『ソウ』以外にこんなにあったの?シチュエーション・スリラー映画10選

2018年1月15日更新

『ソウ』を代表とするシチュエーション・スリラー映画。限定された空間・設定・場所で巻き起こる様々な現象や恐怖を描いたこのジャンルから多くの名作が生まれてきました。この記事ではおすすめのシュチュエーションスリラー映画を厳選して紹介します。

『ソウ』が好きな人におすすめ!シュチュエーションスリラー傑作選

シチュエーション・スリラーシリーズの名作「ソウ」。密室に監禁された登場人物たちが、殺人鬼ジグソウの仕掛けたゲームに翻弄されていく姿が描かれます。 『ソウ』のように密室に閉じ込められたり、サバイバルゲームを仕掛けられたりといったシチュエーション・スリラー映画には名作がいっぱい。『ソウ』にハマった人ならぜひ観ておきたい、おすすめのシチュエーション・スリラー映画を紹介します。

1.『ソウ』と双璧を成す行き詰るスリラー映画【1998年】

southpumpkin 四角い箱が永遠と繋がった空間に閉じ込められた人たちのお話。撮影も一つ分の箱で終わったそうですね。低予算映画として大成功を収めただけあってか、結構面白いです。脱出の鍵はホウ…という感じですが密室に閉じ込められた人たちが徐々におかしくなっていく様子が観ていてちょっと面白いですね。オープニングはトラウマ映像として有名らしいので少しだけ注意が必要です。 観ていないので不確かですが、関連する作品(次作)などは凡作以下だそうなので気をつけた方が良さそうかと。

立方体の不気味な部屋に閉じ込められた7人の男女。立方体の部屋には、となりの部屋に通じる出入り口のようなものが各面にあります。罠を仕掛けられている部屋もあり、脱出を試みて勢いよく隣の部屋に移動したオルダーソンはワイヤーで体中を切り刻まれ、肉片と化してしまいました。 何とか脱出を試みようとする7人の男女が、部屋に残された少ない手がかりから謎を解明しようとします。登場人物たちが、謎の部屋の罠にいつ掛かってしまうかわからない緊張感と、迫り来る恐怖感に思わず引き込まれてしまう映画です。

2.開けているのにどこにも行けない不思議な閉塞感を感じるスリラー映画【2003】

HMworldtraveller 90分と短いですがとても濃厚で最後まで高いレベルの緊張感が途切れませんでした。大雨の日に田舎のモーテルで偶然居合わせた11人の男女。そこで起こる連続殺人。最初のうちはシーンが飛んだり並行したりして、状況と登場人物の掌握にもたつきましたが、すぐに慣れました。ホラー?それともアガサ・クリスティの小説もどきの展開?とドキドキしながら見ましたが、してやられました。映像が暗くグロいのと、オチの内容が許せないという人も結構いるはずで、そういう意味では観る人を選ぶ映画です。万人向けではありません。この手の展開は、実は私も本来あまり好きではないんですが、これは展開が速いのと見せ方・引っ張り方・脚本が上手いせいか、サスペンスと緊張に満ちた世界にすっかり引き込まれたので、4.5点を献上します。タイトルも納得。

2003年に公開された『アイデンティティー』は、あっと驚く設定と先の読めないストーリー展開、身も凍るような恐怖感にハマってしまうスリラー映画です。 大雨の日に、モーテルに閉じ込められた10人の男女。このモーテルの中で残虐な事件が起き、次々に殺害されていきます。一方、死刑判決を受けている殺人鬼のマルコム(プルイット・テイラー・ヴィンス)の精神異常が疑われたため、再審理が行われようとしていました。 彼は多重人格が疑われ、モーテルでの惨劇は、彼の精神で起きたことなのです。10人の男女は彼の別人格で、マルコムの肉体を独り占めするために殺し合っていたのでした。

3.実話が元になった静かなる恐怖を描く【2005】

TypeMage サンダンス映画祭は、こういった低予算でもアイデアと脚本で勝負な佳作が多いですね。泳げないから海に出ることが無い私には無縁のシチュエーションですが、それでもハラハラドキドキでした。

2005年に公開された『オープン・ウォーター』は、実際に起きた事件を元にしたスリラー映画。サメが生息する海に取り残された夫婦の悲劇と恐怖を描きます。 スキューバダイビングを楽しんでいた夫婦のスーザンとダニエル。久々の休暇を満喫する二人でしたが、ボートが乗客の人数を数え間違えて、二人が戻る前に出発してしまいました。海に取り残されてしまった二人。その海は、サメが生息していることでも有名な場所で、死の恐怖が夫婦を襲います。

4.救いの全くない実際にあった事件がモチーフとなった一作【2008】

nanaichi12 最後の少年達との会話が観ててゾッとしました。それとプロポーズ相手の友人が訪れるシーンがかわいそうすぎて…興味本位で観た作品ですがそのことに後悔するほど、残酷な描写の多いお話。観た当時はめちゃくちゃ衝撃的でした。

