斎藤千和、様々なタイプのキャラで定評のある女性声優に迫る!

2017年8月28日更新

『魔法少女まどか☆マギカ』のほむら役や、一連の新房昭之監督作品で活躍する声優・斎藤千和。萌えキャラから勝気な女の子まで演じ分ける彼女の魅力に迫ります。

斎藤千和のプロフィール

斎藤千和は、1981年3月12日生まれで埼玉県出身の声優です。1999年に『魔術士オーフェン Revenge』で声優としてデビューし、2001年には『ココロ図書館』で主人公のこころ役を演じて人気を博しました。以降、『魔法少女まどか☆マギカ』や『ARIA』などの人気作・話題作に次々と出演しています。 萌え系キャラから勝気なキャラまで、幅広い役を自由自在に演じられる声優として、高い実力を誇り、人気のある斎藤千和。プライベートでは結婚して一児の母になるなど、公私ともに充実している彼女の魅力をご紹介します。

『ココロ図書館』で初主演を務めた斎藤千和

髙木信孝の漫画を原作にしたTVアニメ『ココロ図書館』は2001年に全13話放送されました。人里離れた山奥の小さな図書館を舞台に、長女いいな、次女あると、三女こころという司書を務める三姉妹が織りなすハートフルストーリー。斎藤は三女で主人公のこころを演じました。 今も多くのファンを持つ斎藤の記念すべき初主演作品ですが、実は、この後彼女の声優の仕事は激減。約一年半ほど仕事がなかったといいます。最後のチャレンジのつもりで受けた『LAST EXILE』のオーディションを受けて合格し、『LAST EXILE』では声優という仕事について考えされられたそうです。

『魔法少女まどか☆マギカ』でヒロインを演じる

2011年に放送され、深夜アニメながらも従来の魔法少女アニメとは違う斬新な展開で話題を呼び、異例のヒットを記録した『魔法少女まどか☆マギカ』。同年に開催された、第15回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門で見事大賞を受賞するなど、話題性だけでなく芸術性も高く評価されました。 斎藤が演じたのはミステリアスな少女・暁美ほむら。主人公の鹿目まどか(声:悠木碧)の夢の中に表れた後、彼女の学校に転校してきますが、当初はまどかと対立しているようでした。 しかし、物語が進むにつれてほむらの抱える秘密がその印象を覆し、凛々しさと臆病さの二面性を持っている複雑さから真のヒロインとも言われています。 斎藤はほむら役にオーディションで抜擢されました。当初は『魔法少女まどか☆マギカ』を「かわいい作品」と見ており、オーディションにいた声優たちも自分より若い年代だったため、気後れしていた斎藤。しかし、作画担当の虚淵氏にほむらのオーディションを進められて見事合格したそうです。

新房昭之監督作品で活躍!

『月詠 -MOON PHASE-』/葉月

『魔法少女まどか☆マギカ』をはじめ、斎藤は新房昭之監督に出演することが多く、また出演の際はほぼヒロインを演じています。 『月詠 -MOON PHASE-』は有馬啓太郎の漫画『月詠』を原作に、2004年に放送されたTVアニメ。斎藤はこの作品で吸血鬼でヒロインの少女・葉月を演じました。吸血鬼ですが、実は日の光を浴びても問題ないデイ・ウォーカーという設定の天真爛漫な少女です。

『ぱにぽにだっしゅ!』/レベッカ宮本

氷川へきるのギャグ漫画『ぱにぽに』を原作とするTVアニメで、2005年に放送された『ぱにぽにだっしゅ!』。斎藤の役は日本人の父とアメリカ人母の間に生まれたハーフで、物語の舞台である桃月学園の教師、レベッカ宮本。見た目はちびっこの童顔ですが、実は超天才という設定のヒロインです。

『化物語』/戦場ヶ原ひたぎ

2009年に放送されたTVアニメ『化物語』。西尾維新のファンタジー小説が原作で、2016年現在16作まで発表されている「物語シリーズ」の記念すべき第一弾です。 斎藤が演じる役は作品のメインヒロインである戦場ヶ原ひたぎ。物語が進むにつれ、彼女から告白して主人公の暦(声:神谷浩史)とつき合うようになります。 美人ですが、嫉妬深く独占欲の強い性格で、おまけに毒舌家のために暦にもきつい言動がしばしば。しかし、実際は彼に対して深い信頼と愛情を持っているツンデレ(?)な女性です。

斎藤千和のキャラの振り幅がすごい!

