2019年12月10日更新

『ナルト』大蛇丸は木の葉の天敵?元木の葉伝説の三忍はただの悪役じゃない!

ナルト外伝

超人的な忍術が満載の人気忍者アクションアニメ『ナルト』。メインキャラクターの1人である大蛇丸は、広く知られた悪役ですが、本編後半ではナルト達にとって重要な活躍をしました。本記事では今もなお高い人気を誇る大蛇丸について徹底解説します。

目次

大蛇丸は『ナルト』において無視することのできない人物!禁術に手を染めるマッドサイエンティスト【ネタバレ注意】

岸本斉史の漫画を原作とした忍者アクションアニメの『ナルト』。メインキャラクターの1人である大蛇丸(おろちまる)は、禁忌を含む新しい術を開発することに長けた悪役です。 元々は木ノ葉隠れの里に属していましたが、禁術に手を出し里を追われ音隠れの里を創設。様々な術を操り、不死身の体を得ることにも成功しました。たび重なる肉体改造によってその実体は白い大蛇と化しています。 10月27日生まれのB型。容姿はなかなか美しくオネエ言葉を話すため誤解されがちですが、れっきとした男性。少なくとも幼少時代は普通の話し方だったようで、いつからオネエ言葉になったのかは不明だとか。 ※この記事では『ナルト』に関するネタバレ情報を扱っています。注意して読み進めてください。

禁忌を犯し、人体実験を続ける大蛇丸の野望とは

大蛇丸には全ての術を手にしたいという強い思いがあります。不老不死の研究に打ち込んだのも、望みを叶えるには多くの時間が必要と考えたからでした。 そして、全ての術を手中に収めたその時にこの世の真理が得られることを信じ、禁忌を犯してまでも己の道を一心に進んでいます。

大蛇丸は木の葉伝説の三忍の1人!自来也や綱手と渡り合う実力者

アカデミー時代からの仲間で、後の三代目火影・ヒルゼンに学び、木の葉を代表する忍となった大蛇丸・自来也(じらいや)・綱手(つなで)の3人。しかし、大蛇丸が禁忌に手を出して里を追放されてからは、敵対関係となってしまいます。 木ノ葉の里を潰そうと画策した際に、三代目火影の封印術によって両腕が使えなくなった大蛇丸。最愛の人を蘇らすことと引き換えに、綱手に腕の治療を求めます。綱手は悩むものの最終的にこの要求を拒否。それがキッカケで伝説の三忍による直接対決が勃発、大蛇丸は敗北してしまいます。 しかし、第四次忍界大戦時、サスケに協力することにした大蛇丸は味方となりました。そして、深手を負った綱手を助ける場面も。大蛇丸は続編である『BORUTO-ボルト-』でも登場しますが、第四次忍界大戦以降は比較的穏やか性格になっており、良好な関係に落ち着いています。

大蛇丸が呪印を授けし最強集団、音の五人衆を結成!木の葉を襲撃する

大蛇丸は音隠れの忍に呪印を与えることで呪印集団「音の五人衆」を結成、自身の護衛役としていました。呪印とは生物の攻撃本能を刺激し強制的に力を引き出させる呪いのことです。 音の五人衆は、君麻呂(きみまろ)・左近(さこん)・次郎坊(じろうぼう)・鬼童丸(きどうまる)・多由也(たゆや)の5人を指します。ただし、リーダーの君麻呂が病に侵されてからは、左近をリーダーとした音の四人衆として行動していたみたいです。 五人衆の中では、かぐや一族の生き残りである君麻呂の力がずば抜けています。君麻呂は骨を自在に操る‎血継限界「屍骨脈(しこつみゃく)」の使い手です。 大蛇丸はサスケのもとに音の四人衆を送り込み、里を抜け自分のもとへ来るように仕向けました。そして、四人衆と君麻呂は、サスケを取り戻すべく木ノ葉を発ったナルトたちを阻止するために戦い、最終的に全滅してしまいます。しかし、ナルトはサスケに敗れ、連れ戻すことは叶いませんでした。

大蛇丸の「木の葉崩し」ではかつての師匠、三代目火影・ヒルゼンと対峙!

ナルトたちの中忍選抜試験の最中、大蛇丸は「木ノ葉崩し」を開始。砂隠れの忍と共謀して木ノ葉隠れの里を滅ぼそうとします。 そして、大蛇丸は三代目火影である猿飛ヒルゼンと対峙。死者を口寄せする忍術・穢土転生(えどてんせい)によって初代火影と二代目火影を味方につけ、かつての師であるヒルゼンを追い詰めます。 しかし、ヒルゼンは術者自身の魂を生贄にして対象を封印する禁術「屍鬼封尽(しきふうじん)」を使い、初代と二代目火影の封印に成功。さらには大蛇丸の封印も狙いますが、力及ばず両腕のみの封印に留まりました。 全盛期ほどの力はなかったものの、歴代最強との呼び声も高かった三代目火影を倒した大蛇丸の実力はかなりのものです。

大蛇丸は抜け忍集団、「暁」のメンバーだったことも!

