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映画『関ヶ原』あらすじ・キャスト【司馬遼太郎の小説を映画化】

2017年8月3日更新 7819view

司馬遼太郎の人気歴史小説『関ヶ原』が実写映画化が決定しました。主人公の石田三成役に岡田准一を迎えたほか、豪華キャストが脇を固めます。今回はそんな本作のあらすじ・キャストを紹介!

豪華キャストで歴史小説『関ケ原』を実写化

累計発行部数580万部を超える司馬遼太郎の歴史小説『関ヶ原』が実写映画化されることが決定しました。

監督は『わが母の記』で知られる原田眞人が務め、主役となる石田三成をV6の岡田准一が演じます。

同作は2017年8月26日に全国ロードショーが予定されており、撮影は8月中旬より滋賀、京都を中心に行われるそう。国宝級の建造物でもロケが実施される予定なんだとか。

そんな注目作『関ヶ原』のあらすじ・キャストについてご紹介します。

『関ヶ原』あらすじ

戦国時代最大の合戦と言われる「関ヶ原の戦い」。史実に基づき、原作は石田三成率いる西軍と、徳川家康率いる東軍が激突したこの合戦の始まりから終わりまでを描いています。

また原作では、徳川家康とその周りの人間関係や、謀略戦が中心でしたが、本作では主人公として石田三成にスポットを当て、彼と徳川家康の攻防が描かれるよう。そして石田三成に想いを寄せる女性が登場することから、恋愛が描かれることも予想できます。

映画『関ヶ原』主人公・石田三成を演じるのは岡田准一

石田三成/岡田准一

豊臣秀吉の忠実な家臣でしたが、彼の死去後は、天下への思いを露骨に表すようになる徳川家康へ強い憎悪を抱くようになる石田三成。己の正義を貫き、最後まで戦った男を岡田准一が演じます。

ジャニーズの人気グループ「V6」というアイドルでありながら、俳優としても実力を認められ、有名作に数多く出演し、多くの由緒ある賞を受賞している岡田。近年では、『永遠の0』やドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』などに出演しています。

今回の映画出演に関して、以下のようにコメントしています。

「日本で一番の大合戦『関ヶ原』が映画化されることを僕自身、今から楽しみにしています。歴史好きとして、本来の人物像に近いであろう『石田三成』を演じることができ嬉しく思います」

三成に惚れたくノ一・初芽には有村架純が決定

初芽/有村架純

有村架純1

石田三成の部下の女性の忍で、彼に想いを寄せる初芽を演じるのは有村架純です。

『ハガネの女』でドラマ初出演を果たし、その後もNHK連続テレビ小説『あまちゃん』や、映画『ビリギャル』などに出演。可愛いだけじゃない、演技もできる女優としてその名をとどろかせました。

近年では月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』で主演を果たし、そのせつない演技で話題となりました。

『関ヶ原』”西軍”キャスト

島左近/平岳大

石田三成の側近で、破格の待遇をもって迎えられた猛将・島左近を演じるのは、平岳大です。平幹二朗と佐久間良子の息子であることは言うまでもありません。

2002年に舞台『鹿鳴館』で俳優としてデビューし、同作で父母と共演も果たしています。

その甘いマスクと父親譲りの鋭い目力で、ドラマ、映画において活躍しています。2013年には時代劇映画『蠢動 -しゅんどう-』で初主演に挑戦しました。2016年に一般女性と結婚しています。

小早川秀秋/東出昌大

東出昌大 関ヶ原
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豊臣秀吉の親戚に当たるが、関ヶ原の戦いで家康に寝返った小早川秀秋役は、俳優、ファッションモデルの東出昌大です。妻は女優、モデルの杏です。

高校時代からモデルとして活躍し、2006年から2011年までパリコレにも出演していました。2012年に映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビュー。以来、ドラマ、映画に出ずっぱりです。

高身長のイケメンである身体的特徴を活かして、『クローズEXPLODE』(2014)、『GONIN サーガ』(2015)、『デスノート Light up the NEW world』(2016)などの映画で主演も果たしています。

直江兼続/松山ケンイチ

石田三成と結託し、家康を討とうとする直江兼続は本作の中で関ヶ原の戦いの発端を作るというとても重要な役柄。家康を怒らせるために弾劾状を送りつけるなど、肝が据わった男です。

そんな直江兼続を演じるのは松山ケンイチです。2006年映画『デスノート』でLを演じたことで人気を博し、その演技力から数々の映画・ドラマに出演。役柄によって外見を自在に操ることから”カメレオン俳優”と呼ばれることも多く、2016年に公開された映画『聖の青春』では体重を20キロ増量して撮影に挑みました。

