2018年3月23日更新

おすすめパニック映画をジャンル別に紹介してみた

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あなたの好きな○○パニック映画はなに!?

迫力のアクションや特殊効果から音響に至るまで、さまざまな方法で観客をハラハラさせてくれるパニック映画は、映画の面白さがギュッと濃縮されたジャンルではないでしょうか。 アメリカでは70年代に一度ブームを巻き起こし、それからしばらくは下火になっていましたが、近年ではVFXなどの映像技術の発展により再び流行の兆しを見せています。 今回は”○○パニック”と題して、シチュエーションごとにジャンル分けしてオススメ作品をご紹介します。

2020年–2021年公開作品&公開予定作品!“最新パニック映画”

『海底47m 古代マヤの死の迷宮』(2019年)

題名:海底47m 古代マヤの死の迷宮 原題:47 Meters Down: Uncaged 製作年:2019年 製作国:イギリス 上映時間:90分 女子高生ミアをはじめとする女の子4人組が、マヤ文明の遺跡が眠る複雑で迷路のような海底洞窟にダイビング。奥の祭壇を見て帰ろうとしたときに、仲間の1人が遺跡を壊したところで人喰いサメが登場します! 急いで脱出しなければならないのに、命綱は途切れる、酸素は残り少なくなるといった典型的なサメパニック映画です。

『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020年)

題名:新感染半島 ファイナル・ステージ 原題:반도/Train to Busan 2/Peninsula 製作年:2020年 製作国:韓国 上映時間:116分 本作は、日本で2017年に公開されて大きな話題となった韓国発ゾンビ映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の続編です。 前作から4年後、ゾンビに溢れる朝鮮半島に戻ってきた軍人・ジョンソク。彼は半島で生き延びていた女性・ミンジョンたちとともに、半島を脱出するためゾンビたちと死闘を展開します。はたしてジョンスクたちは生き残ることができるのか?

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『グリーンランド-地球最後の2日間-』(2020年)

題名:グリーンランド-地球最後の2日間- 原題:Greenland 製作年:2020年 製作国:アメリカ 上映時間:119分 『ジオストーム』(2017年)に続いてジェラルド・バトラーが主演を務めた巨大スケール自然災害パニック映画。 太陽系の外から突如現れた巨大彗星の一部が隕石になって世界中に次々と落下。人類滅亡の危機を迎えるなかで、アトランタの構造エンジニア・ジョン・ギャリティ(ジェラルド・バトラー)は妻子を連れてグリーンランドにあるシェルターを目指します。 隕石落下のスペクタクルばかりでなく、家族の絆の物語も本作の大きな見どころです。

無力な人間に襲いかかる人喰いサメ! 定番の“サメパニック映画”

言わずと知れたパニック映画の名作

『ジョーズ』はUSJのアトラクションとしても有名ですが、映画としてもあのスティーヴン・スピルバーグ監督の名を世界に知らしめた、1975年の名作パニック映画です。次々と犠牲者が出る前半の緊張感からの、冒険活劇さながらのサメ退治はエンターテインメントのお手本です。本作を観たことがない人でも、背びれを出して接近してくるシーンや、お馴染みのBGMは知っているのではないでしょうか。

サメ+竜巻でさらにヤバイ!

怖いものと怖いものが合わさったらもっと怖い。そんなシンプルな足し算で作られているのがこの映画です。メキシコ湾で発生した竜巻は人喰いサメを巻き上げ、なんとそのままサメごとロサンゼルスに襲来するという恐ろしい設定。 なぜ空から降ってきたサメは人を食うのか、そしてなぜ彼らはサメに立ち向かうのかなどの疑問には一切答えないB級感も見どころです。

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実話をもとにした海洋パニック映画

ルイジアナ州に住む夫婦がスキューバダイビング中に海原に残されたという、実際の事件をもとにして作られた映画で、すでに挙げた2作品とは違った恐怖が味わえる作品です。上映時間は79分と短いですが、特殊効果を使わず本物のサメが泳ぐ中撮影しており、ドキュメンタリーのようなリアルな恐怖を感じられる濃密な79分となっています。

