2017年11月21日更新

『ショムニ』の新旧キャストをまとめてみた!

1998年に放送が始まって以来、複数のシリーズとスペシャル放送で人気を博してきたドラマ『ショムニ』。新旧のキャストとキャラクター別に、その面白さを振り返ってみます。

OLが大活躍!ドラマ『ショムニ』

安田弘之による同名コミックをフジテレビがドラマ化したのが『ショムニ』です。 舞台は東京にある商社「満帆商事株式会社」。大っぴらに「女子社員の墓場」とも揶揄される総務部庶務二課(=ショムニ)に配属された6人のOLたちの奮闘と社内騒動を描きます。 最初の放送は1998年4月から7月で、一躍高視聴率を獲得します。 同年10月と2000年1月にはスペシャルドラマとして放送、それでも人気は衰えず、2000年4月から6月まで第2シリーズ、2002年7月から9月まで『ショムニFINAL』のタイトルで第3シリーズが放送されます。2003年1月には3回目となるスペシャル『ショムニFOREVER』が放送され、完結となりました。 それから10年後、主人公以外のキャストを一新し、第4シリーズとなる『ショムニ2013』が放送されています。

主人公・坪井千夏を演じるのは江角マキコ

全シリーズ通じて、不動の主人公にして実質的リーダーが、江角マキコ演じる坪井千夏です。宣伝部でセクハラ上司に反撃したことで、ショムニに異動。不屈の精神と行動力で個性的面々を引っ張り、問題を解決していきます。 口は悪く、自己中といろいろ難あり女子ですが、思わず頼りたくなる姐御的存在感は江角マキコにぴったりで、代表作になりました。 『ショムニFOREVER』で、いったん会社を退職しましたが、その後世界中を放浪し、紆余曲折の末、第4シリーズと共にショムニに帰ってくるという設定です。

第1シリーズから『ショムニFOREVER』までのキャスト

1998年のドラマ開始時から、2003年の『FOREVER』まで、5年に渡り、ショムニで活躍した不動のメンバー6人。それぞれ、長所あり欠点ありの、かなり個性的な女たちですが、それでも愛さずにはいられません。2013年にメンバーが一新したときには、残念がるファンが多数いました。

戸田恵子(徳永あずさ役)

ショムニ唯一の既婚者が戸田恵子扮する徳永あずさです。そのせいか、貯蓄が趣味で金銭感覚は相当のもの。経理課にいた頃、持ち株がらみの問題を起こしてショムニに異動になりました。社内の情報に秀でており、がめつさが目立ちますが、やがてついに出産もします。

京野ことみ(塚原佐和子役)

社内不倫がばれてショムニにやってきた、割とありがちOLが塚原佐和子です。行動力のある強い千夏たちを見て、一歩も二歩もひいてしまうような控えめな普通の真面目OLでしたが、次第に変わっていきます。ドジで、慎重すぎるきらいもあります。京野ことみが独特のパシリ感を醸し出し、ぴったりでした。

宝生舞(丸橋梅役)

宝生舞扮する丸橋梅は、ショムニきっての知性派。アラビア語など複数の外国語をマスターし、多数の資格保有者でもあります。野心が強く、そのせいか最初は坪井らのことを嫌っていましたが、やがて自ら進んでショムニに戻るといったエピソードもありました。千夏とは幼馴染です。

櫻井淳子(宮下佳奈役)

いわゆる魔性の女が宮下佳奈です。営業部で男性社員を狂わせた罪でショムニ送りとなりました。独特の微笑で、男たちを悩殺します。複数の重役たちの半ば愛人にもなっており、そのネットワークで、様々な裏情報をつかんできます。ショムニきって官能キャラを櫻井淳子が演じました。

高橋由美子(日向リエ役)

高橋由美子演じる日向リエは、アフターファイヴ、プロの占い師として活躍するほど、凄腕の占い能力を有しています。人事部にいたとき、あまりにその占いが的中したことが禍となり、ショムニに異動になりました。主に水晶とタロットを駆使した占いで、たびたびメンバーを救います。

森本レオ(井上洸一役)

庶務二課長である、ショムニ唯一の男性社員が井上洸一です。演じた森本レオ独特の雰囲気も相まって、穏やかで非常に温和な存在でした。女性たちに比べて存在感は薄く、実際、仕事というより猫にかまってばかりいます。一度はリストラされそうになりましたが、千夏らの働きで戻ってきました。それ以後、定年まで無事勤め上げます。

キャスト一新!『ショムニ2013』

10年後一新されたメンバーは、オリジナルキャストに負けず劣らず個性的です。オリジナルのキャラを引き継ぐ者、全く新しいキャラなど、それでもやはりどこか愛すべき女たちであることは変わりません。

安藤サクラ(安倍麗子役)

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修行を趣味とし、相当謎めいたスピリチュアル女が、安倍麗子です。広報課にいた頃、不吉な予言をしたりして嫌がられ、半ば追い出されるようにしてショムニに異動してきました。空気のようにあちらこちらを移動し、噂や情報を仕入れます。若手演技派としてしられる安藤サクラが、さすが何とも言えない独特の雰囲気を醸し出していました。

本田翼(円山詩織役)

ショムニ初の体育会系女子が、本田翼扮する円山詩織です。体育会系どころか、オリンピック候補になったほどの棒高跳び選手でした。その力を買われて入社しましたが、ケガや陸上部の廃部に伴い、行き場をなくしてショムニにやってきました。確かに頑張りやさんですが、得てしてやや空回りしてしまうきらいがあります。

森カンナ(小島美鈴役)

前シーズンまでの宮下佳奈の跡を継ぐ魔性キャラが小島美鈴です。秘書課にいた頃、多くの男性社員たちを悩ませてしまうほどの魅力の持ち主で、男たちから引き離す目的でショムニ異動となりました。魔性とはいえ、憎めない性格で、そのことも男たちから愛される理由なのかも……。森カンナがコケティッシュに演じました。

堀内敬子(福田益代役)

健康オタク過ぎる性格や行為が煙たがられて、営業部を追い出されたやや年増OLが福田益代です。流行りの健康法に目がなく、年下との合コン好きでお喋りな性格は、ややおばさん的です。堀内敬子の絶妙な演技が絶品でした。

ベッキー(三波まどか役)

アメリカの名門大学を卒業した秀才OLがベッキー扮する三波まどかです。ショムニに異動になった背景はよくわからず、謎めいた過去を抱えています。その頭脳と、パソコンとネットを駆使した情報収集能力はさすがです。一見クールな立ち振る舞いですが、酒が入ると豹変します。

かつてのショムニたちはどこへ…?

2013年に新メンバーで新シリーズが放送されましたが、昔からのファンを喜ばせるかのように、かつてのオリジナルメンバーが特別出演していました。再集結した10年後の彼女たちの姿は感涙もの。『ショムニFOREVER』でも描かれていた彼女たちのその後をまとめてみます。 塚原は海外事業部の右京と結ばれて寿退社、宮下は化粧品メーカーに転職、日向は専業占い師に、徳永は出産後に退社し専業主婦として忙しい毎日を送っていました。井上課長は定年退職後、再雇用され警備課で働いています。丸橋は退社後、石油会社に転職し、チャンジェールに住んでいるという設定で、再集結した中にもその姿はありませんでした。 おそらく、演じた宝生舞が女優業を引退しているせいでしょう。 ドラマとはいえ、彼女たちの行く末が気になります。