2019年11月11日更新

春野サクラを徹底解説!「NARUTO」ヒロインにして最強の医療忍者

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春野サクラ naruto ナルト

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春野サクラを徹底解説!ナルトとサスケの背中を追い続けるヒロイン【NARUTO-ナルト-】

「ナルト」で主人公のナルト、うちはサスケとともに成長していくメインキャラクターの春野サクラ。チャームポイントは広い額ですが、忍者アカデミー時代には額をイジメのネタにされており、前髪を伸ばしていました。 彼女はくの一ではあるものの、特殊な血筋や家系ではない生まれで、父と母も普通の人です。怪力の持ち主で、また気性の荒い短気な性格。成績が良く、医療忍術が得意という優秀な一面もあります。 サスケに恋をしているサクラは、彼に対してはとても女の子らしい態度を取っていますが、ナルトには勝気で男勝りな性格を隠しません。しかし徐々に、常に努力を重ねるナルトに対しても、仲間としての信頼をあつくしていきます。 サスケが里を抜けてからは、より優れた忍を目指して、綱手のもとで修業します。ナルトやサスケに置いて行かれないように、自分も必死に努力することを選んだのです。

サクラは優秀な頭脳の持ち主!チャクラのコントロールも随一

サクラは、アカデミー時代から優秀な頭脳を武器にしてきました。中忍試験の筆記試験でも、その特技を発揮します。筆記試験では忍としての情報収集能力を測るために、下忍では解けない難易度の問題が設定されていました。他の下忍たちが自分たちの忍術を使ってカンニングする中、彼女だけが、全ての問題を自分の力のみで解いてみせています。 また、下忍の頃からチャクラのコントロールに秀でていて、修行を見ていたカカシも認めるほどでした。しかし実力はそこまででもなく、任務ではナルトやサスケに守られることが多かったサクラ。弱い自分に嫌気がさした彼女は、綱手のもとに弟子入りし、修行を重ねます。 その甲斐あって才能を開花させ、怪力と医療忍術を身に付ける事となりました。それからは第一線で活躍し、医療も戦いもできる立派な「くのいち」になっています。

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サクラの能力・術を解説!繊細なチャクラコントロールによる医療忍術と怪力

細患抽出(さいかんちゅうしゅつ)の術

「細患抽出(さいかんちゅうしゅつ)の術」は、体内にある毒素や病原菌を体内のチャクラの乱れによって発見し看破する技。 チャクラを手に集めて作ったメスで患部を切開し、毒素を取り除き、外傷を治す医療忍術です。作中では、サソリの毒に犯されたカンクロウを救っていました。サクラの得意な、細かいチャクラコントロールが必要な技です。

桜花衝(おうかしょう)

「桜花衝(おうかしょう)」はチャクラを集めた拳によって、地面を叩き割るほどの威力を誇る技。 見た目の派手さとは打って変わって、繊細なチャクラコントロールと、集中力が必要とされます。大戦時に「百豪の術」を発動したサクラは、この技によって、十尾にもダメージを与えています。

百豪(びゃくごう)の術

「百豪(びゃくごう)の術」は綱手からサクラに伝授された技です。常に一定の量のチャクラを額に貯めており、数年分のチャクラを一気に発揮することができます。 発動すると、額に百豪の印が浮かび上がり、身体能力が飛躍的にアップ。綱手しか使えなかったこの術をサクラが後継者として習得しました。この術を発動したことで、ナルトやサスケと肩を並べて戦えるようになりました。

綱手とサクラの師弟関係は?

春野サクラに医療忍術習得のきっかけを与えた人物、綱手。医療忍術のスペシャリストであり、忍としても確かな実力を持つ「伝説の三忍」の一人です。 ナルトの師匠である自来也とは同期ですが、術で姿を変え、若々しい風貌を保っています。とてつもない怪力の持ち主であり、指一本で地面を叩き割ることができるほど。サクラは綱手から医療だけではなくこの怪力も習得しました。 特殊体質や血継限界なども持ち合わせていない、普通の家系出身である春野サクラを綱手2号と呼ばれるまでに育て上げたのは、他でもない彼女です。サクラからはとてもしたわれており、「綱手様」と呼ぶことも。彼女はサクラの師匠であり、恩師であり、永遠の目標だと言えるでしょう。

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山中いのとサクラの関係は?

