2017年7月6日更新

ロバート・デ・ニーロについてもっと知っておきたい人の20の事実

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ロバート・デ・ニーロ

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1.ロバート・デ・ニーロはマーティン・スコセッシ監督の映画に出演しまくり

彼等のコラボレーションは完璧な映画を作り上げています。何とロバート・デ・ニーロはマーティン・スコセッシ監督の映画に多数出演しています。その数は何と8作にもなるのです。有名なのが『タクシードライバー』(1976)、デ・ニーロがアカデミー賞主演男優賞を受賞した『レイジング・ブル』(1980)ですね。 他にも『カジノ』(1995)、『ミーン・ストリート』(1973)、『ケープ・フィアー』(1991)、『ニューヨーク・ニューヨーク』(1997)、『キング・オブ・コメディ』(1983)などが挙げられます。

2.子供時代にはひどいあだ名で呼ばれていた!?

彼はニューヨークのリトル・イタリーと呼ばれるイタリア系移民が多く住む場所で成長しました。その地区に住む子供は皆、デ・ニーロのことを、牛乳ブランドの「ボビーミルク」と呼んでいました。理由は彼は牛乳みたいに青白かったからです。

3.学校での演技経験が彼を俳優の道へと進ませた!?

学校で「オズの魔法使い」の臆病なライオン役がデ・ニーロの初めての演技経験でした。それ以来、彼は演技の楽しさに憑りつかれ、演技を生涯の仕事にしたいと思うようになったのです。

4. ロバート・デ・ニーロとマーロン・ブラントにはある共通点が!?

彼らは映画「ゴッドファーザー」シリーズで同じ役ヴィトー・コルレオーネを演じました。そして同じ役を演じてオスカーを受賞したのは長い映画史を見ても彼らだけなのです。 マーロン・ブラントは映画『ゴッドファーザー』でマフィアのボス、ヴィトー・コルレオーネを演じアカデミー賞主演男優賞を受賞。続編となる『ゴッドファーザー PART II』でロバート・デ・ニーロは若かりし頃のヴィトー・コルレオーネを演じ、彼もまた見事にアカデミー賞主演男優賞を受賞したのです。

5.徹底した役作り

デ・ニーロはアカデミー賞主演男優賞を受賞した映画『レイジング・ブル』で体を鍛え上げたボクサーと引退後の肥満体型の主人公を演じなければいけませんでした。 撮影に臨む前は減量や過酷なトレーニングで見事な肉体美を作り上げ、その後アイスクリームやスパゲッティを食べ続け何と約27kgも増量したのです。

6.『ディパーテッド』のボス役を断った!?

ロバート・デ・ニーロは大ヒット映画『ディパーテッド』の暗黒街のボス、フランク・コステロ役を辞退していたのです。そして代わりに演じたのがあの名優ジャック・ニコルソンでした。 『ディパーテッド』はマーティン・スコセッシ監督の作品。レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォルバーグが出演するなど豪華な俳優陣も話題になった作品です。

7.『タクシードライバー』の名シーンの秘密

映画『タクシードライバー』の最も印象的なシーンの1つと言えば、ロバート・デ・ニーロ演じる主人公トラヴィス・ビックルが鏡に向かって”You talkin' to me?”と呟きながら自分の鏡像に銃を向けるシーンでしょう。 実はこのシーンはデ・ニーロのアドリブによって生まれたのです。台本には「トラヴィスが鏡を見る」としか書かれていなかったのでした。

8.『ヒート』の名シーンはぶっつけ本番で撮影されていた!?

映画『ヒート』はアル・パチーノとロバート・デ・ニーロ、2人の名優が共演した作品です。映画内で最も有名なシーンはレストランで2人が会話を行うシーン。 何とこのシーンを撮影するにあたり、デ・ニーロはリハーサルを行うことを拒否したのでした。理由は映画では敵同士の彼等の緊迫感をより出すためには、リハーサルをしない方がいいと考えたからです。

9.出演映画は下品な言葉の嵐!?

欧米では下品な言葉をFワードと言います。f*ckなどの下品な言葉の頭文字にはFがついているからです。そんなFワードはロバート・デ・ニーロ出演の映画には何度も登場することがお決まり。 『レイジング・ブル』では114回、『グッドフェローズ』では296回もFワードが使用されています。そして『カジノ』では428回も使われるというFワード最多使用の記録を持っています。

10.ロバート・デ・ニーロは監督としても活躍していた!?

