2019年8月9日更新

映画『ライオンキング』日本語吹き替え声優&外国語キャスト一覧【2019年実写&1994年アニメ比較】

ライオン・キング
© Walt Disney Pictures

ディズニー不朽の名作アニメ映画『ライオン・キング』がフルCGでよみがえる、超実写映画が2019年8月9日に公開!今回は1994年のアニメ版と、2019年の実写版の声優を、外国語と日本語に分けて一覧にして紹介します。

アニメ・実写映画『ライオン・キング』外国語&吹き替え声優を一覧で紹介!

1994年公開のアニメ映画『ライオン・キング』が、25年後の2019年についに復活!フルCGによって、アニメも実写をも超えた、“超実写版”としてよみがえります。 アニメ版『ライオン・キング』は公開当時、ディズニー・アニメーション史上No.1の全世界観客動員数を記録した名作で、劇団四季でもミュージカル化されるなど一大ブームに!関連楽曲が同年度のアカデミー賞ほか数々の賞を獲得し、アフリカの大地に生まれた一頭の小ライオン・シンバの成長物語は、世界中の人びとに愛され続けてきたのでした。 この記事では、アニメ&実写映画『ライオン・キング』の愛すべきキャラたちを演じた、日本語声優キャストと外国語声優キャストを一覧にして紹介します。

実写映画『ライオン・キング』(2019)日本語声優&外国語声優一覧

キャラクター 吹き替え声優 外国語声優
シンバ 賀来賢人 ドナルド・グローヴァー
ナラ 門山葉子 ビヨンセ
スカー 江口洋介 キウェテル・イジョフォー
プンバァ 佐藤二朗 セス・ローゲン
ティモン 亜生 ビリー・アイクナー
ムファサ 大和田伸也 ジェームズ・アール・ジョーンズ

2019年8月9日公開の実写映画『ライオン・キング』。『ジャングル・ブック』(2016)を手がけたジョン・ファヴロー監督による映像美が話題ですが、声優の豪華さも負けていません。 アニメ版が歌と台詞で声優を分けたのに対し、実写版は一人の声優が兼任するため、本職が歌手のキャストも多く起用されました。主人公シンバ役の日本語声優には俳優の賀来賢人が起用され、ナラ役には舞台を中心に活躍する女優・声優の門山葉子が抜擢されました。 対して外国語声優には、ドナルド・グローヴァー、歌姫(ディーバ)ことビヨンセをはじめ、多彩な分野で活躍するマルチプレイヤーが参戦しました。

シンバ/吹き替え声優:賀来賢人

『ライオン・キング』シンバ(2019)
©Supplied by LMK/zetaimage

サバンナを治める偉大な王ムファサの息子であり、未来の王シンバの声優は、ドラマ『今日から俺は!』(2018)でブレイクした俳優・賀来賢人。

その他の出演作には、妻・榮倉奈々との出会いのきっかけにもなったドラマ『Nのために』(2014)、大河ドラマ『花燃ゆ』(2015)などがあります。 シンバ役はオーディションで射止めたそうで、小さい頃から好きな作品であり、友人が劇団四季で本作に出演していたため縁を感じたとのこと。声優は完全に初挑戦となるため、声の演技に注目が集まっています。

ドナルド・グローヴァー(幼少期:JD・マクラリー)

ドナルド・グローバー
©Dennis Van Tine/Geisler-Fotopres/picture alliance / Geisler-Fotop/Newscom/Zeta Image

シンバの青年期の外国語声優はラッパー、俳優、脚本家、監督、プロデューサー、コメディアンとして活躍するドナルド・グローヴァー。 「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)では、若き日のランド・カルリジアンを演じて注目されました。2019年2月には第61回グラミー賞で最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞に輝き、さらなる活躍が期待されています。 幼少期を演じるのは、10代の若きアメリカ人歌手、JD・マクラリー。2018年のグラミー賞にて、グローヴァーの楽曲「Terrified」をともに披露したことも話題になりました。

ナラ/吹き替え声優:門山葉子

『ライオン・キング』ナラ(2019)
©Supplied by LMK/zetaimage

シンバの幼なじみで、活発な女の子から美しい女ライオンに成長するナラの声優には、女優、声優として活躍する門山葉子が起用されました。

門山は2009年にミュージカル『アニー』でダフィ役を演じ、子役デビュー。その抜群の歌唱力を生かして、主にミュージカルで活躍してきました。2017年にはゲーム『レジェンヌ』で声優デビューを果たし、歌唱も兼任しましたが、映画吹き替えは本作が初となります。

