2017年12月28日更新
『ライオン・キング』の知られざる裏話・製作舞台裏20選
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タップできる目次
- 1.スタッフは実際の動物たちをアフリカまで研究しに行った!?
- 2.ティモンとプンバァ役の声優たちは全く違う役のオーディションを受けていた
- 3.ウィルドビーストのシーンを完成させるのに2年もの歳月がかかった
- 4.シンバ役の声優は1度しか他の声優とアフレコしなかった
- 5.“準備をしておけ”はエド役の声優にも歌われていた!?
- 6.『ライオンキング』はシェイクスピアの『ハムレット』と映画『バンビ』が題材
- 7.ティモンのあの有名なセリフはアドリブから生まれた
- 8.ライオンの威嚇音は声優によるものだった!?
- 9.タイトルは『ジャングル・キング』になる予定だった!?
- 10.スカー役の声優はスカーの声の担当をしたくなかった
- 11.ザズー役の声優は”イッツ・ア・スモールワールド ”の歌詞さえ知らなかった
- 12.シンバ、サラビ、ラフィキ、そしてプンバァはスワヒリ語
- 13.ムファサがシンバと話している時の夜空に注目して見ると
- 14.ディズニーのキャラクターで一番最初におならをしたのは何とあのキャラクター
- 15.ミッキーも『ライオン・キング』に出演していた!?
- 16.シンバのたて髪はあの超有名ロック歌手の髪型を真似していた
- 17.シンバが崖から落とされるところで映画は終わる予定だった
- 18.名曲『愛を感じて』の制作秘話
- 19.100万枚以上のスケッチが映画のために描かれた
- 20.ホームビデオの売り上げがすごすぎる
1.スタッフは実際の動物たちをアフリカまで研究しに行った!?
アニメーション製作スタッフが映画製作に取り組んでいる一方で、何名かのスタッフはアフリカまで野生動物の仕草を研究しに行ったそうです。野生の動物の自然な仕草を学び、映画に活かしたそうですよ。
2.ティモンとプンバァ役の声優たちは全く違う役のオーディションを受けていた
ティモン役のネイサン・レインとプンバァ役のアーニー・サベラは、それぞれハイエナのバンザイとシェンジの役でオーディションを受けていました。しかし彼らのパフォーマンスに感銘を受けた監督がネイサンとアーニーにティモンとプンバ役を任せることにしたのです。
3.ウィルドビーストのシーンを完成させるのに2年もの歳月がかかった
たった2秒のシーンを完成させるのに2年もかかったそうです。そのかいもあってリアリティ溢れる、そして迫力あるシーンになっています。スタッフの徹底ぶりには脱帽ですね。
4.シンバ役の声優は1度しか他の声優とアフレコしなかった
シンバ役の声優マシュー・ブロデリックはたった1度しか他の声優とアフレコしなかったそうです。映画が完成し、実際にプレミアム上映されるまで誰がどの役の声優か知らなかったそうです。
5.“準備をしておけ”はエド役の声優にも歌われていた!?
シンバの叔父で、敵ライオンであるスカーが歌う”準備をしておけ”は何とハイエナ・エド役の声優ジム・カミングスによって歌われていました。何でもスカー役の声優ジェレミーが収録中に声が出なくなったからだそうです。
6.『ライオンキング』はシェイクスピアの『ハムレット』と映画『バンビ』が題材
脚本担当のアイリーン・メッキによると、『ライオンキング』はアフリカのバンビがハムレットに会うことをイメージした物語だそうです。
映画『バンビ』はディズニーによって製作されました。バンビが森の王になるまでの過程を描いた作品。『ハムレット』はシェイクスピアによる悲劇です。王子ハムレットが父を殺し母を奪い去った叔父に復讐をする話です。
7.ティモンのあの有名なセリフはアドリブから生まれた
ティモンの有名なセリフ「俺に何してほしいんだい?女装してフラダンスかい?」はネイサンのアドリブによって生まれたのです。
8.ライオンの威嚇音は声優によるものだった!?
『ライオン・キング』内ではシンバやスカーがライオンらしい威嚇音を出しますよね。実は威嚇音は実際のライオンの音声ではないのです。フランク・ウォーカーという声優によるものでした。
9.タイトルは『ジャングル・キング』になる予定だった!?
実はタイトルは『ジャングル・キング』になる予定だったそうです。しかしライオンはジャングルに生息しないということで『ライオン・キング』になりました。
10.スカー役の声優はスカーの声の担当をしたくなかった
スカーの声を担当したジェレミー・アイアンズは初め仕事の依頼に乗り気ではなかったらしいですが、アニメを見るとすぐに気に入り喜んでスカー役を引き受けたそうです。
11.ザズー役の声優は”イッツ・ア・スモールワールド ”の歌詞さえ知らなかった
ザズーの声を担当したローワン・アトキンソンはディズニーとは無縁の生活を送っていました。ローワン・アトキンソンは実際にザズーがスカーのために歌を歌うシーンの練習を何度もしなければいけなかったそうです。
ローワン・アトキンソンは代表作に『Mr.ビーン』があります。Mr.ビーンがザズーの声を担当していたとは驚きですよね。
12.シンバ、サラビ、ラフィキ、そしてプンバァはスワヒリ語
スワヒリ語でシンバはライオン、サラビは蜃気楼、ラフィキは友、そしてプンバァは愚か者という意味です。
13.ムファサがシンバと話している時の夜空に注目して見ると
ムファサがシンバと話している時の夜空に注目して見ると、しし座があることがわかります。細かな設定も徹底しているディズニーならではの演出ですね。
14.ディズニーのキャラクターで一番最初におならをしたのは何とあのキャラクター
プンバァがディズニー史上初めておならをしたキャラクターです。ディズニーのキャラクターがおならをするイメージはあまりありませんよね。
15.ミッキーも『ライオン・キング』に出演していた!?
劇中歌『ハクナ・マタタ』中にミッキーも出演しています。ミッキーマウスの形をした虫がティンバの後ろにいますよね。隠れミッキーを見つけるのも醍醐味の1つですよね。
16.シンバのたて髪はあの超有名ロック歌手の髪型を真似していた
大人になったシンバのたて髪は世界的に有名なバンド・ボンジョヴィのボーカル、ジョンの髪型を模倣したものでした。言われてみれば似ている気もします。
17.シンバが崖から落とされるところで映画は終わる予定だった
何と映画は有名なシンバが崖から投げ落とされるシーンで物語は終わる予定だったらしいです。しかし物語の設定上、変更するしかなかったそうです。
18.名曲『愛を感じて』の制作秘話
エルトン・ジョン作曲の名曲『愛を感じて』はエルトン・ジョンが実際に映画を公開前に観て作曲を行ったんだとか。
また当初はティモンとプンバァのためだけに書かれた歌でしたが、エルトン・ジョンの希望によりシンバとナラも歌うことになりました。
19.100万枚以上のスケッチが映画のために描かれた
本作を完成させるまでに描かれたスケッチは100万枚以上。ものすごい枚数ですよね。
因みに映画は88分しかありません。たった88分の映画を作るのにこれほどの努力が注ぎ込まれていたのですね。『ライオン・キング』が名作といわれるのも納得いきます。
20.ホームビデオの売り上げがすごすぎる
何とホームビデオとしての売り上げは5500万枚以上にも及びます。ディズニー映画だけではなく、全ての映画のホームビデオ売り上げで世界一の数字を誇るのです。