閉塞感一杯で、日常から大きく掛け離れていない事がより恐怖を生むシチュエーションスリラー。自分の身の上にも起きるのではないかと言う恐れを感じる事が出来る映画を、ドキドキしながら観て下さい。

5.実際にあった実験が元ネタの恐怖映画【2009】

okdkstmp #eiga 原題『The Killing Room』。密室系サスペンス。予告観て『es[エス]』や『ウェイヴ』のような洗脳モノかと思ったら少し違った。観終わった後、この先の話が見たいと思わせるつくりになっていて、少々消化不足の感はあるものの、いい感じで話が進むので観てて飽きない。実話が元らしいが、この話を「そんなアホな」と苦笑するのはちょっと待った。国家という名の下にその「アホな」ことを本当にやっていたりするので…CIAおっかねぇ。

白い部屋で治験アルバイトに参加することになった4人。高額の報酬に魅力を感じ、何やら怪しげなこの実験への参加を軽く決めてしまったのです。部屋にはフィリップ(ピーター・ストーメア)という科学者が現れ、実験の説明を始めました。すると、突然参加者の女性を射殺し、残る3人を部屋に閉じ込めました。 部屋にはカードと銃が与えられ、そのカードにはクイズが書かれていました。クイズの正解の数字からいちばん遠い数字を答えたものが次に殺される脱落者であると、フィリップスは告げました。 3人は全員生き残れるように知恵を振り絞ってフィリップスの出題したクイズに挑みます。果たして3人はこの恐ろしい実験室から生きて脱出することはできるのでしょうか。

6.閉所恐怖症の人は閲覧注意のスリラー!【2010】

southpumpkin 棺の中だけで巻き起こるシチュエーションスリラー。シチュエーションスリラー史上最も狭い空間であることには間違いないです。よくこれだけで映画ができたなあ。やけに電池持ちの良い携帯電話を使って外部との接触を図る、という内容でした。観る側の期待が高かったのか、ついつい大袈裟なラストを想像してしまって、なんだそんなもんかという感想です。密閉空間というどうしようもない環境にヒリヒリする映画であって、それ以上でもそれ以下でもありません。めちゃくちゃ褒めてる有名なレビューサイトがありますが、深読みしすぎな気がします。

トラック運転手のポール(ライアン・レイノルズ)は、イラクのバアクーバーで勤務していますが、アメリカでは妻が待っています。ある日、仕事中に何者かによって襲撃され、気が付くと棺の中に閉じ込められていました。テロリストに仲間と一緒に襲われたことを思い出したポール。棺の中には、携帯電話とライターが入っていました。 その携帯電話を使って、助けを呼ぼうとする彼は緊急センターやFBIなどに電話を掛け必死に助けを求めますが、ポールの話は信用してもらえず、ろくな対応ではありませんでした。 やがて彼を生き埋めにした犯人とコンタクトが取れ、ポールは500万ドルの身代金を要求されてしまいます。 電池の残量は刻一刻と減り、外で起こった爆発のせいで棺に砂が入り込んできます。リミットが迫る中、ポールは無事に生還することができるのでしょうか。

7.ナイトスキーが怖くなる!雪山から脱出することはできるのか !?【2010年】

Maaaaaaboou パニックものっていうんかな? 週末だけ営業しているスキー場に男2人女1人のグループが滑りにきてて、営業時間ギリギリの夜にほんの少しの入れ違いでリフトの上に3人だけが取り残されてしまうっていう話。かなりリアルに作られててほんま怖かった。リフトの上での会話とか沈黙がよく映されてて、見てる側にいろいろ考えさせたり共感させる時間がたっぷりあったから余計怖い時間を過ごさせてくれた。かなり嫌な気持ちになるけど、おすすめです。

スキーを楽しんでいる3人組の大学生が、リフトに置き去りにされてしまうワンシュチュエーション・スリラー『フローズン』。スキー場に行くのが恐ろしくなってしまいそうな作品です。 大学生のダン、パーカー、リンチの3人はスキー場に遊びに来ていました。一日スキーを楽しんだ後、最後にもうひと滑りしようとリフトに乗ろうとしたところ、営業終了まじかだからと係員に止められてしまいます。3人は係員に頼み込み、無事リフトに乗り込みました。しかし、途中で係員が交代し、別の3人組とリンチたちを勘違いしてリフトの電源を切ってしまいました。 15メートルの高さのリフトに置き去りにされてしまった3人。お互いを責め、口論となりますが、そうしている間にも天候は悪化し吹雪に。近くを通りかかった除雪車にも気づいてもらえず、助けを呼ぶことは不可能なようです。3人は無事助かることができるのか、ぜひ確かめてみてください。

