タップできる目次
- 1.『マン・オブ・スティール』と『ヤング・スーパーマン』の関係!
- 2.ファオラのビックスクリーンデビューだった!
- 3.ヘンリー・カヴィルに影響を与えた4つのコミック
- 4.単なるSじゃない?
- 5.正体がばれない理由は?
- 6.スーパーマンはたった130ドルで売られた!?
- 7.スーパーマンは悪役だった!
- 8.スーパーマンの由来は?
- 9.ブロードウェイのミュージカルにも登場!
- 10.クリプトナイトだけが弱点じゃはない!
- 11.スーパーマンは犬を飼っている!
- 12.ワンダーウーマンとできてる?
- 13.スーパーマン役は呪われている?
- 14.ヘンリー・カヴィルの体は100%本物!
- 15.『マン・オブ・スティール』はスーパーマン誕生75年周年に公開された!
- 16.クリストファー・リーヴがカメオ出演していた!
- 17.『マン・オブ・スティール』にはもう一人のスーパーマンがいた?
- 18.カヴィルはスーパーヒーローに胸毛をつけることを選んだ!
- 19.もう少しでベン・アフレックが監督をするところだった?
- 20.カヴィルは初代スーパーマンのスーツを試着した!
1.『マン・オブ・スティール』と『ヤング・スーパーマン』の関係!
『マン・オブ・スティール』を制作するにあたって、ザック・スナイダー監督は今まで作られたスーパーマンの映画やテレビとは全く違った、独立した作品にしようとしました。過去に作られたクラーク・ケントやメトロポリスの世界とはきれいさっぱりサヨナラし、新しい冒険の始まりとしたかったのです。 そうは言っても、実は『マン・オブ・スティール』は、人気テレビシリーズの『ヤング・スーパーマン』といくつかの繋がりがありました。 『ヤング・スパイダーマン』から、オリジナルのコミックには出てこない一人のキャラクターが『マン・オブ・スティール』に登場します。それはクラークの高校時代のクラスメート、ホイットニー・フォードマン。ホイットニーはクラークの初恋の人のラナ・ラングの恋人でした。
『マン・オブ・スティール』と『ヤング・スーパーマン』の両方に全く別の役で出演していた役者もいます。 ロイス・レインを演じたエイミー・アダムスは、シリーズ1『恐怖のダイエット』で、なんと太ったティーンエイジャーのジョディ・ミルヴィルを演じていたのです。またセドウスキー軍曹を演じているアレッサンドロ・ジュリアーニは、エミール・ハミルトン博士を演じていました。 こういった隠された事実を見つけるのも面白いですね!
2.ファオラのビックスクリーンデビューだった!
『マン・オブ・スティール』には他にも『ヤング・スーパーマン』から引き継いだキャラクターが登場します。それはファオラです。 ファオラは映画では今までに登場したことはありませんが、テレビシリーズでは重要な役どころを占めていました。『スーパーマンII』に登場するアーサと勘違いする人もいるかもしれません。両者とも凶悪なクリプトン星の戦士で、悪者を率いるゾット将軍と関係があり、ファントム・ゾーンに追放されていました。さらに共通するのは、二人とも男性を憎んでいるのです。 アーサはファオラを元に、『スーパーマン』と『スーパーマンII』のためにリチャード・ドナー監督によって創り出され、その後DCコミックシリーズにも登場しています。
ファオラは、クリプトン星の殺人マーシャルアートであるホルカヌの達人であり、コミックブックで描かれた元来の姿を今回ついに見ることができるのです。アンチュ・トラウチェによって演じられたファオラは、遺伝的に殺人をしなければならない必要性に駆られたサイコに創られています。 『マン・オブ・スティール』でスーパーマンの伝説に加えられた要素の一つは、クリプトン星人が優れた子孫を作るという優生学に基づいて作り上げられた民であるということ。この観点からすると、スーパーマンの伝説の中で、ファオラとアーサは全く別の人物として作られていることになりますね。