『ケロロ軍曹』/日向 夏美

2004年から2011年まで放送された長寿アニメ『ケロロ軍曹』。吉崎観音の同名漫画が原作で、斎藤が演じたのは主人公ケロロの居候先の姉娘・日向夏美です。 作中では実質的ヒロインの立場で、弟に冬樹がいます。中学生ながらもセクシーボディの持ち主で、成績優秀な上にスポーツ万能。一方で「女ジャイアン」と呼ばれるほど気の強いキャラクターでもあります。

『ARIA The ANIMATION』/藍華・S・グランチェスタ

テラフォーミングされた火星(惑星アクア)にある水の都「ネオ・ヴェネツィア」。ここでゴンドラを操るウンディーネ(水先案内人)を志す少女たちの日常を描いたTVアニメ『ARIA The ANIMATION』。天野こずえの漫画『ARIA』を原作にし、2005年に放送されました。 斎藤の役は、ウンディーネの老舗の跡取り藍華・S・グランチェスタ。主人公の灯里(声:葉月絵理乃)が惑星アクアに来て最初に友達になった少女で、灯里の師匠アリシア(声:大原さやか)に強い憧れを抱いていて、彼女のように髪を長く伸ばすほど。勝気だけども涙もろい藍華を斎藤は可愛らしく演じました。

『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』/三枝由紀

『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』は環望の同名漫画を原作にしたTVアニメとして2010年に放送されました。斎藤はこのアニメで主人公の少年・アキラに想いを寄せる少女・三枝由紀を演じています。 東京湾沖にある人工都市「ヴァンパイアバンド」を舞台に、ヴァンパイアの女王ミナ・ツェペッシュ(声:悠木碧)と彼女に使える人狼の少年アキラ(声: 中村悠一)との禁断の恋と戦いを描いたアクションファンタジー。三枝由紀は健気で思いやりのある「男性にとって理想の女性」として描かれました。

声優になったきっかけは偶然?

現在第一線で活躍する声優の多くは、アニメ作品などに感銘を受けて声優を志すことが多いでしょうが、斎藤の場合、声優になったきっかけが変わっています。斎藤が声優を志したのは、母がファッション雑誌と間違えて買ってきた声優雑誌がきっかけでした。 その理由は、きれいな雑誌を購入したかった母親が、平積みになっている雑誌を下から取り、それが声優の雑誌だったからです。その雑誌をきっかけに声優と言う職業に興味を持った斎藤は、高校生ながらも日本ナレーション演技研究所(通称日ナレ)に通うようになったとのことです。

人気声優・神谷浩史と熱愛の噂も

前述した『化物語』をはじめとする新房昭之監督作品や、『黒子のバスケ』、『荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ』、『ケロロ軍曹』など、実に多くの作品で共演している斎藤千和と神谷浩史。二人でラジオで共演している時の仲の良さもあり、「実はつきあっている」という噂がファンの間で流れました。 しかし、二人はあくまで「兄と妹」として息が合うだけで、まったく恋愛関係ではないと否定。神谷は「斎藤千和と一緒にお風呂に入ってもピンと来ない」という衝撃(?)のコメントを残してます。同業者として心を許しあえる理解者が入るのは心強いですね。

2013年に結婚を発表した斎藤千和

長年神谷浩史と恋の噂があった斎藤千和ですが、2013年に公式サイトで一般人の男性と結婚を発表。2015年には第一子となる女の子を出産しました。幅広い役を演じ分ける実力を持つ声優・斎藤千和。一児の母となり、公私ともに充実している彼女のこれからの活躍に期待です!