ビヨンセ(幼少期:シャハディ・ライト・ジョセフ)

ビヨンセ
©︎Ivan Nikolov/WENN.com

ナラの外国語声優は、シンガーソングライター、ダンサー、音楽プロデューサー、女優など多彩な才能を発揮する世界の歌姫ビヨンセ! 女優としては、主演映画『ドリームガールズ』(2006)が特に有名ですが、映画『エピック』では(日本劇場未公開)声の出演を果たしました。グローヴァーとビヨンセ、グラミー賞受賞歌手同士による「愛を感じて」のデュエットにも注目が集まっています。 幼少期のナラ役には、2014年~2015年にブロードウェイ・ミュージカル『ライオン・キング』で同役を務めた、シャハディ・ライト・ジョセフが起用されました。

スカー/吹き替え声優:江口洋介

『ライオン・キング』スカー(2019)
©Supplied by LMK/zetaimage

ムサファの弟で、次代の王の座を狙う狡かつなヴィラン・スカーの日本語声優は、トレンディドラマ全盛期から活躍する俳優・江口洋介です。

江口洋介『孤狼の血』
©2018「孤狼の血」製作委員会

大ヒットドラマ「ひとつ屋根の下」シリーズ、「救命病棟24時」シリーズなどの代表作を持つ一方で、ドキュメンタリー番組のナレーターとしても活躍中。 神山健治監督のアニメ映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』(2017)では、声優初挑戦にして一人二役にも挑みましたが、映画の吹き替えは『ライオン・キング』が初となります。

キウェテル・イジョフォー

キウェテル・イジョフォー
© Picture Alliance/Photoshot

スカーの外国語声優は、『それでも夜は明ける』(2013)でアカデミー主演男優賞にノミネートされたこともあるキウェテル・イジョフォー。 俳優として『ドクター・ストレンジ』(2016)などの話題作に出演するだけでなく、2018年に公開された米英合作アニメ映画『名探偵シャーロック・ノームズ』(日本劇場未公開)では、ノーム・ワトソン医師役で声の出演を果たしました。

プンバァ/吹き替え声優:佐藤二朗

『ライオン・キング』(2019)ティモン&プンバァ
©Supplied by LMK/zetaimage

陽気でのんびり屋、そして食いしん坊なイボイノシシ・プンバァの声優には、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで有名な個性派俳優・佐藤二朗。

ディズニー作品の吹き替えを務めるのは、ビンボン役を演じた映画『インサイド・ヘッド』(2015)以来、2回目になります。 邦画では、米林宏昌監督のアニメ映画『メアリと魔女の花』(2017)でも声優経験があり、独特の語り口から声の仕事も増えているようです。

セス・ローゲン

セス・ローゲン
©Hahn Lionel/Sipa USA USA/Newscom/Zeta Image

プンバァの外国語声優は、カナダ出身の俳優、コメディアンのセス・ローゲンです。 とてもマルチな才能の持ち主で、声優として『カンフー・パンダ』(2008)や『モンスターVSエイリアン』(2009)などに出演するほか、主演、脚本、製作を担当した映画『ソーセージ・パーティー』が2016年に公開されました。

ティモン/吹き替え声優:亜生

プンバァの相棒で、口は悪いけれど仲間思いのミーアキャット・ティモン役には、お笑いコンビ「ミキ」の亜生(画像中央)が抜擢されました。 実の兄弟であることをウリにした「しゃべくり漫才」を武器に、2017年前後から全国区にのし上がってきたコンビですが、今回は弟の亜生のみの起用。 映画「ハン・ソロ」(2018)にも日本語吹き替え版声優としてカメオ出演した経験がありますが、本格的な映画吹き替えは本作が初となります。

ビリー・アイクナー

ビリー・アイクナー
© Zuma/Avalon.red

ティモンの外国語声優はコメディアンであり、俳優としても活躍中のビリー・アイクナー。 バラエティ番組で活躍する傍ら、日本でも知られるドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズに出演するなど、コメディ俳優の地位を確立しています。

ムファサ/吹き替え声優:大和田伸也

『ライオン・キング』2019
©Supplied by LMK/zetaimage

シンバの父であり、威厳に満ちた王・ムファサの声優を務めるのは、アニメ映画『ライオン・キング』から続投する大和田伸也。

ファンだけでなく、大和田本人もカムバックへの喜びを爆発させ、「父親が息子を送り出す気持ち、決意を込めて、崇高な思いで演じさせていただきました」とコメントしました。 25年の時を経て、より愛情深く、より重厚な雰囲気の王になっているかもしれません。

