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2人のその後を気になった人は全シリーズ観よう!
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本作を鑑賞して2人のその後が気になった人は、続編となる2作品もあるのでぜひチェックしてください! 2017年に公開の『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は3部作の2作品目。アナはグレイの元を去り、出版社に就職します。一方のグレイはアナが忘れられずヨリを戻そうと提案しますが、今度は彼女からある要求をするというストーリーです。 最終作となる『フィフティ・シェイズ・フリード』は2018年に公開。遂に結婚を果たした2人は幸せな生活を送っていましたが、そこに新たな脅威が訪れるというストーリー展開です。
映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の作品概要
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のあらすじ
大学生のアナ(ダコタ・ジョンソン)は、卒業間近に親友から学生新聞の取材を頼まれました。アナは、超有名企業の起業家で若き億万長者のCEOクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)にインタビューするため、シアトルにある彼のオフィスへ向かうことに。 奥手な彼女は恋愛経験がほとんどありませんでしたが、グレイにあった瞬間、なぜかとても不思議な魅力に惹きつけられてしまいます。グレイも同じようにアナに強く惹かれ、その後2人は行く先々で偶然の出会いを繰り返し、距離が急接近。 そんなある日、グレイから呼び出されたアナは、彼の住む高層マンションのペントハウスに呼び出されます。そこで、身心共に彼に絶対服従することやセックスに関する信じられないことまで記載された契約を突きつけられてしまいます。 2人の禁断の関係は、一体どうなってしまうのでしょうか……。
登場人物とキャストを紹介
アナスタシア・スティール(アナ)役/ダコタ・ジョンソン
アナスタシア・スティールことアナは、ワシントン州立大学で英文学を専攻する平凡な女子大学生。恋愛経験ゼロという純朴さに加え、とても奥手な性格をしています。ですが、友人に頼まれた学生新聞の取材をきっかけに、クリスチャン・グレイと出会い、禁断の扉を開くことに……。 アナを演じたのは、アメリカ出身の女優ダコタ・ジョンソンです。幼少時代から子役としてキャリアを積み、高校時代にはモデルとしても活躍。卒業後はさらに女優としても本格的に取り組み、2010年公開の『ソーシャル・ネットワーク』に出演がきっかけで、広く名前が知られることになりました。 その後はジャンルを問わず、様々な作品に出演し、その実力を発揮しています。
クリスチャン・グレイ/ジェイミー・ドーナン
クリスチャン・グレイは、若くして巨万の富を得た有能なCEOですが、サディスティックな性的嗜好を持つ男です。そのミステリアスな魅力と交わした秘密契約でアナを翻弄しますが、自身にも誰にも言えない秘密を抱えるなど、繊細な一面もあります。 クリスチャン・グレイを演じたのは、ジェイミー・ドーナンです。彼はモデルとしてキャリアをスタートさせ、カルバン・クラインやアルマーニなど様々な有名ブランドの広告に出演してきました。2006年の『マリー・アントワネット』で映画デビューを果たします。 当初、クリスチャン役としてキャスティングされたのはイギリス出身の俳優チャーリー・ハナムでしたが、スケジュールの都合などで降板が決定。代役候補から見事オーディションを勝ち抜きクリスチャン役を射止めました。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の見どころは?
見どころ①:エロすぎるっ!官能的なアナの姿に注目
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』では、SM癖を持っているグレイがアナにさまざまな要求をすることになります。SMなのでロープや手錠といった道具も登場し、それを受け入れていくアナ。その姿は官能的で、映画の白眉といってもいいシーンでしょう。 公開後はそのセックスシーンの過激さから議論を呼ぶほどでした。レーティングもR18指定にされているほどです。激しくも美しい2人のラブシーンをぜひご覧ください!
見どころ②:実は「トワイライト」シリーズが元になっている!(200)
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』という小説は元々E・Lジェームズがネット上に上げたファンフィクションでした。ファンフィクションとは人気小説や映画をもとにファンが独自に膨らませた小説のことを言います。 本作の主人公アナはベラ・スワン、クリスチャン・グレイはエドワード・カレンをベースにしたキャラクター、つまり本作はステファニー・メイヤーの人気シリーズ『トワイライト』シリーズをもとにしたファンフィクションでした。 あまりに過激な性描写が多い作品だったため、後にジェームズは『トワイライト』の要素を削ぎ落としてネットに再投稿していたそうです。
映画がもっと楽しめるトリビアを紹介!
①キャッチコピーが原作小説の人気に火をつけた!?
2011年『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の小説はe-bookでリリースされることになりますが、しばらくは人気があまり出ませんでした。 しかし、徐々に口コミや本のブログで評判が広まり人気を獲得します。 そしてマスコミが本作を“マミーポルノ”とキャッチコピーをつけると、瞬く間に100万部を突破するなど社会現象にまで発展することとなりました。 “マミーポルノ”は30代から40代の子供がいる女性に支持されているジャンルのことを指します。本作が新たなジャンルを確立したのです。
②映画は2バージョン制作されていた!?
小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』には過激で鮮明な性描写が多く含まれていたため、映画化するにあたりどの程度忠実にセックスシーンを取り入れるかが大きなテーマになっていました。 あまりに過激描写が増えると17歳以下の鑑賞を禁止するNC-17指定を受けて収益が減ってしまうし、マイルドにし過ぎると小説ファンの反感を買ってしまいます。 そこでスタジオは過激なバージョンとマイルドなバージョンの2バージョンを制作して、この問題を解決していました。
③主役が2人ともファーストチョイスではなかった!?
本作の製作が発表された当時、本作のキャスティングはハリウッドで最も熱いトピックの1つでした。映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』製作陣の思うようなキャスティングは出来なかったようです。 原作者のアナ役のファーストチョイスはシャイリーン・ウッドリーでしたが、抜擢されたのはダコタ・ジョンソンでした。 また、クリスチャン・グレイ役に一度チャーリー・ハナムがキャスティングされましたが、スケジュールの関係で降板。最終的にジェイミー・ドーナンが演じることになりました。
④『トワイライト』作者の反応はいかに!?
『トワイライト』シリーズの作者ステファニー・メイヤーは『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』について“卑猥すぎる”という感想を持つなどあまり彼女の好みの作品ではなかったようです。 しかし、彼女はファンフィクションについては好意的で“クリエイティブ”な人が増えるのは素晴らしいことだと語っています。
⑤『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の作者は文章力がない!?
小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は売上的には歴史的ヒットを記録したものの、批評家の評価は決して高くありませんでした。 それは本作がファンフィクションだからでも、官能小説だからでもなく、E・L・ジェイムズの文章が単純にお粗末なものだったからだと言われています。
⑥世間のセックスライフに多大な影響を与えた!
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は読者のセックスライフにも多大な影響を与えていたようです。本作の人気に火が点いてからというもの、ロープや大人のおもちゃの売り上げが急激に伸びたと言われています。
⑦パロディのパロディが続々と発表!
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』自体がファンフィクションですが、本作をベースにしたファンフィクションも続々と発表されています。 中には『フィフティ・シェイズ・オブ・トワイライト』や『フィフティ・シェイズ・オブ・ゲイ』などのタイトルで書かれたものがあるそうです。
⑧原作者はシアトルに行ったことがなかった
原作者E・L・ジェームズは『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の舞台となったシアトルやポートランドを訪れたことありませんでした。 彼女はグーグルのストリートビューを使ってシアトルやポートランドのリサーチを行っていたと言われています。
⑨聖書から『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』へ!?
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の人気に火が点いた後、イギリスのダムソン・デーンホテルは部屋の聖書を本作に置き換えたそうです。