中忍試験編では、いのとサクラとの確執が描かれました。いのは、アカデミー進学前からサクラの親友でした。サクラは今でこそ明るく男勝りですが、昔はコンプレックスをたくさん抱えた気弱な性格の少女で、よく広い額をからかわれ泣いていました。 そんなサクラに、いのはリボンをプレゼントし、隠しているからからかわれるのだから、思い切って額を出すようにアドバイスします。その日からサクラとイノは大親友となりました。 徐々に明るい性格へと変わっていくサクラでしたが、2人ともサスケを好きになってしまったことでいがみ合う関係に。 しかし年齢を経るにつれてサスケをめぐるわだかまりも解けていき、信頼関係を築くようになりました。

サスケとサクラの関係を振り返り

出会い~サスケの里抜け

忍者アカデミー時代に出会ったサスケとサクラ。卒業後、同じ第7班に所属することになった時には、サスケへの好意を露骨に示しながら、ナルトには冷たく当たっていました。 しかしサクラが、ナルトに親がいないことを悪く言ったことをキッカケに、ナルトと似た境遇のサスケも怒らせてしまいました。それでも3人で共に行動していくうちに、2人の中にも仲間としての意識が芽生えはじめます。 ところがサスケは、大蛇丸の持つ力を手に入れるために里を抜けようとします。そんな彼を説得しようと試みるサクラ。しかし説得できないとわかると、自分の好意を伝え、一緒に連れて行って欲しいとお願いします。 サクラはまたしても「お前、やっぱりうざいよ」一蹴されることに。しかしサスケは同時に「ありがとう」という言葉も伝えています。復讐という目的と、仲間意識から複雑な心境に至ったのでしょう。 その後、ナルトがサスケの奪還に向かいますが、失敗に終わります。ボロボロになって帰ってきたナルトを見て、サクラは自分の無力さに絶望し、強くなることを胸に誓います。

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暁に加担するサスケと再会

サクラは綱手に弟子入りして修行をし、怪力と医療忍術を身に付けていました。その成長ぶりは、姉弟子であるシズネ以来の逸材、と評されるほど。 そんな折、サクラは任務で大蛇丸のアジトへと向かいます。そこで、暁に加担しているサスケとの再会を果たすことになるのです。数年越しに、里へ帰るよう説得しましたが、またしてもサスケは拒否。彼女が木の葉の里へ戻ると、サスケ殺害の任務が下されます。 サクラは率先してこの任務に参加。戦いのさなか、隙を見て毒塗りのクナイを突きつけますが、やはりサスケへの好意が判断を鈍らせ、逆に追い詰められてしまうことに。 自分が「忍」に徹することが出来ない弱さ、そしてサスケへの気持ちを再確認した彼女は、勝負をナルトに託すことを決意しました。

第四次忍界対戦

サスケは兄イタチが実は里を守るために暁へ加入していたことを知り、彼の意志を継ごうとします。その結果、第四次忍界対戦ではナルトとサクラとともに、うちはマダラや大筒木かぐやなど強敵に立ち向かうのです。 サクラは、「百豪の術」を使うことで、やっとナルトとサスケと肩を並べて戦うことができるようになりました。そんな彼女を見て、サスケも認めているかのような表情を見せます。仲間としての絆は失くしていなかったようです。 彼らの活躍により、暁の陰謀は失敗に終わります。しかし、再びサスケは「五影を殺害し革命を起こす」と言い出すのでした。反発するナルトは、サスケに決闘を挑むことに。 勝負の決着はつきませんでした。彼らは互いに片腕を失う大けがを負いながら、どこか晴れ晴れとした面持ち。サクラは2人の応急処置を行い、幼い頃からの因縁に区切りを迎えるのでした。

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アニメ版「NARUTO」で春野サクラを演じた声優は中村千絵

アニメ『NARUTO-ナルト-』で春野サクラを演じた声優は、中村千絵(画像右)です。 快活なハイトーンボイスが印象的な中村千絵の代表作は、2014年の『金田一少年の事件簿R』での十神えりな役や、2016年の『逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜』の綾里千尋役などがあります。 本作でサクラの声を担当したことは、彼女の声優キャリアにとって大きな一歩となったことでしょう。

春野サクラのその後にも注目!サスケと結婚し、娘を授かる

第四次忍界対戦が終わりサスケが旅に出る際に、サクラは同行を申し込みますが、また断られてしまいます。しかし単なる拒絶ではなく、サクラのことを想っての判断。彼女も、サスケの想いを読み取り、笑顔で送り出します。 その後サクラは、同期で2人しかいない上忍に昇格します。上忍として活躍する彼女は里の子供たちから尊敬される憧れのくの一になりました。さらに、同期で親友のいのと共に「子ども診療室」を設立。この「子ども診療所」は大戦によって心に深い傷を負った子供たちのケアを行っていて、任務と同時に並行して活動しています。 しばらくして帰ってきたサスケと再度2人で旅にでたサクラ。その旅の中で長年の恋が実り、2人は結ばれました。さらに子供も授かり、娘・サラダを出産しています。