『ダークナイト』にまつわる知られざるトリビア20選

2017年9月5日更新

『ダークナイト』は、クリストファー・ノーラン監督の『バットマン』シリーズ3部作、いわゆるバットマン・トリロジーの最高傑作です。今回は、そんな『ダークナイト』のトリビアや裏話を20個まとめてご紹介します。

『バットマン』シリーズ最高傑作の『ダークナイト』

『バットマン』シリーズは、大人気アメリカンコミックから生まれました。特に、2008年にアメリカで公開された『ダークナイト』は、それまでの興行収入を次々と塗り替え、バットマンというアイコンをアメリカだけに留めず、世界中に広めたのです。 そんな、『ダークナイト』にまつわる知られざるトリビア20選をご紹介します。

1:ヒース・レジャーは口裂けメイク生みの親

"I'm an agent of chaos." -Joker #TheDarkKnight

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実は、あの口裂けメイクは、ジョーカーを演じたヒース・レジャーが始めたものだったのです。ある日、ヒースはメイク道具をドラッグストアで購入し、自分自身でメイクを始めました。 それを見た、クリストファー・ノーラン監督は一目ぼれしてしまいます。そして、メイクさんにヒースがしたものと同じようにメイクするよう注文したのです。

2:ジョーカーのモデルはパンク

ノーラン監督とヒースは、ジャック・ニコルソン演じるジョーカーにパンク要素を加えた、新たなジョーカーを考えていました。 そのモデルとして挙げられたのが、イギリスのパンクロッカー、セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャス。他には『時計仕掛けのオレンジ』でマルコム・マクダウェルが演じたアレックス・デラージがありました。

3:ジャックのジョーカー VS. ヒースのジョーカー

バットマンの執事を演じたマイケル・ケイン曰く、ヒースのジョーカーは、ジャック・ニコルソン演じるジョーカーを超えたと断言しました。 ヒースのジョーカーが今までのジョーカーとは全く違う風に、マイケルの目に映ったのです。”普段はとても人が良いのだが、ジョーカーになると「地獄の使い」に変貌する”とマイケルは証言しています。その姿は、まさしくサイコパスだと恐怖をあらわにしました。 そんな事を言う背景には、マイケルが初めてジョーカーを見た時、恐怖で凍りつきセリフが言えなかった事があったからです。

4:ヒースの役作り法はストイック

"You know for a while there, I thought you really were Dent. The way you threw yourself after her!" -Joker

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ヒースは撮影前、ジョーカーになりきる為、6週間もモーテルに缶詰め状態になりました。それだけでなく、”ジョーカー日記”といものがあり、ジョーカーの情報を書き綴っていたのです。それは、ジョーカーと同じ思考にする為に効果的だったのではないでしょうか。 さらにヒースは、ジョーカーの最大の特徴である脳天をつんざく笑い声と、地から響くような声と話し方をも手に入れました。ヒースのストイックとも言える役作りが恐怖のジョーカーとなって画面に現れたのではないでしょうか。

5:IMAXカメラを犠牲にしても良い映像を

This shot will forever be burned into my brain. ???? #TheDarkKnight #Joker #WallyPfister #cinematographer #HeathLedger

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当時、IMAXカメラは、世界で4台しかありませんでした。そのうちの1台を使い撮影に挑んだ、ノーラン監督。その貴重な1台がジョーカーとSWATの追跡シーン撮影中、壊れてしまったのです。なんと、IMAXカメラは、1台250万ドル、日本円にして、およそ2億5千万円したそうです。

6:トゥーフェイス役の候補者は豪華顔ぶれ

"You live....you die." -Harvey Dent

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アーロン・エッカート演じた、ハーヴェイ・デントまたの名をトゥーフェイスは、他にも大勢の候補者がいました。 例えば、『アベンジャーズ』のマーク・ラファロ、『X-メン』のヒュー・ジャックマン、『スクリーム』のリーブ・シュライバー、『ラストサマー』のライアン・フィリップという豪華顔ぶれだったのです。 実は、『ボーン・アイデンティティー』でジェイソン・ボーンを演じたマット・デイモンもその一人だったのですが、スケジュールが合わず出演を断念したのでした。

7:キャスティングされていなかったヒース

Why so serious? #Joker #TheDarkKnight #HeathLedger

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ノーラン監督とヒースは『バットマン・ビギンズ』(2005年)のキャスティングの時に、すでに出会っていました。その頃から、ノーラン監督は、ジョーカー役にはヒースしかいないと、心に決めていたと語っています。ですが、他のスタッフから反対され、その場は断念しなければいけませんでした。 その後、ノーラン監督はジョーカー役のオーディションをしました。ですが、ジャック・ニコルソンのジョーカー役を超える俳優に出会うことが出来なかったのです。 そんな折、ノーラン監督はヒースと再会を果たしました。そして、やはり、ジョーカー役にはヒースしかいないと再確信したのです。なぜなら、ヒースは怖いもの知らずで、それが演技を際立たせると思ったからではないでしょうか。

8:本物の警察官や市民をも巻き込んだ撮影

I don't see a skateboard. Oh wait that's because he never skated over Christian.

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作品では、非番の警察官がエキストラで警官を演じました。警察官は、撮影現場だったイリノイ州から勿論、隣のインディアナ州からも駆けつるくらいの熱の入りようでした。その現場はあまりにもリアルだっため、市民からの通報が絶えなかったと言います。その現場の緊迫感は尋常ではなかったのでしょう。

9:良く見ると色が変わっているシーン

"You live....you die." #TwoFace #HarveyDent

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銀行にバスが激突する場面で、ジョーカーの髪の色が変わっています。バスが通り過ぎる前はジョーカーの髪の色は茶色だったのに、通り過ぎた後は緑色に変わったのです。 それだけではありません、その後、ジョーカーが銀行内へ侵入した後も警備員のシャツの色が変わります。最初は、警備員は白シャツを着ていましたが、画面が変わると、警備員のシャツの色が青色に変わっています。何度観ても楽しめるように、監督が仕込んだものでしょうか。

10:上院議員がゲスト出演

バーモント州選出の上院議員、パトリック・リーヒーは、筋金入りの『バットマン』ファンだといいます。どれだけのファンかと言うと、まず、アメリカの漫画家、フランク・ミラーの「ダークナイ・ストライクス・アゲイン」の裏表紙にコメントを書いたことがあったくらいです。 さらに、アニメーション版『バットマン』と『バットマン&ロビン』では、声の出演を果たしました。そして勿論、『ダークナイト』のカクテルパーティーのシーンで、ジョーカーに脅される役でゲスト出演をも果たしました。 そんな、上院議員の演技力は、どう評価されたのでしょうか。旧バットマンシリーズの生みの親ジョエル・シューマッハの作品では、”大根”と言われていました。ですが、その後の2作、『ダークナイト』と『ダークナイト・ビギンズ』では腕を上げているようです。

11:”大人の事情”で作られたシーン

Not sure the origins of this photo but I love it. #BatmanBegins

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ルーシャス・フォックスが香港オフィスのテラスでラウと商談しているシーンです。明らかに、フォックスの背後には、シカゴにあるマコーミック・プレイスのビルが見えています。予算の関係なのでしょうか。それとも、遊び心ある演出なのでしょうか。