映画『ゴーストバスターズ』とは
1984年に公開されたSFコメディ映画の『ゴーストバスターズ』。幽霊退治をする会社「ゴーストバスターズ」の社員がゴーストを相手に繰り広げるドタバタ劇で、ゴーストの中でもマシュマロマンは有名ですよね。
2016年8月19日にシリーズ3作目となる映画『ゴーストバスターズ』が公開されます。本作ではメインキャスト4人を女性コメディアンが務めるようです。
1.2016年版は続きではなくリブート作品
2016年8月公開の新作は、続編ではなくリブート作品です。元々は『ゴーストバスターズ3』を作成する予定でしたが、新しく監督となったポール・フェイグの提案もあって主役の4人を女性に変更しての新作となりました。
2.撮影地はボストン
監督・脚本を担当するポール・フェイグの意向で、撮影はニューヨーク州とマサチューセッツ州にて行われました。
3.舞台はニューヨーク
ただし舞台はニューヨークのまま、とのことです。監督は続編の構想も考えており、それが実現したときには舞台が変わることもありえるようですよ。
4.公開された予告編は賛否両輪
新作の予告編が公開されると、コメントは荒れてしまいました。もちろん公開を楽しみにする人も多かったのですが、面白くないというファンも大勢いたのです。オリジナル版と比べて見劣りがするという意見が目立ちました。最も寄せられた批判はギャグセンスがなく咬み合っておらず、笑えないというものでした。
5.オリジナル版の博士たちに会える?
オリジナル版で主役を演じた俳優がカメオ出演をしていることで注目されています。
ピーター・ヴェンクマン博士を演じたビル・マーレイがマーティン・ハイス役。レイモンド・スタンツ博士を演じたダン・エイクロイドがタクシー運転手。ウィンストン・ゼドモアを演じたアーニー・ハドソンはビル・ジェンキンスとして。ディナ・バレット役だったシガニー・ウィーバーはレベッカ・ゴーリン。ジャニーン・メルニッツを演じたアニー・ポッツがホテルのフロントとして出演しているんです。
6.イゴン・スペングラー博士も登場?
オリジナル版でイゴン・スペングラー博士を演じたハロルド・ライミスは2014年に亡くなっていて、カメオ出演も叶いませんでしたが、実は胸像の形でこっそり出演しているシーンがあるのだとか。
7.カメオ出演が豪華!
オリジナル版の役者陣に加えて、オジー・オズボーンとアル・ローカーも本人役で出演しています。
8.オリジナルキャストたちの新作への思い
ビル・マーレイたちがカメオ出演を決めたのは、脚本が気に入ったというのもあるようですが、参加しないことで新作を認めていないというイメージがつくのを避けたかったという思いもあったようです。
9.新しい幽霊たち
オリジナル版でライブラリー・ゴーストよ呼ばれた図書館にいるおばあちゃんは、ガートルードという美女に変わっています。マシュマロマンも登場せず、ゴーストバスターズのロゴマークに使われているローワンという幽霊が巨大化するようです。
10.ボスキャラのローワン
ロゴマークに使われている幽霊の名前はローワン・ノース。マイケル・C・グロスがデザインした幽霊です。『キャスパー』に似ていると訴訟問題になったこともあるとか。ローワンはニール・ケイシーが演じるそうです。
11.ルーニー・テューンズにインスパイアされた?
緑色のスライムおばけも登場する『ゴーストバスターズ』。レディスライマーがスライマーのパートナーとして出てきます。これはアメリカのワーナー・ブラザーズが製作するアニメシリーズ『ルーニー・テューンズ』のタスマニアデビルとその奥さんを参考にしているんです。
12.カンフーが取り入れられている
タイムズスクエアにかつてないほどのゴーストたちが大集結してゴーストバスターズとバトルになるクライマックスシーン。ここには監督がカンフーからインスピレーションを受けて撮影しているそうです。
監督は香港の映画会社ショウ・ブラザーズが好きで、香港映画のようなアクションを取り入れたかったようです。
13.エンドロールまで目が離せない!
ローワンを演じるニール・ケイシーの面白さを出したかった監督。下手に面白いシーンを入れると雰囲気が台無しになりすぎるので、悩んだ結果エンドロールに盛り込んだそうです。映画を見終わっても最後まで席を立たない方が良い、サービス精神旺盛なラストに仕上がっていますよ。