ロバート・デ・ニーロは偉大な俳優としての一面だけではなく、監督としての顔も持っています。監督としてのデビュー作品は1993年公開の映画『ブロンクス物語/愛につつまれた街』。 バスの運転手である父を持つ少年がマフィアのボスに気に入られます。成長し青年となった彼は黒人の女性に恋をしますが、人種差別の壁を痛感するというあらすじです。

11.デ・ニーロはジョン・ベルーシを最後に見た人物

デ・ニーロは早朝3時にジョン・ベルーシに会いに行っています。しかし彼がコカインなどの薬物を摂取しているのを発見したデ・ニーロはすぐに彼の元を立ち去るのでした。その後、ジョン・ベルーシは薬物の過剰摂取により死亡しているのを発見されました。 ジョン・ベルーシはアメリカの俳優、コメディアンでした。彼は『サタデー・ナイト・ライブ』で人気を獲得しました。俳優としては『ブルース・ブラザース』のジェイク役などで知られます。人気絶頂の33歳の時に薬物の過剰摂取で死亡しました。

12.ロバート・デ・ニーロはレストラン経営者でもある!?

何とロバート・デ・ニーロはレストラン経営者でもあるのです。しかも1つではありません。約4つのレストランを所有し、その他にも映画スタジオなども所有しています。 彼のお気に入りのレストランはニューヨークにあるトライベッカ・グリル。レストランはクラシックかつモダンなアメリカ料理を提供しています。他にも寿司レストランなどを経営しています。

13.100本近くの映画に出演している!?

71歳になるまでに、デ・ニーロは90本もの映画に出演しています。ぜひ彼が少なくとも100本の映画に出演することを期待したいですね。 ロバート・デ・ニーロは高齢になっても精力的に映画に出演しています。2013年には『世界にひとつのプレイブック』で11年振りにアカデミー助演男優賞にノミネートされています。

14.ロバート・デ・ニーロに捧げられた歌がある

曲のタイトルは “Robert De Niro’s Waiting”です。この曲を歌うのはバナナラマというイギリス出身の女性3人組のポップグループです。曲の内容はタイトルの通りデ・ニーロについてで「少年なんかに恋をしたくない、大人の男性であるロバート・デ・ニーロにあこがれを抱いている」という歌詞です。 彼女らは1980年代後半に活躍しました。その時日本ではディスコブームが大ブレイクしていたので、ディスコでは彼女らの代表曲「マハラジャ」がよく流れていました。

15.あえて歯の見た目を悪くしていた!?

1991年公開の映画『ケープ・ファイア』に出演するにあたり、デ・ニーロは約50万円払ってできるだけ可能な限り歯の見た目を悪くしてもらったそうです。そして約200万円払って歯を元通りにしてもらいました。 『ケープ・ファイア』は憎悪と復讐心を蓄えた服役中の男とその復讐相手にされてしまった担当弁護士及びその家族を描くサイコスリラー映画です。ロバート・デ・ニーロは主人公の凶悪な暴行魔マックス・ケイディを演じます。

16.デ・ニーロが一緒に演技をするのが好きな俳優は!?

ロバート・デ・ニーロは長年にわたり素晴らしい俳優たちと共に働いてきました。彼は誰と一緒に演技をするのが好きなのでしょうか?彼が一緒に演技をするのが好きな人物はメリル・ストリープです。 デ・ニーロとメリル・ストリープは1976年公開の映画『ディア・ハンター』、1984年公開映画『恋におちて』、1996年公開映画『マイ・ルーム』で共演をしています。

17.デ・ニーロは映画祭を主宰している

ロバート・デ・ニーロは9・11 米同時多発テロ後、トライベッカ映画祭というものを主宰しています。映画祭は、映画と音楽を通してテロ後に沈滞していたニューヨークの復興を目的として主宰されました。 この映画祭には滝田洋二郎監督の『おくりびと』など多くの日本映画が上映され、高い評価を受けています。

18.デ・ニーロはキリストになれていたかもしれない!?

ロバート・デ・ニーロは1988年公開の映画『最後の誘惑』でイエス・キリスト役をオファーされていました。しかし彼は断り、ウィレム・デフォーがキリスト役を演じることになりました。 『最後の誘惑』はマーティン・スコセッシ監督の映画です。イエス・キリストを悩める人間として、ユダの裏切りを神の使命として描いた作品です。

19.デニーロ・アプローチとは?

前述したとおり、ロバート・デ・ニーロは役作りをするにあたり、徹底的に演じるキャラクターになり切るのです。そして彼の役作りはデニーロ・アプローチと呼ばれ、彼の代名詞にもなりました。 映画『アンタッチャブル』で実在した人物アル・カポネを演じる際には、禿げあがっていたアル・カポネになりきるために、彼は自分の髪を抜いたのです。

20.ロバート・デ・ニーロは、実はとても恥ずかしがり!?

彼はマスコミの前ではあまり多くを語りません。実際にインタビューの際にも話す話題、話さない話題を厳しく選ぶそうです。特に政治の話題、彼のワインのコレクションについての話題については話したがりません。