2019年7月30日更新

映画『ライオンキング』に登場する挿入歌・名曲一覧 日本語・英語版サントラの解説付き

『ライオン・キング』2019
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2019年8月9日公開の超実写版『ライオン・キング』は名曲の宝庫!8月7日リリースの3形態のサントラに収録される歌を中心に、アニメ版サントラ収録曲もあわせて、日本語版・英語版ともに紹介していきます。

実写映画&アニメ『ライオンキング』サントラ収録の名曲・歌を紹介!

ディズニーの名作映画『ライオンキング』挿入歌の日本語版・英語版を網羅

1994年にディズニーが製作した名作アニメ映画『ライオンキング』。1997年にはミュージカル舞台化されて人気を博し、2019年には超実写版としてフルCGでリメイクされました。 エルトン・ジョンとハンス・ジマーが手がけたアニメ版のサントラは、映画とともに大ヒット。「サークル・オブ・ライフ」をはじめ3曲がアカデミー歌曲賞にノミネートされ、「愛を感じて」が歌曲賞を受賞しています。 超実写版の公開日に先駆け、8月7日には日本語盤・英語盤、両方を収録したデラックス盤の3形態のサントラが発売されます。それを踏まえて、今回はアニメ版・超実写版のサントラ収録曲を日本語版・英語版ともに紹介していきます。

1.「サークル・オブ・ライフ」(Circle Of Life)

アニメ版・超実写版ともに冒頭を飾るのは、アフリカのズールー語の歌詞で始まる「サークル・オブ・ライフ」。ミュージカル舞台でも冒頭で披露される、誰もが一度は耳にしたことのある名曲です。

日本語版「サークル・オブ・ライフ」

「サークル・オブ・ライフ」は、プライド・ランドの王ムファサと王妃サラビの間に、次の王となる息子シンバが生まれたシーンで流れます。アニメ版では宮園ゆかりが日本語の歌詞を歌い、冒頭のズールー語の歌詞は英語版のレボ・Mの歌唱がそのまま使用されています。 超実写版でもズールー語の歌詞はレボ・M、日本語の歌詞を菅井美和が担当。また、日本語版サントラの最後にはRIRIが歌う「サークル・オブ・ライフ」も収録されています。

英語版「Circle Of Life」

英語版でもアニメ版・超実写版ともにズールー語の歌詞はレボ・Mが歌い、英語の歌詞をアニメ版ではカーメン・トゥイリー、超実写版ではリンディウェ・ムキゼが担当しました。あの印象的な冒頭の歌唱はどの版も同じ人物が歌っていたわけですね! アニメ版サントラにはエルトン・ジョンが歌う「Circle Of Life」も収録されています。

2.「王様になるのが待ちきれない」(I Just Can't Wait To Be King)

父ムファサに王となる心構えを教わるものの、王になるのが待ちきれないシンバ。執事のザズーにたしなめられるやりとりが微笑ましいシーンで流れるの、が「王様になるのが待ちきれない」です。

日本語版「王様になるのが待ちきれない」

アニメ版ではヤングシンバの声を担当した中崎達也、ザズーの声を務めた梅津秀行、そしてのヤングナラの声を担当した山本純子の3人が歌っています。 超実写版でも同様に各声優が歌も担当しています。歌っているのはヤングシンバの声優・熊谷俊輝、ヤングナラの声優・小林星蘭、そしてザズーの声優・根本泰彦の3人です。

英語版「I Just Can't Wait To Be King」

外国語アニメ版では、各声優と歌の担当が別々です。アニメ版でヤングシンバの歌を担当したのはジェイソン・ウィーバー、ヤングナラをローラ・ウィリアムズ、ザズーのみ声優を務めたローワン・アトキンソンが歌も歌いました。 超実写版では各声優と歌唱は同じで、ヤングシンバをJD・マクラリー、ヤングナラをシャハーディ・ライト・ジョセフ、ザズーをジョン・オリバーが担当。ファレル・ウィリアムスがプロデュースを務めています。

3.「準備をしておけ」(Be Prepared)

王座を狙うムファサの弟スカーが、仲間にしたハイエナたちに「準備をしておけ」と、ムファサとシンバ殺害の計画を話すシーンで歌われる不穏な楽曲です。

日本語版「準備をしておけ」

アニメ版はスカーの声優・壤晴彦が、ハイエナのバンザイの声優・樋浦勉とシェンジの声優・片岡富枝とともに歌いました。 超実写版ではスカーの声優を江口洋介が務め、この曲の歌唱も担当しています。

英語版「Be Prepared」

アニメ版でこの曲を歌ったのは、スカーの声優を務めた俳優のジェレミー・アイアンズ。また、ハイエナのシェンジの声と歌を女優のウーピー・ゴールドバーグ、バンザイを俳優のチーチ・マリンが務めており、なかなかの豪華キャストだったようです。 超実写版では、スカーの声優を務める俳優のキウェテル・イジョフォーが歌唱も担当しています。

4.「ハクナ・マタタ」(Hakuna Matata)

