映画『バットマン』の実写作品全シリーズまとめ

2017年8月23日更新

ティム・バートン監督作品や、クリストファー・ノーラン監督作品など、たくさんの作品が存在する『バットマン』。あなたはいくつチェック済みですか?新作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の公開を前に実写版シリーズの作品をおさらいです。

『バットマン』実写映画シリーズ

ティム・バートン監督作品や、クリストファー・ノーラン監督作品など、たくさんの作品が存在する『バットマン』。実は、1940年代から映画化されていました。あなたはいくつチェック済みですか?実写版シリーズの作品をまとめてみました。

そもそも、バットマンってどういうヒーロー?

DCコミックス社の人気コミックシリーズが原作となり、アニメや実写でも大人気のアメコミ屈指のヒーロー。1940年代から映画も数多く製作されており、アメリカのみならず世界中で人気のキャラクターです。 だけど「バットマンって名前は知ってるけど作品は見たことがない」という方のために、これから歴代おすすめ作品を紹介していく前に、まずは彼のキャラクターについて簡単におさらいしておきましょう。

実は努力で強くなったバットマン

スーパーヒーローというと、超能力だったり天から授かった力を駆使して戦うイメージがありますが、なんと彼は自力で超人的なパワーを手に入れていたのです。 バットマンとして活躍する青年ブルース・ウェインは幼いころ強盗に両親を殺されてしまうという悲しい過去を持っていました。犯人への復讐心から世界中を旅して格闘技などあらゆる”強さ”を身に着けました。 生まれ育った街・ゴッサムシティに戻ってきたブルースは自分の姿をより強く見せるため、コウモリをモチーフにしたスーツに身を包み、ギャングなどの街の平和を脅かす悪と戦い始めます。 これこそがバットマンのはじまりでした。

バットマンの誓い

バットマンは悪と戦うヒーローですが、基本的に人を殺めないという信条を貫いています。なので、バットマンは悪人に対して、コウモリの焼印などを押して最終的に身柄を警察が確保できるようにしているのです。 普通の人間でありながら、努力で手に入れた力と独自のポリシーで悪に立ち向かっていく姿が多くのファンの共感を得ています。

初期作品

コロンビア映画が最初の“バットマン”?!【1943年】

1943年コロンビア映画より、短編を15回に分けて放送するという連続活劇『バットマン』が公開されました。戦争中という背景もあり、この中ではアメリカ政府のエージェントとして活躍しています。日本のエージェントのドクター・ダカを相手に戦うストーリーとなっています。

人気を受けて続編『バットマン・アンド・ロビン』が製作!【1949年】

1943年公開作品の続編となる『バットマン・アンド・ロビン』。こちらも全15回の連続活劇としてコロンビア映画より公開されました。

テレビエピソードから飛び出してきた!『バットマン』【1966年】

当時放送されていたテレビドラマの劇場版。初の長編となるこの作品は20世紀フォックスより公開されました。アダム・ウェストがバットマンを演じています。監督は、テレビシリーズのエピソード監督も務めたことのあるレスリー・H・マーティンソンが担当しました。

ティム・バートンの『バットマン』

今もなお評価されている世界観『バットマン』【1989年】

1989年、ワーナー・ブラザーズより公開。マイケル・キートン、ジャック・ニコルソンというキャスティングで、ティム・バートン監督により制作されました。 バットマンの過去や人々を恐怖に陥れるジョーカーなど全体的に暗く独特な雰囲気の漂う映画となっています。ゴシックな世界観と現実味のある都市の雰囲気を見事に融合させた美術は、アカデミー美術賞を受賞しています。

続編にはミシェル・ファイファーやダニー・デヴィートらが登場【1992年】

前作の続編。引き続き監督はティム・バートンで、主演はマイケル・キートン。キャット・ウーマン役にはミシェル・ファイファー、悪役のペンギンはダニー・デヴィートが演じています。

ラブコールを受けてバットマン役にはマイケル・キートンが!

ティム・バートン監督シリーズで主演を務めたのはマイケル・キートン。同監督の映画『ビートルジュース』に出演したことがきっかけで、監督からの熱烈なオファーを受け、演じることになりました。 原作キャラクターとはイメージが違ったため、コミックファンからの批判もあったようですが、作り上げられた新たな世界観の中で狂気を秘めた演技を賞賛する声もありました。

バットマンの転換期。ジョエル・シュマッカー監督の2作品

キャストを一新した『バットマン フォーエバー』【1995年】

シリーズ3作目。監督がティム・バートンからジョエル・シュマッカーに変更され、シリーズの方向性が大きく変わります。

暗めな作風からファミリー向けの明るめのストーリーとなり、主役には『トップ・ガン』で知られるヴァル・キルマーを起用。トミー・リー・ジョーンズやジム・キャリーニコール・キッドマンやドリュー・バリモアなど豪華な顔ぶれが揃っています。