ジェームズ・アール・ジョーンズ

ジェームズ・アール・ジョーンズ
©︎Joseph Marzullo/WENN.com

ムファサの外国語声優も、実写版と同じジェームズ・アール・ジョーンズが務めたため、大和田とともにアニメ声優の一覧で詳しく紹介します。

アニメ映画『ライオン・キング』(1994)日本語声優&外国語声優一覧

キャラクター 日本語声優 外国語声優
シンバ 中崎達也/宮本充 ジョナサン・テイラー・トーマス/マシュー・ブロデリック
ナラ 山本純子/華村りこ ニキータ・カラム/モイラ・ケリー
スカー 壤晴彦 ジェレミー・アイアンズ
プンバァ 小林アトム アーニー・サベラ
ティモン 三ツ矢雄二 ネイサン・レイン
ムファサ 大和田伸也 ジェームズ・アール・ジョーンズ

1994年公開のアニメ映画『ライオン・キング』の声優は、一部の例外を除いてその後のビデオ&TVシリーズ、関連ゲーム等でも続投しています。 日本語声優はシンバ役の宮本充、ナラ役の華村りこを筆頭に、舞台やミュージカル経験豊富な声優陣が起用されているのが特徴的ですね。壤晴彦、小林アトム、大和田伸也といった、後にロングラン上演される劇団四季出身者が多いのも感慨深いものがあります。 実写映画では日本語声優、外国語声優ともに一新されましたが、ジェームズ・アール・ジョーンズと大和田伸也はアニメ映画から続投しました。

シンバ/中崎達也・宮本充

アニメ版シンバの日本語声優は、幼少期を声優・俳優の中崎達也が、青年期を劇団昴所属の俳優・声優・ナレーターの宮本充が務めました。 中崎は1994年頃から活動し、俳優として大河ドラマ『八代将軍吉宗』(1995)、声優として『こどものおもちゃ』(1996)などに出演。2005年にゲーム『キングダム ハーツII』でシンバを演じたのを最後に出演歴がなく、2019年現在の動向は不明です。

宮本は舞台を中心に活躍するほか、アニメ『H2』の橘英雄役、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中川圭一役などを演じて知名度を上げました。外画の吹き替え経験も豊富で、ディズニー関連では『バグズ・ライフ』の主人公・フリックの声も担当しています。

幼少期:ジョナサン・テイラー・トーマス(マシュー・ブロデリック)

シンバの幼少期の外国語声優は、ディズニー製作のアニメ映画『ピノキオ』(1940)で、ピノキオの声優を務めたことで知られるジョナサン・テイラー・トーマス。歌唱部分のみ、アメリカ・シカゴ出身の俳優、歌手ジェイソン・ウィーバーが担当しました。 青年期は映画『GODZILLA』(1998)などのマシュー・ブロデリックが台詞を、ロックバンド「TOTO」のボーカル、ジョセフ・ウィリアムズが歌を担当しています。 青年期の鳴き声は、動物の役に定評があるアメリカ人声優フランク・ウェルカーが演じました。

ナラ/山本純子・華村りこ

アニメ版ナラの日本語声優は山本純子が勤めましたが、『ライオン・キング』以外の出演作がなく、詳細は不明となっています。 成長後のナラを演じたのは、「桜里湖」の芸名で宝塚歌劇団で活躍していた女優、声優の華村りこで、2019年現在は「RICO」として活躍中。吹き替えを中心に活動しており、韓国ドラマ『華麗なる遺産』や映画『天使にラブ・ソングを2』(1994)にも出演しました。

幼少期:ニキータ・カラム(モイラ・ケリー)

ナラの幼少期の外国語声優は台詞をニキータ・カラムが、歌をローラ・ ウィリアムズが担当しましたが、どちらも本作以外の出演情報はありませんでした。 成長後のナラを演じたのは、映画『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(1992)などで知られる、アメリカ人女優モイラ・ケリー。歌唱部分を担当したのはサリー・ドウォルスキーですが、こちらも詳細は不明です。

スカー/壤晴彦(じょう はるひこ)

