2017年7月6日更新

絶対一度は聞いたことがある!主題歌が有名な映画11選

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アルマゲドン

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1:ピンク・パンサーのテーマ/『ピンクの豹』(1963)

『ピンクの豹』は1963年のアメリカ映画で、のちに10作以上の続編や番外編が作られる、大ヒットシリーズの第1作目。 デヴィッド・ニーヴン扮する宝石泥棒ファントムを主人公とした、幻のダイヤモンド「ピンク・パンサー」をめぐるコメディ作品でピーター・セラーズが演じた準主役のクルーゾー警部というキャラクターが人気を博し、のちのシリーズで主役として扱われることになります。 オープニングでピンク色の豹のキャラクターの登場とともに流れる、主題歌『ピンク ・パンサーのテーマ』は、Henry Mancini作曲、Johnny Beecherがサックスを演奏。アカデミー賞のオリジナル作曲賞にノミネートされ、Billboard誌では最高31位にランクされました。怪しげな雰囲気が癖になる曲です!

2:アイ・オブ・ザ・タイガー/『ロッキー3』(1982)

「アイ・オブ・ザ・タイガー」は、アメリカのロックバンド・サバイバーが1982年に発表した楽曲。『ロッキー3』の制作に向けてシルベスター・スタローン自身の依頼により作曲されました。 『ロッキー3』は、王者アポロを倒したことでハングリー精神を失ったロッキーが、挑戦者クラバー・ラングに大敗、かつての宿敵アポロの協力を得て、失われた闘争本能を再び取り戻してゆく…というストーリー。 それをそのまま歌詞に表したようなこの「アイ・オブ・ザ・タイガー」は、物語の魅力を一層引き立てる映画主題歌のお手本ような楽曲と言えます。 日本ではTBSのバラエティ番組『オールスター感謝祭』のミニマラソンのコーナーで、テーマソングとして使われる曲としても有名。

3:スター・ウォーズのテーマ/『スター・ウォーズ』(1977)

「ジャーン」から始まるこのメインテーマは、数ある映画のテーマ曲の中で最も有名な楽曲と言っても過言では無いかもしれません。 『スター・ウォーズ』シリーズの音楽を一貫して担当してきたジョン・ウィリアムズは、特定の人物や状況と結びつけた短いテーマ曲を繰り返し流す「ライトモチーフ」という手法で、『スター・ウォーズ』の世界観にさらなる深みを出すことを成功させています。

4:ゴーストバスターズ/『ゴーストバスターズ』(1984)

幽霊退治会社を設立した3人の科学者の奮闘を描いた大ヒットSFコメディー! 映画『エイリアン』で既にスターになっていたシガニー・ウィーバーが、わざわざオーディションを受けてヒロイン役をゲットした作品です。 プログラミング言語「XUL(ズール)」は、本作に登場する古代シュメール人の亡霊の名前を由来としているのだそう。 2016年8月19日にはメインキャストを女性に変えて、30年ぶりに制作されたリブート版『ゴーストバスターズ』が公開されることが決定しています!

5:フットルース/『フットルース』(1984)

ある事故がきっかけでロックもダンスも禁じられた街に転校してきた主人公が、自由を取り戻すためにダンスパーティーを開催しようとする青春の物語。 今でこそ演技派として知られるケヴィン・ベーコンを、一躍ポップスターの座にのし上げた名作。 2010年にハンバーガーチェーン店のマクドナルドがCMにこの曲を採用したことで、おなじみの曲となりました。

6:バック・トゥ・ザ・フューチャーのテーマ/『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)

普及の名作として名高い『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。 魅力的なキャラクターに巧みなアクション、秀逸なプロットと、三拍子そろった隙のない構成で、タイムトラベル映画の楽しさを世界中に知らしめました。 30周年を迎えた2015年、ナイキが劇中に登場する自動で靴ひもが締まるスニーカーの生産を発表したり、レクサスが独自の技術で「ホバーボード」を開発してCMに使用したりと、今なお衰えない人気を見せています。

7:デンジャー・ゾーン/『トップガン』(1986)

映画『トップガン』は、1986年公開。アメリカ海軍に所属する若い戦闘機パイロット達の、恋愛や仕事への情熱を描いた青春ドラマです。 トム・クルーズにとっては文句なしの出世作であり、若いメグ・ライアンやヴァル・キルマーの活躍も目立ちます。 リアルで迫力のあるドッグファイトのラストシーンは、米軍の全面協力のもと本物の戦闘機を本物の米軍パイロットが操縦して撮影され、一部のカットではトム・クルーズやアンソニー・エドワーズも実際に戦闘機に乗って撮影を行ったんだとか…!

8:スタンド・バイ・ミー/『スタンド・バイ・ミー』(1986)

映画『スタンド・バイ・ミー』はホラー作家スティーヴン・キングのホラーとは縁のない短編小説『The Body』を、『恋人たちの予感』や『最高の人生のはじめ方』でおなじみのロブ・ライナーが1986年に実写化した作品です。 「死体探しの旅」を通じて、誰もが経験したような少年時代の輝きをみずみずしく描き出した、青春映画の代表格。 1961年のヒット曲であるベン・E・キングのこの主題歌は、映画公開を機に全米9位のリバイバルヒットを果たすことになりました。

9:オー・プリティ・ウーマン/『プリティウーマン』(1990)

ラブコメの元祖とも言われるリチャード・ギアとジュリア・ロバーツ主演のロマンチックコメディ。 オードリー・ヘップバーンの『マイ・フェア・レディ』を現代風にアレンジしたストーリーで、ジュリア・ロバーツをトップスターに押し上げた名作です。 実業家に魅力を見出された勝気なコールガールが、次第にエレガントな女性に変身していく姿をキュートな魅力たっぷりに演じたジュリア・ロバーツは、この作品でゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得。 主題歌『オー・プリティ・ウーマン』の流れる中、ビバリーヒルズのセレブ御用達のショッピングストリート、ロデオドライブでビビアンが買い物をしまくるシーンは、この作品を象徴する、映画史に残る名シーン!

10:マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン/『タイタニック』(1997)

1912年に実際に起きたイギリスの豪華客船タイタニック号の沈没事故をもとに、レオナルド・ディカプリオ演じる貧しい青年ジャックとケイト・ウィンスレット演じる上流階級の娘ローズの2人の運命を描いた超大作。 1998年のアカデミー賞で計11部門で受賞し、ジェームズ・キャメロンが自身の『アバター』でその記録を抜くまで、史上最高の世界興行収入を得た作品としてギネスブックにも登録されていました。 セリーヌディオンの歌う主題歌『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』もまた、世界中で累計2億枚以上を売り上げたとして歴史に名を刻む楽曲です。

11:ミス・ア・シング/『アルマゲドン』(1998)

1998年公開のブルース・ウィリス主演のパニック超大作『アルマゲドン』。 ベン・アフレック、リヴ・タイラー、ビリー・ボブ・ソーントンにスティーヴ・ブシェミなど豪華キャストが集結し、リヴ・タイラーの父親スティーヴン・タイラー率いる世界的ロックバンド、エアロスミスの『ミス・ア・シング』と共に大ヒットを記録をしました。 似た設定で2カ月前に公開された『ディープ・インパクト』が、彗星衝突というシチュエーションを重視した作風だったのに比べ、本作はキャラクターや人物描写を前面に押し出した作風になっています。 そのため科学的考証やストーリーで疑問を感じずに入られない点も多く、それがかえって話題を呼んだ、という背景もあるようです。