8.危険な実験で崩壊していく人格・・登場人物の豹変ぶりに注目!【2010年】

失業中のトラヴィス(エイドリアン・ブロディ)は、実験の被験者募集の広告を見つけ、高額の報酬に魅力を感じ応募することに決めました。面接を受けるトラヴィスは、研究者から実験の説明を受けました。刑務所の中の生活を再現し、被験者は囚人役と看守役に分かれて生活します。その面接で、トラヴィスはバリス(フォレスト・ウィテカー)という男と出会いました。 バリスは看守役に、トラヴィスは囚人役となりました。実験が進むにつれて凶暴さを増していく看守役の被験者たち。中でもバリスは看守グループで主導権を握り、囚人役の被験者たちにひどい体罰を与えます。トラヴィスのことを目の敵にし、被害妄想にまで囚われ始めるバリス。被験者たちは無事実験を終えることができるのでしょうか。

9.停止したエレベーターの中で起こる惨劇!5人の男女の中に本物の悪魔が?【2010年】

ビルのエレベーターの中に閉じ込められてしまった5人の男女。停電したのか、エレベーターの中は真っ暗になり、灯りが戻った時にはひとりの女性の背中が切りつけられていた。パニックになるエレベーター内。この中に殺人鬼がいて、全員殺されてしまうのか?そんな恐怖と緊迫感が画面を包みます。 灯りが消えるたびに人が次々と死んでいくという凄惨な状況を警備員が監視カメラで確認、通報します。事件解決に向けて警察が動き出しましたが、エレベーター内の惨劇は収まりません。実は男女の中に悪魔が姿を変えていた人物がいたのです。

10.密室が閉塞感一杯で謎だらけの一作

southpumpkin 『アンノウン』というリーアム・ニーソンのサスペンス映画がありますが、それとは別物。『ソウ』シリーズからインスパイアされたシチュエーション・スリラーというジャンルです。よくあるパクりが謎のサイコキラーによる拉致監禁なので(そのまんまジグソウみたいな)これも身構えていたのですが、そういうのではなくてびっくり。数人の男が記憶を失った状態で密室に閉じ込められ、お互いが誰なのか自分が誰なのかわかんなくなっちゃう話。どんでん返しも期待通りというより、期待以上だったのですが無理やりな感も否めません。平均点以下を期待したら及第点でびっくり、と言った感じです。 時々挟まれる外パートは完全に不要でした。なんとか内パートだけで完結させることはできなかったのか。

国際学会に参加するために、妻と共にベルリンに訪れた植物学者のマーティン(リーアム・ニーソン)。彼は空港に忘れ物をしてしまったことをホテルに着いてから気づきました。ひとりで空港に取りに戻ろうとすると、事故に遭い、乗っていたタクシーごと川に転落してしまったのです。病院に搬送されたマーティンの意識が戻ったのは4日後のことでした。 記憶が曖昧なマーティンですが、滞在する予定だったホテルを思い出すことはできました。妻の待つホテルへ飛んでいったマーティンですが、妻は自分を知らないと言い出します。その上、自分の名前を名乗る男が現れ、マーティンは自分の記憶や存在に自信が持てなくなってしまいました。 自分が誰なのか分からなくなる恐怖がじわじわと迫ってくるスリラー映画です。

11.ごくごくありふれた日常から始まる恐怖を描いたスリラー映画!

naki_0823 手持ちがないからATMで下ろそう。日常的な行動を行った。ただそれだけだったのに彼らの「日常」は一生帰って来なくなった。 怪しい男が外にいる。そんな状態からATMに閉じ込められた3人の男女。どうにか脱出や助けを求めようとするがそれを妨げる男。 恐怖や混乱、氷点下の猛威が彼らを追い詰めていく。 結末や男の目的には驚きました。 あの時あーしていれば、こーしていればともどかしく思う場面もありますが面白い設定の内容でした。

映画『ATM』は、深夜のATM内に閉じ込められた3人の男女の恐怖を描いたシチュエーション・スリラーです。ATMという日常的で身近な場所で起こる惨劇にリアルな恐怖を感じてしまうことでしょう。 証券会社で働くデイビッドは、想いを寄せていた同僚のエイミーの転職が決まり、彼女の最後の出勤日に思いきって声を掛けることにしました。その日はクリスマスパーティーで、良い雰囲気になれそうでしたが、同僚で友人のコリーも家まで送って欲しいとついてきてしまいました。 途中でATMに寄って欲しいと頼むコリー。現金を引き出し、車に戻ろうとすると、ATMの外には怪しげな雰囲気のフードをかぶった男が。男はこちらをじっと監視しているようでしたが、通りかかった男性や警備員を殴り殺してしまったのです。殺人鬼に睨まれたATM内の3人は、そこで助けを待つことにします。