3.ヘンリー・カヴィルに影響を与えた4つのコミック
ヘンリー・カヴィルは、実は『スーパーマン・リターンズ』のために中止されることになった、スーパーマン・アドベンチャーの『フライバイ(原題)』のカル=エル役に決まっていました。しかし『スーパーマン・リターンズ』のクラーク・ケント役はブランドン・ラウスへと渡ってしまいます。 ヘンリー・カヴィルはこのことを無駄にせず、スーパーマンのコミック本を読みあさりました。そのうち特に4つのコミック本が『マン・オブ・スティール』に直接自分を結びつけてくれたと言っています。
1つめは、スーパーマンが殺されてしまう『スーパーマンの最後』。2つめは、カル=エルの生まれ変わりという、スーパーマンの力を備えた4人の異様なキャラクターが登場する『ザ・リターン・オブ・スーパーマン(原題)』。 3つめは、もしもスーパーマンが、冷戦の最中、アメリカではなくロシアに降りてきて共産主義のために戦ったらという設定の『スーパーマン:レッドサン』。4つめが、二人のヒーローが、クリプトナイトを巡って戦う惑星に平和をもたらすために奔走する『スーパーマン/バットマン: サーチ・フォー・クリプトナイト(原題)』です。 この4つのコミック本が、リブートされた新しいスーパーマンを作り上げる要素となっているのですね。
4.単なるSじゃない?
スーパーマンの胸のSは、単なるスーパーマンのSではありません。希望を象徴するもの、そして故郷の惑星を思い出させるものなのです。このシンボルは『マン・オブ・スティール』で、スーパーマンの父、ジョー=エルの胸にもありました。 でも、手話で胸の上でSを描くことはスーパーマンのことなのです。
5.正体がばれない理由は?
その理由の一つは、クラーク・ケントのメガネのレンズにあります。特別なクリプトンのレンズで出来ていて、メガネをかけるとケントは自分の分身であるスーパーヒーローよりもっと弱く、人間らしくなるうえにハンサムですらなくなってしまうのです! もう一つの理由は、変身するお決まりのパターン。ケントがメガネをかけ、とても軟弱な人間を装ってあまりにも完璧に普通でいるために、誰も彼がスーパーマンだなどと想像もつかないのです。
6.スーパーマンはたった130ドルで売られた!?
時を超えて最も人気のあるスーパーヒーローは、なんと1938年にたった130ドルで売られました。これはスーパーマンの生みの親が、スーパーマンを世に出す機会を見つけるのに苦労したからなのですが、その後、第二次世界大戦がはじまり、スーパーマンは大戦中、そのイメージと役割のおかげで大活躍しました。 実際に支払われたチェックは、2012年に、オークションでなんと160,000ドルで落札されました。高いと思われるかもしれませんが、落札者からしたらきっと貴重なコミック本の歴史にしたらお安いものだと言うのでしょうね。
7.スーパーマンは悪役だった!
スーパーマンが最初に世に送り出された時、どの出版社も取り合ってくれませんでした。というのも、彼は坊主で世界征服の野望を持っていたから。そんな彼が正義の味方になるなんて、誰が想像したでしょう。その後、スーパーマンは、ヒットラーやスターリンといった当時の悪者を懲らしめるヒーローに変身させられました。その結果、スーパーマンは時代を超え最も偉大なスーパーヒーローとなったのです。 悪者から正義の味方に変わったのは大正解でしたね。
8.スーパーマンの由来は?
全ての名前には由来がありますが、もちろん、クラーク・ケントにも由来があります。その名前は当時人気のあった2人のスター俳優、クラーク・ゲーブルとケント・テイラーからつけられたと言われています。イメージは、俳優のダグラス・フェアバンクス、キャラクターはハロルド・ロイドがモデルだそう。 もし彼の分身がビヨンセやジャスティン・ビーバーだったらこんなにも成功してはいなかったかもしれませんが、才能ある歌手にはなれていたかもしれませんね。
9.ブロードウェイのミュージカルにも登場!
