タップできる目次
- 1. クリストファー・ノーラン監督はそれほどバットマンのファンではなかった
- 2. バットマンをよく知る人を探していたノーラン監督
- 3. デヴィッド・S・ゴイヤーの提案
- 4. バットマン役の候補はクリスチャン・ベールだけではなかった
- 5. バットマンスーツはそれほどクールじゃなかった
- 6. エイリアンの宇宙船かと思われたバットモービル
- 7. 精神病院アーカム・アサイラムを読んで決めたバットマン役
- 8. 実際に行った薄い氷の上での演技
- 9. 撮影中に眠ってしまったベール
- 10. アメリカ英語を映画のプロモーションでもそのまま使用
- 11. 精神的に病んでいるかのごとく演じた役
- 12. レイチェル・ドーズだけがコミックに登場しないキャラクター
- 13. 映画をぶち壊してしまうところだった
- 14. たったの557
- 15. こんなところにも注目
- 16. バットマン役の報酬
- 17. バットマンも運転させてもらえなかった
- 18. レイチェル・ドーズ役の候補たち
- 19. スケアクロウの登場
- 20. 苦しかったバットスーツの中
1. クリストファー・ノーラン監督はそれほどバットマンのファンではなかった
2005年の映画『バットマンビギンズ』の撮影にあたり、もちろんクリストファー・ノーラン監督はバットマンのファンでしたが、実はそれほど大ファンだったというわけではなかったようです。 バットマンのコミックを若い時に読んだことがあったノーランですが、どうしてもバットマンの映画を撮りたかった!というわけではなかったそうです。
2. バットマンをよく知る人を探していたノーラン監督
バットマンの大ファンだったわけではなかったノーラン監督は、『バットマンビギンズ』の撮影にあたり、バットマンをよく知る人物を探していました。 そしてその人物は以前DCコミックスで働いていたこともあるデヴィッド・S・ゴイヤーです。ゴイヤーは『バットマンビギンズ』で脚本を務めています。
3. デヴィッド・S・ゴイヤーの提案
オリジナルのストーリーに悪役を織り交ぜるというアイディアを持っていたゴイヤー。 他のバットマン映画に登場していない悪役キャラクターを使用したいと思っていたゴイヤーは特殊訓練を受けた忍者ラーズ・アル・グールと精神科医スケアクローを映画に登場させることを決めました。
4. バットマン役の候補はクリスチャン・ベールだけではなかった
クリスチャン・ベールがバットマン役には完璧すぎるほどはまっていると思っているファンは多いかと思います。 ノーラン監督がバットマン役の候補として1番最初に候補にあげたのはクリスチャン・ベールでしたが、その他にもジョシュア・ジャクソンやシリアン・マーフィーの名前があがっていました。
5. バットマンスーツはそれほどクールじゃなかった
初めてバットマンスーツを着用したクリスチャン・ベールはそれほどスーツがカッコイイとは思わなかったよう。 インタビューの中で初めてバットスーツを着た時のことを「かなりアホらしかった。」と答えたベール。やはり実際に着てみるのと観ているのでは全く違うのようですね。
6. エイリアンの宇宙船かと思われたバットモービル
シカゴで実際に道路に登場したバットモビール。突如として現れた謎の乗り物に、通りかかった酔っ払いは宇宙船と勘違いしてしまったそうです。 あやまってバットモビールに突っ込んでいってしまった酔っぱらいの気持ちも分からなくもないですね。
7. 精神病院アーカム・アサイラムを読んで決めたバットマン役
子どもの頃からバットマンのファンだったというわけでなかったベールですが、ノーラン監督の映画に出演したかったことは確かでした。 そしてジョーカーも収容されていた精神病院アーカム・アサイラムのことを聞き、バットマン役を演じることを決めました。
8. 実際に行った薄い氷の上での演技
数多くのアクションシーンを自分自身で行っているベールですが、その中でもリーアム・ニーソン演じるラーズ・アル・グールとの氷上でのアクションシーンは圧巻です。 実はこのシーンは実際に薄い氷の上で撮影が行われており、俳優陣には氷が溶けて割れていく音が聞こえたんだそうです。
9. 撮影中に眠ってしまったベール