アニメ版スカーの日本語声優は、俳優、声優、ナレーターの壤晴彦。演劇倶楽部『座』の主宰であり、演出家としても活躍しているベテランです。 ディズニー作品の出演歴が豊富な声優のひとりで、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのヘクター・バルボッサ、『バグズ・ライフ』のホッパーなどヴィラン役も多数。実写映画では、J・K・シモンズ、ジェフ・ブリッジスらの吹き替えを担当しています。

ジェレミー・アイアンズ

スカーの外国語声優は、映画『運命の逆転』(1990)でアカデミー主演男優賞ほか、映画賞を総ナメにしたイギリス人俳優ジェレミー・アイアンズ。「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズにおいては、アルフレッド・ペニーワース役で知られています。 歌唱部分の一部のみ、アニメ「くまのプーさん」シリーズ、『パパはグーフィー』などディズニー作品に縁の深い男性声優ジム・カミングスが担当しました。

プンバァ/小林アトム

アニメ版プンバァの日本語声優は、2011年2月に膵ぞうがんで死去した故・小林アトム。 1995年~2005年まで劇団四季に在籍し、在籍中は『ライオン・キング』のプンバァ、『美女と野獣』のコグスワースなどを演じました。退団後は舞台を中心に活躍する傍ら、ワークショップの運営を行い、後進の育成にも力を入れていたようです。 小林の死後、アニメシリーズのプンバァ役は、声優の畠中洋に交替されました。

アーニー・サベラ

プンバァの外国語声優を務めたのは、アメリカ人俳優、声優のアーニー・サベラです。 日本での知名度はあまり高くないようですが、映画『フライトナイト2/バンパイヤの逆襲』(1988)や、ドラマ『グッド・ワイフ』シーズン5などに出演しています。

ティモン/三ツ矢雄二

アニメ版ティモンの日本語声優は、言わずと知れた大ヒットアニメ『タッチ』にて、主人公・上杉達也を演じた大御所声優・三ツ矢雄二。

その他の出演作には、アニメ『キテレツ大百科』の尖浩二役、『それいけ!アンパンマン』のカツドンマン役などがあります。新人時代から吹き替えにも積極的に挑戦しており、マイケル・J・フォックスの出演作や、ディズニーアニメ映画「リロ・アンド・スティッチ」シリーズのプリークリー役などが有名です。 声優だけでなく、演出家、脚本家、作詞家、タレントなどの肩書も持ち、子役時代から2019年現在まで第一線で活躍しています。

ネイサン・レイン

ティモンの外国語声優は、映画『プロデューサーズ』(2005)をはじめ、コメディセンスを生かした人間味溢れる演技が話題のネイサン・レイン。本作を機に声優としても活動しており、アニメ映画「スチュアート・リトル」シリーズでは、スノーベル役を演じました。

ムファサ/大和田伸也

アニメ版ムファサの日本語声優は、1968年~1971年まで劇団四季に所属した経歴を持ち、幅広く活躍するベテラン・大和田伸也。 本業は俳優ですが、その独特の声質を活かして、声優、ナレーターとしても活動中です。2003年頃から声優業に進出し、映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(2004)などのアニメのほか、海外作品の吹き替えも数多く担当しています。 ちなみに、ディズニーアニメ映画『ファンタジア2000』(2000)でも、本作と同じくジェームズ・アール・ジョーンズの吹き替えを務めました。

ジェームズ・アール・ジョーンズ

ムファサの外国語声優は、映画『星の王子様NYへ行く』(1988)などに出演した演技派、個性派俳優ジェームズ・アール・ジョーンズです。 その美声から声優としても活躍しており、「スター・ウォーズ」シリーズでダース・ベイダーを担当してることは特に有名ですね。シンバに「お前は私の息子だ」と語りかけるシーンは、ダース・ベイダーが息子ルーク向けた台詞と同じで、本作のトリビアの一つとなりました。

アニメと一味違う実写映画『ライオン・キング』の声優&吹き替えにも期待!

ライオン・キング
© Walt Disney Pictures

実写映画『ライオン・キング』の声優は、ムファサ以外ほぼすべてのメインキャストが一新され、どんな世界観になるのか未知数です。 アニメの日本語声優は本職の声優、劇団出身の俳優など正統派が多いのに比べて、実写版はクセのある個性派俳優やお笑い芸人たちを起用しています。彼らの個性がぶつかりあった結果、一味違うキャラクターに仕上がっていると予想できますね。 外国語声優にはあのビヨンセが参加しているため、字幕でも観ておきたいところ……。数々の名台詞、名曲がどのようによみがえるのか、劇場で確かめてみてください!