浜辺近くの岩上で追い詰められていく美人ヒロイン

サメ映画の金字塔ジョーズ以降、より大きな恐怖をと過剰になっていく作品が多い中、『ロスト・バケーション』は一体のサメ、一個のシチュエーションで勝負しており、サメ映画としても見逃せない作品です。ヒロインのナンシー役には、サメ映画の定番通りな金髪美女ブレイク・ライヴリー。彼女がこのピンチをどう切り抜けるのかにも注目です。

もしも太古の生物が蘇ったら!?“恐竜パニック映画”

パニック映画度は前作『ジュラシック・パーク』を上回る!?

『ロスト・ワールド』は、大ヒットとなった前作『ジュラシック・パーク』の続編として、スピルバーグが監督を務めた1997年の映画です。恐竜を研究するための施設があるイスラ・ソルナ島を舞台に、前作を上回る迫力のCGで新たな恐竜たちが登場します。恐竜映画好きならこちらも必見の作品です。

第4作目にして原点回帰の恐竜パニック映画

2015年に公開された本作は「ジュラシック・パーク」シリーズの第4作目で、実に14年ぶりの新作です。監督はスピルバーグではなくコリン・トレヴォロウがメガホンを取りましたが、4作目にして原点回帰のような作風で、物語の舞台や演出も第1作目を感じさせるものになっているのは、シリーズファンには嬉しい限りです。 遺伝子組み換えで生み出した架空の恐竜インドミナス・レックスが暴れまわるのは『ジュラシック・ワールド』だけです。

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B級好きにはたまらない恐竜パニック

本作は恐竜映画でありながら、例のごとくいろいろと詰め込み過ぎなタイプのB級映画です。舞台は近未来の宇宙。無人惑星からSOS信号をキャッチした宇宙船がその惑星に降りると、そこは恐竜の惑星で……といった感じでストーリーは進んでいきます。さらにエイリアンのような異星人も登場し、盛りだくさんな内容です。

チープな作りが癖になるプテラノドン映画

本作は『コマンドー』のマーク・L・レスター監督による恐竜パニック映画です。古生物学者の一行は化石の眠るティナラ山で絶滅したはずのプテラノドンに遭遇。 さらに、偶然そこに潜伏していたテロリスト、極秘任務にあたっていた米国特殊部隊を巻き込んで大パニックが展開します。米国特殊部隊とテロリスト、プテラノドンの異色の三つ巴は、おそらく今後も出てこないのではないでしょうか。

爬虫類が苦手な人は最悪!?“ヘビパニック映画”

ヘビパニック映画のド定番

アメリカとブラジルの共同製作で、1997年に公開された作品。陸上版ジョーズといったところで、ヘビ映画としては一番知名度もあるのではないでしょうか。最大の見どころといえばやはり、丸呑みシーンでしょう。本作でも犠牲者は次々とアナコンダに呑み込まれていきます。 主演のジェニファー・ロペス、アンジェリーナ・ジョリーの父親としても有名なジョン・ヴォイドの好演も光ります。

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映画好きの評価も高い名作ヘビパニック!

原題の「SNAKES ON A PLANE」からもわかるように、離陸後の旅客機に数千匹の毒蛇が放たれ、大暴れするという2006年のヘビパニック映画です。監督は逃れられない死の運命によって次々と犠牲者が出ていく『デッドコースター』がヒットしたデヴィッド・エリス。本作でも色々な種類の毒蛇による乗客の死に様がバリエーション豊かに描かれています。映画好きの中でも評価の高い作品です。

小さいよりでっかい方が怖い!

『メガスネーク』は2007年のヘビパニック映画です。タイトルに”メガ”とつく通り、大暴れする超巨大なヘビがが見どころ。容器から出さないことを条件に手に入れたアンテカと呼ばれる伝説のヘビが、ひょんなことから逃げ出して瞬く間に成長していきます。史上最大のヘビを果たしてどうやって止めるのか!?