花野/中越典子

うふふ❤️ 雑誌撮影でテンション上がってるの、ず。 #たまごクラブ

中越典子さん(@nakagoshi_noriko.official)がシェアした投稿 - 2017 3月 12 10:52午後 PDT

島左近の妻・花野を演じるのは、中越典子。1979年生まれのタレント、女優です。

1999年のドラマ『天国のKiss 』で女優としてデビューし、『王様のブランチ』などの情報番組にも出演していました。

女優としてのキャリアは2007年からの『必殺仕事人』シリーズ、2007年の『夕凪の街 桜の国』、2011年の『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』などの映画があります。2016年に夫・永井大との間に第一子を妊娠したことを発表しました。

尼僧・妙善/壇蜜

石田三成の腹心である島右近の昔馴染みである尼僧・妙善を壇蜜が演じます。

壇蜜は、1980年生まれのグラビアアイドル・女優。女優としての活動はドラマ『アラサーちゃん』やNHK連続テレビ小説『花子とアン』などがあり、妖艶な雰囲気と上品な仕草からグラビアアイドルという職業ですが女性からの指示も集めています。

また、セクシーな役柄を演じることが多い壇蜜ですが、今回の役柄は尼僧ということからセクシーとは少し離れた新しい壇蜜を見ることができそうです。

劣勢とも言われた西軍を天才的な指揮で勝利に導いた徳川家康には役所広司が決定

徳川家康/役所広司

役所広司 関ヶ原
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秀吉の死後、その遺訓を無視し、三成を挑発、また天下を取るために野望を燃やした狡猾な戦国武将・徳川家康。歴史上の人物でも有名人な彼の役を、役所広司が演じます。

舞台俳優としてデビューし、その後テレビにも活動の幅を広げてゆきましたが、初期はなかなかヒット作に恵まれなかった役所。しかし、テレビデビューから16年後の自身が主演を務めた映画『Shall we ダンス?』が大ヒットしたことによって、その演技力を世間に知らしめました。

日本ではもちろん、近年ではハリウッドにも進出し、世界で注目される日本人俳優の1人となっています。

『関ヶ原』”東軍”キャスト

井伊直政/北村有起哉

北村有起哉

徳川家康を支え、東軍指揮の中心的存在であった井伊直政を演じるのは、北村有起哉です。1974年生まれ、俳優・北村和夫の息子で、主に舞台、映画を中心に活動してましたが、2010年前後からテレビドラマにも多数出演しています。

1998年、今村昌平監督の『カンゾー先生』で俳優デビュー。以来、いぶし銀のようなバイプレーヤーとして活躍しています。

『赤い橋の下のぬるい水』(2001)、『トリック劇場版2』(2006)、『駆込み女と駆出し男』(2015)などの出演作があります。北村有起哉は写真右下の人物です。

蛇白/伊藤歩

伊藤歩

伊賀忍者として徳川家康に仕える蛇白役は女優の伊藤歩です。1980年生まれで、1993年に大林宣彦監督の『水の旅人-侍KIDS-』でデビューします。

1996年に岩井俊二監督の『スワロウテイル』に出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞し、以来、岩井俊二作品の常連になります。

また、CHARA、YUKIらとバンド『Mean Machine』を結成し、ヴォーカルを担当していました。また、2015年には『その男、意識高い系』で連続テレビドラマ初主演と、充実した活動を行っています。

福島正則/音尾琢真

豊臣秀吉の家臣でしたが、石田三成と険悪な仲になり、徳川方につく福島正則を演じるのは、音尾琢真。1976年生まれのタレント、俳優で、大泉洋、安田顕らも所属する演劇ユニット・Team Nacksのメンバーです。

当初は舞台を活動の場に定めていましたが、2005年前後からテレビドラマ、映画など活動の幅を拡げていきました。また、自身の舞台で作詞・作曲も行うなどのマルチな才能をかいま見せています。

近年は『日本で一番悪い奴ら』(2016)、『牝猫たち』(2017)など白石和彌監督作品に出演しています。写真右が音尾琢真です。

黒田長政/和田正人

織田信長、豊臣秀吉に仕え、最後は徳川家康につき、東軍の武将として活躍する黒田長政を演じるのは、タレント、俳優の和田正人です。1979年生まれで、元々は陸上の選手でしたが、俳優に転身したという変わった経歴をもっています。

