2017年12月2日更新

『弱虫ペダル』ハコガク最強の運び屋・荒北が人気!

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ガシャポン 弱虫ペダル カプセル缶バッジコレクション 箱根学園篇 [2.荒北靖友](単品)

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『弱虫ペダル』荒北がかっこいい!

荒北靖友は、4月2日生まれの3年生で身長は178cm、体重は63kg。高校2年生の秋からは、自転車競技部の名門・箱根学園でエースアシストを務めるオールラウンダーです。 細長い三白眼で目つきが悪く、歯を剥き出しにして威嚇するような表情が特徴。外見は「ブス」と言われることもありますが、内面はかなりの男前!チームの先導を切る優秀なサポート役であり、面倒見が良く責任感のある性格です。 また、選手としても優れており、主将の福富寿一を何度も優勝に導いたハコガク最強の”運び屋”。研ぎ澄まされた勘とセンス、荒々しいライディングから”野獣”と呼ばれることも。箱根学園卒業後は、洋南大学工学部に進学して自転車競技を続けているようです。

『SPARE BIKE』で明かされた過去

高校に入学する前、野球少年だった荒北は中学校の野球部に所属していました。 投手として名を挙げていたのですが、中学2年生の時、肘を壊して辞めざる得なくなったのだとか。チームメイトにも手のひらを返され、退部。箱根学園に入学したのは、野球部が無かったからだそうです。 それ以来グレてしまった荒北は、原付バイクをノーヘルで乗り回していました。その途中、自転車で偶然通りかかった福富に因縁を付け、勝負することに。負けてはしまったものの、福富の真っ直ぐさ、「自転車は前に進む乗り物」という言葉に感化され自転車競技部へ入部します。 荒北は、自分を自転車の道へ進ませ、引っ張り上げてくれた福富に恩を感じている様子。無茶なメニューにも食らいつき、「福チャン」と呼んで慕うようになりました。

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荒北の自転車は?

荒北は入部後、部室にあった借り物のフレームを使っていました。室内での過酷な練習を経てレースに出場するようになり、2回目に出場する際、福富から貸し受けたのがビアンキ(Bianchi)です。 ビアンキは、もともと福富がメインバイクとして使用していたもの。荒北と初めて出会った時にも乗っており、他人に貸しているのを見た部員たちは驚いていました。 また、ビアンキを初めて見た荒北は、見慣れない形状から「ハリガネ」みたいと言った模様。まさか、後の相棒になるとは思ってもいなかったのでしょう。こうした経緯はありますが、長い間乗ってきたかのように似合っていますね。 ビアンキは、現存する中では世界最古を誇るイタリアの自転車ブランドです。 荒北が乗っているのは、この「SEMPRE PRO」なのだとか。ダンシング(立ち漕ぎ)の際の跳ね返しが特徴とされており、リズム良く漕ぎ進めることができる一台になっています。 特に印象的なのは、青と緑が混ざった「チェレステ」と呼ばれるカラーリング。ビアンキの伝統カラーであり、離れた位置から見ても映える美しさです。初心者にも手が出しやすいブランドなので、街で見かけたことがあるかもしれません。

荒北の名言

ガンバレじゃねーよ、おめーががんばれボケナスが!!

沿道で応援する観客の声援に向かって、荒北は”静観者”と毒づきます。一度は挫折を味わい、自転車という未経験の世界で戦ってきたからこその台詞。名門と言われる箱根学園で、エースアシストの地位まで上り詰めるのは、決して簡単ではなかったはずです。 ただ前に進むため、全てを絞り出して戦う姿に対して、”ガンバレ”という言葉は陳腐に聞こえてしまうかもしれませんね。荒北の台詞の中でも、特に印象深い名言の一つではないでしょうか。

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証明してぇからだ!俺がここにいるってこと。俺は俺で俺だからだ。

荒北が入部したばかりの頃、新開は「なぜ自転車に乗るのか」と問いかけます。しかし荒北の答えは、非常にシンプルで真っ直ぐなものでした。腐っていた自分を変えようとする決意、男気が溢れる名言です。 皮肉屋な荒北は、無茶なオーダーに愚痴ったり、冷めた発言をすることも。しかし、その胸の内には自転車への熱い思いを秘めているのでしょうね。

たしかに、インハイ最終日(ラスト)の先頭は、ハンパなくキモチイイ。

インターハイ最終日、全てを出しきってリタイアする際のモノローグ。最後の最後、自分がゴールできないことを悟った荒北は、全員を追い抜いて先頭を走りました。これまでを回想し、自転車との出会いから最後のインターハイまでを思い返します。 これまで誰にも頼らず、一人で走ってきたと自負する荒北も、福富だけには褒めて欲しい思っていました。そんな心の声を感じ取ったのか、福富は落ちていく荒北を「最高の走りだった」と讃えるのです。

荒北の声優は?

荒北靖友の声優を担当しているのは吉野裕行です。1996年頃から、声優としての活動を開始。デビュー以前は、ゲーム会社の下請けでアルバイトをしていたそうです。 自身初の主役、『ヴァンドレット』のヒビキ・トカイを演じ終えた後には、「ようやく自分にも代表作ができた」と語りました。演じるキャラの傾向としては、熱血少年や生真面目な青年、洒落のある役が多数。その一方で、狂気的なキャラや悪役など、演技の幅が広い実力派です。 また、荒々しい性格のヤンキー演技に密かな人気がある模様。荒北を演じた際も、作品ファン、吉野ファン共に”はまり役”だと話題になりました。