2017年7月6日更新

『ナルト』芸術は爆発だ!暁のメンバー、デイダラを一気に紹介!

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ナルト デイダラ

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デイダラのプロフィール

『ナルト』に登場するデイダラは、爆発に究極の美を見出すアーティスト。岩隠れの里を抜け、抜け忍や犯罪者で構成された組織「暁」に所属しています。 5月5日生まれのAB型。身長166.0cm、体重50.8kgと、男性としては小柄で、「暁」メンバーの中では最年少の19歳です。青い瞳と長い金髪が美しく、髪で隠れた左眼にはスコープが付いてるのだとか。 プライドが高く好戦的な性格で、一度煮え湯を飲まされた相手は全力で恨みます。好きな食べ物がおでんの「バクダン」というところもデイダラらしく、かわいさもある個性的なキャラクターで人気投票などでは主人公・うずまきナルトを上回る支持を得ています。

デイダラと暁の関係

岩隠れ時代のデイダラは、爆破部隊に所属する優秀な粘土造形師でした。しかし、さらなる美を追い求めるうちに、物質にチャクラを練り込むという禁忌を犯し、恐ろしい威力を持つ「起爆粘土」を完成させてしまいます。 起爆粘土の爆発に一瞬で儚く散る美を見出し、これこそ自分の求める芸術と悟ったデイダラ。そのため、仲間に追われ里を抜け、後に「暁」に入ることになります。 「暁」では、やはり芸術家肌のサソリとペアを組みますが、造形物を爆発して初めて芸術が完成するというデイダラの持論を理解してもらえず言い争いになることも。

デイダラの能力は?

デイダラが里の禁を犯してまで欲した禁術・起爆粘土。手の平には口が付いていて、この口で食べた粘土に自分のチャクラを混ぜて生み出されます。 その起爆粘土から大小様々なサイズやいろいろな形の物を作るのですが、例えばドラゴンを模したとするとそれに乗って空を飛ぶこともでき、空中からの攻撃を仕掛けるのがデイダラの基本の戦闘スタイルだそうです。 起爆粘土の威力は混ぜるチャクラの量や種類によって調節が可能で、C1からC4までレベル分けされています。数字が大きくなるにつれそのパワーは増し、C3ならば里ひとつ吹き飛ばしてしまう程の恐ろしい破壊力なのだとか。

デイダラと我愛羅の戦い

「暁」は、「尾獣」を集め世界征服を目論む組織です。砂隠れの里の長・我愛羅に封印された尾獣・一尾を狙って、デイダラは空中から侵入を謀りました。見張りは軽くあしらったものの、我愛羅に気付かれ戦闘になります。 我愛羅が操る砂の術により左手に重傷を負いながらも、砂に爆弾を混ぜ我愛羅に勝利したデイダラ。捕えた我愛羅からは尾獣・一尾が取り出され、我愛羅は息絶えました。 しかしその後、木ノ葉のナルトらが我愛羅の救出に現れ、今度は右手を飛ばされてしまいます。勝ち目がないと判断したデイダラは仕方なく逃走。この戦いで、パートナーのサソリを失いました。 ちなみに、我愛羅の身体はナルトらに回収され、チヨバア独自の転生忍術によって生き返っています。

デイダラとサスケの戦い

デイダラはかつて「暁」メンバーだった大蛇丸を、自分自身で殺害することを強く望んでいました。そう思うようになったきっかけは、パートナーのサソリが大蛇丸を激しく恨んでいたことに関連するようです。 その大蛇丸をうちはサスケが殺してしまったことを知ったデイダラは激怒し、ターゲットをサスケに変えます。起爆粘土やスコープを駆使し一時は追い詰めますが、サスケの写輪眼に術の欠点を見破られ、自らを爆弾にしてサスケを道連れに自殺を図りました。 しかし、サスケは時空間忍術を使い爆破を逃れていたのです。実は、デイダラが「暁」にスカウトされた時、サスケの兄・うちはイタチの写輪眼の幻術に魅せられ負けていて、「暁」に入りずっと写輪眼への対抗策を考えていました。 左眼のスコープで幻術を解くことは可能になったものの、結局のところ写輪眼には敵わず、うちはの兄と弟両方に敗北したデイダラ。その最期は、己の身体で究極の芸術を表現し儚く散っていきました。

口癖がかわいくて超人気に!

「同じ物造りとして……旦那、アンタは尊敬するが、芸術ってのは、美しく儚く散っていく一瞬の美を言うんだよ。……うん」

長く美しく後々まで残っていく永久の美が芸術と考えるサソリに対してのセリフです。 このようにデイダラは、語尾によく「うん」を付けます。一口に「うん」と言っても、状況に応じて納得の意だったり、疑問的だったり、気合が込められた勢いのあるものだったり。そんな様々なバリエーションを持った「うん」がかわいいと人気のデイダラです。

「芸術は爆発だ!」

また、デイダラは「芸術は爆発だ」も度々口にします。奇抜な発言で有名な芸術家・岡本太郎の影響が大きいようですが、岡本が爆発を比喩的に使ったのに対し、デイダラは文字通りに自分自身まで爆発させました。まさに彼を象徴するセリフなのではないでしょうか。

デイダラの声優は誰?

デイダラの声を務めたのは、 愛媛県出身、1966年2月11日生まれの川本克彦です。 専門学校で演劇を学び、大学中退を経て、劇団テアトル・エコーに所属しました。劇団内だけでなく外部の舞台へも出演し、テレビ番組のナレーションなども務めます。 声優としてはアニメよりも海外作品の吹き替えが多く、映画では主に『007』シリーズのQ役、ドラマでは『ブラザーズ&シスターズ』ロバート・マキャリスター役を担当し、そのほか多くの作品で実績を残すベテランです。