2019年11月21日更新

『くまのプーさん』名言を紹介【小さなしあわせに気付ける12の言葉】

『くまのプーさん』
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A・A・ミルンの小説をもとにアニメーションが制作された『くまのプーさん』。ディズニーの人気を築いた立役者でもあり、今や世界中の人々から愛されている作品です。本記事では、何気ない日々の小さな幸せに気付けるような名言を12こ紹介します。

目次

世界で愛される『くまのプーさん』の名言を紹介 まずはプーさんについておさらい

ウォルト・ディズニー・カンパニーによって1966年から短編アニメーションが制作された『くまのプーさん』は、A・A・ミルンの児童小説が原作となっている大人気作品です。 クマのぬいぐるみのプーこと「ウィニー・ザ・プー」とその仲間たちが繰り広げる森の日常を描いた物語で、今も世界中のファンから支持を受けています。 E.H.シェパードが手がけた柔らかい挿絵もこの作品の魅力の一つ。今回は、そんなあたたかくて優しい森の仲間たちが織りなす名セリフを紹介します。普段の何気ない日常でも、これらの名言を思い出せばきっと小さな幸せが見つかるでしょう。

1.「長く離れ離れにならなくてもいいように、夢をみるんだと思う。もし、ぼくたちが互いの夢の中に出てくれば、いつでも一緒にいられるから。」

プーさんと大の仲良しであるクリストファー・ロビンが成長し、学校へ通うことになったときのこと。クリストファーは100エーカーの森の外まで行かなければならないため、2人はこれまでのように一緒にいることができなくなってしまいます。 そんなシーンでの名言がこちら。夢に関する言葉で、お互いが相手の夢に出れば寂しくないという、少しロマンチックな内容です。夢で会おうと言い合える関係性そのものが素敵ですよね。 人生に別れは付きもの。誰しもが、進学や就職などさまざまな理由から会えなくなった人がいるのではないでしょうか。そんなとき、この言葉を思い出すと少し寂しくなくなるかもしれませんよ。

2.「いつも覚えておかなくてはならないことがある。きみは自分で思っている以上に勇敢だし、見た目より強いし、意外と頭がいいってことを。」

クリストファー・ロビンがプーさんへ贈ったこの言葉。彼がプーさんのことを大切にしていること、信頼していることが伝わってきます。また、プーさんにとってもクリストファーは良き理解者なのでしょう。 努力がなかなか報われなかったり、頑張りが認められなかったりするときってありますよね。そんなとき、誰か1人でもこんな風に自分を信じてくれる人がいると、つらいことや苦しいことも乗り越えられるような気持ちになります。 きっとプーさんにとってこの言葉は、宝物のような言葉でしょう。2人のような強い絆で結ばれた友だちを見つけたいものですね。そんな2人の関係性が見えるような、素敵な名言です。

3.「友だちに会えない日は、はちみつが一滴も残っていない壺のようなものだ。」

プーさんが100エーカーの仲間たちをどれほど大切に思っているのか、伝わってくるような名言です。危険を冒してまではちみつを取りに行くプーさん。そんな彼にとって友だちに会えない日というのは、大好きなはちみつが1滴もないのと同じくらい、悲しくて、ワクワクしないものなのでしょう。 恋や仕事が充実していても、やはり友だちとの関係も大切です。恋人や仕事仲間とではできない遊びができるのも友だちの魅力。気の合う友だちは生涯の宝ともいえますよね。 プーさんにはピグレットやティガー、イーヨーなど個性豊かな友だちがたくさんいます。そんなプーさんたちのような友情に憧れますよね。

