『NARUTO-ナルト-』の歴代火影一覧!穢士転生もあわせて解説
『NARUTO-ナルト-』木ノ葉隠れの里を司る火影とは?
『NARUTO -ナルト-』に登場する強大な国力を持つ五大国のうち、主人公・ナルトが生まれ育った火の国。その火の国に存在するのが、木ノ葉隠れの里です。木ノ葉隠れの里は隠れ里のシステムを作ったことで知られています。 そんな木ノ葉隠れの里では、長が代々「火影」という呼び名を受け継いできました。火影には木ノ葉隠れの里の有力な忍が名を連ねています。 この記事では、木ノ葉隠れの里を治めた歴代の火影をまとめて紹介。あわせて二代目火影・千手扉間が開発したとされる穢土転生についても解説します。
火影を復活させる術!穢土転生(えどてんせい)を解説
二代目火影であった千手扉間が開発した、かつて死んだ者を甦らせる穢土転生術。これは死人の身体の一部を使い、生贄となる者の肉体のなかに魂を入れる禁断の技です。 よみがえった人物は怪我を負っても短時間で回復するなど、実質不死身に。さらには、生きていた当時の能力も使えるため、術者の命令によってはあらゆる場面での活躍が期待できます。 これを止めるためには封印か術者による解術などの方法しかなく、敵に使われるときわめて厄介な技です。この術を完成形に導いた伝説の三忍の1人・大蛇丸は、歴代の火影たちを呼び寄せた際に札を用いることで彼らの自我を抑え、殺戮マシーンとして使用しました。 また死人が解術法を知っていたり、術者より強力であったりすると、暴走する可能性もあるなど、危険な技でもあります。
初代:千手柱間(せんじゅはしらま)
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伝説の僧侶である六道仙人の血筋。森の千手一族の長でありながら初代火影を務め、木ノ葉隠れの里を作った人物でもあります。忍の世界では「最強の忍」「忍の神」と呼ばれるほどの実力者で驚異的な能力を持っていました。 誰よりも里に対して強い思いを持っていることで知られていて、孫の綱手が五代目火影であることを知らされると、「今、里は大丈夫なのか」と口にする姿なども描かれています。 忍をランク分けして任務を割り当てることや、アカデミーを創設して忍の教育を行うことは彼が発案したものです。
二代目:千手扉間(せんじゅとびらま)
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初代火影の柱間と同じく六道仙人の血筋で、「飛雷神の術」「影分身の術」といった高等忍術を開発した人物です。しかし死者を蘇生させる穢土転生という禁術も生み出してしまい、歴代火影の中では危険人物としても知られています。 兄の柱間の意志を継ぎ、アカデミーや木ノ葉警務部隊を創始するなど、その手腕やリアリスティックな考え方は大蛇丸に「最も尊敬する火影」と言わしめるほどです。 うちは一族を快く思っていないという印象を持たれがちですが、里に尽くす人間であれば誰でも部下として重用するという考えを持っています。
三代目:猿飛(さるとび)ヒルゼン
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火影の中でも歴代最強と言われる三代目。基本の五大性質変化に加え、秘伝や幻術など木ノ葉に在るありとあらゆる忍術を解き明かし、「忍の神」「教授(プロフェッサー)」と呼ばれています。 伝説の三忍である自来也、大蛇丸、綱手を育てたことでも知られていて、ヒルゼンの発案したカリキュラムは後世へ受け継がれました。 里への愛が深い一方で、特殊な事情を抱えるナルトや大蛇丸をはじめとして、後輩たちに愛情表現することに苦労している様子もうかがえます。
四代目:波風(なみかぜ)ミナト
主人公ナルトの父親であり、天災の象徴として知られる九尾の妖狐から里を救った英雄でもあります。自らの命と引き換えに九尾を封印したため、物語が始まった時点で既にこの世を去っています。 端正な顔立ちや優しい人柄に加え、時空間忍術を使って一瞬で敵を倒し「木ノ葉の黄色い閃光」と呼ばれるほどの実力をあわせ持っており、人望の厚い人物です。 また作中のみならず読者からの支持も高く、決して多くない出番ながら人気投票では毎回上位にランクインしていた人気キャラでもあります。
五代目:綱手(つなで)
自来也や大蛇丸と並ぶ、伝説の三忍の1人。豊満なバストと若々しい見た目が特徴的ですが、その年齢はなんと50代という設定です。 医療忍術のスペシャリストで、大戦時代には木ノ葉に多大な貢献を残し、他国からも「病払いの蛞蝓綱手姫」と呼ばれ名を馳せました。 里のくノ一からは憧れの的ですが、大酒飲みでギャンブル好きという一面も。特にギャンブルでは「伝説のカモ」と呼ばれるほど弱いことで有名です。
六代目:はたけカカシ
12歳で上忍になった木ノ葉隠れきっての天才忍者で、ナルトの師匠でもあります。 常に覆われている左目の額当ての下には、写輪眼という特殊な力を持った眼が隠されており、他の忍術をコピーすることが出来るなど、その能力は他の里の忍にも噂されるほど。 カカシは仲間を大切にすることで知られています。しかし元々は仲間ではなく任務を優先する性格で、その背景には、父・サクモが仲間を優先し任務を放棄したことで、自殺に追いやられたという過去がありました。
七代目:うずまきナルト
七代目火影は、本作の主人公・うずまきナルト。真っ直ぐな性格の持ち主で、口癖は「~だってばよ」です。体内には九尾の妖狐という怪物が封印されており、そのため里の人間から迫害を受けて育ちました。 その影響で他人の気を引きたいという欲求が生まれ、歴代の火影の像に落書きをしたり、授業を抜けだしたりする問題児に。しかしアカデミーで担当教師だったうみのイルカが理解者となり、道を踏み外すことなく成長しました。 物語の序盤は落ちこぼれ忍者という印象が強かったナルトですが、四代目火影波風ミナトの血を引いているということもあり、物語が進むにつれて才能を発揮していきます。
八代目火影になるのはいったい誰?
本作では火影の座が誰の手に継承されるのか予想するのが、楽しみの1つでもあります。果たして誰が八代目火影となるのでしょうか? 最有力候補と言われているのが、猿飛木ノ葉丸(さるとびこのはまる)です。三代目火影でもあったヒルゼンの孫であることから血筋は申し分なく、わずかな時間で螺旋丸や影分身を習得したほか、ナルトより早く中忍となった実績もあります。 木ノ葉丸を除くと、サラダやボルトといった若い世代が挙げられていますが、年齢的にまだ早いという声も。一部ではカカシが復帰する可能性なども指摘されています。