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- 大人気!高校を舞台に歌って踊るミュージカル映画『ハイスクールミュージカル』
- 1:全然違ったキャスティング
- 2:『ハイスクール・ミュージカル』は仮のタイトルだった
- 3:途中で変わるトロイの歌声
- 4:実は白かったピアノ
- 5:課題は本物
- 6:マイリー・サイラスがカメオ出演
- 7:実在しているカントリークラブ
- 8:セレーナ・ゴメスがキャスティングされていた
- 9:出演していないシーンのダンスをマスター
- 10:あくびのペナルティ
- 11:腕時計が3つの理由
- 12:人気曲「ホワット・タイム・イズ・イット」のダンス
- 13:『ハイスクールミュージカル/ザ・ムービー』(2008)に関するトリビア
- 14:3週間遅れで参加したザック
- 15:初の劇場公開で大ヒット
大人気!高校を舞台に歌って踊るミュージカル映画『ハイスクールミュージカル』
ディズニーチャンネルのオリジナル映画として制作され、大ヒットと記録した『ハイスクールミュージカルシリーズ』。2006年の第一作と、2007年の第二作はテレビ映画として放送されましたが、2008年に制作された第三作目は劇場公開もされています。
そんな人気シリーズにまつわるトリビアを15紹介しましょう。
1:全然違ったキャスティング
『ハイスクール・ミュージカル』で最初に予定されていたキャスティングは、実際と全く違うものでした。
ガブリエラ役は、カナダ人女優のキャシー・スティールが演じる予定でしたがスケジュールが合わずより断念。トロイ役も、ニコロデオンのドラマで人気だったマシュー・アンダーウッドの予定でしたが、こちらも撮影スケジュールの都合がつきませんでした。
チャド役を演じたコービン・ブルーは、実はライアン役でオーディションに臨んでいましたが、ライアン役はルーカス・グラビールのほうがいいという判断になりました。こうして、予定とは全く違った配役に収まりました。
2:『ハイスクール・ミュージカル』は仮のタイトルだった
『ハイスクール・ミュージカル』というタイトルは、撮影時は仮題で、完成までにほかに良いタイトルを考える予定でした。
しかし、映画が完成しても他のタイトルを思いつかなかったそうで、プロデューサーは仕方なく仮題を本題にしました。
3:途中で変わるトロイの歌声
映画第一作目と第二作目では、トロイの声がだいぶ違うことに気づくでしょう。
これは、一作目の撮影中、トロイ役のザック・エフロンは高音が出せなかったた為、代わりに歌手でもあるドリュー・シーリーが歌パートを担当しているからです。しかし、二作目以降はザック自身が歌も歌っています。
4:実は白かったピアノ
『ハイスクール・ミュージカル2』でシャーペイのパフォーマンスの時に出てくるピンクのピアノは、白いピアノをペイントしたものす。
ペイントする前の白いピアノは、ラストシーンのパフォーマンス中に登場しています。
5:課題は本物
映画の撮影は、ユタ州ソルトレイクシティにある高校で行われました。『ハイスクールミュージカル2』の冒頭シーンで、生徒が投げている課題はその高校に通っている生徒たちが用意した本物です。
撮影にあたり、事前に映っても問題になるような情報が書かれていないか、ひとつひとつチェックを行ったそうです。
6:マイリー・サイラスがカメオ出演
ラストパフォーマンスに、歌手で女優のマイリー・サイラスがカメオ出演しています。
ディズニーチャンネルの企画で、『ハイスクール・ミュージカル2』にカメオ出演してほしい人を視聴者投票で選ぶというものがあり、その結果マイリーが選ばれました。しかし登場しているのはたったの4秒です。
7:実在しているカントリークラブ
映画に出てくるカントリークラブ“ラバ・スプリングス・クラブ”のシーンで映っている人々は、実在するクラブのメンバーだそうです。
背景でゴルフを楽しんでいるのは役者ではなく、本当にゴルフに来ている人たちが映っているだけのようです。
8:セレーナ・ゴメスがキャスティングされていた
ディズニーチャンネルのオリジナル映画『ウェイバリー通りのウィザードたち ザ・ムービー』(2009)で主役を演じた、女優のセレーナ・ゴメス。彼女は『ハイスクール・ミュージカル3』(2009)のシャーペイのアシスタントであるティアラ役をオファーされていました。
しかし残念ながらこのキャスティングは実現されず、ジェマ・マッケンジーブラウンがティアラ役を演じています。
9:出演していないシーンのダンスをマスター
ライアン役のルーカス・エヴァンズは、「大切なのはバスケット!」のパフォーマンスシーンの振りを完璧にマスターしているそうです。
しかし、ライアンはこのシーンには登場しません。ルーカスは単純に、このシーンの振り付けが好きで、自主的に覚えてしまったようです。
10:あくびのペナルティ
ディレクターは、撮影現場に“あくびビン”なるものを設置していました。
これは、出演者の誰かがセットの上であくびをしたら、ペナルティとしてそのビンの中にいくらかお金を入れなけれバならないというものでした。
11:腕時計が3つの理由
チャドが初登場するシーンで、彼は3個の腕時計をしています。
実は、衣装係は3個の腕時計を用意し、その中から一つを選ぶように依頼したのですが、結局選ぶことが出来ずにすべての腕時計を着けて撮影に臨んだそうです。
12:人気曲「ホワット・タイム・イズ・イット」のダンス
『ハイスクールミュージカル2』の「ホワット・タイム・イズ・イット」はビルボードホット100で第6位を獲得したほどの人気曲です。
そのパフォーマンスシーンのラストの演出は、トロイ役のザック自身が思いついたものでした。
13:『ハイスクールミュージカル/ザ・ムービー』(2008)に関するトリビア
『ハイスクール・ミュージカル』シリーズの3作目『ハイスクールミュージカル/ザ・ムービー』は、企画当初はハロウィンの時期を舞台にする予定でした。
なので、当初のタイトルも「ホーンテッド・ハイスクール・ミュージカル」になる予定でしたが、最終的に卒業をテーマにしたストーリーに変更になりました。
14:3週間遅れで参加したザック
トロイ役のザックは、『ハイスクールミュージカル/ザ・ムービー』の稽古に3週間遅れで参加したそうです。
その理由は彼が『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』(2008)の撮影中だったからなのですが、遅れての参加を感じさせないパフォーマンスを披露しています。
15:初の劇場公開で大ヒット
『ハイスクール・ミュージカル』と『ハイスクール・ミュージカル2』はテレビ映画として公開されましたが、3作目の『ハイスクールミュージカル/ザ・ムービー』は初の劇場公開作品です。
興行収入は全世界で約255億を記録しており、ディズニーチャンネルの作品としてはとても成功した事例になっています。