プライド・ランドから逃れ、砂漠で行き倒れになったシンバは、ミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァに助けられます。仲間になった彼らとの自由な生活で、元気を取り戻していくシンバ。 「ハクナ・マタタ=くよくよするな」と歌いながら、立派な雄ライオンに成長していきます。

日本語版「ハクナ・マタタ」

幼いシンバが青年に成長していく様子をこの曲で表現しており、歌声もヤングシンバの声優・中崎達也から青年シンバの声優・宮本充に変わっていきます。一緒に歌っているのはティモンの声優・三ツ矢雄二とプンバァの声優・小林アトムです。 超実写版で青年シンバの声優と歌唱を務めるのは、俳優の賀来賢人。ヤングシンバ役の熊谷俊輝、ティモン役のミキ・亜生とプンバァ役の佐藤二朗とともに歌います。

英語版「Hakuna Matata」

アニメ版ではヤングシンバの歌を担当したジェイソン・ウィーバーから、青年シンバの歌を担当したジョセフ・ウィリアムズが歌い継いでいます。ティモンの声優・ネイサン・レインとプンバァの声優・アーニー・サベラが歌唱も務めました。 超実写版では各声優と歌唱は同じで、ヤングシンバの声優・JD・マクラリーと青年シンバの声優・ドナルド・グローヴァーが歌っています。ティモン役はビリー・アイクナー、プンバァ役はセス・ローゲンです。

5.「愛を感じて」(Can You Feel The Love Tonight?)

ティモンとプンバァと3匹で気ままな暮らしを送ってきたシンバの前に、成長したナラが現れます。 久しぶりの再会に心を通わせるシンバとナラ。その様子を見たティモンとプンバァは、シンバの恋と自由な生活が終わる予感を歌い始めます。

日本語版「愛を感じて」

アニメ版ではティモン役の三ツ矢雄二とプンバァ役の小林アトムが歌い出し、続いてシンバとナラの声優を務めた宮本充と華村りこが歌い、最後に「気楽で素敵な暮らし きっともう終わる」とティモンとプンバァが嘆いて終わります。 超実写版では、シンバとナラの声優を担当する賀来賢人と門山葉子、そしてティモン役の亜生とプンバァ役の佐藤二朗が歌います。

英語版「Can You Feel The Love Tonight?」

アニメ版ではティモン役のネイサン・レインとプンバァ役のアーニー・サベラが歌い出し、シンバとナラの歌唱を務めるジョセフ・ウィリアムズとサリー・ドワーズキーが続きます。 超実写版でも歌い始めはティモン役のビリー・アイクナーとプンバァ役のセス・ローゲン。そしてシンバとナラの声優を務めるドナルド・グローヴァーとビヨンセが、情感豊かに歌い上げています。

6.エルトン・ジョンが手がける実写『ライオンキング』の新曲「Never Too Late」

超実写版の公開に先駆けて発売されるサウンドトラックには、エルトン・ジョンが手がける新曲「Never Too Late」も収録されています。この曲ではアニメ版でも組んでいたティム・ライスが作詞を担当。サントラの17番目に収録されており、エンド・クレジットで流れる曲として製作されたようです。 またこのサントラには、ファレル・ウィリアムスのクレジットが!「王様になるのが待ちきれない」、「ハクナ・マタタ」、「愛を感じて」といったオリジナルの楽曲や、ティモンとプンバァが歌う「ライオンは寝ている」とレボ・Mが歌う「ムブーベ」がファレルのプロデュースによるもの。どれも作品を盛り上げる素晴らしい楽曲ばかりです。

7.実写映画『ライオンキング』の主題歌はビヨンセが歌う「Spirit」

インスパイア・アルバム『The Lion King: The Gift』も発売

超実写版『ライオン・キング』でナラの声と歌を担当したビヨンセが、『ライオン・キング』にインスパイアされてキュレーションしたニューアルバム『The Lion King: The Gift』のリリースを発表。サントラにも収録される新曲で、実写映画の主題歌「Spirit」のMVも公開されました。 MVにはアフリカの美しい風景と映画のシーンがコラボレーションされ、ビヨンセの娘ブルー・アイビーもカメオ出演しています。ゴスペルのような重厚なコーラスとともに、力強い歌声が響く楽曲です。 このアルバム製作について「アフリカの音楽の美しさをありのままに表現したかった」と語ったビヨンセ。『ライオン・キング』は「感動して初めて泣いたディズニー映画」だそう。『The Lion King: The Gift』は“アフリカへのラブレター”だとも語っています。

超実写映画『ライオンキング』は挿入歌・音楽にも注目!

近年数々のディズニーアニメの名作が実写化されてきましたが、ここへきてついに『ライオン・キング』という人間が一切出てこない作品の実写化が実現。動物も背景もすべてフルCGで描かれることもあり、「これは実写版?」との声もあります。 しかしアニメも実写も超えた“超”実写版と銘打った作品だけに、何やら新しいジャンルの誕生も感じさせます。サントラもアニメ版を超える素晴らしい内容に仕上がり、ビヨンセのキュレーション・アルバムも聴き逃せない逸品。超実写版『ライオン・キング』は、ぜひ音楽にも注目して鑑賞したいものですね。