2017年7月6日更新

アニメ『キン肉マン』の登場キャラクター・声優キャストまとめ

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キン肉マン

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漫画もアニメも長い年月変わらず愛され続けている王道作品『キン肉マン』

漫画家ゆでたまごによる『キン肉マン』は集英社・週刊少年ジャンプにて1979年から1987年まで連載されていました。1983年にはテレビアニメも放送され、何年も経った現在もその人気は落ちることがなく、日本を代表する作品となりました。 リング上で次々と立ちはだかる強敵と戦っていく格闘漫画の代表作。戦いながら友情や主人公のきん肉すぐるの成長を描いています。そんな大人気漫画に登場する魅力的なキャラクターをピックアップしてご紹介します。

キン肉マン(キン肉すぐる)

本作の主人公のきん肉すぐるは、丸い団子っ鼻とたらこ唇にマスクをつけているのが特徴の人物です。種族の掟により、素顔を見られたら死ななければならない決まりがあるため、生涯マスクを外すことは許されないようです。 また性格は明るく下品でお調子者。臆病でありながら正義感は強く仲間の危機を見過ごせず、そんなすぐるに信頼を寄せる超人が少なくありません。

キン肉マンの声優:神谷明

声優の神谷明は1946年9月18日生まれで、冴羽商事に所属しています。 メインキャラクターを多数担当しており、「~といえば神谷明」といった、物語上でなくてはならないキャラクターを演じていることが多いようです。 代表作は『キン肉マン』のキン肉すぐる役や、『シティハンター』の冴羽亮役など、有名アニメを数多く抱えています。またアニメグランプリ声優部門で通算11回に渡り受賞している実力派としても知られています。

テリーマン

正式名称は「ザ・テリーマン」。アメリカのテキサス州出身で身長は190㎝、体重95キロです。額に米という文字が書いてあり、キン肉マンの良きライバルとして作品初期から盛り上げているキャラクターです。 超一流と呼ばれるエリート超人ですが、必殺技はパンチの連打のみの「ナックルパート」という地味な技が多く、華がないように思われがちです。しかし彼は、技よりも燃えるガッツやファイティングスピリットといった根性が最大の武器と言えるでしょう。

テリーマンの声優:田中秀幸

田中秀幸は1950年11月12日生まれの青二プロダクション所属の声優です。 1975年に『ドカベン』の山田太郎役で声優デビュー。代表作には『キャプテン翼』のロベルト本郷役や『スラムダンク』の小暮公廷役などがあります。 神谷明と同じく週刊少年ジャンプからのアニメに多数出演する常連の一人です。 アニメの他にバラエティ番組のナレーターも数多く担当しており、彼の声を聞かない日はないほどかもしれません。

ロビンマスク

ロビンマスクはイギリス出身のキャラクターで217㎝、体重155㎏。鎧とマスクを身に着けており、作品初期では紳士でありながら、傲慢であまり好かれないタイプの人物でした。 キン肉マンやウォーズマンに敗北してから正義超人として活躍していきます。 素顔は茶髪の美形で、アリサという女性と結婚しているようです。ちなみにアニメでは一度だけ素顔が見えるシーンがありました。

ロビンマスクの声優:郷里大輔

郷里大輔は1952年2月8日生まれの声優で、青二プロダクションに所属しています。 太く迫力のある声質のため、主に悪役や豪快なキャラクターを数多く演じていました。悪役のイメージとは対照的な温和で優しい性格の郷里は声優仲間から非常に慕われていたようです。 代表作は『ドラゴンボールZ』のミスターサタン役や『機動戦士Zガンダム』のバスク・オム役などです。 2010年1月17日に声優郷里大輔はこの世を去りました。親しかった声優仲間からは当時悲しみに暮れている心境を語った声優もおり、郷里の死を偲んでいました。

