2019年10月22日更新

五代目火影・綱手の強さやエピソードを徹底解説!悲しい過去や「伝説の三忍」としての実力は【NARUTO】

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ナルト

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綱手のエピソードや強さを徹底解説!五代目火影に隠された悲しい過去や、伝説の三忍の関係性も紹介

誕生日は8月2日の獅子座で血液型はB型。短気な性格で、賭け事好きな綱手。ナルトと出会った当初は「火影になろうとするやつなんてクソ」と言い放っていました。過去の出来事が心をすさませていたからです。 しかしナルトとの出会いや戦いを経て五代目火影就任後は、本来の優しい性格に戻り器量の良さで里をまとめ上げます。 彼女は、初代火影・千手柱間の孫であり、本名は千手綱手です。見た目は20〜30代の美女ですが、実は自来也と同い年で50代。3人1組で行動するスリーマンセルに医療忍者を一人加えるスタイルを考えた、偉大な人物です。 また、大酒飲みの博打好きですが、賭け事に関しては才能が皆無のため「伝説のカモ」と呼ばれています。 今回は、そんな綱手のエピソードを掘り下げつつ、彼女の魅力に迫っていきたいと思います。

綱手は「伝説の三忍」の1人!木の葉の里の英雄として知られる

「伝説の三忍」とは、自来也(じらいや)、大蛇丸(おろちまる)、綱手(つなで)の3人を総称した名です。3人はかつて、三代目火影の猿飛ヒルゼンに師事しており、第三次忍界大戦で戦果を挙げたことで、当時の雨隠れの長“山椒魚の半蔵”からこの名を与えられました。 3人ともそれぞれ超一流の忍者で、自来也は火遁や仙術、大蛇丸は禁忌とされる術など多彩な術を、綱手は医療忍術のを得意としています。 また3名とも口寄せの術で自来也は蝦蟇蛙(がまがえる)、大蛇丸は大蛇、綱手は大蛞蝓をそれぞれ口寄せすることが出来ます。彼らが一堂に会した際、巨大な口寄せ動物による三つ巴は圧巻でしたね。

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綱手と自来也・大蛇丸との関係

綱手と自来也は年をとってもケンカをばかりしていましたが、最後まで良好な関係を築きます。自来也は綱手に対して恋愛感情を持っており、若いころから何度もプロポーズしていましたが、ずっと断られてきました。綱手の方も自来也と結婚を考えていたようなシーンもありましたが、自来也が死亡したため実現せず……。 綱手と大蛇丸の関係に関しては、若いころのエピソードでもあまり描かれていません。ただひとつわかっていることは、大蛇丸が抜け忍になった後は完全に敵対しているということです。大蛇丸が三代目火影の封印術によって重傷を負わされた際、彼は綱手に治療させようとしましたが、彼女はそれを拒否したため自来也やナルトを巻き込んで戦闘になりました。 しかし第四次忍界大戦で再会したときは大蛇丸の心境が変化し、綱手が彼に命を助けられる場面も。その後は、比較的良好な関係に落ち着いているようです。

綱手の能力や強さは?医療忍術から派生した肉体強化がすごすぎる!

医療忍術のスペシャリスト

医療忍者のスペシャリストである綱手は、さまざまな医療忍術を開発しています。4人1組の小隊の中に医療スペシャリストを加えるスタイルを作り、医療忍者の心得を定めたのも彼女です。 大蛇丸は綱手に依頼することで、封印された腕を治療しようとしました。結局、治療してもらえなかった大蛇丸は体が限界を迎え、幻幽丸の体に転生することに。 彼は、別の体を手に入れたおかげで腕は使えるようになりました。しかし、そのせいで3年間転生不能になり、サスケの体に転生できなくなってしまうのです。大蛇丸がサスケの体に固執していたことを考えると、かなり大きな痛手なはず。 大蛇丸にはカブトという優れた医療忍者が付いていたにもかかわらず、綱手に治療を頼みに来たことからも、彼女の医療忍術のすばらしさがうかがえます。

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百豪の術

百豪の術は、綱手が時間をかけて貯め込んだ膨大な量のチャクラを一気に使う強力な技です。綱手はこのチャクラを、忍法・創造再生を使用するために使っていました。創造再生は初代火影の千手柱間が持つ肉体の再生能力を再現したものです。 創造再生を発動すると、致命傷を負ってもすぐに治ってしまうほどの治癒力を得ることができます。綱手はこの術があるため、「戦いでは死なない」と断言していました。ただし、創造再生は細胞を促進させて傷を治すため、事実上は寿命を縮める行為にほかなりません。 百豪の術が禁術とされているのも、寿命を縮める危険性があるためです。普段は若く美しい姿の綱手ですが、この術でチャクラを使い果たすと、実年齢以上に老いた姿になるのです。

