吉野裕行、ソロライブも行うベテラン大人声優の魅力って?

2017年8月28日更新

歌手としても活躍し、大人の魅力満載の男性声優、吉野裕行。『機動戦士ガンダム00』の主人公を演じ人気声優の仲間入りを果たした彼も、一度は声優の道を諦めた過去がありました。経歴を振り返りながらこれまでの活動をまとめてみました。

吉野裕行のプロフィール

吉野裕行は、1974年2月6日生まれの千葉県出身の男性声優です。声優の他にも歌手活動も行っており、これまで2枚のシングル、3枚のアルバムをリリースしています。 声優としての代表作は、2007年『機動戦士ガンダム00』アレルヤ/ハレルヤ役、2008年『イナズマイレブン』鬼道有人役、2013年『弱虫ペダル』荒北靖友役などで、これ以外にも数々の作品に出演しているベテラン声優です。

『セイバーマリオネットJ』笠やん役で声優デビュー

『セイバーマリオネット』は、女性型アンドロイド「セイバーマリオネット」を主人公としたアクションアニメで、1996年からテレビ東京で放送されました。このとき吉野裕行は22歳で、笠やんという役を演じています。 主人公・ライムの声を務めたのは声優アーティストの先駆けとなった林原めぐみで、オープニングテーマ、エンディングテーマも担当しています。 高校卒業後、一度は声優専門学校に行ったものの声優の道へは進まず、その後再び声優を志した吉野裕行。紆余曲折の末に、プロとしてデビューできたことは大きな刺激になったことでしょう。

初主演を務めた『ヴァンドレッド』

そんな吉野裕行は、2000年WOWOWで放送されたアニメ『ヴァンドレッド』で初主演を果たします。制作会社GONZOのテレビアニメ第2弾でしたので、注目も集まった作品でした。架空の銀河に浮かぶ惑星国家「タラーク」と船団国家「メジェール」の戦争を軸に、男女の性をモチーフにしたメカニックや、また両性の存在理由を描いたエピソード、異なる文化の交流などをからめた作品です。 吉野裕行が演じた主人公ヒビキ・トカイは、男性だけの惑星タラークに住む16歳のエンジニア。喧嘩っ早く、子供らしさが抜けない主人公ですが、次第にこれまで接触がなかった女性たちとの交流を経て、青年へと成長していきます。

『機動戦士ガンダム00』への出演で知名度上昇

その後、多数の作品に声優として出演し実力をつけキャリアをのばしていた吉野裕行。再び、彼に注目が集まったのは、2007年『機動戦士ガンダム00』で演じた主人公・アレルヤ・ハプティズム/ハレルヤ役でした。ガンダムシリーズは非常に人気のあるロングヒット作品ですが、『機動戦士ガンダム00』は、西暦2307年を舞台にエネルギー争奪戦争を描いています。 吉野裕行が演じたアレルヤ・ハプティズム/ハレルヤは戦災孤児で、人体実験をされた影響で二重人格になってしまいます。これ以上、自分が受けたような体験を他の子供たちにさせないため、敵組織に立ち向かうアレルヤ。 この世界的にもファンの多いシリーズで主演を演じられたことで、吉野裕行の人気は不動のものとなりました。

声優ユニット「謎の新ユニットSTA☆MEN」で活躍!ソロでも!

「謎の新ユニットSTA☆MEN」は、岸尾だいすけ、鈴村健一、諏訪部順一、高橋広樹、鳥海浩輔、保村真、吉野裕行からなる自主制作エンターテインメントユニットでした。ユニット内ユニットなるものも結成されており、吉野は鳥海、保村とともに「ガッツ」というグループを作り、2013年に「謎の新ユニットSTA☆MEN」が無期限活動休止に入ったあとも活動も続けています。 また吉野裕行は、ソロ歌手としてもデビューしています。2013年ミニアルバム「Get Set」を発売、2014年にはシングル「Do it」、2016年にシングル「DRAMATIC SURF COASTER」を発売して、歌手としてのキャリアも順調に積んでいるようです。

ゲーム会社でのデバックのバイト経験も

吉野裕行が声優を本格的に志したのは高校生の頃。アニメ、ゲームが好きな子供だったらしく、保育園の時から“声優”の存在を意識していたんだとか。自分の得意不得意分野を考えた結果、声優の専門学校に進むことにしたのだそうです。

専門学校での1年間は、わけもわからず、ひたすら与えられたカリキュラムをこなす日々でした。本人にやる気が無ければ吸収することもレベルアップもあり得ない。明確な目的意識が無ければ誘惑も多いし、声優の仕事の単なる疑似体験で終わってしまうな、ということは実感しましたね。
引用:sigma7.co.jp

専門学校卒業後は、アニメとゲームの世界のどちらに進むか迷いますが、結局ゲームの世界へ。ゲーム会社でのデバックのバイトを2年経験したそうです。漫然と過ぎていた毎日に疑問を感じ始めた吉野は、再度声優を志します。

改めて自分のやりたい仕事として声優を意識するようになったのはこのデバックのバイトをして2年経った頃。 やっぱり僕には声優しかないんじゃないかって。 それで、最後のチャンスだと思いこの養成所に入ったわけです。 何故、ここに決めたかですか?同じ専門学校に通っていた人たちがここに入学して、進級、ステップアップしていたから。あの人たちにできるんだったら僕にも絶対できる!って。
引用:sigma7.co.jp

口の悪いキャラが似合いすぎる!

「謎の新ユニットSTA☆MEN」でヤンキー担当と言われるほど、ヤンキーや気の荒い性格のキャラクターを演じることが多い吉野裕行。特に恋愛シュミレーションゲーム『VitaminX』仙道清春役が最たるものでしょう。 『VitaminX』の舞台は、とある高校の落ちこぼれクラス。 吉野裕行は、頭は良くないが美形揃いのグループの一員、仙道清春役を担当しました。スポーツマンだけどいらずらばかりする問題児で、主人公の女性高校教師に想いを寄せながらも、ちょっかいをだしてしまう男子高校生役です。 他にも2006年『銀魂』高屋八兵衛、2007年『魔人探偵脳噛ネウロ』吾代忍などのチンピラ役を担当しています。

おっさんなのにかわいい吉野裕行

男らしい役柄が多い吉野裕行ですが、意外にもかわいらしい一面を持っていることでファンを惹きつけています。 例えば、声優として今では想像できないような役も担当していました。それは、2003年に放送されたアニメ『まっすぐにいこう。』主人公のペットの犬・マメタロウ役。なんと、犬の役なんです。ご主人さまの気持ちを推し量るかわいい犬なのですが、こんな役も担当していたのですね。 また身長が163cmで、背が低いことを少し気にしている吉野は七夕にこんな願いをかけていたそうです。吉野本人はその身長を気にしているらしく、七夕の短冊に「身長が伸びますように」というお願いを書いたことがあるのだとか。身長だけでなくお願いまでかわいすぎる!

吉野裕行はBerryz工房のファン

2016年42歳になる吉野裕行ですが、実はアイドルグループBerryz工房のファンでした(Berryz工房は2015年3月に解散しています)。 自身のTwitterでも、Berryz工房についていくつもつぶやいたり、ラストライブでは物販に4時間も並んだこともあるんだとか。ちなみに、推しメンは徳永千奈美だそうです。他のハロプロも好きだと話しており、アイドルには精通しているのかもしれません。