ラーメンマン

ラーメンマンは中国出身のキャラクター。身長は208㎝、体重は130㎏です。 面長の顔で、細い目に弁髪のなまず髭が特徴の人物です。登場当初は残虐超人として活躍しましたが、キン肉マンに敗北してからは正義超人として活躍することになりました。 ウォーズマンとの戦いで重傷を負い植物状態になってしまいますが、故郷の中国でドクターボンベと出会い、奇跡的に復活しました。その後はモンゴルマンとして活躍していくことになります。

ラーメンマンの声優:蟹江栄司

蟹江栄治は1941年11月21日生まれ。青二プロダクション所属です。バンダイやポピーなど大手おもちゃ会社のCMに多数出演していた声優です。 代表作は『超時空要塞マクロス』のブリタイ・クリダリク役や『北斗の拳』のデビルリバース役など。 1985年10月13日に急逝クモ膜下出血による43歳という若さでこの世を去りました。蟹江の告別式の日に追悼の意を込め「ラーメンマンは死なず」というタイトルで急遽放送されました。

ラーメンマンの声優2:銀河万丈

蟹江のあとを務めたのは銀河万丈です。彼は1948年11月12生まれで、同じく青二プロダクションに所属しています。 威厳のある悪役を得意としており、本人は「悪役ができる」というのがセールスポイントのようです。様々な悪役を演じていた声優たちの死去の後の引継ぎはほとんど銀河万丈が担当でした。

ブロッケンjr.

西ドイツ出身の残虐超人、ブロッケンjr.。“ドイツの鬼”と恐れられたブロッケンマンの息子で、原作では普通の肌色でしたが、アニメでは色白になっており、いかにも白人といった感じでした。 身長195㎝、体重90㎏で、作品の内外関係なく女性からはかなりの人気を博しています。

ブロッケンjr.の声優:水鳥鐵夫

水鳥鐵夫は1985年12月25日生まれでアーツビジョンに所属しています。青年から老人まで幅広く役をこなす声優です。 主な出演作品は『ドラゴンボールZ』のゾルド役や『北斗の拳』のゲイラ役などです。水鳥は2010年7月14日に死去、71歳でした。アーツビジョンによると晩年は病気で療養中だったそうです。

アレキサンドリア・ミート

ミート君の愛称で親しまれているアレキサンドリア・ミート。2~3頭身の小柄な体格で、額には「にく」と書いてあります。 キン肉星の王子であるキン肉マンのお目付け役兼トレーナー・セコンドとして全力でサポートしていました。一応正義超人なので戦うこともできるようです。

アレキサンドリア・ミートの声優:松島みのり

1940年12月1日生まれの声優で、青二プロダクション所属。 1950年ころから子役で活動をはじめ、1963年スタートの『鉄腕アトム』の端役でアニメデビューを果たしました。主な出演作品は『ガラスの仮面』の姫川亜弓役や『どろろ』のどろろ役などがあります。

バッファローマン

バッファローマンは身長250㎝、体重210㎏で筋肉隆々の大男。パンチパーマが特徴的です。 目は瞳のない黄色で頭に2本の角が生えていて、まるで鬼のような姿。1000万パワーという桁違いの力を持つ悪魔超人として登場していました。キン肉マンに敗北後は正義超人として活躍しています。

バッファローマンの声優:佐藤正治

佐藤正治は1946年7月1日生まれで、青二プロダクションに所属しています。 数多くの作品で脇役を演じている佐藤正治。いわゆる縁の下の力持ちですね。主な出演作品は『ロミオの青い空』のシトロン親方役や『ちびまる子ちゃん』の坂田のじいさん役などがあります。

アシュラマン

魔界のプリンスとうたわれる悪魔超人のエリート、アシュラマン。 顔はそれぞれ、笑い面、怒り顔、そして仮面の下には泣き面が隠されている不思議な人物です。

アシュラマンの声優:北川米彦

北川米彦は1931年6月9日生まれです。青二プロダクションに所属しています。青二プロダクション創立メンバーの一人で2016年現在は青二塾の塾長をしており、声優の仕事はほとんどしていないようです。 主な出演作品は『名探偵コナン』の旗本豪蔵役や『宇宙戦艦キャプテン・ハーロック』の台羽は稼役などです。