林火山」ではリーダーを務め、犠牲者を出すことなくゲームから生還しました。
現実世界では貿易会社に勤める24歳の会社員。登場人物の中では年齢が高い彼ですが、どのように活躍するのかはまだ未定です。
エギル(声:安元洋貴)
現実世界の名前はアンドリュー・ギルバート・ミルズ。名前が長いためかキリト達には現実世界でも「エギル」と呼ばれています。アフリカ系アメリカ人ですが、生粋の江戸っ子でもある彼はカフェを経営し、新婚早々「ソードアート・オンライン」ユーザーとして闘いに巻き込まれてしまいました。
ゲームの中では商人でしたが、一方で斧の腕前に定評があり、キリトと共に「ソードアート・オンライン」の最終攻略に参加しました。現実世界では自分のカフェを仲間の集合場所として提供していますが、今回の活躍も期待できそうです。
茅場晶彦(声:山寺宏一)
「ソードアート・オンライン」の生みの親であり、キリトの憧れだった天才プログラマー。しかし、ゲームからの自主的なログアウトを禁止し、デスゲーム化させたことでキリト達と対立することになります。
劇場版の物語の核となる「オーディナル・スケール」は、彼の開発したVR機器「ナーヴギア」に対抗して開発された「オーグマー」専用ゲーム。キリトとの闘いで肉体的に死を迎え、現在は電脳化している彼がどのように拡張現実のゲームに関わるのか注目です。
ユナ(声:神田沙也加)
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
ユナは『劇場版 ソードアートオンライン』の新キャラクターです。オーディナルスケール内で初のARアイドルとして人気になる歌姫として登場します。
ゲームの中でユナのステージに遭遇すると特殊な能力を得ることが出来る特別な存在で、小悪魔のようなかわいらしさを持っているキャラクターです。
主題歌はLiSAの新曲『Catch the Moment』に決定
パワフルでエモーショナルに歌い上げる歌手のLiSA。アニソン界の新女王ともいわれています。そんなLiSAが今回劇場版の『ソードアート・オンライン』の主題歌を歌うことが決定しました。以下のようにコメントしています。
テレビシリーズから関わらせていただいている「ソードアート・オンライン」の劇場版で、主題歌を歌わせていただきます。 大切な仲間と一瞬一瞬を大切に生きる、彼らの姿と共に劇場で皆様にお楽しみいただけますように。
映画『ソードアートオンライン -オーディナルスケール-』のみどころとは?
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
仮想世界で展開していたアニメとは違い、拡張現実対応のゲーム「オーディナルスケール」の登場と、それをプレイしようとするキリトの新たな冒険が今回の見どころです。劇場版はキャラクターデザインも一新され、メインキャラであるキリトとアスナも新しい衣装になったとのこと。
内容は原作者の川原礫が書き下ろしたオリジナルストーリーになるので、公開までまだベールに包まれたところもある『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』。スクリーンでどのような冒険が展開し、キャラクターたちがどのように活躍するのか……。今から公開が待ち遠しいですね。
映画『ソードアートオンライン -オーディナルスケール-』の快進撃が止まらない!
(C)RC/KC AMW/SM
2017年2月18日に公開された本作はなんと2月17日、18日に公開された映画の中で堂々の動員数30万人、興行収入4.2億を叩き出し見事1位を記録しました! また映画評価サイトでは平均して★4を獲得するなど、高評価であるのもヒットにつながったと思われます。
高評価を獲得した要因としては、近年流行しているVRやARの世界観と似通った近未来を舞台にしているところなどが挙げられます。主題歌のLiSAの『Catch The Moment』も18日のオリコンデイリーチャートで1位を獲得し、『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の勢いはとどまることを知りません。
国内アニメ映画では珍しい4DX/MX4D上映が2017年3月10日よりスタート!
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
公開以来大ヒットを記録している本作ですが、なんと2017年3月10日より全国66の映画館で4DX/MX4Dで上映されることが決定しました。ライトノベル原作が原作のテレビシリーズの劇場版が4Dで見れる機会はなかなか少ないので、ぜひこの機会に飛び出すSAOの世界を体感してみてはいかがですか?
また公開2週目からの入場者特典も明らかに。ここでしか手に入らない描き下ろしポストカードがもらえるので、一度見に行った方もぜひもう一度劇場に足を運んでみてください!
【ネタバレ注意】映画『SAO』がもう一度見たくなるトリビアをご紹介!
製作のコンセプトはデートムービー
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Projec
監督・伊藤智彦は本作のコンセプトはデートムービーだったと明かします。『SAO』のようなライトノベル原作のアニメはファンは男性が多いと思われがちですが、実は本作は女性ファンがとても多いそうです。その理由としてはアスナとキリトの恋愛がテーマとしてあるからで、製作に当たっても女性が不快に思わないデザインや二人の描写によって女性もターゲットとしていました。
"少しだけ未来"の世界を作り上げるために
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Projec
本作の製作に当たって近未来を意識したという伊藤監督。本編で登場する渋谷の風景では実際に立ちそうなビルを描いたり、反対に登場する技術は進化させすぎたりしないように気をつけたそうです。スマホも現在の形態と同じまま描かれています。
ユナのライブシーンで彼女に影がある理由は
(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Projec
本作に登場するARアイドル・ユナは「オーグマー」映し出すデータでしかないため現実世界から干渉を受けません。そのため彼女は周囲の光の影響を受けず普段は彼女には影がありません。
しかし、ステージでライブをしている時のユナには影がついています。実はステージのライトは仮想現実によって作られたものであるため、ユナは影響を受け影ができるそう。細かいところまで作り込まれているのが本作の魅力の一つでもありますね!
また彼女は成長もせず意思もないが、それに抗っているNPCという設定だったそうです。ユナが本に興味を示すシーンなどはそれを示す1シーンだったのだとか。
リーファ(桐ヶ谷直葉)の登場が少なかったのには理由がある!
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ARによる現実世界の舞台となっているため、リーファの姿ではなくリアルの桐ヶ谷直葉の姿で戦うとのことで期待が高まっていました。しかし情報解禁の際からリーファの登場が少ないのではないか、ということでファンの間で噂となっていました。
実際に桐ヶ谷直葉の出番が少なくなってしまった理由としては、彼女がリアルの世界で剣道をやっているため本作の設定では彼女が強くなりすぎてしまうからだとか。オーディナルスケールでは登場せず、ずっと島根へ剣道の合宿で行っているというものでした。
ぜひ一度ご覧になった方も、そうでない方も映画『SAO』の世界に飛び込んでみてください!
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』 配給:アニプレックス 上映時間:119分 【劇場版公式サイト】:http://sao-movie.net/ 【公式twitter】https://twitter.com/sao_anime?lang=ja