2005年に『ミュージカル テニスの王子様』の千石清純役で俳優デビュー。2007年『死化粧師 エンバーマー 間宮心十郎』でテレビドラマ初主演を務め、2013年のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』の主人公の幼なじみ・泉源太役でブレイクします。

その若々しい風貌と、抜群の運動神経で、どんな黒田長政を演じるのか、注目ポイントです。

天下統一を成し遂げた豊臣家登場人物・キャスト

豊臣秀吉/滝藤賢一

滝藤賢一

天下統一を成し遂げた関白、豊臣秀吉を演じるのは名脇役・滝藤賢一です。1998年から2007年まで、仲代達矢が主催する養成所「無名塾」に在籍し、舞台を中心に活動していました。同期には真木よう子がいます。

2008年に、原田眞人監督の『クライマーズ・ハイ』に出演し、新聞記者役が注目されます。これ以降、映画、テレビドラマに頻繁に顔を出すのです。

2010年の『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』の中国人刑事役、2013年のテレビドラマ『半沢直樹』における主人公の同僚役などでブレイクします。

北政所/キムラ緑子

キムラ緑子

豊臣秀吉の正室、北政所役は、女優・キムラ緑子です。1961年生まれで、夫は俳優、劇作家、脚本家、演出家のマキノノゾミ。

1984年にマキノノゾミが旗揚げした劇団「M.O.P.」に参加して以来、劇団の看板女優となります。2000年前後からドラマや映画にも出演。近所のおばちゃんから高貴な婦人まで演じ分けられることから、「カメレオン女優」と呼ばれています。

特に2013年のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で主人公の杏をいじめる義理の姉役で、注目を集めました。2015年には、『駆込み女と駆出し男』、『海街diary』、『日本の一番長い日』と立て続けに話題作に出演しています。

松平忠吉/吉村界人

#Other#Cut #シネコン#吉村界人

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徳川家康の息子であり、関ヶ原の戦いで活躍した若き武将、松平忠吉を演じるのは吉村界人です。美男であったと後世に伝わっている忠吉なので、イケメン若手俳優である吉村にはぴったりの役柄でしょう。期待が高まります。

西軍と東軍の間で存在感を放つ

前田利家/西岡德馬

西岡徳馬

豊臣秀吉の五大老の1人、前田利家を演じるのはベテラン俳優・西岡徳馬です。もともと子役として活躍していたのですが、1970年に文学座に入団します。

数々のドラマ、映画に出演していますが、『極道の妻たち』シリーズなどでヤクザの幹部役が多かったことから、強面のイメージがあります。また、1991年のドラマ『東京ラブストーリー』でヒロインのダンディーな上司役も注目されました。

また、バラエティー番組への出演も多く、2016年の『ダウンタウンガキの使いやあらへんで‼︎大晦日年越しSP 絶対に笑ってはいけない科学博士24時』でのコメディアンぶりが話題になりました。

その他にも多くのキャストが登場!

天下分け目の戦いと称され、日本史上最も有名な戦いと言っても過言ではない関ヶ原の戦いを実写化するにあたり、メインキャスト以外にも数多くのキャストが発表されています。 島津の退き口で知られる島津豊久や徳あ川の付き活躍した本多忠勝なども登場し、三浦誠己や辻本晃良、久保酎吉が演じています。赤耳役は中嶋しゅうが演じるなど、実力派揃いです。

メガホンを取るのは原田眞人

1979年に『さらば映画の友よ インディアンサマー』で晴れて監督デビューを果たした原田眞人。『クライマーズ・ハイ』や、『駆込み女と駆出し男』、『日本のいちばん長い日』等で知られています。

第39回日本アカデミー賞では、優秀監督賞と優秀脚本賞を受賞したほか、ブルーリボン賞や日刊スポーツ映画大賞等、大きな賞をいくつも受賞する高く評価されています。

今回の作品には人一倍の想いがあるようで、以下のようにコメントしています。

二十五年前、司馬遼太郎原作「関ヶ原」の映画化を熱望したことがあります。その時の心境は、単純に言えば、日本の歴史上、もっとも有名な「天下分け目の合戦」を日本映画の巨匠たちが描かなかった不思議への挑戦です。主役は島左近でした。原作の第一主役石田三成でもなく、第二主役徳川家康でもなく、第三の男である雇われ武将島左近の、最後の戦場としての関ヶ原に、強く惹かれたのです。

映画『関ヶ原』は2017年8月公開!

関ヶ原
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岡田准一が石田三成に扮する注目の時代劇映画『関ヶ原』は2017年8月26日に公開されます。ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?