4.「“love(愛)って、どうやって書くんだっけ? ” “書くものじゃないよ。愛は感じればいいんだ。”」

ピグレットが「love(愛)」の綴りを尋ねたときの、プーさんの返答がこちら。目に見えないものだからこそ、感じることが大切だと教えてくれるようで、愛とは一体何なのかと問うような哲学的な言葉でもあります。 愛は不確定なものだからこそ、言葉や行動で表してくれないと不安というときもありますよね。なかなか愛が感じられず、相手に当たってしまったなんて経験がある方もいるのではないでしょうか。 そんなときにはこの言葉を思い出して、日常のありきたりで些細な出来事にも注目してみてください。実は身近にたくさんの愛が潜んでいた、なんてこともあるかもしれません。

5.「森の片隅でただじっとして、誰かがやって来るのを待っているわけにはいかない。時には自分から出て行かなくちゃ。」

繰り返しの毎日や安心できる環境から抜け出し、外に出るというのは勇気がいることです。できれば、自分からは行動せずに相手から来るのを待っていたいですよね。しかしいつまでも受け身のままでは、ずっと何も変わらないままかもしれません。 自分を変えたい!新しい何かに挑戦したい!という方に贈りたいのがこの言葉。時にはグッと勇気を出して、自分から行動することも大切だと、そっと背中を押してくれるような名言です。 今いる環境から思い切って外へ出てみると、そこは思ったよりも安全な場所かもしれませんよ。もしかしたら、もっと素敵な景色が見えるかもしれません。最初の1歩を踏み出すのがなかなか難しいかもしれませんが、歩み出せばあとは進むのみです!

6.「たとえ、話しかけている相手が聞いていないように見えても、じっと我慢。耳に小さな綿毛が入っちゃっただけかもしれないから。」

自分の伝えたいことが相手になかなか伝わらないときもありますよね。しかし、案外小さな変化があるだけで、スッと話が通じるようになることも。そんな状況を表した言葉がこちらです。 話しかけている相手に聞いていないような態度を取られたり、意図が全く通じていないように思えたりすると、自分に何か悪いことがあるのかと責めてしまうこともあるでしょう。けれど、実はその原因は些細なものかもしれません。 時には辛抱強さが必要な場面もあります。じっと我慢して話し続けていると、急に話が伝わることもあるかもしれません。めげずにチャレンジしてみるのも1つの手だと覚えておくと、ふさがっているように見えた道がパーッと開けることもあるでしょう。

7.「“今日はあんまり自分らしくない気がする” プーさんは言った。“ まあ、まあ” と、ピグレット。“ 元のプーさんに戻るまで、お茶とはちみつを持ってきてあげるよ ”」

悲しいことや落ち込むような出来事にあうと、いつもの自分ではないような感覚に陥ることもありますよね。そういう日は小さな出来事もネガティブに捉えてしまったり、いつも以上に疲れてしまったりすることも。しかしそんなときに、寄り添ってくれる友達がいると心強いものです。 いつも臆病なピグレットですが、親友であるプーさんが落ち込んでいるときには、そっと支えてくれるような優しい一面も。2人の信頼関係が見えるような、あたたかい名言です。 自分が落ち込んでいるとき、誰かにそばにいて欲しいと思うものですが、大切な人が悩んでいるときに手を差し伸べることも大切です。自分に余裕があるときには、周囲への気遣いも忘れずにいたいものですね。

8.「沈んでいくような気がしても、心配しないで。 ただ、おなかが空いているだけかもしれないよ。」

時には、理由もなく気分が沈んでしまうこともあるでしょう。しかしその理由は、空腹や睡眠不足など、意外と些細なものかもしれませんよ。なんとなく今日は上手くいかないな~なんて思ったときには、この言葉を思い出してみてください。 空腹を満たすだけで、お風呂にゆっくりと浸かるだけで、気持ちが晴れたという経験はありませんか?忙しいときほど、好きなことをしたり、リフレッシュしたりする時間は欠かせません。少し休憩するだけで新しいアイデアが思い浮かぶ!なんてこともあるかもしれませんよ。 明日も少しだけ頑張ってみようと思えるような、優しい言葉です。仕事に勉強に忙しない日々を送っている方は、心に留めておいてみてください。