スーパーマンがどれだけ成功したか、ということは、スーパーマンがどれだけ多くのテレビ、ラジオ、コミック本、映画など、エンターテイメント業界に登場したかということでもわかるでしょう。 その中で『鳥だ、飛行機だ、スーパーマンだ!』というミュージカルに勝るインパクトのあるものありません。ミュージカルは1966年に公演されました。スーパーマンの超能力も兼ね備えたスーパーパワーが人々を夢中にさせたのかはわかりませんが、129回で幕を降ろすまでにトニー賞を3回も受賞し、その後1974年にテレビの特別番組として放映。 その後ミュージカルは何度も再演され、2014年にイギリスでも上映されることとなりました。
10.クリプトナイトだけが弱点じゃはない!
スーパーマンを倒すにはクリプトナイトを使えばいいと簡単に思われるかもしれませんが、他にもスーパーマンを痛めつける方法があるのです。 レッド・サンの放射線は、スーパーマンからパワーを働かせるために必要なエネルギーを奪ってしまうのです。他にも透視能力のような素晴らしい能力はありますが、忘れてはならないのは、鉛は透視できないと言うことです。また、もし戦いが長期戦になった時、太陽から太陽エネルギーを浴びて体力が消耗し、だんだん力が弱っていくのです。 戦いが長引いて苦しいものになってきた時、これは一番なってほしくない事態ですよね。
11.スーパーマンは犬を飼っている!
世界を救うというのは、時に孤独なものかもしれません。誰か仲間が欲しくなったりするかもしれません。さあ、ここでクリプトの出番です! このスーパー犬は1955年にコミック本に登場しました。この犬は超犬的な聴力、耐久力、空飛ぶ力の他にも、幾つかのパワーを兼ね備えています。宇宙をうろついている時以外、ケントの家族と一緒に住んでいる時はスキップと呼ばれています。スーパー犬の仕事をしに出かける時は、変装のために、簡単に取り外しのできる茶色の毛皮の継当てまでつけられていました。
12.ワンダーウーマンとできてる?
パワーカップルといえば、Jay-Zとビヨンセの右に出るものはないと思いますが、ワンダーウーマンとスーパーマンは二人にも勝るとも劣らないカップルと言えるかもしれません。この二人は、過去にロマンチックに結ばれたことがあり、2013年に出版された、新しいコミックシリーズの『スーパーマン/ワンダーウーマン』は好評を得ています。 誰かに彼女を横取りされてデートを台無しにされたスーパーマンが激怒する姿など、想像することなんてできません。 可愛いロイスには申し訳ありませんが、将来一緒になることができなくても、スーパーヒーローと付き合う利点はありますね。
13.スーパーマン役は呪われている?
大げさかもしれませんが、ハリウッドではスーパーマン役は呪われているという噂があります。 ジョージ・リーヴスの死(自殺と言われています)、そしてクリストファー・リーヴは落馬事故で障害を負いました。これらの事故は、あくまでも事故でありつながりはありませんが、噂が絶ちません。40年代前半にスーパーマンを演じたカーク・アリンは、あまりにも役のイメージが強すぎて、その後の仕事にかなり支障があったと言っています。 『バットマン vs スーパーマン』が成功してくたおかげで・ヘンリー・ガヴィルのキャリアを失敗させるほど強い呪いなんてきっと無くなるでしょう。
14.ヘンリー・カヴィルの体は100%本物!