グロテスク寄りなヘビパニック

急行列車に解き放たれた大量のヘビ、というスネークフライトを彷彿とさせる2006年の映画。無残にヘビにやられていくパニックぶりが楽しめます。また、主人公がヘビの呪いを解くために呪術師を訪ねるというオカルトも混じったトンデモストーリーは取り扱い注意な作品です。

水着の金髪美女と残虐な死亡シーンを楽しみたいなら“お魚パニック映画”がオススメ!

『ジョーズ』フォロワー映画の中でも数少ない成功作

どこかで見たことのある構図・デザインからもわかるように『ジョーズ』が世界的大ヒットした影響で作られた生物パニック映画の一本。恐るべき食肉魚ピラニアが北米テキサスでパニックを巻き起こす1978年の映画です。ホラー・SFを得意とするジョー・ダンテ監督の出世作でもあり、『ジョーズ」フォロワー作品の中でも数少ない成功を収めた作品です。

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『ピラニア』の続編は巨匠ジェームズ・キャメロンの監督デビュー作

こちらは『ピラニア』の続編として作られた1982年の映画。前作に引き続いての低予算ですが、アメリカ・イタリア・オランダの合作で、意外にも『エイリアン2』、『ターミネーター』の監督で知られる巨匠ジェームズ・キャメロンの監督デビュー作。躍動感なくパタパタと襲いかかる殺人魚はモンスターパニック好きなら見逃せません。

お魚パニックから一本選ぶならコレ!

『ピラニア』をリメイクした2010年の映画で、監督は残虐描写に定評のあるアレクサンドル・アジャが務めました。日本ではR15指定の3D映画として公開された本作は、エロとグロを前面に押し出したサービス精神にあふれる作品で、頭を空っぽにして楽しめるパニック映画です。さらなる続編が作られるほど興行的にも成功を収めました。映像的にも新しいので、お魚パニックから一本選ぶなら『ピラニア3D』がおすすめです。

大タコを主役にした珍しい作品

放射能を浴びて超巨大化したタコが米軍の潜水艦、豪華客船を次々と襲っていく作品。本作は、B級モンスターパニック映画ながら、多くのファンを持つ『ザ・グリード』の影響を感じさせる作りです。この手のジャンル映画を観つくしたという人は是非『オクトパス』にも挑戦してほしいです。

身近なだけにリアルな恐怖が迫る“乗り物パニック映画”

何度見ても楽しめるノンストップアクションの傑作

まだ見ていないなら羨ましい限りのノンストップアクションの傑作映画『スピード』。速度が50マイル(約80km/h)以下になると爆発する爆弾を仕掛けられたバスをめぐって、テロリストとSWATの息の詰まる攻防が展開し、シナリオ・アクション共に最後まで観客を飽きさせません。 この作品で一気にブレイクしたキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックのフレッシュな演技にも注目です。

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実話をもとに作られたスリル抜群の暴走列車もの

『アンストッパブル』は、実際にアメリカで起きたCSX8888号暴走事故をもとにした、2010年公開のアクション映画です。大量の化学薬品とディーゼル燃料を積んだ貨物列車が暴走し、それをデンゼル・ワシントン扮するベテラン機関士とクリス・パイン扮する新米車掌が止めに向かいます。 大迫力の列車暴走シーン、立ち向かう二人のギリギリの駆け引きはハラハラの連続です。監督はデンゼル・ワシントンと5度目のタッグとなったトニー・スコット。

70年代パニック映画ブームを巻き起こした名作

1970年代のパニック映画ブームの火付け役がこの『大空港』という作品。いわゆるグランドホテル形式の群像劇で、空港で巻き起こるさまざまな危機と、それぞれ事情を抱えた登場人物たちの人間ドラマが展開します。 また、空港長役のバート・ランカスターを筆頭に当時のハリウッドを代表するスターを集めており、オールスターキャストによるパニック映画の元祖とも言われています。

CGがない時代の豪華客船転覆パニックもの

こちらも70年代のパニック映画の名作として知られる1972年の映画です。大津波によって転覆する豪華客船とその乗客・乗組員たちの阿鼻叫喚が描かれています。本作の製作を手掛けたアーウィン・アレンらは、この作品で培った特撮技術を生かし『タワーリング・インフェルノ』を製作し大ヒットさせています。上述の『大空港』と並んで、後の映画に与えた影響も計り知れない作品です。

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じわじわ広がっていくリアルな恐怖が魅力の“感染パニック映画”

パンデミック映画の名作ここにあり!