9.「自分を変えてくれるものが、自分を作るものだ。」

自分から変化することは難しいものです。なかなか行動に起こせず、結局はいつものままでいいやと諦めてしまうことも。しかし、環境が変わればあっという間に変わることもあります。自分のいる場所や周囲の人々が自分を形作っているとも言えるでしょう。 今までとは違う自分になりたい!というとき、一体何から手を付ければいいのかと悩んでしまうこともあるでしょう。そんなときには、今まで行ったことのない場所を訪れたり、人間関係を一新してみたりするのも1つの手です。 変わらざるを得ない環境に身を置くことで、いつの間にかこれまでの自分とはひと味違う自分になれているかもしれません。変わりたいけどなかなか行動に起こせない、という方はこの言葉を思い出してみてくださいね。

10.「きみが100歳まで生きるなら、ぼくはその一日前まで生きたいな。そうすれば、きみがいない日を生きなくて済むから。」

プーさんとピグレットの関係が表れているこの言葉。2人がお互いを大切に思っていることや、とっても寂しがり屋であることが伝わってくるようです。 誰しも大切な人とずっと一緒にいたいものですが、いつか必ず別れの日が来てしまいます。その相手がいない日のことなんて、考えるのもつらいですよね。そんな多くの人が持つ本音が表れているような名言でもあります。 大切な人を失った後の日々は、きっと心にぽっかりと穴が空いてしまったような感覚になることでしょう。しかし、それほど自分にとって大切な人がいるということ自体が、かけがえのない宝物です。大事な人と一緒に過ごせている今という貴重な時間や感謝の気持ちも忘れずにいたいものですよ。

11.「さよならを言いたくない人がいるなんて、ぼくはなんて幸せ者なんだ。」

出会いがあれば別れは必ずあります。ちょっとした別れや大きな別れ、どちらも寂しいものですよね。でも裏を返すと、そう思えるほど大切な人がいるということは、幸せなことなのだと言えるのではないでしょうか。 いつかさよならを言わなければいけないとき、苦しくて寂しくて仕方がなくなってしまうこともあるでしょう。そんなときに思い出してほしいのがこの言葉。別れもこんな風に捉えるだけで、ちょっとだけ前向きになれるような気がしませんか。 マイペースなプーさんは、物事をポジティブにとらえるのも得意なキャラクター。ネガティブから抜け出せないときや落ち込みがちな方は、プーさんとその仲間たちの、あたたかくて優しい物語に触れてみると少しだけ前を向けるかもしれません。

12.「一緒にいられない日がきても、ぼくのことを忘れないで。ぼくはずっときみの心の中にいるから。」

人生の節目に別れはつきものです。友達や恋人、家族や仕事仲間、たくさんの人に出会うほど別れも増えていきます。中でも大切な人との別れは、できれば経験したくないものです。喪失感からなかなか立ち直れなくなってしまうこともありますよね。 そんなときに思い出してほしいのがこの言葉です。会えなくなったとしても、これまで一緒にいた時間がなくなるわけではありません。積み重ねてきた思い出を大切にしながら、これからの日々を送るのも悪いことではありません。 どうしても寂しいという方は、常日頃から写真や日記に残すのも良いのではないでしょうか。思い出を目に見える形で残しておくと、寂しくなったときにそっと支えてくれるかもしれません。

『くまのプーさん』名言を原文で読んでみよう

プーさんの名言はファンの中でも大きな反響を呼び、2011年には名言をまとめた『くまのプーさん 小さなしあわせに気づく言葉』も出版されています。 また、改めて原文で読む人も増えています。原作者の想いをより近くに感じられたり、名言を和訳して英語の勉強に役立てたりと好評なようです。 原文では幼さを出すために間違ったスペルが紛れ込んでいるので、それを見つけるのも楽しそうですね。100エーカーの森に住む彼らの笑い声を、あなたも身近に感じてみませんか?