2017年7月6日更新

サイモン・ベイカー、人気ドラマ『メンタリスト』主演俳優の魅力に迫る!

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サイモン・ベイカー
©PHOTOPQR/LE PARISIEN

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『メンタリスト』でブレイク!サイモン・ベイカーとは?

サイモン・ベイカーは、オーストラリア、タスマニア出身の俳優です。1969年7月30日、演劇教師の母と学校のグラウンドキーパーの父の間に生まれました。 オーストラリアでテレビ俳優として活躍した後、1997年にハリウッドに進出します。 プライベートでは、1998年に同じくオーストラリア出身の女優レベッカ・リグと結婚し、1993年に長女、1998年に長男、2001年に次男を授かっています。

名作映画『L.A.コンフィデンシャル』に出演していた!

ベイカーは1997年、ガイ・ピアース、ラッセル・クロウらオーストラリアにゆかりのある俳優陣とともに名作クライムアクション『L.A.コンフィデンシャル』に出演しました。 1950年代の犯罪が多発するロサンゼルスを舞台に、一癖も二癖もある刑事3人が活躍する物語で、ベイカーは運に恵まれない俳優のマット・レイノルズ役を演じています。

人気ホラー『ザ・リング』の続編に出演

日本のホラー映画『リング』のハリウッドリメイク作品の続編『ザ・リング2』(2005)でベイカーは、ナオミ・ワッツ演じる主人公レイチェルの同僚、マックス・ロークを演じています。 前作から半年後という設定で、再びサマラの呪いが主人公たちに降りかかるストーリーです。 当時ベイカーは、テレビシリーズ『堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-』に主演していたため知名度も人気もありましたが、この作品ではあまりパッとしない役で出演しました。

『プラダを着た悪魔』では主人公が憧れるエッセイスト役に

アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ出演の映画『プラダを着た悪魔』(2006)は、主人公のアンドレア(ハサウェイ)が、ジャーナリストになる足がかりとして、ファッション雑誌『ランウェイ』編集長ミランダ(ストリープ)のアシスタントをこなしていく物語です。 ミランダは、ファッション業界で絶大な影響力を持ち、アシスタントに自分の身の回りの世話まで押し付ける横暴な人物でした。ファッションになんの興味もなかったアンドレアは、彼女の影響で洗練されていき、有能なアシスタントに成長していきます。 この作品でベイカーが演じたのは、ハンサムで業界の誰もが憧れるエッセイスト、クリスチャン・トンプソンです。恋人がいるアンドレアを誘惑するプレイボーイぶりが注目されました。

サイモン・ベイカー主演ドラマ『メンタリスト』が大ヒット

『メンタリスト』は、アメリカで2008年から2014年にかけて放送された1話完結のクライムドラマで、日本では2010年から放送が開始され、2016年にファイナル・シーズンが放送される人気番組です。 サイモン・ベイカー演じる主人公のパトリック・ジェーンは、人の心を読み、操ることに長けた元詐欺師で、連続殺人鬼レッド・ジョンに家族を殺害されたことをきっかけに、カリフォルニア州捜査局で犯罪捜査の手伝いをすることになります。 つかみどころがなく、気ままに行動するジェーンは、ときに他の捜査官たちをイラつかせますが、卓越した推理力で難事件を次々と解決していきます。 いたずらのようなトリックで犯人を捕まえるジェーンを、ベイカーは茶目っ気たっぷりに演じて人気を獲得し、シリーズは大ヒットとなりました。

世界一稼いでいる俳優!?

2016年の米ピープル・ウィズ・マネー誌によると、ベイカーは現在世界で最も稼いでいる俳優であるとのこと。 2015年6月から2016年6月までの1年間で、ベイカーは合計で推定8,200万ドル(約84億円)を稼いだと言われています。 2位と5,000万ドル近くの差をつけた理由は、高額な出演料の他に推定24,500万ドル(約2,500億円)の純資産、株式の運用、不動産の所有、レストランチェーンの経営、自分のブランドのウォッカ、香水、ファッションラインの収入などがあるようです。 2017年に映画『ブレス(原題)』への出演が予定されているベイカーですが、しばらく俳優業をしなくても生活には問題なさそうですね。