タイトル通りアウトブレイク(感染病の爆発的な流行)を描いた1995年のアメリカ映画。アフリカの奥地で発生した致死性の高い細菌モターバ・ウイルスがアメリカに持ち込まれたことによるパニックと、それに立ち向かう人々を描いた作品です。2014年にエボラウイルスの流行が報じられたことも記憶に新しく、現在観てもアウトブレイクのリアルな恐怖を感じることができます。

豪華キャストで贈る感染パニック

『トラフィック』「オーシャンズ」シリーズの監督スティーブン・ソダーバーグによる2011年の映画。香港で発生した感染後数日で命を落とす驚異のウィルスが、瞬く間に世界中に広がっていくパンデミックを描いています。 監督の作風もあって、感染映画の中でもよりリアルで、観客の不安を掻き立てる内容になっています。また、マット・デイモン、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレットといった超豪華キャストも見どころです。

各地で同時に発生した集団自殺の真相は!?

『ハプニング』は2008年の映画で、監督はM・ナイト・シャマラン。『シックスセンス』では巧妙なオチで観客の度肝を抜き、以降も独創的な作品を数多く生み出してきたシャマランの手腕は本作でも健在です。突如全米から姿を消したミツバチと、時を同じくして次々に自殺を図り始めた人びと。 マーク・ウォールバーグ扮する高校教師エリオットは、家族を連れてその異常現象から逃亡しつつ、真実に迫っていきます。

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衛星墜落により地上に持ち込まれた謎の微生物

マイケル・クライトンのSF小説を原作とした1971年の映画です。アカデミー監督賞を受賞した『ウエスト・サイド物語』を筆頭に数々の代表作を持つロバート・ワイズが監督を務めました。ニューメキシコに落下した衛星から始まった、謎の微生物アンドロメダ・ストレインによる感染を描いています。

誰もが戦慄するシチュエーションで巻き起こる“災害パニック映画”

火災パニック映画の大ヒット作

こちらもUSJではアトラクション化されているヒット作。1991年公開の映画で、幼い頃に亡くなった元消防士の父の跡を受け継いだ兄弟と、そのチームが火災に立ち向かう群像劇です。CGと実際の炎や爆発を組み合わせたリアルな火災シーンは必見です。ドラマとしては王道なバディ同士の絆、連続放火犯を見つけ出すサスペンスが並行して展開し、息つく暇もありません。

70年代パニック映画ブームの最高傑作

1974年の映画で、70年代パニック映画ブームの中でも最高傑作と名高い作品。サンフランシスコに屹立する138階の超高層ビルは火災によって地獄と化し、そこで交錯する登場人物たちのドラマが描かれています。 上述したように、客船パニックものの名作『ポセイドン・アドベンチャー』と同じ製作スタッフが参加しており、パニックジャンルとしては王道のスリル&ドラマが体験できます。

最新の映像技術によるカリフォルニア大崩落

2015年に公開されたディザスターアクション映画『カリフォルニア・ダウン』。アメリカのカリフォルニア州を襲った大地震・津波による大都市の壊滅と、救助活動にあたる一人のレスキュー隊員を描いた作品です。整備された高速道路や高層ビル群、有名なハリウッドの看板など、見知った現代の風景が次々と沈んでいく映像は圧巻。 主演のザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが、スーパーマンさながらの活躍を見せるのも、実にアメリカらしいパニック映画です。

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劇場で観たかった臨場感溢れる竜巻パニック!