スーパーマンになるには多大なプレッシャーと経験が必要とされますが、最も重要とされるのがその体です。 スーパーマンは超人的な体を持っていることで知られますが、それは彼が世界のすべての強さを兼ね備えている象徴なのです。そのために、その役を演じるヘンリ・カヴィルは、マン・オブ・スティールのように見えるようにするには、超巨大に見えるようにしなければなりませんでした。 カヴィルは、筋肉増強剤を使って体を大きくすることや、デジタル修整をして体を大きく見せることを拒否しました。この映画の中で彼はまさにタンクのようであることを見れば、その純粋なワークアウトと鍛錬の成果がお分かりになるでしょう。 みなさん、努力は報われたと思いますか?
15.『マン・オブ・スティール』はスーパーマン誕生75年周年に公開された!
2013年の『マン・オブ・スティール』の公開は、長寿コミックの、最もアイコニックなキャラクターであるスーパーマンの素晴らしい75周年記念を飾りました。 これは、このキャラクターに敬意を払うに最もふさわしいものとなりました。そしてもう一つ、敬意を払うためにされたことがあります。
16.クリストファー・リーヴがカメオ出演していた!
クリストファー・リーヴこそが真のスーパーマンだと思っている人は少なくありません。残念なことに彼は2004年にこの世を去り、世界は真のアイコンを失いました。そこで『マン・オブ・スティール』のクリューは、この伝説の人物に何らかの形で敬意を払うことにしました。 映画の終わりにクラーク・ケントが光線の中に立ち尽くしている時、スマートにさりげなくリーヴの顔をヘンリー・カヴィルに重ねたのでした。クリストファー・リーヴがわかりますか?リーヴをこんな記念に残る形で映画に登場させるなんて、粋なことをしますね。
17.『マン・オブ・スティール』にはもう一人のスーパーマンがいた?
1978年に時はさかのぼり、アーロン・スモリンスキーという男の子がクラーク・ケントの幼少時を演じました。時は過ぎ2013年、その男の子は別のスーパーマンの映画にカメオ出演していたのです。 映画の3/4の所でアーロンは兵士として後ろに写っています。もし、彼が誰だか知らなかったら簡単に見逃してしまいますね!次に『マン・オブ・スティール』を見る時、もう決して見逃すことはないでしょう! お友達に自慢できるちょっとしたトリビアですね。
18.カヴィルはスーパーヒーローに胸毛をつけることを選んだ!
スーパーヒーローを思う時、胸毛のことなんてあまり考えないでしょう。でも、ヘンリー・カヴィルは疑問に思ったのです。男に胸毛があるのは自然なことで、映画のために剃ることはないと、筋肉たくましい男性だからといって胸毛のないスベスベの胸てなくてもいいと主張したのです。 彼はスーパーマンのコミックを熟読し、アイコン的な『スーパーマンの最後』を引き合いに出して、スーパーマンが実際に胸毛があるという彼の考えが正しいことを立証したのです。上の『スーパーマンの最後』のスーパーマンをチェックしてみてく下さい!
19.もう少しでベン・アフレックが監督をするところだった?
ベン・アフレックがオスカー俳優だからといって、彼がどんなプロジェクトでも引き受けるということではありません。『バットマン vs スーパーマン』でバットマンを演じているこのスターは、まだ視覚効果撮影には十分な経験がないと語っています。
僕が学んだことは、予算で映画を判断するのではなく、効果にどれだけ費やすか、もしくはどこで撮影されるかが大事だということ。ストーリーは最も大切だね。引用:moviepilot.com
どうでしょう?この大ヒット作をベン・アフレックが監督したほうがいいと思いますか?彼は次のバットマンの単独映画の共同脚本を務めると噂されています。
20.カヴィルは初代スーパーマンのスーツを試着した!
ザック・スナイダー監督によると、イギリス生まれの俳優がどのように見えるか、映画製作者達はヘンリー・カヴィルに1978年に作られた最初のスーツを着せてみせたとのこと。スナイダー監督は、コスチュームを着たカヴィルを見て、一目で彼だと直感したと言っています。 キャストにとっても、クリューにとっても永遠に忘れられない一瞬となったことでしょう。