マイケル・ケイン演じる執事アルフレッド・ペニーワースとモーガン・フリーマン演じる開発者ルーシャス・フォックスと共演したシーンで、ベールはベットから起き上がり演技をするはずでした。 しかし、連日の撮影の疲れからかそれともただ単にベットの中が気持ちよくなってしまったのかなんと、そのまま眠ってしまいました。マイケル・ケインにわき腹をつつかれて起こされたんだとか。
10. アメリカ英語を映画のプロモーションでもそのまま使用
イギリス人俳優のクリスチャン・ベールが話すのはイギリス英語ですが、『バットマンビギンズ』で演じたバットマン(ブルース・ウェイン)はアメリカ英語を話します。 劇中の役のイメージを壊さないようにするためにベールは、映画のプロモーションの際にもアメリカ英語でインタビューなどに受け答えています。ベールの役への情熱が伝わってきますね。
11. 精神的に病んでいるかのごとく演じた役
ビリオネアであるブルース・ウェイン役を演じたベールは、ウェインを社会に適応している多重人格者であると表現しています。 そんなウェイン役を完璧に自分のものにするために、精神を病んでいる役と解釈して演技していたんだそうです。
12. レイチェル・ドーズだけがコミックに登場しないキャラクター
ブルース・ウェインがどのようにしてバットマンになったのか、ということをストーリーの中心として描かれた『バットマンビギンズ』に欠かせない役である、ウェインの幼馴染レイチェル・ドーズ(ケイティ・ホームズ)。 この役だけが『バットマンビギンズ』の中に登場するキャラクターで、原作のバットマンには登場しないキャラクターとなっています。
13. 映画をぶち壊してしまうところだった
映画を宣伝する上で欠かせないのが、どの俳優が何役を演じるのかという部分です。 リーアム・ニーソンが映画のオーディションを受けたということが発表されたのは2004年2月のことでしたが、その際にデイリー・バラエティー紙はニーソンがラーズ・アル・グール役で映画に出演すると発表してしまったのです。 実はこれ、まだ当分先まで明かされることのないはずだった情報なのです。その情報はのちに訂正されましたが、その時の映画の宣伝部の動揺と言ったら想像以上だったでしょうね。
14. たったの557
この数字何の数字かわかりますか?実はこれ、『バットマンビギンズ』で使用された特殊効果の数なんです。 現在特殊効果の技術も向上し、数多くのシーンに特殊効果が使用されている中で557というのはかなり少ない数字のようです。 『バットマンビギンズ』の中でバットマンが飛んだりするシーンには本物のワイヤーを使って撮影が行われました。
15. こんなところにも注目
『バットマンビギンズ』の最後のシーンではバットマンの天敵ジョーカーのカードが登場しています。 そのカードを回収したとされる警察官の名前がJ. Kerr(Joe Kerr)なのに気付きましたか?もちろんJoe Kerrとはジョーカーの使う別名です。
16. バットマン役の報酬
バットマンを演じたクリスチャン・ベールの出演料は『バットマンビギンズ』だけで9億円だと言われています。 そしてその出演料は2012年の映画『ダークナイト ライジング』では15億円にまで跳ね上がったそうです。さすがハリウッドですね。
17. バットマンも運転させてもらえなかった
バットマンを演じたベールでさえも、バットモービルは運転させてもらえなかったよう。せっかくバットマンを演じたのだから1度くらい実際に運転してみたかったでしょうね。
18. レイチェル・ドーズ役の候補たち
レイチェル・ドーズ役の候補にはリース・ウィザースプーンやレイチェル・マクアダムス、クレア・デインズなど数多くの女優達の名前があがっていました。 最終的にはノーラン監督の第一候補であったケイティ・ホームズに決まりました。
19. スケアクロウの登場
バットマンのライブアクション作品の中で初めてスケアクロウが登場した『バットマンビギンズ』。初めてコミックに登場したのが1941年でした。 『バットマンビギンズ』ではキリアン・マーフィーが実写のスケアクロウを演じています。
20. 苦しかったバットスーツの中
バットマンのスーツはものすごくきつく作られていたようで、あまりにもきつくてベールは頭痛がするほどだったのだとか。 そんなバットスーツを何時間も着て行った撮影後の疲労感は想像を絶するものがありますね。