史上最大級の竜巻とそれに立ち向かう人々を描いた2014年の映画。竜巻映画といえばスピルバーグ製作総指揮、ヤン・デ・ポン監督の『ツイスター』が有名ですが、本作では『ツイスター』から20年を経て進化した映像、より作りこまれたシチュエーションが楽しめます。日本ではあまり馴染みのない竜巻の恐怖は非常に新鮮です。

世界の終わり目前に人類がとった行動とは!?“終末期パニック映画”

突如訪れた氷河期を描いたスペクタクルムービー

圧倒的なスペクタクル映像を得意とするローランド・エメリッヒが監督を務めた2004年の作品。温暖化の影響で再び地球に訪れた氷河期を描いたパニック映画。VFX満載の洪水や竜巻シーン、凍り付いたニューヨークは必見です。

ハリウッドでしかできないド派手な地球壊滅映像

マヤ文明の予言した地球の終末を描いた2009年の映画。マイケル・ベイと並んで超大作請負人であるエメリッヒ監督が大地震、津波、大噴火、あらゆる災害で滅びる街をスペクタクルに描いています。過去作でも地球を破壊しつくしているエメリッヒの総まとめ的な作品です。

彗星の衝突によるリアルな危機

彗星の衝突による地球の危機を描いた1998年の映画。同時期に同じ題材を扱った大作映画『アルマゲドン』と比較されることも多い作品です。ヒーローの登場によって地球が救われる『アルマゲドン』に対して、本作はリアリティのある危機と、さまざまな登場人物の決断が見どころです。『ロード・オブ・ザ・リング』出演前の若きイライジャ・ウッドにも注目。

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地球最大の危機をもたらすのは地球自身!

2003年公開のパニック映画。地球の核(コア)の回転が停止したことによる地上の大混乱が描かれています。本作のポイントはなんといっても地球内部の核によって危機が訪れるというところです。核が止まることでどのような滅亡が訪れるのかという過程が新鮮です。

無限に広がる空間、閉ざされた世界で巻き起こる恐怖を描いた“宇宙パニック映画”

アカデミー賞計7部門に輝いた話題作

『ゼロ・グラビティ』は2013年公開の映画で、前評判を大きく上回るヒットを記録、さらに第86回アカデミー賞で計7部門を受賞した作品です。スペースシャトルでの船外作業中、事故によって宇宙空間に放り出された女性医療技師のライアンと指揮官マットの壮絶なサバイバルが描かれています。最新の技術で描く美しい宇宙の映像と、生命が存在できない宇宙空間の恐怖はぜひ自ら体験してほしいところです。

ノンフィクションをもとにしたアポロ13号の物語

1995年の映画で、第68回アカデミー賞2部門受賞の作品です。監督は『ビューティフル・マインド』、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズで知られるロン・ハワード。実際にアポロ13号に搭乗したジム・ラヴェルのノン・フィクションをもとに、アポロ計画で唯一月に到達できなかったアポロ13号のドラマが描かれています。

ステーション建設に向かった宇宙船が帰還不能!

宇宙関連の著書を多く残したマーティン・ケイディンの同名小説を原作にした映画。宇宙ステーション建設のためにヒューストン基地から打ち上げられたアイアンマン1号の帰還不能の危機を描いています。『アポロ13』と併せて見ると、当時の宇宙開発を覗き見ることができて面白いです。

初めて発見された地球外生命体は恐るべきエイリアンだった!

