『ダークナイト』にまつわる知られざるトリビア20選

2017年11月30日更新

『ダークナイト』は、クリストファー・ノーラン監督の『バットマン』シリーズ3部作、いわゆるバットマン・トリロジーの最高傑作です。今回は、そんな『ダークナイト』のトリビアや裏話を20個まとめてご紹介します。

12:レイチェル・ドーズを救えなかった”ヒーロー”

Have a great Sunday everyone!

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レイチェル・ドーズの死は、ジョーカーが引き起こした爆発によるものでした。そのシーンは、脚本家の1人、ジョナサン・ノーランの演出によるものです。 通常ヒーローものは、2人の内どちらかしか助けられない状況がありますが、結果的に2人共救えてハッピーエンドを迎えるものではないでしょうか。ですが、『ダークナイト』では、バットマンはハーヴェイしか救う事が出来ませんでした。レイチェルは助けられず、爆発により死んでしまったのです。 このような事から、世間では、バットマンは”ヒーロー”というより、”ダーク・ナイト”、つまり、”闇の戦士”と呼ばれるのでしょう。

13:レイチェル・ドーズ役の華麗な候補者たち

レイチェル役として候補に挙がっていた女優は、『華麗なるギャッツビー』のアイラ・フィッシャーを始め、『ラストサマー』のサラ・ミシェル・ゲラー、『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラント、『君に読む物語』のレイチェル・マクアダムスと豪華女優陣でした。 一方、『バットマン・ビギンズ』でレイチェル・ドーズ役を演じたケイティー・ホームズは、『バットマン』に別れを告げました。その背景には、クライム・コメディーの『マッド・マネー(原題)』 へのオファーがあったからだと言われています。主演のダイアン・キートンとクイーン・ラティファとの共演で、その人気にあやかろうとしたようです。 ですが、アメリカの映画レビューサイト、ロッテン・トマトで22%の低評価を得て、興行収入は260万ドル、日本円にして、およそ2億5千万円とう結果に終わりました。ちなみに、『ダークナイト』の興行収入は、約1600万ドル、日本円にして、およそ16億円でした。

14:遊び心溢れる、細かい演出

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作品内に出てくる車のナンバープレートは、撮影現場であったイリノイ州の物だと思われていました。ですが、実際は、架空の街ゴッサム・シティーのナンバープレートを映画スタッフが作ったのです。それは、シカゴでの撮影中に、予期せず画面に映り込んでしまうことを考慮したからだと言われています。

15:ヒース自ら撮影・監督したシーン

It's not about the money....#Joker #HeathLedger #TheDarkKnight

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『バットマン』の第一話でジョーカーは、ゴッサム市民にラジオを通して殺人予告を宣言しています。一方、『ダークナイト』では、現代らしくホームビデオのカメラで警告ビデオを撮影し、ゴッサム市のテレビ局に送り付けていました。 実はこの警告ビデオのシーンは、ヒース自らハンディーカメラを取って撮影し、監督までこなしていたのです。この作品の撮影クルーだった、ウォーリー・フィスターがライトやマイクなどのセットをして、”後は任せた”と言ってヒースに託しました。それほど、ヒースに才能と信頼があったということでしょう。

その結果、ノーラン監督も大満足な映像の仕上がりでした。特に、ニュースリポーターのマイク・エンゲルを逆さまに吊るしたシーンは、ノーラン監督不在でもヒースになら任せられると絶賛したそうです。 そこには、生前、ヒースがディレクターとしてデビューしたいと考えていて事がありました。ノーラン監督もヒースに、ジョーカーの警告シーンを任せるつもりでいたようです。ですが、悲劇にもヒースは、志半ばでこの世を去ってしまいます。

16:バット・スーツは進化している

バットマン役のクリスチャン・ベールが、バットマンスーツの改良を一番喜んでいたのかもしれません。なぜなら、『バットマン・ビギンズ』で着ていたバットスーツは、固く動きにくかったからです。 それだけではありません。その固いスーツのせいで、クリスチャンは酷い頭痛や閉所恐怖症にまで悩まされていました。そんな事もあり、バットスーツは、柔軟性のあるファイバーを使用し、動きやすく進化したのです。見た目にも美しく、生まれ変わっています。

17:バットマン市からの告訴

This suit still looks cool even though I kind of prefer the suit in Batman Begins. #TheDarkKnight

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トルコには、バットマンという地名が実在します。当時のバットマン市長、フセイン・カルカンは、ワーナー・ブラザーズとクリストファー・ノーラン監督を相手に訴訟を起こしました。 市長曰く、”バットマンは世界に1つしか存在しない”と強気で、”アメリカのプロデューサー達は、我々に無断で名前を使った”と主張したのです。さらに、バットマン市の犯罪率が上がったのは、映画のせいだと非難しました。ですが、その後、不起訴となったとのことです。

18:娘の名前がユニフォームに

Joker Nurse was so funny to see. ???? #TheDarkKnight #HeathLedger #Joker

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ジョーカーが、病院で看護婦の制服を着ていたシーンです。 良く見ると、ナース服の名札には”マティルダ”の文字があります。それは、ヒース・レジャーの実の娘と同じ名前だということ。これも、もう一度、見たくなる”仕掛け”なのでしょうか。

19:ジョーカーからの爆弾ケーキ?

ラブ ケーキ

映画のキャンペーン中に発生したトラブルがあったのです。映画が公開される前、ジョーカーからとされるケーキが各所に発送されました。そのケーキの中には携帯が仕込まれ、バイブ機能の振動で揺れたり、ケーキからワイヤーが飛び出ていたようです。それは、まさしく爆弾そのものに見えました。 あるテレビ局にもそのケーキが届き、テロリストの仕業だと思われ、ビルから全員避難したほどでした。どれだけ『ダークナイト』の公開が期待されていたかが、分かるハプニングです

20:ノーラン監督作品で珍しくカットされたシーン

Now we're talking! #Joker #HeathLedger #TheDarkKnight

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他の監督とは違い、ノーラン監督はカットシーンをDVD特典には入れません。一番の理由は、ノーラン監督は『ダークナイト』の脚本に関しては、細部に渡って綿密に作っていたからです。 ですから、作品内のどのシーンも、セリフ一語一句も不要なところはないはず。そんな完璧な脚本を書いたノーラン監督でも、たった1シーンだけカットしました。そのシーンは、ブルースのパーティーに乱入した後、ジョーカーが車で追跡されるシーンでした。 ただ、そのシーンは台本には書いてあるのですが、そのシーンが何故カットされたかの説明はどこにもありません。有力な見解として、そのシーンを最初から撮影していなかったのではないかと言われています。どちらにしろ、ノーランの”汚点”とも言えるカットシーンは、公にはしたくなかったのでしょう。