2017年7月6日更新

クラシック音楽×ラブコメ!アニメ『のだめカンタービレ』を紹介!

このページにはプロモーションが含まれています
『のだめカンタービレ』

AD

実写化までされたヒット作『のだめカンタービレ』って?

『のだめカンタービレ』は、2001年から2010年までのあいだ雑誌「Kiss」で連載された漫画作品です。作者は、二ノ宮和子。単行本は、全25巻が発売されました。 クラシック音楽をテーマとしており、音楽大学やオーケストラの舞台を主な舞台としています。また、ラブコメとしての要素も持ち、登場人物たちの人間関係や恋愛模様も描かれた作品です。

『のだめカンタービレ』のあらすじ

ピアノ科に在籍するエリート育ちの音大生・千秋真一と、同じピアノ科に在籍する野田恵が出会ったことから物語は始まります。 ピアノ科にいながらも指揮者を目指す千秋真一が、のだめと会ってから起こる様々な出会いや出来事。その中で、音楽を楽しむ気持ちを改めて感じながら指揮者としても少しずつ成長していきます。 また、千秋真一だけでなく、他の登場人物もそれぞれに刺激を与え合って成長していきます。

アニメ『のだめカンタービレ』の登場人物/声優キャスト

野田恵(のだめ)

野田恵は、1981年9月10日生まれ、福岡県大川市出身、音大ピアノ科に在籍するピアノ奏者です。「のだめ」という愛称は、中学生の時、クラス内に「野田」という苗字を持つ生徒が何人もいたことから付きました。 明るく人懐っこく、真っ直ぐな性格。また、「ぎゃぼー」「うきゃきゃ」といった奇声を発することが多く、だらしない生活を送っていることから千秋真一からは、「変態」と称されます。 耳が良く、一度聴いた曲は楽譜なしで弾くことが出来、即行で作曲することも得意としますが、楽譜を読むことが苦手。そんな、野田恵のピアノ演奏のモットーは「楽しく」です。 声優を担当する川澄綾子は、1997年から声優として活動。 『頭文字D』の茂木なつき役や『サムライチャンプルー』のフウ役など様々な作品に出演しています。また3才からピアノを習っていたこともあり、『のだめカンタービレ』ではオリジナルソングの演奏も披露しています。

千秋真一

千秋真一は、1981年2月17日生まれ、フランス生まれ神奈川県育ち、音大ピアノ科に在籍しながらも指揮者を目指す人物。エリート育ちで容姿端麗の天才指揮者として活躍していきます。完璧主義の性格で俺様キャラですが、世話焼きで面倒見が良い一面を持ちます。 指揮者としても優秀ですが、ピアノとヴァイオリンでもプロに匹敵するほどの腕前を持ちます。 声優は、関智一が担当しています。1993年から声優として活動しており、『GTO』の村井國男役や『NANA』の寺島伸夫役など多くの作品に出演しています。低音から高音まで幅広く演技ができることから、年齢やジャンルに囚われない様々なキャラクターを演じるベテラン声優です。

峰龍太郎

峰龍太郎は、1980年7月27日生まれ、東京都出身、音大ヴァイオリン科に在籍するヴァイオリン奏者です。中華料理店「裏軒」の一人息子。音大を卒業してからは、店の手伝いをしながら音楽活動を続けます。 のだめと千秋真一とは親友。歳は、のだめらより1つ上ですが、成績不良により一年留学したため同じ学年として大学生活を送ります。また、そのことから「留年太郎」というあだ名も付けられました。 声優は、川田紳司が担当しています。2000年から声優として活動しており、出演作には『NARUTO -ナルト-』の油女シノ役や、『スクールランブル』の花井春樹役などがあります。声優業だけでなく、ボルタリングジムの経営や指導もしているなど幅広く活動している人物です。

奥山真澄

奥山真澄は、1981年1月4日生まれ、山形県出身、音大管弦学科に在籍する打楽器奏者です。努力家の乙女男子で自称「打楽器の女王」。しかし、アフロヘアーをしていることから千秋真一からは「モジャモジャ」と命名されます。 メトロノームのように正確なテンポを刻む奥山真澄は、大学卒業後に、オーケストラのオーディションに合格。プロの奏者として活動します。 声優は、織田圭祐(旧名・藤田よしのり、藤田圭宣)が担当。1997年から声優として活動しており、出演作には『オフサイド』野内良成役や、『桜蘭高校ホスト部』常陸院馨役などがあります。また、ラジオや映画の吹き替えなどにも出演しています。

フランツ・フォン・シュトレーゼマン

フランツ・フォン・シュトレーゼマンは、6月3日生まれのドイツ人指揮者です。世界的に有名な指揮者として活躍したフランツは、千秋真一らが通う音大の理事長・桃平美奈子からの依頼で来日。千秋やのだめらに音楽を指導します。 指揮者・指導者としても優秀ですが、相当なエロジジイでもあります。野球拳と合コンとクラブ好きで、隙があれば行きつけのクラブ「ワン・モア・キッス」に行きホステスと楽しい時間を過ごしています。 俳優の小川真司が声優として、俳優としてシュトレーゼマンを担当しています。 『水戸黄門』や『大岡越前』といった時代劇の出演や、声優としてアニメ『ドラゴンクエスト』のナレーション、『ピンポン THE ANIMATION』の風間理事長役として出演など、様々な分野で活躍を続けています。

のだめオリジナル曲が面白い!

のだめオリジナル曲は、のだめや千秋が作ったとする曲で、独特のセンスを持ち面白さも感じさせる楽曲になっています。 「おなら体操」は、幼稚園の先生を目指していたのだめが、お遊戯用に作った曲で振り付けもついています。また、全12番ある組曲「もじゃもじゃ組曲」は、もじゃミと王子が結ばれ動物達に祝福されるというストーリーと紙芝居付きで作りだされ、のだめ渾身の作品でもあります。 そして、千秋真一が作曲したオーケストラ曲が「のだめラプソディ」。タイトルは、のだめが付け、後にジャズとしてアレンジし演奏が行われています。

可愛い?不思議?のだめの言動に注目!

「ぎゃはー」などの奇声を発するのだめは、その言動も可愛く不思議なものが多くみられます。 セリフでは「先輩はのだめと、今年も恋のランデブーですね。」や、「先輩の背中・・飛びつきたくてドキドキ、これってフォーリンラブですか!?」などがあったり、「タイトルは、いい加減捕まえて蝶ダイ。」と蝶の羽を付けながら話す場面もあります。 またコンクールに参加したのだめは、会場への移動中に聞いた「今日の料理」のテーマソングと課題曲を合成させたものを、本番で弾いてしまうというハプニングもありました。

のだめと千秋の恋模様に注目!

千秋真一が持つ音楽の才能と外見に惹かれたのだめ。のだめが持つ隠れた天才の要素とピアノの演奏に惹かれた千秋真一。この2人の間にはやがて、恋が生まれていきます。 自分の気持ちに自覚を持つまでに時間がかかる2人ですが、その時間が見所のひとつにもなっています。音楽と向き合う姿と、恋模様が上手く絡めて描かれており、2人の恋の行方は多くの注目を集めました。