『ライフ』は、宇宙を舞台にした2017年の映画。世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が、火星で発見した初の地球外生命体の調査を国際宇宙ステーションで始めます。ですが、その生命体は恐るべき進化・成長を遂げ、調査隊のメンバー6人は惨劇に巻き込まれていきます。 宇宙ステーションという閉鎖された空間で、地球外生命体が巻き起こす恐怖には見ている人もパニック必至です。

自国ならではの混乱を味わうなら“日本パニック映画”

第4位:『アイアムアヒーロー』(2015年)

題名:アイアムアヒーロー 製作年:2015年 製作国:日本 上映時間:126分 ある日さえない漫画家アシスタント・英雄(大泉洋)が徹夜仕事からアパートに帰ってくると、ガールフレンドが化け物になっていました。慌てふためく彼の目の前で、謎の感染によって人びとが『ZQN(ゾキュン)』という生命体に変貌した日本はパニックに陥っていきます。ポンコツ主人公はこの日本で生き残ることができるのか? ゾンビなどのメイク、美術がリアルですが、コミカルなテンポとふんだんなアクションを楽しめる作品です。

第3位『感染列島』(2008年)

題名:感染列島 製作年:2008年 製作国:日本 上映時間:138分 未知のウィルスが日本に蔓延して次第に都市機能も麻痺して政府も頼りにならず、人びとが追い詰められていくというパニック映画。この映画が公開された3カ月後の2009年4月に新型インフルエンザが世界的に流行して、大きな話題になりました。 2019年から始まった新型コロナウィルスの世界的大流行で、本作のストーリーの先見性が見直されています。

第2位:『シン・ゴジラ』(2016年)

題名:シン・ゴジラ 製作年:2016年 製作国:日本 上映時間:119分 日本映画が世界に誇る巨大怪獣・ゴジラが21世紀の東京に再び出現する特撮映画。1954年の第1作でゴジラが日本に上陸したときと同じく、ゴジラはその存在が知られていない謎の巨大不明生物という設定です。 大規模な災害に直面する政治家や官僚の姿に焦点を置く群集劇の要素が多い点が、本作を従来のゴジラ映画から際立たせる特徴となっています。

第1位:『日本沈没』(2006/1973年)

題名:日本沈没 製作年:2006年 製作国:日本 上映時間:135分 小松左京が9年の歳月をかけて1973年に完成させた同名の名作SF小説を映像化した作品。日本各地で地震や火山の噴火が続発し、列島が沈没していくというパニック映画です。SMAPの草彅剛が主演を務めました。 原作小説は1973年に森谷司郎が監督を務めて「ゴジラ」シリーズで知られる東宝の特撮、小林桂樹や藤岡弘、の主演で映画化されています。

異様な怪物に翻弄される人々を描く“モンスターパニック映画”

第2位:『グエムル-漢江の怪物-』(2006年)

題名:グエムル-漢江の怪物- 原題:괴물 製作年:2006年 製作国:韓国 上映時間:120分 『パラサイト 半地下の家族』(2019年)でアカデミー賞を受賞した韓国のポン・ジュノ監督が手がけたモンスターパニック映画。 両生類のような巨大生物が漢江から上陸して大暴れ、最後はデモ隊と機動隊が衝突する国を上げてのパニックに陥ります。 一方、怪物に中学生の娘をさらわれたカンドゥ(ソン・ガンホ)は、警察に追われながら家族と協力して怪物に戦いを挑むのでした。

第1位:『トレマーズ』(1990年)

題名:トレマーズ 原題:Tremors 製作年:1990年 製作国:アメリカ 上映時間:96分 蛇のような触手を何本も持つ巨大モンスターが地中から襲いかかってくるという1990年代の名作パニック映画。アメリカ・ネバダ州の砂漠の町に突如出現した怪物に住民たちが力を合わせて立ち向かうストーリーです。 細部まで作り込まれたモンスターや地面が盛り上がる演出が好評で、2020年までに合計6本のビデオ映画が製作される人気シリーズになりました。

これからのパニック映画にも期待!

○○パニックに分類した計46作品を紹介しました、いかがだったでしょうか。一言にパニック映画といっても、実にさまざまな種類の映画がありました。あなたのお気に入りの一本が見つかっていれば幸いです。 流行の映画を劇場で見るのも素敵ですが、こうしてジャンルや扱ったテーマごとで映画を見ると、文脈や歴史がわかって面白いですね。これをきっかけに○○パニックごとにさらに掘り下げていくのもいいのではないでしょうか。