第四次忍界大戦ではサスケに協力!忍連合にとって、重要な活躍を果たした

「暁」は、各里の抜け忍で構成された犯罪組織です。「伝説の三忍」の1人として名を馳せた大蛇丸ですが、禁術に手を出し木ノ葉隠れの里を追われた後、音隠れの里を創設する前に「暁」に所属していました。 当時、サスケの兄・イタチも暁メンバーで、大蛇丸はイタチの肉体を手にしようと試みるも失敗し「暁」を脱退したという経緯があります。そのため、互いの関係は険悪です。

第四次忍界大戦の際に、大蛇丸はサスケによって呪印を介して復活させられます。他人が起こした戦争には全く関心がない大蛇丸。しかし、自分とは違う生き方を選んだサスケの行く末に興味を持った大蛇丸は、サスケに協力することに。 サスケの要望に従い、屍鬼封尽の封印を解いて穢土転生により歴代の火影を召喚します。歴代の火影に話を聞き真実を知ったサスケは、兄・イタチの覚悟を無駄にさせないためにマダラたちと戦うことを決意。大蛇丸もサスケの決断を見守るために同行、忍連合軍に加わって共闘するのです。 歴代の火影の活躍もあり、激闘の末に勝利をおさめた忍連合軍。結果的にサスケや歴代火影を戦場へ導く手助けをする格好となった大蛇丸は、忍連合軍にとって重要な存在であったと言えるでしょう。

大蛇丸とサスケの因縁とも思える関係

サスケが抜け忍となり、大蛇丸のもとへ

サスケは木ノ葉隠れの里の中で最強の「うちは一族」の末裔ですが、一族を滅ぼした兄・イタチへの復讐のため更なる力を得ようと、木の葉を抜け大蛇丸の実質的な弟子となります。有能なサスケの体を狙っていたため、里抜けをそそのかしました。

大蛇丸がサスケを襲うも返り討ちに

大蛇丸のもとで修業を積み、力をつけたサスケ。白大蛇の姿となった大蛇丸がサスケの体を乗っ取ろうと試みますが、逆にサスケの中に魂を封印されてしまいます。

サスケにより大蛇丸復活

その後、真実を知ろうとしたサスケによって復活を遂げます。復活した大蛇丸は歴代の火影(木の葉の長)らを蘇らせ、過去が明らかになりました。 火影の話から心を決めたサスケに大蛇丸は力を貸し、以前のようにサスケの体に執着することはなく、サスケを見守る立場となっていきます。以前は手段を選ばない非道な存在でしたが、この頃からまるくなったのだとか。しかし、自身の研究は続けているようです。

多くの禁術を駆使する大蛇丸の強さについて、使う術の一部を紹介!

禁忌を含む新術の開発に没頭する大蛇丸。あらゆる術を会得するためには膨大な時間も必要とすることから、不老不死の研究にも打ち込みました。ここでは大蛇丸にとって重要となる術を3つ紹介します。

消写顔(しょうしゃがん)の術

相手の顔に手を当てることで、顔を奪い取ります。奪われた相手の顔は溶けてしまいます。大蛇丸は自身に対してもこの術を使用し、容姿を保っていたそうです。 あまり知られていない術ですが、大蛇丸はこの術を重宝していたということがわかります。

不屍転生(ふしてんせい)の術

大蛇丸は容姿が常に変わらず、どんな状況にあっても度々復活を繰り返すことから不老不死のイメージがありますが、そんな離れ業を可能にしているのがこの術です。 この術は対象の肉体に術者の精神を入れ込むことで肉体を乗っ取るというもの。実質不老不死の術と言っても過言ではありません。ですが、この術は万能というわけではなく、対象者に強い意志が存在していると乗っ取ったあとも残留思念として肉体に残るということや、使用後3年はこの術を使用できなくなってしまいます。 作中ではサスケに対してこの術を使いましたが、返り討ちにされ、逆にサスケの体内に封印されてしまいました。

口寄せ・穢土転生(えどてんせい)の術

生贄を使い死者を現世に蘇生させるという、最も禁忌な術です。この術によって蘇った忍は、生前使用していた忍術や体術を完全再現することができます。また、チャクラの枯渇も起きないため兵器としてはこの上なく危険な術と言えるでしょう。

続編『BORUTO-ボルト-』では大蛇丸の息子が登場!

アニメ『BORUTO-ボルト-』に登場する巳月(ミツキ)は大蛇丸の息子。木ノ葉丸をリーダーとする第七班に所属しています。第七班のメンバーはナルトとヒナタの息子・うずまきボルトと、サスケとサクラの娘・うちはサラダ。飄々(ひょうひょう)とした性格で、ボルトのことをとても慕っています。 大蛇丸の子供と言っても、実のところは大蛇丸によって造られた人造人間です。しかし、大蛇丸は親として愛情をもって接しており、ミツキもそんな大蛇丸を尊敬しています。 得意とする術は、伸縮自在な手足を操る術と風遁・雷遁の術。さらに、仙術チャクラを練り上げ仙術を使用することができる「仙人モード」も習得済みです。 アカデミーの卒業試験では、担任教官である油女シノと互角の戦いを繰り広げます。シノが本気を出していなかったとはいえ、アカデミー同期の中では頭1つ抜けた実力の持ち主と言えるでしょう。

凶悪且つ重要なキャラクター、大蛇丸を演じた声優は誰?

大蛇丸の声は、東京都出身、1961年4月1日生まれの女性声優・くじらが務めました。本名・旧芸名は松本和香子です。 低いしゃがれ声が特徴的で、豪快な中年女性やオカマキャラ、少年役などを多く担当。十八番のおばちゃんキャラである『おそ松さん』松野松代(母)役のほか、『ダンガンロンパ』大神さくらなどの渋い役もこなします。 プライベートでは、2011年に50歳で結婚。演じる役同様、本人も豪快な性格なようで、披露宴では花嫁でありながらバクバクと食べていたそうです。