白豪の印

白豪の印は綱手の額にある印のことです。額に膨大なチャクラが溜まった印であり、この印ができるまで3年間の時間がかかるとされています。チャクラを使い果たすと、白毫の印は消滅し、再び多大な時間をかけてチャクラを貯めることに。 ただし、短期間で綱手の額に復活しているため、3年の時間が絶対に必要なわけではないようです。また、ダンがチャクラを分け与えることで白毫の印が現れたこともあるため、自分以外のチャクラを貯めることでも復活します。 作中では、綱手だけでなく、弟子のサクラにも白毫の印が現れています。白豪の印が現れたことでサクラの身体能力が上がった描写があるため、この状態だと肉体も強化されると考えられます。

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口寄せの術

綱手は、口寄せの術で大蛞蝓(なめくじ)のカツユを呼び出します。カツユは礼儀正しい性格で、綱手だけでなく木の葉の忍びに対しても、敬語を使っていました。自来也が呼ぶ出すガマブン太や大蛇丸が契約しているマンダに、見劣りしないほどの巨体を誇るナメクジです。 戦闘では岩を溶かす強力な粘液を吐き出します。また、体を分裂させることもでき、マンダに巻き付かれた時は分裂して抜け出したことも。医療忍者の綱手が口寄せするだけあって、カツユにも治療をサポートする能力があります。 綱手はカツユを通して、自分のチャクラを遠くに送ることができます。このため、カツユがいる場所ならどこでも医療忍術による治療が可能です。ペインが木の葉の里を襲撃した際には、カツユが分裂することで大勢の人間を同時に治療しました。

綱手の過去に隠された悲しい出来事とは?最も愛する2人の死

綱手はかつて、忍界大戦で弟・縄樹がを亡くしています。さらに、最愛の恋人であったダンも任務中に致命傷を負い、臓器を吹き飛ばされたため治療もむなしくそのまま目の前で失ってしまいました。綱手はこれがきっかけで血液恐怖症となります。 また弟・縄樹は未熟で容姿や性格がナルトに似ていました。その後、気ままに放浪をしていたところ、自来也とナルトから五代目火影就任の要請を受けます。 しかしそんな中、三代目火影に腕を封印された大蛇丸から、最愛の弟・縄樹とを恋人のダンを穢土転生で甦らせることと引き換えに腕の治療を持ちかけられます。 一度は引き受けることを考えましたが、自分の愚かさと二人の想いに気づいた綱手。その後、勇敢に戦うナルトの姿に勇気をもらい、戦闘中に血液恐怖症を克服。大蛇丸を撃退しました。 そして縄樹とダンの夢「里や仲間たちを守るために火影になること」を受け継ぎ、その意志を次代の火影(ナルト)に引きがれることを願いながら五代目火影に就任したのです。

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声優・勝生真沙子(かつきまさこ)がアニメ版『NARUTO』で綱手役を演じた

『NARUTO』で綱手役を演じたのは、勝生真沙子(かつきまさこ)。彼女は1958年10月15日生まれ、青森県出身の声優です。ジュリア・ロバーツやジョディ・フォスターなどの吹き替えていることが多く、アニメでは『美少女戦士セーラームーン』海王みちるが有名です。 強くたくましい女性を演じることが多いですが、役の幅は広く、ヒロインや主人公を演じることもあります。近年は、綱手のような男勝りな女性を演じることが多くなってきました。

綱手のエピソードに感動!五代目火影として木の葉の里を守った偉大な功労者

今回は、『NARUTO(ナルト)』に当所するキャラクター・綱手を紹介してきました。 彼女は、過去に最も愛する人を2人失い、医療忍者としての自信を失っていました。しかし、ナルトとの出会いで目が覚め、前向きに生きていこうとする姿に感動した読者は多いのでは? そして、初代火影・千手柱間の孫ということもあってか、強さもしっかり伝説級です。五代目火影となった後も、歴代火影に劣ることなく立派に木の葉の里を守り抜きました。 彼女の活躍エピソードを、この機会にぜひ見返してみてください。