ティム・バートンは制作のみで参加しています。

ジョージ・クルーニーがバットマンを演じた!【1997年】

前作で主役を務めたヴァル・キルマーが降板し、ジョージ・クルーニーが新たな主役に起用されます。アーノルド・シュワルツネッガーやユマ・サーマン、アリシア・シルヴァーストーンなど、前作同様、豪華キャストが揃っています。 一方で作品はゴールデンラズベリー賞に9部門もノミネート。史上最悪のスーパーヒーロー作品とも言われ、5作目の計画案がつぶれた原因となっています。

シュワちゃんとジョージ・クルーニーの共演なのに……超酷評なワケ

アーノルド・シュワルツネッガーとジョージ・クルーニーがW主演を務めたこの作品。しかしながら評価は最悪と言っていいものでした。ジョージ・クルーニー演じるブルースの前に現れたのは事故で氷点下でしか生きられないという冷凍怪人Mr.フリーズ(アーノルド・シュワルツネッガー)。 「家族向けの映画に」という思いで作られたという本作でしたが、観客からは批判が相次ぎ、ついには監督のシュマッカーが謝罪するという事態にまで至ってしまいました。

クリストファー・ノーラン『ダークナイト』3部作

シリアスな作風が特徴的な『バットマン ビギンズ』【2005年】

リブート作品として、クリストファー・ノーラン監督により新生『バットマン』シリーズが制作されます。クリスチャン・ベールはじめ、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、リーアム・ニーソンモーガン・フリーマンといった豪華なキャストが勢ぞろいし、シリアスでリアルな作風が特徴的な作品となっています。

バットマンの誕生を初めて描いた

これまでの映画では描かれてこなかった、主人公のブルース・ウェインがバットマンになるまでを描いた『ビギンズ』。 豪華なキャスト陣だけでなく、そのリアルな世界観の完成度の高さが評価されました。続編の製作は未定でしたが、大ヒットしたため続編が決定。結果として「ダークナイト3部作」の1作目となり ました。

ヒース・レジャーの怪演が癖になる!『ダークナイト』【2008年】

3部作の2作目『ダークナイト』。前作に引き続き、監督はクリストファー・ノーラン、主演はクリスチャン・ベール。ジョーカー役は、本作の撮影終了後に亡くなったヒース・レジャーが演じています。

作品の評価が高く、アカデミー賞8部門ノミネートされ、音響編集賞と助演男優賞(ヒース・レジャー)を受賞しています。

『ダークナイト』トリロジーの完結編『ダークナイト ライジング』【2012年】

クリストファー・ノーラン3部作の完結編『ダークナイト ライジング』。主演も前2作同様クリスチャン・ベールが演じます。新キャラクターのキャットウーマンをアン・ハサウェイが演じたことでも話題を集めました。

スーパーマンとのクロスオーバー、2作目のDCEU映画【2016年】

2013年公開の映画『マン・オブ・スティール』の続編として、2016年3月25日に公開されたのが『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』。

『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダーが監督を務め、ベン・アフレックやヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムスやホリー・ハンターなど、豪華なキャストも話題を呼びました。

世紀の二大ヒーローが各自の正義のためにぶつかりあってしまう本作。さらに二大ヒーローの前に最強の敵が現れて…。

バットマンを演じるのはベン・アフレック

『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』で新たにブルース・ウェインを演じるのは、俳優だけでなく監督としてもその多才さを発揮しているベン・アフレック。 2016年9月10日公開の『スーサイド・スクワッド』でも登場。そして2017年に全米で公開される『ジャスティス・リーグ』、そしてそのパート2の出演も決定しています。 スーパーマンとの世紀の対決を繰り広げるというショッキングなストーリーがどう描かれているのか、見逃せません!

バットマンがコメディタッチにレゴ化!?『レゴバットマン ザ・ムービー』【2017年】

クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』シリーズや、その後DCEUとして登場した『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』とは少し変わって、コメディタッチで登場したのが今作です。勿論、映画の中のものが全てレゴで形成されているのですが、決してチープな感じでない点が見所。 更に、今作はバットマンと相棒ロビンの出会いや子弟関係、そしてバットマン(ブルース・ウェイン)の孤独を強調して描いているため、一見子供向けに見えて大人も感動必須の感動作と言われています。 また、ジョーカーをはじめとしたバットマンユニバースのヴィランが一気に登場する点も、ファンにとってはアツい展開となっています。